2004.02.17作成・メールマガジン発信
先日、新居浜の旧友から下記のようなメールをもらいました。
日本という「近代国家」が持つ多面性・連続性・劇場国家性?などの一端を示すエピソードかと思い、旧友の了解を得てここにご紹介します。
千五百年ほど前に数百年間(あるいはその後も長く)、西国の大和朝廷系部族にこてんぱんに蹂躙された東国諸国の一部族の末裔の一人としては、これを読んでちょっとした感慨を持って「へぇ-、へぇ-」というしかありませんでした。
⇒阿智胡地亭さん、お宅も知っとる新居浜の某社に旧皇室に連なる方がおられることはご存知でしたか?(はよから丁寧語口調になってしもとるわね...)
「有栖川宮家の詐欺事件」は滑稽な笑い話としてすでに記憶からほとんど消えていましたが、今回、歴代皇室の本物の末裔にお会いして、家内ともどもしばらくこの話題で盛り上がりました。
少し前になるけど、庭木の剪定をその某社のOさんにやってもろたんです。もう10年も前からそこの会社のグリーン部隊に剪定をお願いしているんやが、このOさんが実は第29代欽明天皇(きんめい)の末裔であることが分かりました。
しかも百人一首で有名な小野道風や小野小町(美人で有名)とも親類にあたることが家系図から判明し、我々はただ絶句と言うか、人は見かけとちゃうなーと、聞いてビックリしたんよね。 ではOさんのお話を下記します。
その日の剪定が済んで、Oさんが帰りしなに私にこう言うたんが事の発端やわね。
こないだ、会社から帰ったら家内から、「お父さん、宮内庁から電話があって、歴代天皇大鑑が出来上がりました。無料です。御入用ですか?と電話あったよ」と言うんで、宮内庁に電話して歴代天皇大鑑を送ってもろたんです。
明日また剪定に来るんやけど、見られるんやったらそのおり持ってきますが。 Oさんからの突然の話でしたが見せてもらいます、と返事した。 |
翌日は午前中に剪定が終わり、Oさんの独演会を約1時間あまりお聞きすることになりました。(もう完全に敬語になってしもとるがね)
桐の箱に丁寧に梱包された、日本皇室図書刊行の【新歴代天皇大鑑】と家系図を見ながら有難く拝聴させて頂いた内容は、まず日本の天皇の始まりは天照大神(あまてらすおおみかみ)である、からスタートした。
第一代 神武天皇 (御名:神日本盤余彦尊:かんやまといわれひこのみこと)
在位:76年
崩御:西暦紀元前585年(御年137歳)
皇后:媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)
陵(所在地):畝傍山東北陸(うねびやまうしとらのみささぎ=奈良県)
第二代 すい靖天皇(すいぜん) 84歳
第三代 安寧天皇(あんねい) 57歳
第五代 教昭天皇(こうしょう) 114歳
第六代 教安天皇(こうあん) 137歳
.
.
.
第29代 欽明天皇(きんめい) 63歳
御名:天国排開広庭尊(あめくにおしひらきひろにわのみこと)
在位:32年 西暦571年
皇后:石姫皇女(いしひめのひめみこ)
.
.
第122代 明治天皇 在位45年、 61歳
第123代 大正天皇 在位15年 48歳
第124代 昭和天皇(裕仁) 87歳
第125代 今上天皇(きんじょう)(明仁) 皇后:正田美智子
と現在に至るまでのまさに天皇家の歴史が記載された厚さ10㎝もある御肖像、皇統譜を見せて頂いた。
Oさんは第29代 欽明天皇の末裔にあたり、鼻から上にかけては、見れば見るほど欽明天皇の御肖像とそっくりであった。
また、滅多に人には見せない家系図をOさんは手を合わせて一礼しながら巻物(長さ6から7mはあった)をユルリと開帳させながら拝見させてくれた、もとい、下さったが、系図の中には小野道風や小野小町も記されており、まさに本物と信じるに足る証拠となるもので、有栖川なんとかとは対照的ではあった。
Oさん自身は植木職もやってるという仕事柄、真っ黒に日焼けして
お見かけはお世辞にも皇室関係とは...。
ビックリはしたが、そやけど後で考えてみるとかなりの時間、自慢話を聞かされたような印象しか残っていないのはなんでやろ?
