2013年09月25日(水)
・「ロボットコンテスト」というのは、おもしろい。 なにより、確実に答えを出さないといけないのがいい。 実際に競技に勝つために何をするのか、 いくら理屈に合っていても現実にならないといけない。 規定の条件のなかでなら、どういう方法で戦ってもいい。 得意不得意によって、仕事を分担して戦う。 おそらく、予算も時間も、おおいに限られている。 そんな同じ条件のもとに、学生たちが競い合う。 ぼくは、たまに気がつくと、この競技の番組を見る。 いつのまにか、海外での国際大会にまで成長していた。 日本のチームが優勝したという結果だけは知っていたが、 そこにいたるまでは、たいへんな道のりだったようだ。 特におもしろかったのは、大会開催地の設営が、 日本のように整ってなかったということだった。 ロボットが動くフィールドの床面が、 きれいに掃除されていないために、 ロボットの足にあたる車輪に、ごみがついてしまい、 回転のときにスリップしてしまうのである。 その床がきれいに掃除してあることを前提に、 日本チームのロボットは、計算通りに動くはずなのに。 床が掃除されていることは、「日本の常識」だった。 しかし、ロボットよ。 世界中のあらゆる床は、つるんつるんじゃないんだよ。 ‥‥他の国の学生たちも、その掃除されてない床で、 ロボットを走らせているのだし。 国際社会って、想像以上にワイルドなんだよな。 結論的には、問題を克服して日本チームは勝った。 「床がきれいに掃除されていない」というようなことに、 日本の人たちは、この先、 ものすごくたくさん出合うだろうと思うのだ。 外国の人たちから見たら、逆に日本の常識のなかに、 「考えられない」と思うことがあるかもしれないのだが。 つるつるのピカピカの環境を前提にしてはいけない。 世界は、泥沼であり、砂漠であり、コンクリートである。 どこにいても、なんとか走れることが大事だ。 今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。 引用サイト。 |
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ニュースの教科書編集部2013年09月25日 08:10 事故多発のJR北海道は事実上の国鉄。毎年大赤字でも経営が維持できているワケ JR北海道で列車事故が相次いでいる件で、菅官房長官は9月24日の記者会見において「極めて悪質である」と強く批判した。国土交通省は同社に対し、鉄道事業法に基づく特別保安監査を実施しているが、監査の範囲を大幅に拡大することを決定した。 JR北海道ではこのところ列車事故が相次いでいる。4月から特急電車の火災・発煙事故が4回連続で発生したほか、潤滑油漏れ事故も起こしている(本誌記事「火災事故対応から、速度低下と本数減少に踏み切ったJR北海道の決断は妥当か?」参照)。 8月に入ると今度は貨物列車の脱線事故が相次いだ。車両に問題がある事故と線路の保線に問題がある事故の両者が同時に発生しており、部分的な原因ではないことをうかがわせる。 補修が必要な線路について同社は97カ所も放置していたことがすでに明らかになっており、全社的な安全軽視の体質が問題となりつつある。 安全軽視は民営化による利益追求が原因との声も聞かれるが、現実問題としてJR北海道が置かれている状況はもっと深刻であり、民営化の是非を議論する以前の状況といってよい。 JR北海道は基本的に自力経営とはほど遠い状況にある。 同社の2013年3月期の鉄道事業の売上げは約780億円だが、経費はなんと1100億円である。 赤字額は300億円を超えており、毎期大量の赤字を垂れ流している状況である。 これで同社が倒産しないワケは、国鉄民営化の際に提供された「経営安定化基金」と呼ばれる資金を保有しているからである。 現在、同社はこの基金の運用益である300億円を赤字補填に回すことで、何とか経営を維持している。つまりJR北海道の収益の半分近くはファンドの運用益なのだ。 だがこの運用益にも問題がある。2013年3月期の基金の総額は約7300億円。だがこの基金からの運用益は300億円あり、4.1%もの高利回りで運用されている。この超低金利時代に4%の運用などどう逆立ちしても無理である。 このカラクリは、実質的な国庫補填にある。