2013年09月15日(日)
2013.09.09 私のメデイア時評 一部引用・・ 《品川正治氏の死亡記事の意味》 元日本火災海上保険社長で経済同友会終身幹事の品川正治氏が8月29日に89歳で亡くなった。 氏は財界人としては珍しく護憲と反戦を公然と訴えていた。 武器輸出三原則の緩和にも反対であった。 新自由主義にも批判的だった。私自身も数年前に、氏の熱意のこもった講演を聴いたことがある。 朝日、毎日、読売、日経、産経、東京の6紙は9月6日に死亡記事を載せたが、氏の平和主義にスペースを割いたのは東京、朝日の2紙であった。毎日は死亡記事中に数行挿入した。 他の3紙は氏の思想と行動に全く言及しなかった。大手新聞の記者が品川氏の動きを知らぬ筈はない。 憲法「改正」が最大の政治テーマである今、氏の護憲・反戦を書かないのは意図的だと思う。 「書かれていないこと」は「なかったこと」ではない。しかしメディアの読者には「書かれていないこと」は「なかったこと」と同じである。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 《ファシスト独裁であろうが、議会制であろうが》 京大教授の山室信一氏が「「崩憲」への危うい道」という論文を書いた(『世界』、2013年10月号)。麻生太郎の「ナチ憲法」論を切り口にした改憲風潮への批判である。その結語部分で、ナチス指導者ゲーリングが独房で米人のインタビューに応じて、次のように語ったと書いている。 「もちろん、普通の人々は戦争を望まない・・・しかし、政策を決定するのは最終的にはその国の指導者であるのだから、民主政治であろうが、ファシスト独裁であろうが、議会制であろうが、共産主義独裁であろうが、国民を戦争に引きずり込むのは常にきわめて単純だ・・・そして簡単なことだ。 国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国家を危険にさらしていると主張する以外に、何もする必要がない。この方法はどんな国家についても等しく有効だ」。 全文はこちら。 |
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9月13日(金)12時36分配信 1リットルあたり220ベクレルのストロンチウムなどを検出 【木村俊介】東京電力福島第一原発のタンクから高濃度の汚染水が漏れた事故で、海近くの排水溝で放射性ストロンチウムなどの濃度が11日に一時的に高まっていたことがわかった。 東電はこの日まで、排水溝の上流で除染作業をしていた。「汚染水の一部が海に出ている可能性は否定できない」という。 排水溝は雨水などを流す設備で、直接外洋につながっている。外洋から150メートルの地点で、11日に採取した水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり220ベクレル検出された。 放射性セシウムも104ベクレル検出された。12日に再び水を採取して測ると、放射性物質は検出限界値未満だった。 上流には、300トンの高濃度汚染水漏れを起こしたタンクがあり、漏れが発覚した直後に汚染水が排水溝に流れ込んだ。 このため、11日に排水溝を高圧洗浄して、たまっていた泥などを除去する作業をしていた。その作業で放射性物質の一部が下流に流れた可能性があるという。 |
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9月13日(金)7時25分配信 東京電力福島第一原発事故で放射性物質に汚染された稲わら・牧草の処分が、東日本大震災から2年半たっても進まない。 処分されないのは、10道県で約6万8000トンに上ることが各自治体への取材でわかった。汚染された焼却灰や汚泥などは自治体施設で保管しているが、稲わら・牧草の大半は農家個人が保管している。「いつまで続ければいいのか」。農家からは悲鳴が上がる。 宮城県登米市の牧場では、白いシートに包まれた稲わらや牧草のロール約170個(300~400キロ)が積まれている。家畜の飼料だったが、「牛を近づけられないし、風評被害も心配」。50歳代の畜産農家の男性はため息をつく。 肉牛の飼育農家が多い同市は、計約5000トンの稲わら・牧草を抱える。稲わらは、全て1キロ・グラム当たりの放射性物質濃度が8000ベクレル超の指定廃棄物に当たり、一時保管所や各農家で保管。牧草は全て8000ベクレル以下で、約180戸の農家が管理している。 国は2011年8月、〈1〉8000ベクレル超はシートで覆うなどし、農家の敷地や公有地で保管〈2〉8000ベクレル以下は一般廃棄物と同様に市町村による焼却、埋め立てが可能――との方針を示した。 |
