2014年03月05日(水)
2014/3/4 18:51 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の沿岸部など42市町村で、要介護認定を受けた高齢者が増加傾向を続け、2010年3月末に比べると20%超の計約2万人増えたことが共同通信社の各自治体へのアンケートで4日、分かった。 震災から間もなく3年。仮設住宅などでの長引く避難生活が高齢者の健康に悪影響を及ぼす一方、改善が進んでいない実態が浮き彫りになった。 増加率は東京電力福島第1原発事故の影響が続く福島県が26%(6522人増)と3県の中で最も高い。大熊町(62%)を始め双葉町、浪江町、飯舘村でも50%を超えるなど全市町村で増加。広野町は「仮設での生活が高齢者の運動機能低下や認知症の原因とみられる」としている。 アンケートは2月、津波などで被災した岩手12、宮城15、福島15の計42市町村に実施した。 今年1月末時点で要介護認定を受けた人は、42市町村で計11万8492人。震災前の10年3月末の計9万7768人に比べ、2万724人(21%)増えた。要介護認定の新規申請者数は震災後に急増し、12年3月に3万5千人を超えたが、その後は徐々に増加ペースが落ち着きつつある。 宮城県の増加率は22%(1万2494人増)。震災避難者が多く暮らす仙台市では、今年1月末の認定者数が4万人に迫り、増加率は24%に達した。ほかに多賀城市で37%、亘理町で33%増えた。岩手県の増加率は11%(1708人増)で、田野畑村で41%、久慈市で22%だった。 増加原因については、3分の2にあたる28市町村が仮設住宅での長期生活を挙げた。狭くて介護用のベッドや風呂が使えず、デイサービスを受ける高齢者も多いという。 認知症を発症する高齢者が増えたとしたのは、岩手県大船渡市や福島県広野町など19市町村。避難先での引きこもりが原因としている。 |
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江川 紹子 | ジャーナリスト 2014年3月4日 20時11分 PC遠隔操作事件の被告人片山祐輔氏について、東京高裁第11刑事部(三好幹夫裁判長、阿部浩巳裁判官、染谷武宣裁判官)は3月4日、東京地裁が2月18日に行っていた保釈請求の却下決定を取り消し、保釈を許可する決定を出した。 罪証隠滅の恐れは小さく保釈の必要性は大きい 決定によると、同高裁は 1)弁護人は600点以上に及ぶ検察官請求の書証全部を証拠とすることに同意し、第1回公判で甲号証のすべてが取り調べられた 2)検察側証人16人の大半は、警察関係者やコンピュータ関係会社の技術者等である。被告人を釈放しても、これら証人予定者に働きかけて自己に有利な証言をさせることは想定し難い 3)被告人が自宅や勤務先で使用していたパソコンは全て押収されるなどして捜査当局の管理下にあるとみられ、ハードディスク内のデータに被告人の主張に沿う痕跡を作出するのは困難というほかないから、被告人がそのような行為に出る漠然とした危惧は否定できないけれども、実効的な罪証隠滅を図る余地はそれほど大きいとは考えられない ――などとして、 「釈放すれば巧妙な手法を駆使し、主張に沿った遠隔操作の痕跡を、自らあるいは他人の通謀して作出し、または他人のパソコンに密かに指令を出して作出するなどの罪証隠滅に及ぶおそれはきわめて大きい」とする検察側の主張を退けた。 さらに、 あ)被告人の身柄拘束は1年以上と長期にわたっている い)専門的知識を必要とする本件事案の困難性に照らし、被告人を釈放したうえで、弁護人、特別弁護人との間における十分な意思疎通の機会を確保させる必要性が高い ――と認定。 保釈保証金を1000万円とし、都内の自宅に居住すること、逃げ隠れしたり証拠隠滅と思われる行為をしてはならない、海外旅行または3泊以上の旅行をする時には前もって裁判所の許可を得るなどの条件をつけて保釈を認めた。 最高裁は人質司法を公認するか? これに対し検察側は、最高裁に特別抗告し、その判断が出るまでの間、高裁に保釈の執行停止を求めた。高裁は、検察側の請求を認め、保釈の執行を停止。片山氏の同日中の保釈はなくなった。 これについて、元東京高裁裁判長で片山氏の弁護人の木谷明弁護士は、次のように語る。 「検察はしつこすぎる。検察がやっていることは、自白をしないと最大限勾留するという、身柄拘束を武器に使う人質司法そのもの。 最高裁が、高裁の決定をひっくり返すようなことになれば、この人質司法を最高裁が公認することになり、影響は甚大。 まさか最高裁がそのようなことをするとは考えがたく、適法な抗告理由がないとして退けると確信しているし、そうあるべきだ」 第2回公判は、3月5日に行われる |