安定化基金の多くは、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構に貸し付けられており、この貸し付けについては4%近い特別な高金利となっている(他の民間からの借り入れは1%以下)。 つまり、この独法に対する貸し付けは事実上のJR北海道救済資金であり、当該独法の性質上、最終的には国の特別会計が負担していることと同じになる。 つまりJR北海道は民間企業などではなく、形を変えた国鉄であり、しかも鉄道事業としてまともに継続できる状況にはないのだ。 この状況を考慮せずに「民営化の弊害」と捉えると本質を見誤る可能性がある。 最近は車両の軽量化が進み、保線頻度を下げることが可能となっているが、これが行き過ぎれば当然事故につながる。 JR北海道のトラブルは、こうした技術的側面と、経営体質や企業体力という全体的な問題が相互に絡み合っている。 単純な問題解決策が出てくるような話ではない。 今後の公共交通機関のあり方をどうするのかといった大局的な議論の中で解決策を考えていく必要があるだろう。 引用元。 |
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2013年9月24日 19時51分 JR北海道でレールの異常が放置されていた問題で、北海道全域で異常が確認された計97カ所の中に、特急列車が最高時速130キロで走る本線の区間が3路線4区間あったことが24日、同社への取材で分かった。 列車の待機などに使用される副本線では少なくとも1年近く放置されたものが4カ所、本線では少なくとも約5カ月放置が16カ所あったことも判明。国土交通省は、同日から強化した特別保安監査で、異常区間をどの程度高速で走っていたかや、放置の経緯についても詳しく調べる。 |
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2013年09月24日 23:03 -権力と報道機関との関係はどうなる? 米英の諜報機関による大規模な個人情報の収集実態を次々と報道してきた英ガーディアン紙に対し、英政府が報道の元となる資料の破棄を命じたり、記事の執筆者のパートナーを拘束して所持品を没収する事態が発生した。 報道の自由が定着した英国で、政府がここまで直接的に報道機関の手足を縛る動きに出るのは異例中の異例だ。 国家権力とメディア報道について、「新聞協会報」(9月17日号)に寄稿した。以下はそれに若干付け足したものである。事件の流れについて以前にほかの媒体でも書いたが、今回は英国のほかの新聞の反応や、国家権力とメディアとの関係について書いてみた。 ー資料破棄や拘束 6月上旬から、ガーディアン紙は、元中央情報局(CIA)職員エドワード・スノーデン氏が提供した内部資料を元に、米国家安全保障局(NSA)や英国の通信傍受機関、政府通信本部(GCHQ)が大規模な個人情報の収集活動を行っていることを報道してきた。執筆陣の中心は米国人コラムニスト、グレン・グリーンワルド氏であった。 8月18日、同氏のパートナーでブラジル人のデービッド・ミランダ氏がロンドン・ヒースロー空港で拘束された。ミランダ氏はグリーンワルド氏とともに今回の報道に携わってきた米国人のドキュメンタリー作家ローラ・ポイトラス氏にドイツで会い、自宅があるリオデジャネイロに戻る途中だった。 英テロリズム対策法の下で9時間近く拘束されたミランダ氏は、携帯電話、ラップトップパソコン、予備のハードディスク、メモリースティックなどを没収された。電子メールやソーシャルメディアの利用パスワードなどを聞かれた。「教えないと刑務所に入れると言われた」という(BBCニュース、8月21日)。 テロリズム対策法を使うと、捜査当局は捜査令状を取らずに人を最長9時間拘束できる。協力を拒否すると、刑法違反で罰金か禁錮刑(3ヶ月)を科される。 ロンドン警視庁はテロ対策法の適用を「合法」、メイ内相も「慎重に扱うべき、盗まれた情報をある人物が所持している場合、警察が動くのは当然だ」として、拘束を支持する声明を出した。 英コラムニスト、ニック・コーエン氏は「米政府の意向を汲んだ動きだ。グリーンワルド氏を威嚇し、ラップトップに何が入っているかを探し出すのが目的だった」(米ニューヨーク・タイムズ、20日付)と書いた。 続きはこちら。 |