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2013年08月31日 07時30分 民主党の海江田万里代表は30日、安倍政権と政策面で対立軸を打ち出すため、憲法、社会保障、経済の3分野の調査会を拡充し、会長に閣僚経験者などを充てる方針を固めた。 9月の党役員会で提案する。憲法調査会長には海江田氏と距離のある「6人組」の一人・枝野幸男元官房長官を起用する方向で、秋の臨時国会を控え挙党態勢の構築を図る。 民主党内では参院選惨敗の理由として、自民党と政策面の違いが見えなかったとの指摘が出ており、安倍政権の政策課題にどう向き合うか、意見集約が急務となっている。 海江田氏は、特に憲法、社会保障、経済の3分野を重視。関連する3調査会は落選した元国会議員や地方議員も参加できるよう拡充し、次期衆院選に向けた政策づくりも進める。 一方、9月に発足する新執行部人事では、選対委員長に馬淵澄夫幹事長代行、役員室長に荒井聡元国家戦略担当相をそれぞれ起用する方針。高木義明国対委員長の後任には、松原仁国対委員長代行を昇格させる。 野党転落によりポスト不足は否めず、既存の調査会を拡充し、会長に党内の実力者を充てる。【高橋恵子、光田宗義】 |
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IAEA総会で汚染水問題説明へ 9月15日 4時11分 NHKNEWSweb 科学技術政策を担当する山本沖縄・北方担当大臣は、IAEA=国際原子力機関の総会で、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題について「汚染水の影響は原発の港湾内にとどまっている」などと説明し、各国の理解を求めることにしています。 科学技術政策を担当する山本沖縄・北方担当大臣は、16日にウィーンで開かれるIAEAの総会に出席し、政府代表として日本の原子力政策について演説することにしています。 この中で、山本大臣は福島第一原発の汚染水問題について、最も緊急性が高い課題として、政府が前面に立って解決に取り組む考えを示すことにしています。 そのうえで、山本大臣は「汚染水の影響は原発の港湾内の0.3平方キロメートル以内にとどまっている。今のところ港湾の外では放射線量の顕著な増加は見られない」などと説明することにしています。 そして、山本大臣は「福島第一原発での廃炉や汚染水問題の取り組みは、世界にも例がない困難な作業の連続であり、IAEAをはじめ世界の技術や英知を結集して解決に取り組む体制の整備を実現することが重要だ」と訴え、国際社会と連携して廃炉や汚染水問題に取り組んでいく考えを強調し、各国の理解を求めることにしています。 |
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2013年9月15日 東京電力福島第1原発の地上タンクから汚染水が漏れた問題で、東電は14日、タンク付近を流れる排水溝から13日採取した水で、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の濃度が上昇したと発表した。 東電によると、漏れた汚染水が流れ込んだとみられる跡が見つかったタンク東側地点の濃度は1リットル当たり940ベクレルを計測。これまでの測定値の同40~500ベクレルと比べ上昇した。 また、この地点から下流100メートルの合流地点近くの測定値は同3000ベクレルとなり12日採取分の同2400ベクレルより上がった。 排水溝では現在、除染作業が進められており、東電は「作業に伴い、事故当時に拡散した放射性物質が側溝内に集まった可能性がある」としている。 |
