2013年09月10日(火)
政治家も生活保護者も税金で 姫路 まなふゆ 想定の低さが生んだ想定外 前橋 安田隆夫 うなぎ屋にアナゴあります貼ってある 神戸 芋粥 肩書きはマネージャーでも時間給 桶川 句意なし 60の老婆と書いた古新聞 佐賀 吉川ヒデ子 購読紙聞いてやむなく話題変え 倉敷 焼酎亭二八 言ったかもしれんがとまず言っておく 大分 春野小川 落選もあるのかモンドセレクション 吹田 チャモネン いずれも毎日新聞「万能川柳」から抜粋。 |
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2020年東京オリンピックは決まったが 一部引用・・ さて安倍首相は、肝腎の汚染水問題で次のように高言した。「汚染水による影響は福島第一原発の港湾内の0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている。近海でモニタリングしているが、数値は最大でもWHO(世界保健機構)の飲料水ガイドラインの500分の1だ。 日本の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい。健康問題については、今までも現在も将来も全く問題ないと約束する」「さらに完全に問題のないものにするため抜本解決に向けたプログラムを決定し、着手している。 日本の首相として、子供たちの安全と未来に責任を持っている。日本に来るアスリートにも責任をもっている。その責任を完全に果たす」と。 これは日本政府としての国際公約である。 安倍首相はブエノスアイレスでの記者会見で、東京オリンピック開催の決定に大喜びする姿を見せたが、この公約を厳守する責任がある。 汚染水漏れについては、これまでの東京電力の対応が無能、無責任だったことを政府がようやく認め、470億円の政府予算予備費を投じて原子炉建屋周辺に深い氷の壁を設けて、水漏れを防ぐ工事に着手すると報じられている。 これが「抜本解決に向けたプログラム」だろうが、遅くとも7年後までには汚染水漏れを完全にストップさせていなければならない。 さらに安倍首相は「子供たちの安全と未来に責任を持つ」と公約した。原発事故による放射能汚染から子供たちを守ることを約束したこの約束も重い。 全文はこちら。 |
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| 東日本大震災・原発 / 今日の気になるネット情報 |
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☆この記事は共同通信の配信記事だが、取り上げて掲載しているのは静岡、沖縄、福島などの地方紙だけで読売朝日産経などの全国紙は一切取り上げていない。 このように日本の大手新聞が加入している司法記者クラブには、各地でそれぞれ警察、検察から自動的に彼らの都合のいい視点に立った事件報告が送られてくる仕組みが作られている。 全国紙はそんな仕組みを国民に知られるのが嫌なせいで、警察/検察の太鼓持ちかつ、同じ穴の一家であることがばれないように注意を怠らない。 でももうみんな知ってる話やけどなぁ・・・ 2013年9月9日 山口県警は9日、光署の男性警部補が、窃盗事件で逮捕した容疑者の本籍や犯罪歴、捜査状況などを記載した書類2枚を報道機関に誤ってファクス送信したと発表した。 県警によると、警部補は当直勤務中の9日午前4時5分ごろ、8月16日に同県周南市で発生した窃盗事件の報道発表文を送る際、県警本部へ報告するための書類2枚も誤送信した。 光署によると、警部補が報道連絡の用紙を送る際、重なっていた2枚の内容を確認せず、報道向けと勘違いして送信したのが原因という。 山口県警では2月にも長府署で同様のミスが発生したばかり。 (共同通信) |
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| 新聞・テレビ・雑誌から / こんなことあんなこと |
