2016年10月28日金曜日

福島原発事故が起きて3年経過した2014年12月16日から12月20日の「阿智胡地亭の非日乗」の記事 その1

2014年12月20日(土)
国会の監視、先送りに 秘密保護法既に施行、東京新聞
2014年12月19日 20時15分

 特定秘密保護法の運用をチェックする衆院の「情報監視審査会」設置をめぐり、24日召集の特別国会では委員の選任ができず、通常国会が召集される来年1月以降に先送りされることになった。

19日の衆院各派協議会で与野党の折り合いがつかなかった。逢沢一郎座長は記者団に「特別国会での選任は事実上困難な状況だ」と述べた。

 秘密保護法は既に10日に施行。恣意的な秘密指定に歯止めをかけるために設置される国会の監視役の始動は、衆院解散・総選挙の余波で、大きくずれ込むことになった。
(共同)
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太平洋側で高い傾向=今後30年の震度6弱以上確率―関東など上昇・全国予測地図
時事通信 12月19日(金)17時37分配信

 政府の地震調査委員会は19日、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」の2014年版を公表した。

東日本大震災の巨大地震を想定できなかった反省から時間をかけて評価法を改良。活断層が知られていない所で起きる地震の規模(マグニチュード)の最大想定を引き上げるなどの措置を取った。

 千島海溝沿いの北海道東部や、日本海溝沿いの東北地方太平洋側、相模・南海トラフ沿いの関東から東海、近畿南部、四国の確率が高い傾向は、従来法に基づく13年版と変わらなかった。

 地域別では、関東の確率が大幅に上昇した。調査委事務局の文部科学省の試算では、東京都庁付近の確率が26%から46%、さいたま市役所付近が30%から51%、横浜市役所付近が66%から78%に上がった。

 関東の陸側プレートの下に沈み込むフィリピン海プレートの上面の深さが従来の推定より約10キロ浅いと判明し、首都直下地震の揺れの想定が大きくなったことや、今年4月に改訂した相模トラフ沿い地震の長期評価を反映させたことが原因。

 北海道南部と青森県太平洋側も、震源断層を特定しにくい地震の規模想定を引き上げたため小幅上昇。宮城県・牡鹿半島付近は「宮城県沖地震」を単独で考慮することをやめ小幅低下した。 
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米大尉を公務執行妨害容疑で逮捕 職質の警察官に体当たり、琉球新報
2014年12月19日

 沖縄署は18日、職務質問中の警察官に体当たりをするなどの暴行を加えたとして、公務執行妨害の容疑で在沖米陸軍所属の大尉(28)を現行犯逮捕した。

同署によると、大尉は「覚えていないが、警察が言うなら間違いない」などと供述しているという。同容疑者の呼気からは基準値(呼気1リットル中0・15ミリグラム)の約2倍以上のアルコールが検知された。

 沖縄署によると、車を運転していた大尉は、北谷町宮城で検問中の警察官の停止命令に応じず、その場から車で立ち去った。追跡した警察官が検問地点から約300メートル先で停車させたが、走って立ち去ろうとしたたため、警察官が制止したところ、大尉が警察官に体当たりをするなどしたという。同署は道交法違反(酒気帯び)容疑での立件も視野に捜査を進めている。

 逮捕容疑は18日午後11時57分ごろ、北谷町宮城の路上で、警察官から職務質問を受けた際、体当たりをするなどの暴行を加えた疑い。
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指定廃最終処分場に強硬反対/国の対応 不信感増幅、河北新報
<回顧みやぎ>(3)

調査のための準備作業着手を試みたが、猪股町長(中央)や住民の抗議を受けて引き返す環境省職員(手前)=10月24日、加美町田代岳

 福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設に向け、環境省が県内3候補地でボーリング調査の準備を開始した10月24日。その一つ、加美町田代岳に向かうと、住民が道路に座り込み、抗議活動を始めていた。

 環境省は1月、田代岳と栗原市深山嶽、大和町下原地区の3カ所を候補地に選んだ。中でも、最も激しい反対運動が展開されたのが加美町だった。住民による体を張った阻止行動は、風評被害への不安の大きさと国に対する不信感の表れだ。

 田代岳はダムの上にあり、雨水が注ぎ込む「水源そのもの」(猪股洋文町長)。農業用水として使われ、農家が不安を募らせるのも当然なのだが、国は理解していない。

 猪股町長と小里泰弘環境副大臣は9月、町役場で会談した。風評被害の懸念を伝えた町長に、小里氏は「大丈夫。私も加美町のお米を食べます」と答えたという。その程度の認識かとあきれた。