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2013/09/15 11:10 県外避難した浪江町民に対し、戸別訪問や情報提供などを行う町臨時職員「復興支援員」の推進会議は14、15の両日、郡山市民文化センターなどで開かれている。配置先の山形、千葉、新潟、埼玉、京都の全5府県から支援員らが集まり、今後のサポートの在り方を考えている。 今年度3回目で、全地域から集まったのは初めて。町や支援員活動を取りまとめる仙台市の東北圏地域づくりコンソーシアムの関係者らを含め約30人が出席した。 初日は、渡辺文星副町長が「町民が主役となれるような支援をイメージし、活動に取り組んでほしい」とあいさつし、町担当者が町のまちづくり計画や津波被災エリアの復興の方向性を示した。 各府県の支援員が10分ずつ、活動状況を踏まえながら、避難先で住民が抱える生活の不安や課題などを紹介した。グループで意見交換し解決策を探った。15日は浪江町を視察する。 支援員は5府県で合わせて13人おり、町民もしくは現地の住民で構成する。避難先の被災者支援団体と一緒に交流会などを催し、町民コミュニティーの維持などを図っている。 |
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(9/15 07:54) 全国学力テストの成績下位の小学校長名を公表する考えを示した川勝平太知事は14日、静岡市で報道陣の取材に応じ、県教委が知事に非公表を要請する方針を決めたことに「学力は教師力。それを公表しなければ県民にどのような教育をしているのか分からない」と批判した。 県教委が非公表の根拠として、学校名の公表を禁じた文部科学省の実施要領を挙げ「校長名と学校名は同じ」としていることに、知事は「学校は名前も場所も変わらないが、校長も教員も異動で代わる。教育は人が行う」と反論し、「校長名と学校名が同じと言うのは強弁」と強調した。 知事への学校別データの提供を、校長名の非公表を前提とする県教委の意向には「データが特定の人で回覧され、どのように活用されたかも分からない。英知を集めて活用しようと言うのなら、県民代表の私のところに持ってくるのが筋」と語気を強めた。 また、教育委員会の組織体制について「隠蔽(いんぺい)とまでは言わなくても、事実を隠す体質が指摘されている」と述べた。 県教委が10月に公立小中学校の管理職を集めて開く学力向上集会への出席に関しては、前向きな姿勢を示した。 |
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2013年09月14日(土)
オリンピック東京プレゼン全文、安倍首相や猪瀬知事は何を話した? 全文及び動画。こちら。 |
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2013/9/13 16:13 神戸新聞 福島第一原発事故が起きたとき、1号機内部にいて、今年8月にがんで亡くなった元作業員の木下聡さん(65)の証言は次の通り。 ‐事故当時の様子は あの日は午後から、1号機で定期検査のための足場を組む作業をしていた。1階には私と同僚の2人。4階に元請けと協力会社の4、5人がいた。 最初の揺れはそれほどでもなかった。だが2回目はすごかった。床にはいつくばった。 配管は昔のアンカーボルトを使っているから、揺すられると隙間ができる。ああ、危ないと思ったら案の定、無数の配管やケーブルのトレーが天井からばさばさ落ちてきた。落ちてくるなんてもんじゃない。当たらなかったのが不思議。 4階にいた人たちは水が大量にゴーと襲ってきたと言っていた。それが使用済み燃料プールからなのか、非常用復水器が壊れたからなのか、そのときは分からなかった。 皆で集合して、1号機から脱出した。地震が起きてどれぐらいだったかな。必死だったからはっきりしないけど、10分ぐらいじゃないかな。 途中の様子も恐ろしかった。タンクはぼこぼこ倒れてるし、潮が引いていて、これは津波が来ると思った。沖のテトラポットがむきだしになっていた。敷地内にある元請けの事務所に戻り、装備品を返して、まとまった班から解散になった。 正門を出た。いつもなら浜側の道を通るが、陥没していたから、山側の道を行った。あのまま浜の道を通っていたら、津波にやられとった。 東電は「全電源喪失と地震の揺れは無関係」と言っているが、そんなのあり得ない。謙虚に検証する姿勢がないと、安全神話が復活する。 そもそも、運転開始から40年になる1号機の老朽化はすごかった。重要器具は定期検査で交換するが、周辺の装置はそのままだ。