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2013年9月10日 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の災害対応や復旧、復興の進め方をめぐり、県内市町村の首長が新人に敗れたり、辞職に追い込まれるケースが相次いでいる。震災後2年6カ月が過ぎようとする現在でも、現職には震災や原発事故直後の住民避難の在り方や、進まぬ復興に対する不満が、強い批判票となって表れているとの見方が強い。 現職への風当たりは、特に直接の被災地で強い。全町民が避難した双葉町では町長が中間貯蔵施設の調査受け入れをめぐる対応などを批判され、議会から不信任決議を受け辞職。富岡町も5選を目指した現職が新人に敗れた。双葉郡の多くの避難住民を受け入れ、自主避難者もいる郡山市では3期目を目指した現職が、2度目の挑戦の新人に屈した。現職の支持基盤や団体の支援など従来の選挙手法が通用しなくなっている。 現職陣営は、震災後の対応が新人の攻撃材料になり、守りの戦いを強いられている。いわき市長選でも、原発事故直後のヨウ素剤配布の在り方や、避難物資の分配などが批判された。 ただ、選挙戦が過熱しても、どのように復興を進めていくかの議論は置き去りにされがちだ。投票率の低下にも歯止めがかからず、住民の政治不信は投票率に反比例して高まっている。 県内では今後、福島市、二本松市、相馬市で市長選が行われる。来年も1月に南相馬市、伊達市、喜多方市で市長選があり、秋には知事選が待っている。 |
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2013年09月09日(月)
今日、9月9日は新聞休刊日です。昨日は日曜日で夕刊は休刊。今日の朝刊も休刊。オリンピック東京誘致成功の記事は新聞での報道は月曜日の夕刊までない。 それでもネットのお蔭で私の生活には何の支障もない。 新聞業界のこの一斉休刊の大胆さはどうだろう!! 「権力は必ず腐敗する」と言うが、腐敗を越えて死臭ふんぷんだ。 [新聞休刊日の七不思議~北朝鮮も真っ青なスバラシイ言論統率! 木走正水 一部引用・・ ●全国いっせいに仲良く報道の自由を放棄する「新聞休刊日」の不思議 新聞がもし「社会の公器」を自認するならば、この全国一斉休刊日を私たち国民はどう考えたらいいのでしょう。 現在、年に10日あるこの新聞休刊日では、発行部数1000万部を誇る全国紙から数万部の地方紙まで一律になかよく休刊してしまいます。 この新聞休刊日、皮肉なことに、別に新聞が一斉に休刊してもテレビもあるしネットメディアもあるし全然国民生活に差し障りがないことが証明されており、実はいかに新聞がすでに「社会の公器」ではなく国民にとり必要性が薄まっているなによりの証左にもなってはいるのであります(苦笑)。 しかし、全国のTVが一斉に放映休止日を設けたり、公的交通機関例えば航空各社が一斉に飛行休憩日(?)を設けることなどは、聞いたことがありません。 ・・・ この新聞休刊日ですが、調べると不思議なことだらけなのです。 ●新聞休刊日の七不思議~全ては「偶然」の産物です by 日本新聞協会 【不思議1】その年の新聞休刊日は誰が決めるの? 答えは「誰」も決めていません。 業界団体の日本新聞協会によると、「休刊日は、各社の自主性に任されており、新聞協会が、ガイドラインを設定したり、指導したことはない」のであります。 全文はこちら。 新聞休刊日2013年のスケジュールはこちら |
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武田 砂鉄 | フリーライター 2013年9月8日 9時15分 小学生は「宿題は明日やる」と言うが、安倍首相は「そもそも宿題はありません」と言ったのだ。 ・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・ 失われた希望を元に戻さずに、新しく希望を作ろうという。非道ではないか。 国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価を、「レベル1(逸脱)」から「レベル3(重大な異常事象)」に引き上げられた経緯のなかで、今現在の汚染水漏れを「状況はコントロールされている」と断言してしまう異様さをIOCの委員たちが最終的に察知できなかったのは残念だが、そもそもIOCは国際機関ではないし収入源の安定を最優先する組織だから、この汚染漏れの実態がどこまで最終的な判断基準として問われたかは分からない。 それにしても、目の前にある重大な事実を、「夢」「希望」という(現時点では)空疎なメッセージで覆い被せようとする働きかけに飲み込まれてはいけない。たったの2年半前に、経済優先のために進めてきた国策によって、個人がすさまじく軽視されたことを実感したばかりではないか。 東京五輪が開催されれば数十万人が海外から日本にやってくる。それによる経済効果も期待される、財界の期待も膨らむ。その数十万人の一方で、福島県民は今でも約15万人が避難をしている。 失われた希望を元に戻さずに、新しく希望を作ろうという。 これって本当に、非道ではないか。物事には、順番がある。