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毎日新聞 2014年03月04日 16時12分(最終更新 03月04日 16時26分) パソコン(PC)の遠隔操作事件で威力業務妨害罪などに問われた元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)について、東京高裁(三好幹夫裁判長)は4日、被告側の保釈請求を却下した東京地裁決定を取り消し、保釈を許可した。 2013年2月21日掲載エントリーから。 PC遠隔操作事件:反省なき「有罪視報道」の構図 -郷原信郎 一部引用・・ 「PC遠隔操作事件で警察が容疑者を逮捕」というニュース速報を見て、「完璧なサイバー犯罪者の仕業のように思えたが、とうとう警察の手に落ちたか。写真をメールで送りつけたり、猫に首輪を付けたりして現実空間に表れたことで墓穴を掘った。少し調子に乗り過ぎたということか。」というのが率直な感想だった。 「誤認逮捕で煮え湯を飲まされた警察が、まさに威信をかけて行った捜査の末に、マスコミに顔までさらさせて逮捕しているわけだから、余程の自信があってのことだろう。」と思ったし、逮捕直後の報道の内容からは、容疑者が犯人であることはほぼ間違いがないように思えた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私としては、まさか警察がまた誤認逮捕を繰り返すことはないだろうと思ったし、それを疑う根拠もなかったが、それでも、逮捕された容疑者は事実を全面否認していることに関して、「本当に大丈夫なのだろうか」という懸念は捨てきれなかった。それを、「万が一」という言葉に込めたものだった。 4人もの人が、身に覚えのない犯罪で誤認逮捕され、重大な人権侵害を受けた。その一方で、誤認逮捕した人から虚偽自白までとっていた警察・検察は厳しい批判を受け、面目は丸つぶれとなった。刑事司法機関を手玉にとり、重大な人権侵害を引き起こした「前代未聞の大犯罪者」の逮捕となれば、報道が過熱するのは致し方ないようにも思える。 しかし、それにしても、逮捕後のバラエティ番組等で繰り返し映し出される容疑者の映像は異常だった。各社のカメラが、逮捕前から容疑者の周辺に殺到し、人気芸能人さながらに密着取材していたようだ。それら取材・報道は、明らかに「有罪視」「有罪決めつけ」そのものだった。少なくとも、読者・視聴者の多くは、そのような印象を持ったはずだ。 それから1週間が経ったが、その後の「報道を見る限り」、「万が一」の懸念は払拭されるどころか、逆に、高まっているように思える。 全文はこちら ☆検察・警察などお上の御用新聞らしく、産経は検察のリークに乗って号外を発行した。 江戸時代で言えば、市中引き回しの刑である。 逮捕された容疑者は裁判で有罪が確定した段階ではない。 イスラム教の国々では公開処刑があって石つぶてを住民が投げる。 官僚教の日本では紙のつぶてを大手新聞が、電波の画像のつぶてを テレビ局が投げる。 実名報道を大手新聞がやりたがる意味がよくわかる。 容疑者を血祭りにあげて、いたぶれば新聞はよく売れるし、視聴率は上がるから。 容疑者が真犯人かどうかは別にして、こんな報道を平然と続ける日本の新聞各社は腐っている。たとえ日本の報道業界が『売れればなにをしてもいいという」三流業界だとしても、法治国日本で人権侵害をやってはいけない。 2013年6月17日掲載エントリーから。 「罪証隠滅のおそれ」が人質司法のキーポイント しょっ引かれれば出てこれない仕組み 【PC遠隔操作事件】「罪証隠滅のおそれ」って何?~名(元)裁判官・原田國男氏が語る”裁判官マインド” 一部引用・・ さらに、裁判所によって、片山氏が弁護士以外とは面会できない接見禁止の指定がなされた。弁護人が、母親との面会を認めるように求めたが、検察側はそれが「罪証隠滅」につながるおそれあるとして反対。裁判所もそれを追認した。 この事件では、片山氏の自宅にあったPCはもちろん、スマートフォン、勤務先のPC、江ノ島の監視カメラ映像など、重要な証拠はすべて捜査機関が押さえ、分析していて、今さら証拠隠滅をやりようがない。なのに、検察のみならず、本来はそれをチェックすべき裁判所までが「罪証隠滅のおそれ」を認め続けている。 裁判官たちの頭の中では、どのような「罪証隠滅」が想定されているのだろう…。いったい、彼らはどういう「おそれ」を怖れているのだろうか…。 常人では測りしれない「裁判官マインド」を知りたいと思い、40年にわたって刑事裁判官を務め、多くの無罪判決を出してきた原田國男氏(現在は慶応大学法科大学院教授、弁護士)を訪ねた。 なぜ裁判官は検察の主張を追認するのか 「罪証隠滅のおそれ」が人質司法のキーポイント ーーまずは、この問題についての原田さんの立ち位置をお聞かせください。 全文はこちら |