追加、追加でどんどん配管を増やし、耐火構造にするために防火剤を塗りつけるから、重量は半端じゃなかった。設計基準を大幅に超えていたはずだ。 建屋のコンクリートも相当劣化していた。インパクトドライバーを当てると分かる。ずぶずぶと刺さって、粉は真っ白。鉄筋をモルタルで塗り固めるときもクレーンで流し込むだけ。本来はバイブレーターを使うが、竹の棒で突っつくだけ。施工はひどいものだった。だから水素爆発で粉々に吹き飛んだ。 ‐東電への思いは ずっと世話になったが、今は言っていることの半分も信用できない。事故後の対応については新聞をずっと切り抜いている。「4号機の建屋、問題なし」という記事があるが、そんなのうそっぱちだ。あれだけ揺れて「問題なし」だなんて。 事故後の対応は全てメーカー任せだった。正常に作動していればメルトダウンを防げた可能性がある非常用復水器(緊急時に原子炉の蒸気で冷却)も、当直の社員は使い方を知らなかったって言うんだから。当直の人は、中央制御室の操作はできても、せっかくの冷却装置を使えない。訓練もしていなかったって言うんだから、恐ろしい話だ。現場にいた私らに明確な指示があれば、対応できたはずなのに。 3月には仮設の配電盤にネズミが入って停電する事故があった。侵入を防ぐ初歩的な施工ができていない。熟練した作業員が線量オーバーで入れなくなっているから。今後も事故は起きるだろう。 人生のほとんどを原発に捧げてきたのに、情けない。のんびり暮らそうとした途端、病気が分かった。体力は元気なときの10分の1になって、ペンも持てなくなった。 だけど、簡単には死ねない。納得できない。俺は俺で、じたばたして生きてみせる。 (聞き手・木村信行) |
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2013年09月11日更新 佐賀新聞論説 原発事故 「全員不起訴」納得できない 東京電力福島第1原発事故では刑事責任を問えない-。 業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発された東電関係者と菅直人元首相ら政府首脳、旧原子力安全委員会などの政府関係者ら約40人全員を、東京地検が不起訴処分にした。あれだけの事故でありながら、「誰も罰せられない」では到底納得できない。 告発側は不服として検察審査会に審査を申し立てる。陸山会事件(無罪確定)や尼崎JR脱線事故など、市民の判断で「強制起訴」になった例もある。捜査の在り方に厳しい目が向けられよう。 福島県民ら約1万4700人による「福島原発告訴団」などが告訴・告発していた。安全対策を怠って放射性物質を放出させる事故を引き起こし、周辺住民の避難を遅らせて入院患者を死亡させたり、多数の住民を被ばくさせたりした、などと主張していた。 いくつもの告訴・告発のうち、業務上過失致死容疑を中心に捜査を進めた。事故などが予想できたのに防止策を取らず、放置した結果、人を死傷させたという犯罪だ。事故を予見できたかどうか、回避手段があったのに怠ったかどうかの立証が必要だった。 告訴・告発では、2002年には三陸沖から房総沖にかけて明治三陸地震並みの津波地震が発生する可能性が報告され、08年には東電が福島第1原発で想定される津波を最大15・7メートルと試算していた、と指摘していた。 検察当局は東京、福島両地検に専従捜査班を設置し、東電中枢部だけではなく、地震の研究者にも聴取を重ねてきた。その結果、「試算通りに襲来を予想するのは極めて難しい」と結論付けた。 事故を「想定外」とする釈明を認めた格好だ。実際には試算の最大値に近い津波が来ており、危険性の認識が全くなかったわけではなかろう。 これまでに政府、国会、民間、東電の四つの調査委員会が分厚い報告書をまとめている。国会事故調は「事故は自然災害ではなく、明らかに人災だった」と指摘したが、検察は家宅捜索などの強制捜査の権限を行使することもなかった。告発側は強制捜査で「隠れた証拠」の発見につながると期待していた。 ほかにも不満はある。告訴団は昨年6月、福島地検に告訴状を提出している。 仮に不起訴処分になっても福島検察審査会で強制起訴につなげる狙いがあったからだ。 だが、福島地検が処分直前に東京地検に移送したことで、東京都民による審査になったとみられる。 被災地の県民感情を避ける意図があったと疑われても仕方がない。 今後は検審の行方次第だが、それでも「強制起訴」の可能性はあるだろう。 告訴団の「事故の責任を問うことが再生の第一歩」という訴えは理解できる。だが一方で、個人の責任に帰してしまうと、企業の体質や構造に潜む問題が隠れてしまう恐れもある。 事故当時の責任者が訴えられているが、安全神話にあぐらをかいてきた構造は数十年と続いてきた。 企業活動の中で起きた事故の責任は企業が負うべきだろう。しかし、刑法上の犯罪は個人の刑事責任しか問えない。 罰金刑ではなく、個人の懲役刑に値するような刑罰の導入も含めて、企業の刑事責任を問う仕組みが考えられていい。(宮崎勝) |