 国のちぐはぐな対応も不信を招いた。象徴的なのは、詳細調査をめぐる国の認識の揺れだ。加美町は「選定過程に誤りがあり、候補地になり得ない」と調査を拒否。栗原、大和両市町は「調査によって建設に適さないと証明する」(佐藤勇栗原市長)と容認。思惑がせめぎ合う中、8月の県内市町村長会議で調査受け入れが協議された。

 石原伸晃環境相(当時)は「調査は建設を意味するものではなく、不適地となれば造らない」と述べ、結果次第では3候補地全てが不適地になることを示唆。会議は受け入れ容認の流れになった。

 ところが、10月の参院予算委員会で小里副大臣は「調査し、3候補地の中から最終1カ所を示す」と答弁した。石原氏の認識とは食い違う。まさに「その場しのぎ」としか受け取れなかった。

 加美町は、廃棄物の各県処理を定めた放射性物質汚染対処特措法の見直しを国に求めている。栗原市議会も今月、同様の意見書を可決した。
 国の言う通り、県内で処理するのが適切か。1カ所に集めて燃やし、高濃度化した灰を埋め立てるしか手だてはないのか。取材を重ねるにつれ、疑問は大きくなった。

 調査容認の栗原市、大和町も建設には反対だ。加美と同様の反対運動は起こり得る。国は「住民同意を得て進める」と言うが、同意を得られるはずもなく、先に進むとは到底思えない。調査再開とみられる雪解けまで半年ある。国は立ち止まって考え直す時期に来ている。(加美支局・馬場崇)

<メモ>

[指定廃棄物最終処分場建設問題]

福島第1原発事故で生じた、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8000ベクレルを超える指定廃棄物について、国は発生した各都県単位での処理を基本方針とする。発生量が多い宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の5県には、国が最終処分場を設ける。

県内ではことし1月に3候補地を選定。詳細調査の結果を踏まえ、最終候補地を絞り込む。
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原発事故後、野生キノコ出荷制限続く、河北新報
2014年12月20日土曜日

仙台市青葉区で採取され、国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたコウタケ(宮城県林業振興課提供)


 東京電力福島第1原発事故後、東北の広い範囲で野生キノコの出荷制限が続いている。他の農産品に比べて放射性セシウムを蓄積しやすい特性があり、汚染土壌の影響をより強く受けるためだ。マツタケなど希少品の規制回避に向け、一部品種の出荷を自粛する動きも出ている。(野内貴史)

 現在、出荷制限を受けている自治体の分布は図の通り。青森、岩手、宮城、福島4県をはじめ、中部までの10県109市町村となっている。事故後、規制が解除されたケースはない。

 林野庁の担当者は「原発事故後は愛好家が採取を自粛している。制限自治体に限らず、全体的に流通量が大きく減っている」と話す。

 規制は野生キノコ全体が対象となる。品種ごとに汚染の度合いは異なるが、誤認の可能性などを考慮した。郡山女子大の広井勝教授(食品学)は「多くの品種があるキノコは専門家も外見だけでは間違うことがある。安全を優先すれば全体に規制をかけるのもやむを得ない」と理解を示す。

 規制が長引く背景には野生キノコの特性がある。東北大の木野康志准教授(放射化学)は「野菜などと比べ、キノコは土壌からセシウムが移行しやすく、蓄積する量も多い」と指摘する。

 木野准教授によると現在、セシウムは土壌表面からほぼ5センチ以内の深さにとどまる。年0.5センチ程度の速度で沈降しつつ、拡散していくとみられる。今後の菌糸分布によっては、特定の品種で放射能濃度が高くなる恐れがあるという。

 たとえ1種類でも基準値を超えてしまえば、地域の野生キノコ全体に累が及ぶ。出荷制限を受けていない市町村の中には、高値が付く希少品種が規制される事態を防ごうと自衛策を講じる自治体もある。

 国内有数のマツタケ産地として知られる岩手県山田町は2012年、住民に対し、アミタケ、ホウキタケなど売価の低い品種を出荷しないよう要請した。

 岩手では県南部の9市町が規制対象となり、同町も警戒を強めている。町農林課の担当者は「マツタケの出荷額は年間数千万円。販売できなくなると経済的な損失が大きい」と説明、マツタケ出荷を最優先にする姿勢に理解を求めた。

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辺野古断念決議案 24日沖縄県議会で可決へ、沖縄タイムス
2014年12月20日 06:06

 県議会の米軍基地関係特別委員会(新垣清涼委員長)は19日、米軍普天間飛行場返還問題をめぐる名護市辺野古の新基地建設を断念するよう日米両政府に求める意見書と決議案を審議した結果、自民の委員が「辺野古を断念するとその先の見通しが立たない」と反対の意思を示したため、全会一致でまとまらず、採決しなかった。