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、「何事もまじめな精神はすばらしい」 2014-02-19 日本を襲った記録的大雪の影響によって、各地で高速道路が通行止めとなったほか、一般道でも大渋滞が発生するなど混乱が続いた。18日にNHKで報じられた大雪による被害は、全国で18人が死亡したほか、365人がケガをした。 そんななか、中国の掲示板サイト虎撲に、大雪のなかで見られた日本人の民度を称賛するスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーから多くの称賛の声が寄せられていたので紹介する。#page# スレ主は、大雪によって一般道で大渋滞に巻き込まれた日本人ドライバーを取材したテレビ番組について、キャプチャー写真で紹介している。写真では、一方の車線で自動車が長い列を作っているものの、反対車線はまったくと言って良いほど車が走っていない状態であることが分かる。 スレ主はその光景について「日本人は何て民度が高いんだ!」と驚いた様子だ。具体的に言及していないが、スレ主は“空いている車線を逆走する車が存在しない”ことを称賛していると思われる。 スレ主の主張に対して、ほかのネットユーザーからも「日本人の何事も真面目(まじめ)な精神はすばらしい」、「日本は憎いが、多くの点でわが国が日本に及ばないのは事実」、など、秩序正しい日本人を称賛するコメントが多く寄せられた。 日本人であれば“道路を逆走しない”ことはごく当たり前のことなのだが、これだけ中国人から賞賛されるということは、逆に言えば道路を逆走する中国人は多く、逆相によって迷惑を被ることも多いということだ。 もし、中国で日本人のように逆走することなく渋滞の列に並び続けていたらどうなるのだろうか? あるユーザーからは「中国ではそのような人を“阿呆”と言います」というコメントがあった。中国では渋滞の列で待ち続けることは愚かなことであり、逆走する車が多数現われるであろうことは容易に想像できる。 また、「日本人はみんな阿呆だ。われわれのように“利用できるものはなんでも利用する”という方法に長けていないんだな。融通が利かないと法律に縛られるだけだぞ」と、ルールに対して臨機応変に対応すべきとの意見があった。ルールを守るという概念が希薄な中国人らしい考えと言えよう。 スレッド全体の意見を見る限りでは、“日本人はルールをよく守り、民度も高い”ことを称賛するコメントが大半であり、中国人ネットユーザーたちは“自分達には真似(まね)できないけれど、日本人の民度はすばらしい”と感じたようだ。 |
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14年03月03日 09:30 河崎健一郎×荻上チキ 一部引用・・ の時、その場にいた子ども連れのお母さんに、「お医者さんはこれだけ踏み込んで言葉を発しているのに、弁護士の方はなにも言わないんですか」と言われ、その言葉が刺さったんです。 弁護士はいわゆる専門職ですが、原発事故に伴う社会的混乱の中で、何の言葉も持ち合わせていないこと気付かされました。そこで、東京に戻ってからいろいろ調べてみました。 調べていく中で分かったのは、実際に健康影響がどこの水準で発生するのかという難しい議論は置いておいて、この国の放射線被曝の規制は年間1ミリシーベルトを基準に設計されていたということです。また、年間5ミリシーベルトを基準に放射線管理区域が設定され、労災の認定なども行われていることも知りました。 ご存知の通り、当時の福島市の線量はこの値を大きく超える水準でした。従来の法的基準に照らし合わせると、許容されないはずの状況だったのです。そうした状況にあって、特に子どもを持つ親たちから「どうしたらいいのかわからない。 一時的にでもこの地を離れようにも手段がない。」と助けを求められたときに、科学論争の議論にすりかえて見て見ぬふりをするのは卑怯だ、と思ったんです。特に私は東京の人間ですから、自分たちの電力を作るために福島が受難したのだ、という負い目のような思いもありました。 確かなものが何なのかが不明瞭な中で、専門職の人間が発言を行うことにより背負うリスクはありますが、福島のお母さんやお父さんたちに寄り添う人もいた方がいいんじゃないかと思い、考えに共感してくれた子育て世代の法律家たちを中心に声をかけて、サフランを立ち上げました。 荻上 弁護士は、代理人的な役割を遂行する部分もありますが、弱者にコミットすることで、結果的に運動のプレイヤーになっていく人もいると思います。河崎さんの中ではどうでしたか。