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9月13日 20時54分 福島第一原子力発電所の事故を巡って告訴・告発されていた東京電力の旧経営陣などが不起訴となったことを受け、福島県の住民などで作る告訴団が13日、東京地方検察庁を訪れ、担当の検察官から不起訴の理由について説明を受けました。 福島第一原発の事故を巡って告訴・告発されていた東京電力の旧経営陣などについて、東京地検は今月9日、「今回の規模の地震や津波を予測するのは困難だった」と結論づけ、全員を不起訴にしました。 これを受け、福島県の住民や弁護士らで作る告訴団の代表が13日午後、東京地検を訪れ、担当の検察官から1時間半にわたって不起訴とした理由などについて説明を受けました。 このあと、説明内容を報告する集会が開かれ、告訴団の弁護士らは「東京電力が対策を先送りした論理を検察もそのまま採用していた。 初めから不起訴ありきで、起訴しない理由を探すための捜査だったことを確信した」と述べて、検察の判断を批判しました。 告訴団は、今月末に福島県でも集会を開いたうえで、来月にも検察審査会への申し立てを行うことにしています。 |
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神戸新聞。画面クリックで拡大。 |
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弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」から ◎刑事事件]遠隔操作プログラム、同僚PCから発見される…片山被告弁護団が会見 こちら。 ◎[刑事事件]検察当局:福島原発事故 菅元首相ら40人不起訴へ こちら。 ◎[匿名性]2ちゃん情報流出 「匿名の暴言」が突きつけた闇 こちら。 |
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一部引用・・ 夫婦共働きで、超庶民的な家計のやりくりに追われるある友人は、高校生の子供がいろんな習い事や塾へ通い始めては、簡単に辞めるので困っています。高額な入学金が無駄になっていくわけで、家計を圧迫しているというのです。私は友人に、1カ月の夫婦の収入と絶対必要な支出を子供に公開して、教育費につぎ込めるのはこの範囲内だと教えるべきだと助言しました。 友人は「おカネのことを子供に言うなんて、とんでもない。そんなことを言ったら、あの子はすべての勉強をやめるに違いない」と言うのです。ならば辞めさせよと言いましたが、相談する相手を間違えたという顔つきでした。 今回の寄稿文では、子供さんのほうからおカネの出入りを知りたがっているのに、親のほうが、その話をタブーにしています。日本ではまだまだ親の世代で、おカネの話をするのは品がない、あるいはおカネの心配を子供にさせるのは親の不甲斐性、という考え方があるようです。 経験上、断言できることですが、親子でおカネの話をすることや適正な金銭感覚を持たせる教育は、三度の食事をさせるのと同じくらい大切なことです。決してタブー視すべき問題ではありません。 全文はこちら。 |
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2013年09月13日(金)