その順番を完全に誤っている。 全文はこちら。 ☆オリンピックは世界規模ではあるが、収益を目指す一つの興行であることに違いはない。 その興行の地方巡業を喜んで引き受けた猪瀬知事と東京都。 福島県民は東北電力から電気の供給を受け、福島原発第一、第二で発電された電力は東京電力が東京始め首都圏に配電していた。 想定外の放射能事故が起こることを想定して、自社営業地域に原発を作らず、域外に原発を作った東京電力。その恩恵を受けてきた本社が東京にある大企業には後ろめたさは全くない。 関西電力の大飯原発も、同じように北陸電力の配電区域である福井県に立地しているが、その発電電力は関西一円の関西電力営業エリアに配電されている。 やはり放射能事故を想定して、電力会社の本社や関西に本社のある企業本体と経営者や社員は助かる仕組みにしている。 確かに非道だ。その恩恵を受けている自分は後ろめたい。 後ろめたいとは思わない旦那方がオリンピックの興行主になった。 |
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2013年09月08日(日)
2013年 09月08日 06時52分 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災者の死亡例のうち、福島県内自治体が「震災関連死」と認定した死者数が8月末現在で1539人に上り、地震や津波による直接死者数1599人(県災害対策本部調べ)に迫っていることが、毎日新聞の調査で分かった。少なくとも109人について申請中であることも判明。近く直接死を上回るのは確実だ。 長引く避難生活で体調が悪化したり、自殺に追い込まれたりするケースがあり、原発事故被害の深刻さが裏付けられた。 関連死の審査会を設置しているか、今年3月末までに関連死を認定したケースがある福島県内25市町村を調べた。復興庁が公表した3月末の関連死者1383人から5カ月で156人が新たに増えたことになる。 南相馬市が431人で最も多く、浪江町291人、富岡町190人--の順だった。年代別では回答が得られた355人のうち、80歳代以上233人(65.6%)▽70歳代79人(22.3%)▽60歳代32人(9.0%)などで高齢者が多かった。 死因については多くの市町村が「今後の審査に影響する」と回答を避けた。復興庁による昨年3月末のデータを基にした県内734人の原因調査では「避難所などの生活疲労」33.7%▽「避難所などへの移動中の疲労」29.5%▽「病院の機能停止による既往症の悪化」14.5%など。自殺は9人だった。 宮城県では今年8月末現在で869人、岩手県は413人だった。関連死申請の相談を受けた経験がある馬奈木厳太郎弁護士は「原発事故による避難者数が多い上、将来の見通しも立たずにストレスがたまっている。今後も増える可能性がある」と指摘している。【蓬田正志、田原翔一】 ◇ことば【震災関連死】 建物倒壊による圧死や津波による水死など震災を直接の原因とする死亡ではなく、災害により長引く避難所生活の疲労や震災の精神的ショックなどで体調を崩して死亡したケースを指す。明確な基準はないが、遺族が申請して市町村などが震災との因果関係を認定する。東日本大震災では福島県の場合、申請の約8割が認定された。市町村と都道府県、国から最高で計500万円の災害弔慰金が支給される。 |
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2013年09月07日土曜日 東京都が名乗りを上げる2020年夏季五輪開催都市が8日早朝に決定することについて、岩手県釜石市の野田武則市長は6日の定例記者会見で、東京に決定することを期待する一方で、「東日本大震災の被災地へ目が向かなくなることを心配している」と述べた。 釜石市では職人不足や資材高騰などで災害公営住宅関係だけでも入札不調が3件に上り、事業の遅れが懸念されている。 野田市長は「東京に決まれば、五輪関連事業に建設関係者の目が向いてしまう」と業者確保が一層困難になることへの危機感を強調。 「震災直後は全国の建設会社などから支援の申し出が殺到したが、最近は引いてしまったように感じる」と風化の進展も指摘した。 「被災地の復旧復興はこれからが本番」と訴えた上で、「被災地の現状をよく理解してほしい。復旧復興に影響がないよう国の対策が必要になると思う」と語った。 |