河崎 当初は目の前の相談者の方に対して、何ができるのかだけを考えていました。弁護士は常にそこが入口だと思います。しかし、原発事故のような新しく、そして複雑な問題に向き合うと、私たちにはあまりにも武器がないことに気がつかされます。相談者の方々の直面する困難を解決するために適用できる既存の制度が少ないのです。
政府の指示によらない避難(いわゆる区域外避難、あるいは自主避難)の場合は特にそうで、金銭的にも続かない。最後には「生活保護という制度もありますよ」というしかありません。それも一定の資産があったら受け入れられません。たくさんのハードルがある中でどうするか考えたとき、社会の仕組み自体にアプローチしないといけないと思いはじめました。 荻上 避難したらいくらかの保障を得られるという制度にしたとしても、本人の喪失感、将来期待のロス、関連して発生する諸問題へのケアもふくめてザル状態だったわけですよね。だから、相手に一度寄り添って、法体系の穴を捜し、再構築をめざしてみたと。 全文はこちら。
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一部引用・・
去年は、シラスウナギの不漁が社会的な問題になりました。今年は一転して、楽観的な報道が相次いでいます。 「ウナギ稚魚価格、昨年の4分の1 漁獲量が大幅増」(日経新聞 2/4) 「シラスウナギ豊漁の気配 うな重お手ごろはまだ先?」(中日新聞1/31) 「シラスウナギ漁回復の兆し」(読売新聞 2/23) ウナギ稚魚「やっと正常」…豊漁で値下がり期待(読売新聞 3/1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 海外では、資源が豊富な時代を基準にして、漁業の状態を判断します。 ノルウェーなどの漁業先進国では、漁獲が無い時代の30-40%まで魚が減ったら、禁漁を含む厳しい規制をして、資源を回復させます。たとえば、ニュージーランドでは、ホキ資源(マックのフィレオフィッシュの原料)が漁獲が無い場合の30%ぐらいまで減少したときに、業界が漁獲枠の削減を政府に要求して、資源を回復されました(参考)。 漁業先進国の基準からすると、日本のシラスウナギは、漁獲を続けていること自体が非常識となりそうです。 資源が枯渇した状態を基準に、少しでも水揚げが増えたら「豊漁」とメディアが横並びで報道するのは日本ぐらいです。 目先の漁獲量の増減に一喜一憂するということは、水産資源の持続性に対して長期的なビジョンが欠如していることを示しています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 先日、ある漁師と酒を飲んでいたときに「林業は100年先を考えて木を植える。農業は来年のことを考えて種をまく。 漁師はその日のことだけ考えて魚を獲る」という話を聞きました。 同じ一次産業でも、生産現場をコントロールできる林業と農業は、長期的な視野を持っているが、自然の恵みを収穫するだけの漁業は、その日暮らしで、場当たり的に獲れるだけ魚を獲ってきたのです。 現在のハイテク漁業は、海洋生態系に甚大なインパクトを与えています。一方で、種苗放流などの人為的に魚を増やす試みは失敗続きです。魚がひとたび減少すれば、自然に回復するのを、何十年もただ待つしか無いのです。生産現場を人為的にコントロールできないからこそ、水産資源の持続性に対して、より慎重な姿勢が求められます。 シラスウナギの来遊量が去年よりも増えたのは、間違いなく良いニュースです。増えた魚をきちんと獲り残して、資源の回復につなげる必要があります。 日本のシラスウナギ漁には、漁期の規制があるのですが、これまで何十年もウナギが減少してきたことを考えると、資源回復のために十分な措置とは言えないでしょう。 実効的な規制がないなかで、密漁が蔓延しているのです。管理できていない現状を問題視するどころか、「豊漁で安くなる」と横並びで煽っているのが日本のマスメディア。 このあたりにも、他の先進国と異なり、日本では水産資源の枯渇が社会問題にならない原因があるのかもしれませんね。 全文はこちら。
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2014年03月04日(火)
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2014年03月03日(月)
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