2013年9月13日 東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は12日、原発港湾外側の海から約150メートルの距離で外洋に直接つながっている排水溝から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり220ベクレル検出されたと発表した。 上流の排水溝では除染作業が行われており、東電は「除染で出た水の一部が排水溝に流れた可能性がある。汚染水の海への流出は否定できない」という見解を示した。 汚染水問題をめぐっては安倍晋三首相が東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」と断言したが、一向に改善されない東電のずさんな汚染水管理態勢が露呈したことで、安倍首相の発言が実態と食い違っている状況が一層鮮明になった。 東電によると、排水溝は幅約1メートル、深さ約1.5メートル。11日に水を採取して放射性物質濃度を調べた結果、10日の水に比べて数値が約12倍に上昇した。 |
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2013/09/12 15:17 認可保育所への入所を希望しても入れない待機児童が今年4月1日時点で2万2741人だったことが12日、厚生労働省の全国集計で分かった。前年同時期と比べ2084人減り、3年連続の減少だった。最多は東京都世田谷区の884人。 待機児童は減少傾向にあるが、入所するのが難しいため仕方なく諦めるなどの「潜在的な待機児童」も相当程度いるのが実情。保育所の整備が進めば、子どもを預けて働こうという保護者が増えるため、待機児童解消への道筋は不透明だ。 厚労省によると保育所の定員は約229万人で、前年同時期より約4万9千人増えた。集計を開始した1994年以降、増加幅は最大。 |
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さいたま市北区日進町の陸上自衛隊大宮駐屯地の化学学校がサリンなどの有毒ガスを製造、保有している問題で、同駐屯地が1995年に、旧大宮市の市長らに対し、「特定物質の製造、保有」について報告していたことが11日、同駐屯地などへの取材で分かった。 地域住民に向けては、旧大宮市と同駐屯地の双方が事実を知らせておらず、住民からは困惑の声が聞かれた。 同校は防護などの研究のため、「化学兵器の禁止および特定物質の規制等に関する法律」に規定された「特定物質」サリン、タブン、ソマン、VXガス、マスタードガス、窒素マスタード、ルイサイトの7種類を製造、保有している。 同駐屯地によると、95年、化学兵器禁止条約に日本が批准した際、旧大宮市の市長や助役らを対象に同学校の業務について説明。「特定物質を製造、保有することに関する説明をした」としている。同駐屯地は「95年の報告で義務責任は果たしている」として、周辺住民に説明する意思は今後もないという。 旧大宮市などが合併したさいたま市は、今年7月まで、同学校が特定物質を製造、保有しているとの認識はなかったとしている。95年に同学校の業務について説明を受けたものの、特定物質についての記録は残されていないという。同学校が国際機関の査察を定期的に受け、「継続的に安全性が確認されている」として、地域住民に説明はしていない。 駐屯地に隣接する住宅地に住む60代の主婦は「全く知らなかったので驚きの一言。あっては困る問題。安全管理をしっかりしてほしい」。近くの自営業男性(59)は「生まれたときから駐屯地があるが、サリンなどを製造していたことを知ったのは初めて。管理体制を含めて地域の住民に公表すべきだ」と語気を強めた。 |
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2013年09月12日(木)
2013年09月12日木曜日 「口では福島支援と言いながら、ちっとも支援していない」。原子力規制委員会の田中俊一委員長は11日の記者会見で、福島第1原発事故の汚染水漏れで福島県や近県の水産物を敬遠する動きが国内外で強まっていることに不満を示した。 田中氏は「環境や生態系に影響は出ていないのに、大変なことが起こっているように捉えられている」と指摘。「漁を自粛したのはこういう状況では売れないからで、危険だからではない。市場に出ているのは放射性物質が検出されない魚なのに買わない」と語った。 田中氏は福島県出身。折に触れて住民や避難者への気遣いを示してきた。報道陣に対しても「単に不安や(放射性物質の)数字をあげつらうだけでなく、きちんと報道してほしい」と注文を付けた。 |
