2013年12月25日(水)
2013年12月22日 20時12分 PC遠隔操作事件で起訴後も勾留が続いている片山祐輔氏は、今もなお、弁護人以外とは誰とも面会できない「接見禁止」の状態が続いている。 家族とも会えず、手紙のやりとりもできない。 これに対し、弁護団は接見禁止決定の取り消しを求めたが、東京地裁刑事14部(藤原靖士裁判官)は、「現行法に被告人や弁護人が接見禁止決定の取り消しを請求できる規定がない」として、請求を棄却。 これに対し、弁護側は「法律家の悪しき形式論だ」(木谷明弁護士)として、近く異議申し立ての準抗告を行う。最終的には最高裁の判断を求めることが予想され、事件そのものとは別に、被告人の面会の権利を巡る司法判断が注目される。 異議を申し立てることすらできないのか 木谷弁護士は、後輩である東京地裁裁判官の判断を「情けない」 片山氏は、今年2月10日に逮捕されてから、捜査の間、ずっと身柄の勾留と接見禁止が続いた。捜査は6月28日に終結。 だが、その後も勾留と接見禁止は続いている。勾留や接見禁止の決定は裁判所が出す。刑事訴訟法には勾留の理由や必要性がなくなった時には、勾留を取り消さなければならないとする規定が明記されているが、接見禁止については何らの規定も書かれていない。 弁護団は何度も母親と弟との面会を求め、接見禁止決定の一部を解除する職権発動を裁判所に求めてきたが、裁判所は受け入れなかった。 このような「職権を発動しない」という裁判所の対応に対しては、これまで被告・弁護側からは異議申し立ての手続きができない、とされてきた。 続きはこちら。 |
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2013/12/25 00:05 東京電力が、柏崎刈羽原発(新潟県)2、3、4号機について、今後10年間は再稼働しないシナリオも想定していることが24日、分かった。これで総合特別事業計画(再建計画)に盛り込む内容が出そろい、原子力損害賠償支援機構が25日に開く運営委員会で固める。 新しい再建計画は来年7月から同6、7号機が再稼働すると想定。その後残りの5基も順次再稼働するシナリオを示していた。 これに対して新潟県の泉田裕彦知事が反発を強めていることから、3基が再稼働しないパターンを追加した。 |
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2013年12月24日 20時51分 東京電力福島第1原発の汚染水を貯蔵するタンク群を囲むコンクリート製のせき(2エリア)から放射性物質を含む水が漏れた問題で、東京電力は24日、新たに別の2エリアで、せき内の水位が低下したと発表した。計225トンが流出したと見られるが、せき外にぬれた痕跡がなく、東電は「地中にしみ込んだ可能性などが考えられ、今後調査する」と話す。 東電によると、新たに水位が下がった1エリアでは、20日に約12センチあった水位が24日には約5センチに、もう1エリアは、20日の約12センチが24日に約1センチになっていた。せき内の水に含まれる放射性ストロンチウム90は、最大で1リットル当たり440ベクレルだった。せきからたまった雨水などを排出する東電の暫定基準は、ストロンチウム90が同10ベクレル未満。 また、21、22日に相次いで発生したせきからの漏えい量は計3.4トン、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質は最大で1リットル当たり1000ベクレルだった。 コンクリートの継ぎ目の樹脂が劣化したり、コンクリートがひび割れたりしたことが原因の可能性があるという。【渡辺諒】 |
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(2013年12月24日午後6時09分) 政府は24日閣議決定した2014年度予算案で、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)に維持管理・安全対策経費として本年度比14・3%増の199億円を計上した。 1万点を超える機器の点検漏れ問題を受け、保守管理を確実に行うための増額。試運転に必要な経費は3年連続で見送られ、運転再開は15年度以降にずれ込む見通しとなった。 もんじゅは点検漏れで5月に原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令を受けた。運転再開に必要な高速炉特有の新規制基準も煮詰まっていない。 このため概算要求で別枠として求めていた新基準対応費74億円のうち、新規の対策費65億円が見送られ、本年度から整備している防災管理棟の建設費9億円のみが199億円の中に盛り込まれた。 新基準対応費が要求よりも大幅に減額されたことについて、文部科学省原子力課は「運転再開のための経費となるので、再開時期の見通しがない中、現時点で予算に積むことはできなかった」としている。 同課によると、維持管理・安全対策経費の増額分は、規制委の措置命令を踏まえ、機器の点検件数を年間約1万点から2万9千件に増やすことによるもの。点検費用は本年度の56億円から82億円にアップした。防災管理棟は、事故時の対応拠点となる緊急時対策所として使用する免震施設で15年度の完成予定。 もんじゅの運転再開には規制委の命令解除や新基準への適合のほか、敷地内の断層調査で活断層でないと確認されることが条件となる。原子力機構は命令解除に向け改革計画をまとめ、10月から集中改革に取り組んでいるほか、断層の追加調査結果の最終報告を来年3月に提出する方針。 文科省全体の核燃料サイクル、放射性廃棄物の減量化・有害度低減の研究開発費は、本年度とほぼ同額の407億円を確保。このうち廃棄物の減量化の基礎研究開発は本年度比約5倍となる8億円を盛った。 |