24日の12月定例会最終本会議に議員提案し、与党5会派などの賛成多数で可決される見通し。

 翁長雄志知事の就任後、「辺野古」をめぐる意見書・決議案が提出されるのは初めて。

 翁長知事が11月の知事選で新基地反対を訴え、約10万票差で当選したことなどを踏まえ、新基地建設断念と普天間の閉鎖・撤去を日米両政府で交渉するよう求める内容になる。
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1970年(昭和45年)の今日、沖縄ゴザ市で、市民5千人と米兵が衝突した。
コザ暴動(Koza Riot)とは、

1970年12月20日未明、アメリカ施政権下の沖縄のコザ市(現在の沖縄県沖縄市)で発生したアメリカ軍車両および施設に対する焼き討ち事件である。

直接の契機は米軍人が沖縄人[3]をはねた交通事故であるが、その背景には米施政下での圧制、人権侵害に対する沖縄人の不満があった。コザ騒動、コザ事件)、コザ騒乱とも呼ばれる。

詳細
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米弁護士に寄ってたかって食い物にされるタカタ,JBpress

最悪の場合には倒産の危機に、あまりに手痛い10年前の隠蔽

2014.12.15(月) 堀田 佳男

自動車部品大手タカタのエアバッグ問題が最悪の結末へ向かいつつある――。

 これが正直な感想である。このところ、タカタ問題が主要メディアで大きく扱われていないため、事態が収束しているかに見えるが、問題は肥大化しているのだ。

リコール対象車は2000万台にも


エアバッグ欠陥で米当局がタカタを調査

 JBpressの読者の方であれば、概要は既知のことかと思うが経緯を簡単に述べたい。

 エアバッグ市場で世界第2位のシェアを誇るタカタは、2004年の自社検査でエアバッグに欠陥があることを把握していたとされる。

 だが、経営サイドは検査結果を破棄するように技術者に指示。しかもエアバッグを搭載する自動車メーカーに欠陥の事実を通告したのは数年後のことだった。こうした事実は米メディアがすでに報じている。

 エアバッグが作動して膨らんだ時に金属片が飛び散る危険性があり、米国内ではこれまで最低4件の死亡事故が起きている。2008年以降、世界中でリコール対象車は約1700万台に及び、この数字は今後2000万台に達する可能性もある。

 だが12月初旬時点で、タカタは全米規模でのリコールを実施していない。米高速道路交通安全局(NHTSA)は強制リコールを求めているが、タカタ側は「全米でリコールをするデータの裏づけがない」と反発している。

 当欄の目的は今後のリコールの行方ではない。米国の訴訟文化を踏まえて、タカタがこれから直面すると思われる厳しい現実を記したい。

 次のページ⇒実は、タカタ(ホンダ、トヨタ自動車などの完成車メー…
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国民審査の意外な結果、BLOGOS
2014年12月19日 00:44


衆院選の低投票率に引きずられる形で、前回よりも6ポイント以上も投票率が低下した最高裁裁判所裁判官の国民審査。

いつものことながら、罷免の「×」が過半数を上回ることはもちろんなかったわけだが、今年の数字を見ると、いろいろと興味深いところはある。

<罷免を求める票数、及び不信任率>

鬼丸かおる(弁護士) 4,678,087(9.2%)

木内道祥(弁護士)  4,861,993(9.6%)

池上政幸(検察官)  4,855,670(9.6%)

山本庸幸(行政官)  4,280,353(8.4%)

山崎敏充(裁判官)  4,786,184(9.4%)

まず、全体的な不信任率の高さ。

前々回に比べるとやや高めだった前回の国民審査*1よりも、さらに1%くらい高い数字になっている。

低投票率によって投票所に足を運ぶ“無関心層”が減った一方で、一言モノ申したい、という人々がきっちりと思いの丈をぶつけた、というのが背景にはあるのだろうが、このペースで行くと、早晩、不信任率が2桁の大台を取り戻す可能性も否定はできないだろう。

そして、さらに興味深いのが、今回もっとも不信任票が多かった木内裁判官と、もっとも少なかった山本裁判官との得票の「差」である。

限られた材料しかない中での投票で付いた票差は、実に58万票。

このような結果になったのが、「一票の格差」をめぐる先進的な「反対意見」の影響によるものなのか*2、それとも「内閣法制局長官」という前職の地位への信頼によるものなのか、は分からないけれど、ここに、今後の国民審査の傾向を占う何か、があるのかもしれないな、と思うところである。

なお、新聞報道等派されていないが、もう一つの興味深い結果として、最高裁が所在する千代田区での開票結果を挙げておこう*3。

最高裁判所裁判官 国民審査開票結果〔千代田区〕

     罷免可  罷免不可

鬼丸かおる 793   25,607

木内道祥  461   25,939

池上政幸  845   25,555

山本庸幸  278   26,122

山粼敏充 2,481   23,919

前の東京高裁長官である、山崎裁判官のこのぶっちぎり感はいかに・・・

法曹関係者も多く居住していると思われるこのエリアでのこの結果が、いったい何を意味しているのか、考えさせられるところは多いのである.