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首相強弁「汚染水問題ない」 IOC委員質問に回答 実際は外洋漏えいも 2013年9月8日 東京新聞 朝刊 二〇二〇年夏季五輪の開催都市を決めるIOC総会で、安倍晋三首相は東京電力福島第一原発の汚染水漏えい問題について、「まったく問題はない。汚染水の影響は、港湾内で完全にブロックされている」と強調した。 安倍首相はプレゼンテーションで「東京は世界で最も安全な都市の一つ」とアピール。福島第一原発事故について「状況はコントロールされている。東京にダメージを与えることは許さない」とした。この発言に対し、IOC委員が質疑応答で、東京に影響がない根拠を尋ねた。 首相は「汚染水の影響は、福島第一原発の港湾内の〇・三平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」と断言。近海のモニタリングの結果、「数値は最大でも世界保健機関(WHO)の水質ガイドラインの五百分の一。日本の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい基準だ」とアピールした。 だが、福島第一原発では毎日汚染水を含む大量の地下水が漏えいしている。先月には地上タンクから約三百トンの処理水が漏出。 外洋につながる排水溝に沿って、処理水と同じ特徴を示す高濃度の放射性ストロンチウムなどを含む水が確認され、外洋に漏れた可能性が極めて高い。 港湾内の水についても、東電は、外洋と完全にブロックされた状態ではなく、水が行き来していると説明している。 首相は「日本のどの地域でもこの基準(食品や水の安全基準)の百分の一であり、健康問題については、これまでも今も将来もまったく問題ないことを約束する」とし「抜本解決に向けたプログラムを私が責任をもって決定し、すでに着手している」と強調した。 プレゼンテーションを終えた安倍首相は、報道陣に「汚染水については完全にブロックされていると伝わったと思う。(汚染水問題は)数日前から私の口からはっきり伝えようと思った」と話した。 |
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☆アメリカの大統領選には当選投票数が意図的に操作されていると言う疑いがつきまとっている。 日本でもそんな噂が多少あったが、今回の高松のケースは本当にありえない現実を示している。 日本の集計集計システムは一社独占で、その投票集計の運用はブラックボックスに入っているとも言われている。 参院選:衛藤氏「0票」 高松市長、市選管へ検証要請 「疑義残らぬよう」 /香川 毎日新聞 2013年09月06日 地方版 7月の参院選比例代表で再選した自民党の衛藤晟一(えとうせいいち)氏の得票が高松市で「0票」だったことについて、大西秀人市長は5日の記者会見で、「ゼロになるのは不自然」と、市選管に対して開票事務の検証を要請したことを明らかにした。 大西市長は「選挙結果については、公選法上の猶予期間を過ぎて確定している」と再点検は難しいとする判断を示しながらも、「もう一度、開票事務の手順をチェックし、ミスが起こりうる所がないかなど、今後の選挙に疑義が残らないよう万全を期したい」と要請理由を説明した。 問題を巡っては、「衛藤氏に投票した」と主張する同市の男性らが8月30日、投票用紙の再点検を求める抗議文を市選管に提出した。【鈴木理之】 「再点検できない」/参院選・衛藤氏「0票」 2013/09/07 09:49 四国新聞 高松市選管は6日、7月の参院選比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏の得票が市内で0票だったことで、市内の有権者が開票のやり直しを求めた抗議文に対し、「公選法の規定で、投票用紙の再点検はできない」と回答した。 回答文では、開票作業は「立会人の確認もあり適正に行われた」とし、再点検については「裁判所の命令があれば再点検できるが、公選法で定めた提訴期間を過ぎている」としている。 市選管の山地利文事務局長は「開票でミスが起こり得る状況がないか、今後、作業について詳しく検証する」と説明。抗議文を提出した男性(63)は「検証の結果を市民に明らかにしてほしい」と述べた。 |