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2013年9月12日 11時56分 【ニューヨーク共同】貧富の格差が拡大する米国で、上位1%の最富裕層の収入が2012年には国民全体の19%を超し、大恐慌前年の1928年以来最大の割合となったことが11日までに判明した。 上位10%の収入は全体の48・2%を占めた。AP通信が米カリフォルニア大バークリー校などの分析として報じた。 投資による利得に課税する資本利得税の増税を前に、最富裕層が駆け込みで株式などを売却したことが一因。 12年は最富裕層の収入が20%増加したのに対し、国民の99%は収入が1%しか増えず、格差が一層鮮明になった。 |
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2013年9月12日 朝刊 【北京=白石徹】中国外務省の洪磊(こうらい)副報道局長は十一日の定例記者会見で、上海で行方不明になっている日本の東洋学園大教授の朱建栄氏(56)について「朱建栄は中国(籍)の公民だ。中国は法治国家であり、公民は国の法律法規を順守しなければならない」と述べ、中国国家安全省がスパイ活動の疑いがあるとして朱氏の身柄を拘束していることを事実上認めた。 朱氏のほか、日本で発行している有力中国語紙の中国人編集長の消息も分かっておらず、中国側は日中関係改善に尽力する「友好人士」を拘束することで、日本側に揺さぶりをかけているとの指摘もある。 朱氏は上海出身で、日本人研究者と結婚後の一九八六年から日本を拠点に活動。尖閣諸島をめぐる日中間の対立を懸念し、日本のメディアで積極的に発言してきた。今年七月中旬に上海に戻った後、行方が分からなくなっている。 また、日本で発行する中国語紙「新華時報」の編集長、蘇霊氏が北京に出張した今年五月以降、消息を絶っていることが明らかになった。蘇氏も日中関係改善に向け積極的に活動し、日本国籍を取得した中国人を国政に送り出す運動などを続けていた。 両氏をよく知る日中関係者は「スパイ活動の容疑があるというが、二人は絶対にそんな行為はしない。日中関係が悪化している時期だからこそ、二人の存在が必要なのに残念だ」と語った。 |
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2013年09月11日(水)
2013年09月11日水曜日 マグニチュード(M)9.0の巨大地震と大津波が東北の太平洋沿岸を襲った東日本大震災は、11日で発生から2年半となる。復興庁のまとめ(8月12日現在)では、津波による家屋の流失や福島第1原発事故の影響などで、全国で28万9611人が今なお避難生活を強いられている。生活再建に不可欠な住まい再建への支援が急がれる。 東北に暮らす避難者は23万7548人。青森858人、岩手3万7852人、宮城9万7715人、秋田1151人、山形7974人、福島9万1998人となっている。東北以外は東京8828人、茨城5223人、新潟5080人と続く。 震災時に住んでいた県から他県への避難者は、原発事故のあった福島県からの避難が最多の5万2277人。宮城県は7538人、岩手県は1540人に上る。 仮設住宅や民間借り上げのみなし仮設などに27万4365人、親族や知人宅に1万5141人が暮らす。避難所は埼玉県加須市に1カ所あり、福島県双葉町の住民105人が生活している。 国土交通省や復興庁によると、住宅を失った被災者が賃貸で入居する災害公営住宅は岩手、宮城、福島3県で計448戸(8月末現在)が完成した。2016年度をめどに約2万4600戸が順次、建てられる予定だ。 避難先の自治体への移住や自宅再建が進み、避難者は毎月4000人程度減少している。 谷公一復興副大臣は、河北新報社の取材に対し「資材の高騰など住宅建設を妨げる課題に細かく対応し、復興のスピードを上げたい。生活再建のめどがついたと思える人を1人でも増やしていく」と話した。 |