引用元
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2014年12月19日(金)
隠居の茶話-エリーは何故共通語で話すのか
売れない落語家の阿智胡地亭辛好が今日も今日とて、席亭の隠居部屋に入り込み、隠居と毒にも薬にもならないお喋りをしております。

辛好:朝ドラのマッサンが面白くて毎回見てるんでやんすが、一つ解せねえ事がある。

隠居:そりゃぁいってぇなんだい。

辛好:エリーは日本語の発音は旦那のマッサンから聞いて覚えたんでげしょう?

ならばエリーも広島の竹原弁をしやべるのが当たり前!しかしエリーはドラマのハナから共通語だよ。

しかも今は大阪が舞台で共通語しやべる奴は周囲に誰一人いねえ。

隠居:なるほど言われてみればそうだよな。

辛好:物知りのご隠居さん、なぜエリーが共通語を喋るのか、その訳を教えてくだせえ。

 続く
(病院の待合室から携帯で発信)
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2014年12月18日(木)
川柳はしがない民のツイッター  №6
水族館見たあと食べるシーフード   東京 ショウ雅

重鎮といっても腰が重いだけ     柏 長谷川正利

自分史を出すのはいいが送るなよ   神奈川 カトンボ

途中からあらすじになる感想文    久喜 青毛のアン

勝つたびにトシを云われるクルム   伊達 久喜 高橋春雄

なぜかしら料理に多い研究家     勝浦 ナメロー

ふらついて孫を抱くこと許されず   八女 鉄爺

眠ってる才能あればもう起きて    越谷 小藤正明

アメリカと2ケ国だけでも集団か?  富士 亮ちゃん

男性の人魚はずうっと隠れてる    飯能 ブレスリー

焼きそばは素通りされるバイキング   行田 ひろちゃん

スマホ消し子供の「あのね」聞いてママ  柏原 柏原のミミ

毎日新聞「万能川柳」からテキトーに取捨選択し引用。
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1956年(昭和31年)の今日、日本が23年ぶりに国連に復帰
日本の国連加盟案可決。1933年に脱退して以来23年ぶりに国際社会に
 復帰

国連総会で日本国連加盟案が全会一致で可決された。日本は80番目の加盟国として国際社会への復帰を果たした。日本は1951年のサンフランシスコ講和条約調印直後から加盟を申請していたが、東西冷戦の影響を受け実現が遅れていた。

加盟2年後の58年、日本は安全保障理事会の非常任理事国となった。

詳細

国際連合は各国の利害の調整の場に過ぎず、大国の身勝手な横暴が大手を振るう場でもあるが、国連と言えば私たちは何となく神聖なもの絶対なもの、のように学校教育と新聞テレビで擦り込まれている。

擦り込ませた主体は、そう思わせた方が得な連中だ。
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【高浜原発審査合格】 事故時の避難に課題 地元同意も焦点に、共同通信
2014/12/17 19:00

  再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に事実上合格した関西電力高浜原発3、4号機は、 住民の避難計画の策定が必要な原子力災害対策の重点区域(原発の半径30キロ圏が目安)が3府県にまたがるなど、事故時の避難に課題が多い。再稼働への同意を判断する「地元」の範囲をめぐっても議論になりそうだ。

 再稼働1番手が見込まれる九州電力川内原発は災害対策の重点区域が鹿児島県だけだが、高浜は福井、滋賀、京都の3府県が含まれ、対応が複雑になる。

 避難先の調整を進めた関西広域連合が策定した広域避難計画の指針によると、原発が集まる福井県で事故が起きた場合の3府県からの避難先は、石川、奈良、大阪、兵庫、徳島の5府県に上る。避難に使うバスの確保や受け入れ施設の準備など課題は山積している。

 福井県の 西川一誠 (にしかわ・いっせい) 知事は「地元」の範囲について「立地する県と市町」と強調。同意手続きを終えた川内原発がある鹿児島県の 伊藤祐一郎 (いとう・ゆういちろう) 知事と同じ考えだが、防災などで負担が重い周辺の自治体からは「地域によって状況は異なる」(滋賀県の 三日月大造 (みかづき・たいぞう) 知事)などと反発が強く、同意手続きが混乱する可能性もある。

 また原発の安全性への懸念も根強い。東京電力福島第1原発と異なる加圧水型の高浜原発は、原子炉格納容器の損傷を防ぐ「フィルター付きベント」の設置が猶予されるなどしており、安全対策も途上だ。