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一部引用・・ ここで重要なのは「報道する価値を有している」かどうかをメディア自身が判断するときに、単に公共性とか重要性だけでなくメディア自身の主義やイデオロギーや利益による私益的判断がおうおうにして反映してしまうことです。 重要な事柄をメディアの都合で報道しない、これも国民の知る権利を侵害する点で、重大な偏向性です。 そして報道されたとして、実際のその報道内容の偏向性が問われます。 このように、何を報じるのか、そしてどう報じるか、偏向報道は二重性を有しています。 上記の記事リストから分析できることは2点あります。 現時点での「東京大行進」報道のメディアの有様は、かなりの偏向性を見て取れます、ある種イデオロギッシュであります。 まず「東京大行進」を取り上げている左派系メディアの各記事は、一読すれば明らかですが、どれもお世辞にも客観報道とは申せません。 極めて「東京大行進」に好意的です、その内容は偏向していると申せましょう。 一方の保守系メディアも明らかに偏向性を見て取れます。 たとえ批判的取り上げ方であってでも十分に報道する価値があると思われますこのデモに対して、全く報じないという偏向性を示しているわけです。 「東京大行進」デモ報道で、メディアの偏向報道の二重性が見事に露見したと言えるでしょう。 実に興味深いです。 全文はこちら。 |
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みのさん「テレビ出演自粛」 親はいつまで「子どもの責任」を負うべきなのか? 一部引用・・ ●今回の事件をめぐる報道には疑問がある こう述べつつ、秋山弁護士は、みのさんの次男の逮捕をめぐる報道について、問題点を指摘する。 「被疑者本人は否認しているようであり、犯人と決め付ける報道には問題があります。 また、黙秘していることや調書への署名を拒否していることが批判的に報じられているようですが、黙秘も調書への署名拒否も被疑者の権利であり、それをもって『反省していない』といった報道には疑問があります。 まして、そうした被疑者の行動をもって、親であるみのもんたさんをバッシングするのは、筋が違うように思います」 「無罪推定の原則」からすれば、逮捕されたからといって、有罪が決まったわけではない。ましてや、今回は被疑者が否認をしている事件だ。有名人の家族ということでマスコミが加熱しているが、本来であれば、もっと慎重に報道すべきなのだろう。 全文はこちら。 |
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2013年09月24日(火)
民主主義の<民>は 庶民の民だ/ぼくらの暮しを なによりも第一にする ということだ。 なんだい/取り上げたゼニの この使いぶり/いったい ぼくらのゼニを/なんとおもっているのだ。 花森安治 |
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2013年9月24日 朝刊 原発再稼働をめぐる論議が高まる中、原発から出る放射線量の高い使用済み核燃料を貯蔵するスペースは既に満杯に近づきつつある。「核のごみ」が解決しないまま、原発を動かしてもいずれ行き詰まるのは明らかだ。 (梅田歳晴) 電気事業連合会などによると、国内にある使用済み燃料は二〇一二年九月末時点で、少なくとも一万七千トン以上。電力会社は各原発の原子炉建屋内にある燃料プールでほとんどを貯蔵しているが、東京電力の福島第一、第二、柏崎刈羽、九州電力玄海、日本原子力発電東海第二でいずれも占有率が80%以上を占め、限界に近づいている。 青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(再処理工場)にも容量三千トンの一時保管スペースがあるが、再処理事業の遅れで各原発から持ち込まれる使用済み燃料がたまる一方。今年九月の時点で貯蔵量は二千九百四十五トンに達し、占有率は98%に達した。 原発の燃料プールと六ケ所村の保管スペースを合計した貯蔵容量の73%が埋まり、原発が順次再稼働した場合、数年後には満杯になる計算だ。 