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2013/9/11 08:00 東電のずさん体制糾弾 「現場体験、伝えなくては」 福島第1原発事故が起きたとき、1号機にいた元作業員の木下聡さん(65)が亡くなった。「余命8カ月」と宣告されていた。「地震の影響と向き合わない東京電力は、何も変わっていない。私の経験をもっと伝えなくては」。そう語っていたが、帰らぬ人になった。 地震直後、1号機の冷却装置「非常用復水器」は作動せず、メルトダウンの主因の一つとされる。木下さんは「現場にいた私たちに明確な指示があれば動かせた」と指摘。東電などの調査で、当直の社員が使い方を知らなかったことが判明しており「情けない。結局、すべてがメーカー任せだった」と憤った。 稼働40年になる1号機の老朽化にも言及した。「重要器具は定期検査で交換するが、周辺の装置はそのまま。どんどん配管を増やし、防火剤を塗りつけるから、設備の重量は設計基準を大幅に超えていた」「建屋のコンクリートはずぶずぶでドライバーを当てると白い粉になった。鉄筋をモルタルで塗り固めるときも竹の棒で突っつくだけ。施工はひどいものだった」 福島第1原発の全電源喪失と地震の関係について、事故後に設置された政府、東京電力の両事故調査委員会は「無関係」と否定する。しかし、木下さんは「内部はすさまじい破壊ぶりだった」と証言した。「解析が必要」と結論づけた民間事故調で委員長を務めた北沢宏一・前科学技術振興機構理事長は「地震の影響があり得るという前提で調査を継続しないと、国民の信頼は得られない」と指摘する。 木下さんは原発事故の1カ月後、避難先の青森県から呼び戻され、1~4号機の電源車のケーブル敷設作業に従事した。 木下さんの積算被ばく線量は40年間で96ミリシーベルト。このうち38ミリシーベルトは事故後の復旧作業で被ばくしていた。 がんとの因果関係について「私はたばこを吸うし、100ミリシーベルト以下なら問題はない」と否定。肺線維症は、電気配線に粉末状のタルクを塗る作業でアスベストを吸引したのではないかと疑っていた。 ただ、木下さんを支援していた福島県の労働関係者は「実際は長年、被ばく線量を低くごまかすため若い作業員の線量計を借りて現場に入った、と本人は言っていた。放射能と発がんの関係は否定できないのではないか」と話す。 (木村信行) 〈原発作業員の放射線被ばく〉労働安全衛生法の規則は、被ばく線量の上限を通常時で1年間50ミリシーベルト、5年間で100ミリシーベルト、緊急時の作業では100ミリシーベルトと規定。労災認定基準は白血病が1年当たり5ミリシーベルト、胃がんは積算で100ミリシーベルトなど。肺がんの認定例はない。 |
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取調べの全過程可視化と全証拠開示で冤罪を無くそう! 発信者: 桜井 昌司 Shoji Sakurai 茨城県 / Ibaragi 今、法務省の法制審議会では、郵政不正事件で村木厚子さんを「犯人」とするために、検察官が証拠の改ざんを行った不祥事をきっかけとして、「自白に過度に依存した捜査・公判の在り方の見直しや取り調べの録音・録画制度の導入を検討する」として、審議が行われてきました。 ところが、結論は「録音・録画の実施は取調官の意思に任せる」とされ、更には「司法取引の導入」や「捜査官による電話などの盗聴」など、捜査官の権限を拡大させるだけの結果になる可能性が高まっています。 私は冤罪の被害者としてこの結論に反対です。 警察官は、その職業上、逮捕した人を正しく判断できないのです。常に犯罪者を相手にすることで生まれてしまう職業上の「悪意」は、強引な「自白強要」になり、「嘘の自白」となって冤罪を生み出します。 この冤罪を防ぐには取り調べの全過程を録音・録画して可視化する以外にありません。 私は、正しく社会正義を行おうとして警察官になった人たちも、強引な調べをしたいと思っていないと考えます。「徹底して自白させろ」と教育される取調官の人権を守るためにも、 可視化は必要不可欠だと考えます。 検察官の証拠独占も冤罪の原因です。 私の布川事件はじめ、多くの冤罪裁判で、検察官は無実の証拠を隠し続けています。 なぜ税金で集めた証拠が検察官の独占物なのか。 私には納得できません。 私が29年も刑務所に入れられ、再審で無罪判決を得るまで、44年も掛かったのは、検察官の証拠隠しが原因です。 冤罪を無くすために、皆さんの賛同をお願いします。 布川事件冤罪被害者 桜井昌司 キャンペーンはこちら。 賛同される方はネット上で署名できます。 |
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