「活気戻る」「なぜ急ぐ」 歓迎と批判が交錯 

 原子力規制委員会が関西電力高浜原発3、4号機の事実上の審査合格を認めた17日、立地する福井県高浜町の住民からは「再稼働で経済に活気が戻る」と歓迎の声が上がった一方、周辺自治体からは手続きを急ぐ国の対応への批判が相次いだ。来春以降の再稼働をめぐり、賛否が交錯している。

 高浜町で旅館を経営する男性(56)は、定期検査で訪れる作業員の宿泊で生活が成り立っており、地元経済は原発とともに発展してきたと説明。「稼働停止で売り上げは低迷している。規制委が安全と判断したのなら、早急に再稼働してほしい」と期待した。

 一方、維新の党共同代表の 橋下徹 (はしもと・とおる) 大阪市長は高浜3、4号機の再稼働について「反対だ」と強調。「規制委も政府も再稼働の責任を負っていない」と国の姿勢への批判を強めた。

 高浜3、4号機などの再稼働差し止めを求め、裁判で争っている滋賀県の住民らの弁護団長 井戸謙一 (いど・けんいち) 弁護士は「どうして再稼働に突っ走るのか」と訴えた。
 
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高浜3、4号機 審査書案了承 原発集中、リスク不問、東京新聞

2014年12月18日 07時13分

 原子力規制委員会は十七日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)が、原発の新しい規制基準に適合しているとの審査書案を了承したことに関し、原発が集中立地する同県で、仮に同時多発的に原発事故が起きても、広域的な影響の前に事故は収束でき、集中立地のリスクを検討する必要はないとの見解を示した。記者会見で、田中俊一委員長らが述べた。 (小倉貞俊、荒井六貴)

 同県南部には高浜原発から二十キロ圏内に関電の大飯、五十キロ圏内に美浜、外には日本原子力発電の敦賀原発がある。核燃料がある限り地震などで同時に事故が起きる可能性がある。

 東京電力福島第一原発事故では福島第二も津波に襲われ機材、要員の手配に追われた。両原発とも作業停止の事態が懸念された。

 田中氏は「大規模破断が起きれば別だが、新基準を満たしていれば各号機で対応できる」と述べた。審査担当者も「新基準は七日間、外部支援なしで事故対応を求めている。個々に審査すればよい」と述べた。

 新基準では非常用電源など対策が強化された。ただ対策を突破される事態を想定するのが新基準の理念。電力会社には対策を上積みさせるはずだった。

 しかし審査は新基準を満たせば放射性物質放出があっても、周辺原発の作業に影響がある事故にならないことを前提にしている。

 半島内の高浜原発に車で行ける道は県道一本。途中寸断されると孤立する。田中氏はこのリスクに「(審査で)みている」と述べた。しかし本紙の関電などへの取材では、県道脇の斜面の補強工事はしているが、代替ルート建設は検討されていない。

◆きょうから意見公募

 規制委は18日から来年1月16日まで、関西電力高浜原発の審査書案への意見を募集する(パブリックコメント)。応募は、インターネット経由、郵送、ファクスの3通り。いずれの場合も規制委のホームページ(http://www.nsr.go.jp/)右側にある「パブリックコメント一覧」のボタンを押し、意見公募のページ内の「高浜原発」の項目にアクセスすることが必要。

 ネットで応募する場合は「意見募集中案件詳細」のボタンを押し、電子政府の総合窓口のページに移り、画面上の「意見提出フォーム」に必要事項を書き込んで送信する。

 郵送やファクスの場合は、「郵送・ファクスの様式」のボタンを押し、ファイルを印刷し、その紙に書き込む。宛先は〒106 8450 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル 原子力規制庁安全規制管理官(PWR担当)宛て。ファクス03(5114)2179へ。
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特集ワイド:菅原文太さんの「遺言」 失われたら、命は取り戻せない、毎日新聞
有機農業、反戦、脱原発 根っこは同じ

毎日新聞 2014年12月17日 東京夕刊

 「仁義なき戦い」では一本気なアウトロー、「トラック野郎」では人間味あふれる純情者……。そんな銀幕のスターが先月末、81歳で逝った。晩年、菅原文太さんが私たちに伝えようとした「遺言」とは何だったのか。【小国綾子】

 「選挙中とはいえまるで言論統制だ」。同じ東北出身で親交のあった評論家、佐高信さんは切り出した。菅原さんの訃報が伝えられたのは衆院選公示の直前。多くのメディアは集団的自衛権行使容認や原発再稼働を進める安倍政権に配慮し、菅原さんが反戦や脱原発を訴えてきた事実を十分に報じなかったのではないか、と言うのだ。

 確かにテレビの追悼番組では晩年の政治的な発言に触れず、映画スターとしての功績だけを追うものが目立った。無農薬有機農業を広めることと、再び戦争をしないよう声を上げることの二つの「種」を世にまいた、とつづった妻文子さんのコメントを、肝心の農業や不戦に触れた部分を削除して報じたテレビもあった。ネット上では「菅原さんの反戦の思いを封殺した」と批判の声が上がった。