日本は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを高速増殖炉で燃やす核燃料サイクルを原子力政策の要としているが、再処理は技術的なトラブルが相次ぎ、いまだに事業を開始していない。高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)も一九九五年のナトリウム漏れ事故後ほとんど動いていない。 高レベル放射性廃棄物の最終処分では場所すら決まっておらず、使用済み核燃料が国内の貯蔵能力を上回れば、事実上、原発の運転が不可能になる。 京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)は「再稼働すれば行き先のない核のごみは増え続けるばかりだ。全体のグランドデザインをしっかり考える人がいなかったのではないか。 これ以上、原発を再稼働させるべきではない」と、核のごみを放置し、原発を増やし続けた国や電力会社の姿勢を批判している。 |
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ひとのこころの湖水 その深浅に 立ちどまり耳澄ます ということがない 風の音に驚いたり 鳥の声に惚けたり ひとり耳そばだてる そんなしぐさからも遠ざかるばかり 小鳥の声がわかったせいで 古い樹木の難儀を救い きれいな娘の病気まで直した民話 「聴耳頭巾」を持っていた うからやから その末裔は我がことのみに無我夢中 舌ばかりほの赤くくるくると空転し どう言いくるめようか どう圧倒してやろうか だが どうして言葉たり得よう 他のものを じっと 受けとめる力がなければ |
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| 俳句・和歌・詩 |
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2013年9月24日 東京電力福島第1原発事故が起きた当時の米原子力規制委員長だったグレゴリー・ヤツコ氏は23日、都内で講演し、原子力規制の基準について、福島第1原発事故の教訓を踏まえて、新たな基準を策定する必要があるとの考えを示した。 講演で「(事故が起きても)一人も避難することに陥らせず、敷地外や海を汚染してはいけない基準が世界中の原発に求められる」と述べた。将来的な話として「過酷事故が起きる仕組みがない発電方法が望ましい」との見解を明らかにした。 原子力規制の前提については「原発は事故が起きるものだという基本的な事実を認めなければいけない」と指摘し、事故原因究明と同時に「これまで一般に安全と考えていることの見直しが重要」と述べた。 福島第1原発事故については、燃料溶融や水素爆発に備えるべき機器が作動しなかったことが問題とした。 |
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/範囲知らず発言か 2013/09/21 12:14 福島第1原発汚染水問題の現状 東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、安倍晋三首相が19日に現地を視察した際、放射性物質による海洋への影響が抑えられていると説明する東電幹部に、「0・3(平方キロ)は(どこか)」と尋ねていたことが20日、分かった。 首相は東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」と説明していたが、実際の範囲がどの程度か理解しないまま発言していた可能性がある。 安倍首相は第1原発1、2号機東側の護岸を視察し、東電の小野明所長から放射性物質の海への流出や海中での拡散を防ぐ対策の説明を受けた。首相はこの際に「0・3は?」と質問。小野所長は港湾出口に灯台があることを示しながら広さを説明した。 1~4号機東側の護岸では、地下を通じて海に流れ込む放射性物質が拡散しないように「シルトフェンス」という水中カーテンを設置している。水の流れを完全に遮断できるわけではなく、政府、東電とも放射性物質が港湾外に出ている可能性を否定していない。 東電はこれまで、首相が「ブロックの範囲」をシルトフェンス内と誤解している可能性もあるとみて、首相発言への言及を極力避けてきた。今回の現地視察でようやく理解を得られた格好だ。 ただ5、6号機では、港湾から放射性物質を含んだ海水をくみ上げて原子炉冷却に使った後、放水口から外洋(港湾外)に直接放出している。 放出量は1日16万8千トンで、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は1日600億ベクレルのセシウム137などが含まれていると分析しているが、東電は濃度が法定基準以下であることを根拠に「問題はない」としている。 |