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◇「さび止め不十分、基礎でこぼこ。また漏れる」 8月に東京電力福島第1原子力発電所の地上タンクで大量の汚染水漏れが見つかった問題で、タンクの設置作業に携わった沖縄県うるま市の上地剛立さん(48)が毎日新聞の取材に応じ「現場はとにかく『早く、早く』という雰囲気だった。 タンクのさび止めは不十分でコンクリートの基礎もでこぼこだった」などと証言した。東電や元請けの大成建設は施工不良を否定するが、上地さんは「作業環境や労働条件を改善しないと、また汚染水漏れが起こるのでは」と警告している。 【止水材がずれて…】汚染水漏れの原因イメージ 上地さんは沖縄県で求人広告に応募し、大成建設の孫請け業者の作業員として昨年6~12月に派遣された。現地では、汚染水漏れが起きたH4エリアの隣のH3エリアなどで、水漏れしたのと同じ「フランジ型」と呼ばれるタンクの組み立てやコンクリートの基礎を打つ作業に従事した。 フランジ型は鋼材に樹脂製の止水材を塗りながらボルトで組み上げていく簡易タイプ。上地さんによると、鋼材の接合部にさびが発生すると止水材がはがれて水漏れの原因になるため、さび止め処理をする。だが、さびを落とさないまま組み立てる作業員がいたり、雨や雪の中で塗ったさび止めが溶け出したりした。ボルトや接合部の油分の拭き取りが不十分で、止水材が密着しなかった可能性もあるという。 また、基礎のコンクリートを打つ際、表面を平らにするため通常は大型の定規を使うのに、現場では小型のコテでならすだけで凹凸ができることが多かった。その上にタンクを組み上げると、土台の足元に指が入るくらいの隙間(すきま)ができた。コンクリートを扱った経験もある上地さんは現場の班長に問題を指摘したが、「どうせ上は聞いてくれないから」と取り合ってもらえなかったという。 汚染水漏れの原因を巡り、東電は今年10月、原子力規制委員会に「気温変化による接合部の熱膨張や収縮、水圧などにより止水材が徐々に落下したため」と報告している。 毎日新聞は▽タンクの止水処理は十分だったか▽さび止めの施工が不良だったのではないか--など12項目について東電と大成建設に文書で質問。東電は「事前に水張りをして漏えいがないか確認している」(広報部)、大成建設は「施工および施工管理については適正に行っている」(広報室)と答えたが、各項目に対する回答はなかった。 上地さんは「工期が最優先され、さび止めをきちんとやろうとすると『そこはもう終わっているだろう』と言われた。周りの作業員は詳しいやり方を教えられず、見よう見まねで慣れない作業をしていた」と話している。【前谷宏】 |
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12月22日(日)12時19分配信 「住民の反対を考えた場合には法的にあり得ても、現実にはあり得ない」 米軍普天間飛行場の移設へ向けた名護市辺野古埋め立て申請への仲井真弘多知事の判断が迫る中、稲嶺さんは、代替施設建設の実現可能性に強い疑問を持つ。 「歴史を常に検証しなければいけない。仲井真さんが考えている実現可能性が一番大事だ」 今から14年前の1999年12月。普天間の代替施設を受け入れた。 毎晩、泡盛を酔いつぶれるまで飲んだ。「基地問題が頭から離れない。飲んで、忘れるためじゃない。眠れないんだ」 他県の知事では考えられない、県益と国益の間で決断を迫られる重圧。「誘眠剤とダブルで飲んだ」。2期8年、個人的な付き合いを犠牲にして知事職を全うした。 基地への反発が強い県民がぎりぎり許容できる案を模索した。それが軍民共用と15年使用期限の条件だった。 2002年7月、辺野古集落から2キロ離れた沖合への建設で政府や県、名護市が合意。「なるべく環境に配慮した案」だったが、それでも阻止行動は収まらなかった。05年9月2日。政府は辺野古沖ボーリング調査のやぐらを撤去した。 「知事をしていて1番ショックだった。(政府の沖合案放棄で)普天間問題は進まない、これが歴史かなって。あれが岐路だった」 政府は一方的に辺野古沖合を断念。地位協定上、立ち入りが規制されるキャンプ・シュワブ沿岸が工事を進めやすいと考えたからだ。「一つの机上の空論だ。現実をあまりにも知らなすぎる。よくよく(沖縄の状況を)分かっていない」 その後、政府は島袋吉和名護市長との間で滑走路を2本建設するV字案に合意し、反対する県は孤立。県内世論はさらに分断された。 「沖縄は全国で1%の発言力しかないのに、0・5%同士になったら誰も相手にしない」 05年7月、金武町キャンプ・ハンセンに完成した米軍の都市型戦闘訓練施設を住宅地から遠い安全な場所へ移設させるため県民集会に参加。保守系知事でありながら、初めて赤ハチマキを締め、住民とデモ行進した。「県内世論として1本化したものに対しては、政府は当然考慮を払う」。経験から学んだ。 知事時代、県民の怒りをよく「マグマ」に例えた。 「国の安全保障は国民全体で取り組むべき課題だ。 怒りの蓄積は、基地と接する県民は肌身で感じているが外からは見えない。マグマがいつ外に飛び出すか分からない状況は、今も同じだ」 (政経部・知念清張) |