 佐高さんには忘れられない思い出がある。菅原さんに「文化勲章をもらうことになったらどうする」と冗談交じりに尋ねたら、菅原さんは「きっと『非国民』栄誉賞だな」と笑った。「彼には『非国民』と呼ばれようと、この国の未来のためには一歩も引かない覚悟があった。政治色がついたら俳優もタレントも干されるこの国で、そこを突破した最初の大スターではないか」

 菅原さんが大切にしていた仕事に月刊「本の窓」(小学館)の対談連載がある。2010年に始まり、全部で43回。対談相手の35人はすべて自分で選んだ。俳人の金子兜太さん、元沖縄県知事の大田昌秀さん、著書「タネが危ない」で知られる種苗店経営者、野口勲さん、第五福竜丸元乗組員の大石又七さん。顔ぶれに菅原さんの大事にした憲法9条や沖縄、脱原発、農業などのテーマが見て取れる。

 編集長の岡靖司さんが「出版社の地味で小さなPR誌ですが……」と恐縮しつつ連載を依頼した時、菅原さんは逆に「とても気の利いたいい話だ」と喜んだ。目立つことがすきではなかったうえ、週刊誌のような大きなメディアでは言いたいことが言えないこともあるだろう、と。

 実際、菅原さんの連載は率直で、時に政権も批判した。

 <拳を振り上げ、憲法改正を煽(あお)りたてる人たちは、いざとなったとき戦場には行かない人たちじゃないですか。(略)出て行くのは無辜(むこ)の民衆だけ>(13年6月号)

 <安倍(晋三)首相が「日本人は中国で何も悪いことをしていない」というようなことを言ってるんだから。(中略)上がそうだから、若い連中まで「虐殺はなかった」なんて言っている>(13年7月号)

 連載を書籍「ほとんど人力」(編・菅原文太と免許皆伝の達人たち)にまとめた岡さんは語る。「菅原さんはこの対談を、在野の精神を持ち続けるアウトサイダーたちの語り合う場にしたいと考えていた。日本社会は『はみ出し者』を排除し『無菌状態』を作ろうとしていると強い危機感を抱いていたから」

 東日本大震災後、進まぬ復興や原発問題に憤った菅原さんは「役者引退」を宣言し、12年暮れ、身近な仲間と「いのちの党」を結成した。被災地沿岸に計画されていたコンクリートの防潮堤に対し、宮脇昭・横浜国立大名誉教授が提唱する「緑の防潮堤」を応援する講演会を開いたり、ミツバチの大量死とネオニコチノイド系農薬の関係についての勉強会を開いたりした。

 菅原さんを「おやじ」と慕う同党メンバー、「夜回り先生」こと作家、水谷修さんは「おやじにとって無農薬有機農業も反戦平和も脱原発も根っこは同じ。『ひとたび命が失われたら取り戻せない』という思い。だから『いのちの党』と名付けたんです」。

 銀幕のスターから社会派へいつ、なぜ転身したのか。30年来の知人、NPO法人「ふるさと回帰支援センター」代表理事、高橋公さんはしかし、「転身ではない」と否定する。「彼は昔から社会問題に深い関心を持っていた。読書家で、俳優時代には父親がしっかりしようと『雷おやじの会』も結成した」

 当時、NHKの大河ドラマ「獅子の時代」(1980年)で会津藩下級武士で自由民権運動の闘士を演じた菅原さん。高橋さんが自治労に勤めていた縁で、自治労の自治研究集会で自由民権運動について講演したことも。「ノーギャラでやってくれた。自由民権運動への関心は、それを演じた一役者という立場を超えるほどに深いものでした」と高橋さんは振り返る。

 菅原さんの父親は宮城県の元河北新報記者。自身も仙台一高の出版部(新聞部)に所属し、当時、部の後輩には作家の井上ひさしさんがいた。実は元々、社会派なのだ。

 ただ、菅原さんの人生観を大きく変えた出来事はあった。01年、長男薫さん(享年31)が踏切事故で夭折(ようせつ)したのだ。高橋さんは「菅原さんと知り合ったきっかけは30年前、合気道などを教える私たちの道場に『ぜんそく気味の息子の体を鍛えたい』と訪ねてきてくれたこと。菅原さんは本当に息子さんをかわいがっていたから、息子さんの死は大きかったろう」と口ごもる。

 菅原さんは我が子の死から2年後、女性誌に「その後の心境はひと様に話すことはできない」「『大事なことで、男はモノを言うな』と、自分に言い聞かせている」と述べている。岡さんは「本の窓」連載の打ち合わせで、菅原さんが「俺は教育については語れない。息子のこともあるし」と漏らしたのを覚えている。菅原さんが岡さんに息子の話をしたのは後にも先にもこの時だけだ。