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2013年9月7日 18時52分 民主党憲法総合調査会長に任命された枝野幸男元官房長官が憲法9条の改正私案をまとめ10日発売の月刊誌「文芸春秋」に寄稿したことが7日分かった。 自衛権行使の要件を明文化した条項を9条に追加し、憲法解釈の幅を極力狭めることで、無原則な軍拡に歯止めをかける必要性を打ち出している。 「時の内閣の判断で憲法解釈を変更できる可能性がある」ことが現行憲法の最大の問題と指摘。 民主党の枝野憲法総合調査会長が示す憲法9条案(全文) 2013年9月8日3時34分 朝日新聞デジタル 民主党の枝野幸男・憲法総合調査会長が示す憲法9条の条文は以下の通り。 民主党が憲法9条改正へ素案 【現行部分】 1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 【追加条項】 9条の2 1項 我が国に対して急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段がない場合においては、必要最小限の範囲内で、我が国単独で、あるいは国際法規に基づき我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を守るために行動する他国と共同して、自衛権を行使することができる。 2項 国際法規に基づき我が国の安全を守るために行動している他国の部隊に対して、急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段がなく、かつ、我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全に重大かつ明白な影響を及ぼす場合においては、必要最小限の範囲内で、当該他国と共同して、自衛権を行使することができる。 3項 内閣総理大臣は、前二項の自衛権に基づく実力行使のための組織の最高指揮官として、これを統括する。 4項 前項の組織の活動については、事前に、又は特に緊急を要する場合には事後直ちに、国会の承認を得なければならない。 9条の3 1項 我が国が加盟する普遍的国際機関(現状では国連のこと)によって実施され又は要請される国際的な平和及び安全の維持に必要な活動については、その正当かつ明確な意思決定に従い、かつ、国際法規に基づいて行われる場合に限り、これに参加し又は協力することができる。 2項 前項の規定により、我が国が加盟する普遍的国際機関の要請を受けて国際的な平和及び安全の維持に必要な活動に協力する場合においては、その活動に対して急迫不正の武力攻撃がなされたときに限り、前条第一項及び第二項の規定の例により、その武力攻撃を排除するため必要最小限の自衛措置をとることができる。 3項 第一項の活動への参加及び協力を実施するための組織については、前条第三項及び第四項の例による。 民主党の枝野幸男・憲法総合調査会長が示す憲法9条の条文は以下の通り。 民主党が憲法9条改正へ素案 【現行部分】 1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 【追加条項】 9条の2 1項 我が国に対して急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段がない場合においては、必要最小限の範囲内で、我が国単独で、あるいは国際法規に基づき我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を守るために行動する他国と共同して、自衛権を行使することができる。 2項 国際法規に基づき我が国の安全を守るために行動している他国の部隊に対して、急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段がなく、かつ、我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全に重大かつ明白な影響を及ぼす場合においては、必要最小限の範囲内で、当該他国と共同して、自衛権を行使することができる。 3項 内閣総理大臣は、前二項の自衛権に基づく実力行使のための組織の最高指揮官として、これを統括する。 4項 前項の組織の活動については、事前に、又は特に緊急を要する場合には事後直ちに、国会の承認を得なければならない。 9条の3 1項 我が国が加盟する普遍的国際機関(現状では国連のこと)によって実施され又は要請される国際的な平和及び安全の維持に必要な活動については、その正当かつ明確な意思決定に従い、かつ、国際法規に基づいて行われる場合に限り、これに参加し又は協力することができる。 2項 前項の規定により、我が国が加盟する普遍的国際機関の要請を受けて国際的な平和及び安全の維持に必要な活動に協力する場合においては、その活動に対して急迫不正の武力攻撃がなされたときに限り、前条第一項及び第二項の規定の例により、その武力攻撃を排除するため必要最小限の自衛措置をとることができる。 3項 第一項の活動への参加及び協力を実施するための組織については、前条第三項及び第四項の例による。 |