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2013年12月24日(火)
奄美群島返還の日米協定調印 1953年12月24日 太平洋戦争の終戦に伴って米国に統治された奄美群島(奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)の日本復帰が決まり、岡崎勝男外相とアリソン駐日米大使が協定書に調印した。 これに先立ち衆参両院は本会議で協定を事前承認、復帰祝賀の決議を行った。調印により1市19町村、人口22万5650人の同群島は8年ぶりに日本の主権下に戻った。 より詳しい内容はこちら。 |
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東京電力福島第1原発の地上タンク群を囲む堰(せき)から堰内の水が漏えいした問題で、東電は22日、新たに堰3カ所から水が漏れたと発表した。 コンクリート製の堰の接ぎ目や下部などから漏れ出し、堰外の地表に染み込んだとみられる。堰は汚染水や雨水の外部漏えいを防ぐ目的で設置しているが、構造上の欠陥を抱えている可能性が出てきた。 堰からの水漏れは計4カ所。新たに水漏れが発覚した堰3カ所からの漏えい量について、東電は「現段階で不明」としており、詳しく調査する。 3カ所のうち、1カ所は21日に最初の水漏れが発覚した堰で、漏えいが見つかったのは別の箇所。堰の接ぎ目から漏れていた。8月に汚染水約300トンが漏れたタンクから南西側の別のタンク群の周囲に設けてある。堰内の水からは、21日の分析でストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質は1リットル当たり570ベクレル検出されていた。 残り2カ所は、漏えいタンクから南東にある堰で、堰の下部のほか、別の箇所のひび割れから漏れ出ていた。東電が堰内の水の放射性物質濃度を調べている。 (2013年12月23日) |
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森信茂樹 [中央大学法科大学院教授 東京財団上席研究員] 危うし!アベノミクス 政策立案・遂行能力の欠如露わな税制
平成26年度(2014年度)税制改革が決定したが、理念や方向感のない税制のオンパレードだ。投資家の期待していた法人税実効税率の引き下げについては、「引き続き検討を進める」と先送り、一方で、大企業の交際費の損金算入など世の中の方向感覚とは逆行している。政治家と財務省・経済産業省の、議論なき「握り」の税制改正では、アベノミクスは危い。
方向感を失った税制改革 平成26年度(2014年度)税制改正内容を見ると、一見きわめて華やかで多岐にわたる改正内容となっている。 しかし、ひとたび内容を精査してみると、さまざまな政策税制(租税特別措置)の羅列や、旧来型の発想に基づく改正内容のオンパレードとなっている。「地方経済対策としての大企業の交際費の一部経費算入」というような発想は、時代遅れというより時代に逆行するものだ。これは悪いジョークだが、そのうち公務員倫理法の改正も経済対策のメニューになる日が来るかもしれない。 産業の新陳代謝を進め、新たなビジネスを興しつつ経済活性化を目指すという志はほとんど見受けられない。 背景には、経済産業省や経団連の重厚長大産業優遇の発想、旧来型の自民党税調と財務省の握り、といった閉鎖的空間での議論や決定がある。 ほとんど議論されなかった法人税改革 市場や投資家の期待していた法人実効税率引き下げについては、「引き続き検討を進める」と、方向感もなく先送りされた。復興臨時増税の前倒し廃止により、法人表面実効税率が2%強引き下がることで十分ということなのだろう。 最大の問題は、法人税改革について昨年10月以降、政府部内や党内でほとんど議論が行われてこなかったことである。そのことは、政権の政策立案能力のキャパシティの狭さを物語っている。 全文はこちら。
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独占企業や規制に守られた産業に潜む