 「菅原さんは『政治の言葉』ではない言葉で政治を語れる、けうな人だった」と佐高さんは言う。11月1日の沖縄県知事選の翁長雄志氏(現知事)の決起集会での応援演説がそうだ。1万数千人の聴衆を前に菅原さんはマイクを握り、力強く言った。

 「映画(「仁義なき戦い」)の最後で、裏切り者に『山守さん、弾はまだ一発残っとるがよ』というセリフをぶつけた。その伝でいくと『(対立候補の)仲井真(弘多)さん、弾はまだ一発残っとるがよ』とぶつけてやりたい」と。

 しかしあの日、菅原さんの体は既に悲鳴を上げていたのだろう。スタッフに支えられながら壇上に立った。

 「アメリカにも良心あつい人々はいます。中国にもいる。韓国にもいる。その良心ある人々は、国が違えど、同じ人間だ。みな手を結び合おうよ。今日来ている皆さんもそのことを肝に銘じて実行してください」。演説をこう締めくくると、最後は明るく「はなはだ短いけど、終わり!」。

 スクリーンの中でも現実でも、菅原さんは一本気に信念を貫き、行動を止めなかった。数々の「遺言」を残して。
2014年12月18日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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「違憲解散による違憲選挙」で議席を減らした自民党は勝利したのか?、郷原信郎
2014年12月15日 10時50分 JST ELECTION JAPAN

そもそも、今回のような「権力維持だけが目的の理由なき解散」は、憲法上認められるのか、衆議院定数不均衡を抜本的に是正することないまま解散総選挙を行うことは、法の下の平等に反するのではないか、という二重の意味で違憲の疑いがある解散総選挙【現時点での衆議院解散は憲法上重大な問題】を強行した安倍首相率いる自民党が獲得した議席は、選挙前の議席295議席を下回る291議席だった。

「不意打ちの違憲解散」によって、野党の選挙準備が整わず、主要野党の民主党と維新の党が候補者を立てられなかった選挙区が61に上り、公示直後から、「自民党が単独で300議席を超える勢い」と報じられ、自公政権を支持しない有権者は、投票に行く意欲すら失い、投票率が極端に低下することで、自公の地滑り的勝利が予想されていた。

投票の一週間前に会った自民党議員の秘書は、「もう選挙は終わりました」と言って、忘年会で飲んでいた。

こうして行われた昨日の選挙は、予想どおり投票率は戦後最低の約52%、自公が圧勝し、自民党単独で全議席の3分の2を超えるのではないか、と誰しも考えたはずだ。

しかし、開票結果は、その予想と異なるものだった。

低投票率で公明党は議席を伸ばしたものの、自民党は、小選挙区での議席を、前回から 14議席も減らした。民主党は、枝野幹事長をはじめ、苦戦が予想されていた幹部や中堅の候補者の多くが、海江田代表を除き、接戦を制して小選挙区で勝利した。

戦後最低の投票率は、与党圧勝の予想で投票の意欲を失った政権不支持者が投票に行かなかっただけではなく、民主党など野党に愛想をつかした消極的選択の自民支持者の投票意欲まで失わせたと見るべきであろう。

候補者すら立てられない状況にまで追い込まれた野党に壊滅的打撃を与えることで、自民党だけで3分の2の議席を確保し、憲法改正への足掛かりを作ることも、安倍首相の視野に入っていたはずだが、その目論見は外れた。

今回の選挙は、実質的に憲法に反する解散を行ってまで、権力の集中を図ろうとした政権側の動きが、最終的には有権者に阻まれたと評価することができるだろう。

この選挙結果は、自民党にとって、「アベノミクスに対する国民の信任を得た」と無条件で評価できるものではない。

与党圧勝の予想を既に織り込んでいた株式市場、為替市場が、この選挙結果をどう受け止めるのか。株価と為替の動きは、アベノミクスの今後の動きを占うものとなるだろう。

急激な原油安、ギリシャ問題などEU経済の不安材料など、国際経済の波乱要因が多数あるなか、自民党にとって期待外れに終わった今回の総選挙の結果は、今後アベノミクスが直面する大きな試練を暗示しているのかもしれない。

引用元
2014年12月18日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| 気になるネット情報から / こんなことあんなこと / 政治と政治家(政治屋) |
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構造的な人種差別を変えるのは、長い戦いになる、ハフポス
中嶋由起子
婦人科・内科ナースプラクティショナー、

アフリカン・アメリカンを殺害した白人警官の不起訴――
2014年12月11日 22時39分 JST NEW YORK DEMO

一部引用・・

ミズーリ州ファーガソンで丸腰のアフリカン・アメリカン(AA)の少年が白人警官に射殺され、ニューヨークではアフリカン・アメリカンの男性を逮捕する際に白人警官が首を締めて窒息死させた。いずれの警官も大陪審で不起訴の決定が下され、全米で抗議デモが拡大している。