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2013年09月07日(土)
ビデオニュースドットコム。 プレスクラブ (2013年09月02日) 外国特派員協会講演 原子力規制委員会の田中俊一委員長は9月2日、外国特派員協会で講演し、東京電力福島第一原子力発電所敷地内に保管されている高濃度の汚染水について、基準値以下の汚染水は海に流すことも検討しなければならないと語った。 また、東京電力が11月から、福島第一原発の事故で水素爆発を起こし建屋が損壊している4号機の使用済み核燃料プールから燃料棒の取り出しを開始することについて、建屋は修復されているので、通常の燃料棒の取り出し作業と変わらないとの認識を示した。 引用元。 |
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2013年09月03日 22:46 政府は福島原発の汚染水対策で470億円(今年度予備費210億円)投入を決めました。根本的な誤解があるようです。東電に足りないのは資金ではなく、本質的に危険な原子力施設を世界標準の安全性で管理する能力です。 技術的難易度が高い遮水壁などは国が資金負担で前面に立つ方針は、この間の経緯を政府が理解していなかったと証明しています。原発建屋周辺を囲む遮水壁さえ造れば一息つける段階を超えつつあると、第379回「原発後背地のタンク漏洩続出で収拾計画に困難」で指摘しましたし、次の福島民友の報道で東電管理能力の悲惨さを思い知らされました。 8月22日の点検で線量が毎時100ミリシーベルトと発表したタンク漏洩場所を、31日には1800ミリシーベルト確認とした問題について「タンクで最大1800ミリシーベルト 計4カ所で高線量」はこう伝えます。 「すでに高い線量が確認されていた2カ所のうち最大毎時1800ミリシーベルトを確認したタンクは8月22日の点検作業の際、線量は毎時100ミリシーベルトと発表。当時の線量測定機器の計測値の上限は100ミリシーベルトだったが、今回の点検では上限1万ミリシーベルトの機器で測定したところ、数値が18倍に跳ね上がった。 前回調査時にも毎時1800ミリシーベルト前後だった可能性があり、東電の管理体制の在り方があらためて問われる状況だ」 線量計が測定上限を超えた状況と報告され、「そうですか。線量は毎時100ミリシーベルトですね」と納得して報道発表する管理者が日本にいるとは信じられません。 普通なら「調べ直せ」と直ちに指示します。測定担当者が記入数値に窮して「測定上限超え」の但し書きを書かずに毎時100ミリシーベルトにしたというのも、さらに信じられません。 本当のところは外部からはうかがい知れませんが、東電の原発職場が危険な原子力を扱うに足る職業倫理を持っていない点だけは、明確に判断できます。福島原発事故は起きるべくして起きたとの思いを強くします。 政府は現地事務所を設け担当者が常駐、東電や地元と連携を強める方針ですが、無意味でしょう。もう一度、過去の指摘を繰り返さざるを得ません。 第377回「現状把握が出来ない東電に代わり政府廃炉本部を」で述べた通り、危険な施設を管理統括できる能力が無い東電に代わる執行機関を置いて、強力に指揮運営するしか道はありません。 原発後背地のタンク漏洩では新たに最大毎時2200ミリシーベルトの放射線量を計測との報道があります。次々と想定外が現れる泥沼に陥る前に、問題点を掌握し切る必要があります。 引用元。 |
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2013 年 9 月 2 日 5:43 PM 週間刊金曜日
汚染水漏れの説明をする政府側。具体的で誠実な回答は得られなかった。(撮影/木野龍逸)
福島第一原発の汚染水漏れ問題で、東京電力は凍土方式を検討するなどとしているが、事故収束作業に誰がどのように責任を負うかという具体的な部分や、原子力規制庁や資源エネルギー庁の体制、汚染水対策の経緯などが不透明であることが、八月八日に参議院議員会館で行なわれた緊急集会と政府交渉「海を汚さないで! 再稼働よりも放射能汚染対策に注力を!」で改めて明確になった。 主催は、環境NGO(非政府組織)のFoE Japanや市民団体の福島老朽原発を考える会など一〇団体。約一四〇人の市民と国会議員四人が集まった。政府側からは資源エネ庁、規制庁、環境省、外務省が出席した。 最大の問題は、事故収束作業の責任体制が曖昧であることだ。資源エネ庁と規制庁はそれぞれ事故対応にあたっているが、規制庁は安全確保や規制への適合を監視し、資源エネ庁が収束作業の方法などを東電とともに決定する監督者という立場だ。 