「X非効率」とは何か? 一部引用・・ ある企業は担当部署の人が1人で対応され、ごく短時間で簡単な挨拶をして終わりであった。本業のビジネスが忙しいので、寄付のお礼への対応については最小限にしようというかたちだ。ちなみにこの企業は激しいグローバル競争で揉まれていた家電メーカーであった。 これに対して、ある大手メーカーを訪問した際には、10人もの担当者が待っていて、1時間近くも経済問題について意見交換をすることになった。この企業は規制で守られ、国内では寡占状況にあった業界の企業である。高学歴の人が何人も部屋で待っており、十分に時間をかけて経済の議論をした。 学会の理事としてみれば、このように丁寧な対応をしてもらい、経済問題について意見交換の場が持てたことを歓迎すべきであろう。ただ、自社の本業とは関係のない経済の話に、これだけの人と時間を割いて対応することに少々違和感を持ったことも確かだ。 後になって考えてみれば、私がそこで見たものはX非効率そのものであった。規制に守られた産業では、企業はしのぎを削って競争する必要がない。そこで通常の企業では考えられないような活動に多くの人材や資源が使われることになる。別に1人ひとりの人材がさぼっているわけではない。本業とは直接関係ないような活動に多くの人材や資金が投じられているということだ。 こうした企業が多くある経済は、全体としてみれば資源配分の効率性を損ない、生産性の伸びを欠く結果となる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本の電力では競争が欠落している。全国が北海道から沖縄まで10の電力会社で地域分割され、それぞれの地域で各電力会社が、発電・送電・配電・小売りの事業を垂直統合しており、しかもほぼ独占に近い状況である。 発電や小売り事業で新規事業者の参入は認められているが、現実には旧来の電力会社が各地域で独占に近い状況になっている。また地域を越えた電力会社間の競争もほとんど行われていない。 こうした状況では、電力業界に大きな規模のX非効率が存在することが疑われる。電力会社のどこにどのような形でX非効率が存在するのかを指摘することは難しいが、その存在を示唆することはいろいろある。
たとえば、これまでもOECD(経済協力開発機構)のような国際機関から、日本の電力会社には他の主要国と比べて多くの非効率が存在すると指摘されてきた。非効率であっても、そのために嵩んだ費用をすべて料金に転嫁できる制度(費用に一定のマージンを乗せた料金を設定する「総括原価方式」)になっていたからだ。
全文はこちら。
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ゼネコン業界が突然の活況に沸いている。今年10月の建設工事受注額(大手50社ベース)は前年同月に比べて約6割増で、7ヵ月連続のプラス。2012年度に計上された大型補正予算の執行と景気回復により、公共工事・民間工事とも拡大が続いている。さらに、国土強靱化、東京五輪、リニア中央新幹線など、今後も建設投資につながるイベントが控えている。
その一方で、突然の活況は業界が抱える構造問題を浮き彫りにした。深刻な人手不足だ。建設業関連の新規求人倍率はいずれも上昇。中でも、型枠・鉄筋など躯体工事にかかわる技能労働者への求人倍率は、10月に9倍を超えた。建設現場で働く労働者の需給は、少なくとも2000年以降で最も逼迫している。 「生活保護を受けたほうがマシ」 なぜ、ここまで人がいないのか。建設業界は長期間にわたって市場が縮小し、その間、各社はダンピング(不当廉売)競争を繰り広げた。そのシワ寄せが末端の労働者に集中したのだ。 「職人の年収は200万円半ばから300万円台前半。1日現場に出ても1万円も稼げない」。鉄筋工事を手掛ける小黒組(東京都江東区)の内山聖会長はそう訴える。現場の職人をまとめる親方でも、年収400万円に届くかどうか。「もう親方なんて、呼べるような状態じゃない」(内山会長)。 こうした低賃金化もあり、社会保険料の支払いもままならない。国土交通省の昨年10月の調査では、建設業で働く人の約4割が法定3保険(雇用保険・健康保険・厚生年金)に未加入のままになっている。
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山本太郎参議院議員が一一月一二日付で提出した特定秘密の保護に関する法律案(以下、秘密保護法案)に関する質問主意書に対する答弁書で、安倍晋三首相は秘密指定を行なう行政機関の長について、五三もの機関名を挙げてきた。その中には外交や防衛等に関する秘密にほど遠いような機関(文化庁や公害等調整委員会、中央労働委員会、郵政民営化推進本部等)も多数ある。
呆れたのは、答弁された「特定秘密を指定し」「(特定秘密の取扱いを業務とする者に)適性評価を実施する」行政機関の長があるものとして、今年八月に廃止された社会保障制度改革国民会議が挙げられていたことだ。 答弁書のチェックを担当した内閣法制局と内閣情報調査室は、すでに誤りを認め陳謝したというが、ことはそれだけで済むものではない。 全閣僚が確認のうえ、内閣総理大臣名で出される閣議決定文書が質問主意書に対する答弁書なのだ。 まして社会保障制度改革国民会議は委員を首相自らが任命したもので、首相官邸に直属する行政機関だ。首相宛に答申書を出して任務を終えたことで八月二一日に廃止された。今回の誤りは、安倍首相自身がいかに答弁書を丹念に検討していないかを白日の下にさらすものとなった。 