アメリカ国内での警察に対する信頼感は、人種によってかなり異なる。白人や東アジア人系の人間であれば、何か事件やトラブルが起きたら警察に通報すると考えるが、アフリカン・アメリカンをはじめ、ラテン、ネイティブアメリカンなどの肌の色が濃い人たちや移民層、LGBTQなど、社会的弱者にされているコミュニティでは警察に対する信頼はない。あるとしてもごくわずかだ。

人種をベースとした社会的弱者たちの警察不信は今にはじまったことではなく、今回の2つの事件で改めて浮き彫りになったと言える。それは、警察の人種差別的な振る舞いは日常茶飯事といっていいほどありふれたことであり、今回の事件もテレビや新聞などの主要メディアが大々的に報じただけにすぎず、ネットで草の根的に発信するオルタナティブ・メディア(非主流メディア)、インディペンデント・メディア(独立メディア)ではよく報じられていることだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長い戦いに備えて、人種差別がアフリカン・アメリカンのみの問題でなく、人種を越えた社会的弱者すべての人が当事者感覚をもち、連帯を組み、そして、差別を行う抑圧者の側にいる人に働きかけ、共に行動しないかぎり、この怒りは単発的なものにとどまり、根本的な解決に向かわないのだから。

ナチスの拡大を阻止できなかったことを悔やむドイツのマルチン・ニーメラー牧師はこういいました。

「ナチスが最初に社会主義者を攻撃したとき、私は行動にでなかった。なぜなら私は社会主義者でなかったから。

ナチスが次に労働組合員を攻撃したとき、私は行動に出なかった。なぜなら私は労働組合員でなかったから。ナチスがユダヤ人を攻撃し始めたとき、私は行動に出なかった。なぜなら私はユダヤ人でなかったから。

そして、ナチスが私を攻撃し始めたとき、私のために声をあげる人は一人も残っていなかった。」


社会的抑圧を自分とは関係のないことと思うのではなく、この問題が自分に、そして自分の周りの人にどのような影響を及ぼすのか、そしてそれを阻止するのに自分にできることは何なのか、また自分にしかできない役割はないだろうかと考え、そしてそれを行動に移すことが、現在私たちをとりまく不信感をすこしでも軽減するのではないだろうか。

全文を読む
2014年12月18日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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格差社会と選挙,小野昌弘のブログ Masahiro Ono's blogから
今回の選挙の大きな争点の一つは、格差社会の拡大を認めるかどうか、だと思う。

格差が広がりすぎると、そして生まれで全てが決まる階級社会になると、社会が荒む。日本の持ち味が失われ住みにくい国になり、やがて国としての競争力も落ちる。英国は階級の存在が重荷で、こういう悪い点は真似してはいけない。アベノミクスの恩恵を感じない人・勝ち組両方とも真剣に考えるべきだろう。

もしアベノミクスが本当に成功していたとして、現時点で自分が何ら恩恵を感じていないなら、今後も恩恵は得ることはないだろう。つまり安倍政権が続いて格差社会が拡大して日本が上流層と下流層に二極化したとき、自分が下流層になることを意味する。

ネットで出回っている画像だが再度紹介する。

巷で子供をよい学校にいれるのに必死な中流の家庭を見たことがあろう。彼らは自分の子供が下流に転落するのを恐れて「バスに乗せよう」としている。

でも、その努力を少しでも政治を変えることに使って、格差社会を縮めて誰もが自分の人生を楽しめる社会にできたら、そんな心配をする必要もないのに、と思う。自分だけのことじゃなくて、少しだけ周りのことを考えれば、何を選択していくべきか、見えてくると思うのだが。

私自身は医者だが、医者で安倍自民のアベノミクス政策を支持する人もいるようだ。それは自分たちの懐が恩恵を被っているからかもしれない。

でも、大多数の患者が安倍政権下で消費税増税になどの締め付けで、より苦しい生活をしていることに気がついていないはずはなかろう。仮に医者なら、心はいつも患者に寄り添い、貧富の差別なく患者を助け、患者の生活と幸福を第一義に考えるのが医者のあるべき姿じゃなかったのか。この医者として一番大事な価値を忘れてしまったのだろうか。

日本の個人主義がまだ未熟なせいだろうが、悪い部分だけ助長しているように思う。しかし個人主義は一度目覚めたら、戻ることはないので、これからは、公益を大事に考える個人主義という良い方向に伸ばしていかなければならない。

別の言葉で言えば、多くの人が、もう少しだけ、自分の周りに目を遣れるようになれば、社会はもっと良くなるのに、と思う。
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