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JR北海道 中島社長が社員に残した遺書全文 2011年9月19日(月) 08時45分 引用元 行方不明だったJR北海道の中島尚俊社長(64)が遺体で発見されたことを受けて、同社は18日19時過ぎから会見を開いた。小池明夫会長、柿沼博彦副社長、島田修常務の3人の役員が出席した。小池会長は「そこまでとは気付かなかった」と、無念の表情を浮かべた。 中島社長が残した書き置きは10通ほどある。同社はそのうち役員に宛てたものが4通、社員全体に宛てたものが1通あり、社員宛ての遺書について公表した。 ワープロ打ちで「社員の皆さんへ」と題された文書は、5つの箇条書きになっていた。「真っ先に戦線を離脱することをお詫びいたします」と綴られた後に、意識改革を促す内容が残されているのが印象的だ。最後は「長い間のご支援、ご協力ありがとうございました」と、締め括られていた。 全文は以下の通り。 社員のみなさんへ ○毎日、それぞれの持ち場で、安全輸送、接客、収入確保、経費節減に取り組んでいただき有難うございます。 ○この度の36協定違反では、長期間にわたって協定に違反する事態が発生しており、社員の皆さんに多大なご迷惑をおかけしたことを、お詫びいたします。 ○現在、5月27日の脱線火災事故を反省し、全社をあげて企業風土の改善などに取り組んでいる時に、真っ先に戦線を離脱することをお詫びいたします。 ○当社は、年間に日本の人口とほぼ等しい、1億3000万人の方にご利用いただいています。これだけ多くのお客様の尊い命をお預かりしているという事実を認識し、「お客様の安全を最優先にする」ということを常に考える社員になっていただきたいと思います。 ○長い間のご支援、ご協力ありがとうございました。 |
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09/24 09:22 JR北海道がレールの異常を約100カ所で補修せず放置していた問題で、同社への特別保安監査を行っている国土交通省は23日、同日で終了するとしていた監査を27日まで延長することを決めた。 これまで監査を行ってきたレールの保線部門だけでなく、車両や電気設備、乗務員など運行にかかわる全部門に対象を広げ、監査員も増員して法令違反がなかったかなどを調べる。 国交省は同社の処分内容の検討にも着手し、安全対策の改善措置が義務付けられる「事業改善命令」を軸に、来月中にも判断する方針だ。 23日の監査終了後、楠元哲彦・鉄道局企画調整官は報道陣に「国交省の指示があって新たにレールの異常が発覚するなど、次から次へ不備が見つかっている」と述べ、保線部門以外でも掘り下げた調査を行う必要性を強調した。24日以降は北海道運輸局の職員を含めて4人だった監査員を、本省から2人派遣するなどして計9人に増やす。 JR函館線大沼駅構内の貨物列車脱線事故に伴ってレール異常の放置が判明したことを受け、国交省は21日から特別保安監査を開始。 23日は札幌市中央区の同社本社と同市西区の札幌保線所に立ち入った。同社の笠島雅之取締役工務部長らから聞き取りしたほか、レールの点検や補修の手順、同社が異常放置の原因としている保線社員間の連携ミスがなぜ起きたかなどを調べたとみられる。 同社は23日夜、異常が見つかった箇所の点検記録などを国交省鉄道局に提出した。 同社に対する特別保安監査は今回を含め3回目で、死傷者が出ていない事故で実施されるのは異例。 国交省によると、同社は2011年5月の石勝線脱線炎上事故でも事業改善命令を受けており、今回も命令が出れば同一の鉄道会社に計2度、命令が出される初のケースとなる。