答弁書を受け取った山本太郎議員は、「すでに存在しない機関が答弁されて、驚いています。答弁書は内閣法制局が細部までチェックしてから閣議決定されると聞くが、チェック機能が働かなかったとしか言いようがない。 ずいぶんずさんな話で、人権制限をともなう法案の審議がまともにできているとは思えません。内閣法制局長、さらに総理大臣自身の責任も問う再度の質問主意書を提出しました」と述べている。 誤答弁に反映されたのは、審議の不徹底にとどまるものではなく、法案そのものがきわめて不十分な検討しかされていないことをも示している。 そもそも、法案の構造が自衛隊法第九六条の二(防衛秘密)と第一二二条で規定された防衛秘密を漏らした場合の罰則についての取り決め、同法別表第四(第九六条の二関係)で規定された防衛秘密の指定に関する項目を別途の法律とし、刑罰を重くしたものにすぎない。 自衛隊法の一部分を拡大して行政機関のほとんどを拘束する法規にするものだが、その具体的あり方、問題点がまったく明らかにされていない。 よりわかりやすく言うなら、自衛隊のみに適用されていた「防衛秘密」の保全とそのための「罰則」システムを行政全体に押し広げることによって生じる具体的な問題、矛盾点の検討がほとんどされた形跡がないのだ。 答弁書が示した五三の行政機関の大部分が、身近な公共事業に関わっている。これらに適切な予算執行がされているか、官製談合などがないかについて市民やオンブズマンが情報開示制度を駆使して追及しているが、今後、個別の事業案件が「防衛」「外交」「特定有害活動(注)」「テロリズム」に影響のあるものと当局が認定すれば、情報の大部分が秘匿されてしまうことが予想される。 実際、サイバー攻撃の対象が電力・エネルギー供給施設や交通管制システムに向けられている時代ともなり、これを口実に行政の正常な執行をチェックする市民の活動が妨げられたり、「特定有害活動」とみなされて抑圧されたりすることも、今回の法案が成立すれば十分にあり得ることなのだ。 (注)公になっていない情報のうちその漏えいが我が国の安全保障に支障を与えるおそれがあるものを取得するための活動、核兵器、軍用の化学製剤若しくは細菌製剤若しくはこれらの散布のための装置若しくはこれらを運搬することができるロケット若しくは無人航空機又はこれらの開発、製造、使用若しくは貯蔵のために用いられるおそれが大きいと認められる物を輸出し、又は輸入するための活動その他の活動であって、外国の利益を図る目的で行われ、かつ、我が国及び国民の安全を著しく害し、又は害するおそれのあるものをいう(法案第一二条二の一)。 (古是三春・軍事評論家、12月6日号)
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| 今日の気になるネット情報 / 東日本大震災・原発 | トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/9847/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
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| 東日本大震災・原発 / 新聞・テレビ・雑誌から | トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/9853/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
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| 東日本大震災・原発 / 今日の気になるネット情報 | トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/9848/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
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| 世界と日本 / 今日の気になるネット情報 | トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/9846/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
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2013年12月21日(土)
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| 東日本大震災・原発 / 新聞・テレビ・雑誌から | トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/9837/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
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