ところが、今後汚染水の流出を止められなかった場合にどちらが責任者になるのか、管轄はどうなっているのかと問われると、担当者たちが顔を見合わせてしまった。会場がどよめく中、資源エネ庁担当者が「申し訳ない。明確に答えがない」と釈明した。 原発事故の収束作業は内容が多岐にわたり、縦割り行政の中では対処が難しい。そのため事故直後は、超法規的措置ともいえる統合対策室を設置して政府が東電の監視を強化した。 しかし二〇一一年一二月一六日の収束宣言により統合対策本部は解散。後継組織として中長期対策会議(現在は廃炉対策推進会議に名称変更)を置いたが、事務局を担当する資源エネ庁の責任者が半年から一年で異動していることからも長期的な対応ができていないことがわかる。 東電が一二年一二月に一回目の地下水の分析を実施した後、五月に二回目の分析を実施してようやく地下水汚染を認識した問題に関しては、規制庁担当者は「通常であれば定期的に出ているデータは東電に問い合わせするが、今回そういうことが行なわれたかは把握しきれていない」と述べ、計測しなかった理由はわからないとした。 東電が地下水分析をしたのは、港湾内の放射能濃度が下がらない原因を調査するためだったにもかかわらず、国の確認が後手に回っていたのだ。 規制庁や資源エネ庁の体制も問題になった。福島第一原発の収束作業を担当する職員は、幹部も含めて資源エネ庁が一五人、規制庁が約四〇人(二人の規制委員会委員含む)のみ。しかし、一方で規制庁は再稼働の適合審査のために約八〇人を投入していることが説明されたためだ。 市民団体側からは、事故収束作業への対応もできていない中で再稼働の審査に多くの職員を投入するのはおかしい、まずは汚染水問題に集中すべきではないかという疑問の声が相次いだ。規制庁担当者は「しっかりやっていく」と述べるに留まった。 汚染水対策の経緯が不透明なことも俎上に載せられた。資源エネ庁と規制委員会はそれぞれ、汚染水対策の専門委員会やワーキンググループを設置しており、規制庁は会議を全面公開している。ところが資源エネ庁は「企業側からも要請があったので」として、会議も議事録も非公開の立場だ。 汚染水対策として注目された凍土方式の陸側遮水壁という方法は、資源エネ庁の非公開会議「汚染水処理対策委員会」でゼネコン数社がプレゼンをした方法の中から決定したが、議事録は公開されていない。 また菅義偉官房長官が八月七日の会見で、経済産業省が汚染水対策に税金を投入することを検討中と述べたことがロイターなどで報じられているが、陸側遮水壁を含めて汚染水対策のコストは明らかになっていない。 政府は一刻も早く現行の枠組みを見直し、責任の所在の明確化、透明性の確保、長期的な作業に対応できる体制の整備をする必要がある。 (木野龍逸・ジャーナリスト、8月23日号) 引用元。
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全住民が避難したままの浪江町の駅前通り。避難先の福島市から、営業していた書店の様子を見に来た郡(こおり)有二さん(64)は「オリンピックの前に、やることがあるんでねえか」と、ため息をついた。
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一部引用・・
志賀さん 「全面マスクして線量の高い場所に行く時は、マスクをしながら走らなきゃいうけなかったり、慣れていないうちはちょっと厳しい。 こんなので作業できるのかなって感じで。 実質、夏場30分、1時間やったら、休憩しないと倒れるんじゃないかなって。」 志賀さんの周りではこの半年で、10人近くが福島第一原発の仕事を辞めました。 志賀さん自身いつまで、この仕事を続けるか迷っているといいます。 「将来いつまで原発で作業を?」 志賀央さん 「それはもうわからないですね。 ほんとうに考えちゃうとその時には、違う所でやったほうがいいんじゃないかって思ったりする時もあるし、(地元の)友だちとかのためにっていうのもおかしいんですけど、一緒になって頑張っていこうかなって思うんですけど。 まとまらないです、先は。」 原発を去る作業員が相次いでいるのは、なぜなのか。 その原因の1つが依然として高い放射線量です。 地元の元請け企業の1つが取材に応じてくれました。 この会社では汚染水から放射性物質を取り除く設備の建設に携わっています。
作業員がその日の仕事を終えて、福島第一原発から帰ってきました。
全文はこちら。
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