<北海道新聞9月24日朝刊掲載> JR北海道 異常放置15部署に集中 2013年9月24日 東京新聞朝刊 JR北海道が多数のレール異常を放置していた問題で、国土交通省は二十三日、同社への特別保安監査を二十七日まで延長し、監査員も四人から九人に増強すると発表した。 また、保線に当たる四十四部署のうち十五部署に異常放置が集中していたことも判明。十九日に函館線大沼駅構内で起きた貨物列車脱線事故の現場を担当する部署は、公表された九十七カ所の異常放置のうち二十三カ所を占め、最多だった。 JR北海道によると、四十四部署には各地の「保線管理室」のほか、駅に置かれた工務部門がある。 軌道検測車と呼ばれる特殊車両を走らせたり、保線員が計測機器を使ったりしてレールに異常がないかを調べ、異常が見つかれば補修も行っている。 異常を最も多く放置していたのは大沼保線管理室(北海道七飯町)。次いで苫小牧保線管理室(苫小牧市)が十六カ所に上った。当別町の石狩当別駅(十四カ所)、遠軽町の遠軽管理室(十二カ所)などが続いた。 その一方、運行本数が多い札幌保線管理室(札幌市)など二十九部署では九十七カ所に含まれる異常放置はなかったとしている。 野島誠社長は二十二日の記者会見で、多数の異常放置について「ヒューマンエラーでなく、組織としての観点で見るべき重大な事象だと考えている」と述べたが、具体的な対応策は明言していない。 国交省による特別保安監査は二十三日までの予定だったが、多数の異常放置が発覚したことから期間を延長し、監査対象も車両や運転などの部門にも大幅に拡大。安全を軽視したJR北海道の実態解明を進める。 |
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憲法についてのアンケートに答えました。800字制限でしたのでタイヘンでした。 投稿者:miyadai 投稿日時:2013-09-22 - 09:42:44 憲法についてのアンケートに答えました。800字制限でしたのでタイヘンでした。でも30分で書きました。そのグルーヴ感が出ているでしょう。 設問 (1)現行憲法で好きな条文、嫌いな(あるいは、おかしいと感じる)条文についてお聞かせください。 (2)憲法改正の議論が浮上しています。この議論は、いままさにされるべきであるとお考えですか。 (3)自主憲法に改めるべきだと思いますか。 (4)自由民主党が掲げる改憲草案が話題となっています。どのような評価をなさいますか。 (5)9条は改正されるべきだとお考えですか。 (6)現行憲法に関する率直な感想をお寄せください。 回答 憲法と名のつくものは独裁国にもある。近代憲法としての適切性に話を絞り、全項目に答える。 (1)法は立法意思より文面が重要。憲法は文面より立憲意思が重要。 理由は双方同一で統治権力の恣意を排し主権者の意思に服さしめるため。この本質に条文好悪は関係なく、客観評価だけが重要。 (2)沖縄問題・原発問題等、対米依存ゆえフリーハンドのない政策領域がある。かかる領域で主権回復を遂げるには重武装(対米)中立化しかない。 ゆえに宮台は長く9条改憲派。但し重武装中立は改憲を前提とし、改憲はアジア信頼醸成を前提する。 前提を欠けば国益を失う。逆に極東緊張化は対米依存を亢進。現に日本は交渉力ゼロ(TPP!)。この構造を弁えぬ総理や副総理を国民が戴き、米国が馬鹿にする現状、改憲は◯◯に刃物でしかない。 ⑶自主憲法を唱う是非は憲法を書く能力に依存する。憲法を書くのは国民。国民に能力はあるか。オバマ政権や米議会議員でさえ吹き出した総理と副総理の憲法認識を見れば思い半ばに過ぎる。 (4)統治権力への命令と市民への命令が混在する点、主体と名宛人が不明で、憲法に値しない。これを憲法草案と呼ぶ時点で国辱。統治を縛る憲法は王権時代のものと語る総理が国辱の極み。 マグナカルタは等族内の約束であり、立憲君主制は王権ではない。この程度の認識で憲法を語る資格はない。 (5)いずれは9条改憲が不可欠だが、今は◯◯に刃物に過ぎない(前述した)。 (6)形式面。押付憲法論は誤り。敗戦後の松本草案騒動に見る通り当時の日本人に憲法は書けず、押付けられる能力さえ欠いた。内容面。部分講和にも拘わらず9条の謝罪機能がアジアでの国益を担保してきた(9条の謝罪機能)。 対米追従下、9条の集団的自衛権否定機能のみが野方図な追従を妨げてきた(9条の対米追従制約機能)。この2機能を何に置き換えるのかを欠いた現行憲法批判は平和ボケか頓馬さの表れで、何の意味もない。 結論。 [主権回復←重武装中立化←改憲←アジア信頼醸成]のバッケージを書いた議論は無意味である。従って自民党憲法草案はナンセンスの極北であり、長らく改憲派である宮台でさえ吹き出す。 引用元 |
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2013年09月23日(月)
JR北海道のレール幅異常放置 責任者「理由全く分からぬ」 合理化で疲弊の声も(09/22 10:57、09/22 11:01 更新)
北海道新聞 渡島管内七飯町のJR函館線大沼駅構内で起きた貨物列車脱線事故をめぐり、JR北海道は現場付近のレール幅が許容値を超えていたのに約1年間放置していたことが21日明らかになった。 安全運行が使命の鉄道事業者にとって、その資格を問われる深刻な事態だが、なぜ放置されたのかなど基本的な事実の把握はできていない。 2011年の石勝線特急脱線炎上事故から続くトラブルや不祥事が、組織の屋台骨を揺るがしている。 「なぜ放置されていたのか全く分からない」「まだ現場の聴取ができていない」 21日夕、JR北海道本社で行われた記者会見。レールを管理する保線部門の責任者、笠島雅之工務部長は繰り返した。補修が必要な状態だったレールは昨年10月から手付かずのままだったが、その理由の明確な説明はなかった。 レール幅の許容値超過が分かったのは、当初「今年6月」としていた。ところが、約2時間の会見の終了間際、実は昨年10月だったと明かした。信頼回復に向けて情報開示しようという姿勢は見えなかった。 長年続く合理化で現場の疲弊を指摘する声も。30年以上勤務するベテラン社員は「人員の削減が進み、必要な保線作業が行き届いていない。寝ている乗客が起きるほど揺れる箇所もある」と明かす。
石勝線事故を教訓に、JRが昨年11月にまとめた安全基本計画。その冒頭には、安全風土のための七つの文化の一番目として「規律を守ること」が掲げられている。乗客の命を預かる鉄道会社として、組織再生を図るため7千人の全社員が胸に刻んだはずだった。
だが、今回の事故は、その精神が共有されていないことを浮き彫りにした。<北海道新聞9月22日朝刊掲載> ☆JR北海道の経営者は労政畑か経理畑出身が多いのでは? 自社の現場がどう運営されているかよりも、組合対策とコスト削減しか頭にない。 自社が何を持って世間様から報酬を頂いているかを考えたこともない 連中がトップになっているとしか思えない。 意図的かどうかは別に、この会社は社員のサボタージュに遭っている。死人多数の大列車事故が今日起こっても不思議ではない。 「修理後回し失念」 JRレール異常放置 現場「人とモノ足りぬ」(09/23 06:30) <北海道新聞9月23日朝刊掲載> 函館線大沼駅で19日に起きた貨物列車脱線事故をめぐり明るみになったレール幅などの異常は、22日、本線を含め全道97カ所で放置されていたことが新たに判明。同日の会見では、報道陣から異常放置の原因を問う声が相次いだ。 「現場に何が不足しているか、よく検討しなければならないが、人員削減の分、グループ会社の態勢を強化してきた」。野島社長は現場作業を外注化しても人員は確保されていることを強調した。 しかし、複数のベテラン保線社員は「現場は圧倒的に人とモノが足りていない。レールの補修が、内規で定められた15日以内の期限を過ぎることを承知の上で、先送りするケースは日常的にある」と明かす。 会見で国鉄分割・民営化後の相次ぐ経費削減で線路整備が追いついていない可能性について問われた野島社長は、「高速化した列車の乗り心地に影響しないよう、きちっと整備している」と強調したが、別のある保線社員は「予算の制限から、朽ちた枕木を満足に交換できないことも多々ある」と打ち明ける。 ベテラン保線社員は、大沼駅の脱線現場でレールが本来の1067ミリより6月時点で許容値より6ミリも多い25ミリ広がっていた実態には驚きを隠さない。「許容値より1、2ミリの多さは理解できるが、そこまで放置されたとなると別次元。 重い貨物列車なら、十分、脱線が起きうる極めて危険なレベルだと保線社員なら誰でも知っている」。ヒトとカネの不足による現場のほころびの拡大を深刻に受け止めていた。
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5人の方々にお送りした提言文は以下の通りです。 安倍晋三首相宛 こちら。 塩崎恭久衆議院議員(国会事故調の提言を実現・法制化する超党派議員連盟共同会長)宛 こちら。 田中俊一原子力規制委員会委員長宛 こちら。 吉野正芳衆議院議員(衆議院環境委員会委員長)宛 こちら。
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| 東日本大震災・原発 / 今日の気になるネット情報 | トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/9065/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
参加者は「ヘイトスピーチに反対する」「仲良くしようぜ」などと書いたプラカードを掲げながら歩いた。ブラスバンドの演奏やダンスのパフォーマンスもあり、通行人の目を引いた。 東京都の男性会社員(28)は「グローバル化が進む中で、日本人が他の民族を受け入れないというのは恥ずかしい」と話した。 ☆日本も韓国も相手を見下したり、侮蔑したりするのは、それぞれの社会での自分の生活の場が脆弱な人が多いのは共通している。 また、一度でも相手の国に一週間ほど滞在すれば、どちらの庶民も同じように日々苦労して暮らしていて、マスコミのプロパガンダはほんの一部しかあてはまらないこともわが身が体験する。 HATE SPEECHをやっていれば、自分を高めることを放棄しても、 相手を下に観て高揚感が沸き起こるから、こんな楽なことはない。
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| 新聞・テレビ・雑誌から / 世界と日本 | トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/9066/ ※ブログ管理者が承認するまで表示されません
機密情報を漏らした国家公務員らへの罰則強化を盛り込んだ特定秘密保護法案の扱いを通じ、情報公開に後ろ向きな安倍政権の姿勢が鮮明になりつつある。 10月召集予定の臨時国会で秘密保護法案を提出する方針なのに対し、公文書公開のルールをつくる公文書管理法改正や、情報公開法改正は手つかずのままなのだ。 (大杉はるか) 公文書管理法を担当する稲田朋美行革担当相は二十日の記者会見で、法改正に関し「検討している」と述べるにとどめた。 政権で秘密保護法案の立案を担当する礒崎陽輔首相補佐官は十八日のテレビ番組で、情報公開法改正について「議論は十分にしていかなければいけない」と強調したが、政権内に具体化の動きはない。 安倍政権が情報公開に消極的なのは、民主党政権と比べると明白だ。 民主党政権も秘密保護法の制定を視野に、有識者による検討会を設置して二〇一一年八月に報告書をまとめた。 しかし、これに先立って同年四月に情報公開法改正案を国会に提出した。 成立はしなかったが法の目的に「国民の知る権利の保障」を明記し、政府内の協議内容や、企業・団体から政府に提供された情報の開示の必要性を明確にした。 一二年十月には、公文書管理法改正案もまとめた。閣議や閣僚懇談会の議事録を作成し、原則三十年後に公開する内容。当時の野田佳彦首相が衆院を解散して国会提出できなかったが、秘密保護法案が報告書段階にとどまっていたことを考えれば、情報公開を優先していたといえる。 これに対し、安倍政権は民主党政権がつくった秘密保護法の報告書を基に法案の概要を策定した。情報公開関連の法改正を置き去りにして、保護法案を先行させて国会提出する方針だ。 情報公開に後ろ向きな政権の姿勢に、保護法案成立への慎重論が強い公明党には危機感が漂う。 二十日の保護法案に関する党検討部会で、大口善徳座長は、内閣が外交・安全保障の重要政策を決定する非公開の安全保障会議を例示し「三十年後の国民の議論に資するためにも、議事録をつくることが大事だ。公開までの期間も検討すべきだ」と公文書管理法改正の必要性を訴えた。
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2013年09月22日(日)
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