いずれにしても摂政関白政治からより武家政治中心で天皇の政治力が落ちながらも時代、時代に適応しながら形式的儀礼的であるが永く存続してきた秘訣はまさに驚異と想像するものです。
昔の天皇が100歳を越しているのは粗食が要因だとOさんは言っておりました。
しかし、Oさんをはじめ皇族の末裔の方々は近代社会とはいえ、現在もかなりの自覚を持って庶民には理解できないご苦労な生活がされておられるように感じました。
ちなみに新居浜市役所の東に立派な小野神社(今は名前は違うが)があり、境内の長さは大変立派で今も実在しています。
チョット浮世離れした経験でしたがアーァおもろかった。
*******************************
解釈、分析はいかようにも出来ると思いますが、この話自体はまごうかたなき現実のやりとりです。
これを読んだとき、私が知ってる新居浜の何人かのOさんたちのお顔が浮かび、みなさん全員がお公卿顔だったような気がしてきたのも面白いことでした。
かしこみかしこみまおしました。
(明日に続く)
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
古文書館(アーカイブス) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8006/
※ブログ管理者が承認するまで表示
☆このブログに記事を継続して引用させてもらっている“河北新報”。 その“河北新報”の記者が来神して日頃の思いを語った。
画面をクリックすると拡大します。
5月26日神戸新聞朝刊から引用。 |
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
東日本大震災・原発 /
新聞・テレビ・雑誌から |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8011/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
5月25日 20時44分
東京電力による原発事故の損害賠償は被害の実態を十分に反映していないとして、福島県浪江町の町民1万人以上が、慰謝料の増額を求める集団申し立てを今月29日に国の紛争解決センターに行うことになりました。
これは浪江町の馬場有町長が25日、東京・新宿区の早稲田大学で開かれたシンポジウムで明らかにしたものです。
申し立てでは、東京電力のこれまでの損害賠償は被害の実態が十分に反映されていないとして、1人当たり月10万円の慰謝料を35万円に増額するよう求め、町が町民の代理人となって今月29日に申し立てを行う予定です。
これまでに、町民のおよそ半数にあたる1万人以上から参加の申し込みがあったということで、紛争解決センターへの申し立てではこれまでで最大規模だということです。
また、町民を対象にしたアンケート調査では、住民のおよそ75%が将来の見通しが立たず、今も精神的な苦痛が続いていると回答していることなどが報告されました。
馬場町長は「町民は全員、人生を狂わされてしまった。必要な賠償を求めてみんなで闘っていきたい」と訴えました。
浪江町から千葉県に避難している男性は「ふるさとから離れた避難生活はつらく、生活も厳しいです。もっと被害者に歩み寄った賠償をしてほしいです」と話していました。
(太字は管理人) |
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
東日本大震災・原発 /
新聞・テレビ・雑誌から |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8010/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年5月25日 朝刊
原子力規制委員会が、日本原子力発電(原電)の敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の直下に活断層があると認定したことで、今後、問題になりそうなのが使用済み核燃料だ。
現在、原子炉に核燃料は入っていないが、原子炉建屋に併設されているプールには、一部に熱い核燃料が残る。浜田康男原電社長は二十四日の記者会見で安全性を強調したが、規制委は対応に苦慮している。 (大村歩)
活断層の認定をした二十二日の規制委定例会合で、更田(ふけた)豊志委員は2号機に残るリスク(危険性)について、(1)プールが壊れて水が抜け、核燃料の冷却ができなくなる(2)核燃料が損傷し、放射性物質が外部に出る-の二点を指摘した。
2号機は二〇一一年五月に停止し、炉内の核燃料百九十三体はすべてプールに移されている。その意味では、原子炉自体には炉心溶融などの危険性はなくなった。
やっかいなのは、プールで貯蔵されている約千六百体の使用済み核燃料だ。その多くは既に十分冷えており、理屈の上では安全な場所に移すことは可能。ただ、1号機のプールは核燃料の形式が異なるため使えず、原電が東京電力と合同で青森県むつ市に建設中の中間貯蔵施設(空冷式)は、まだ完成していない。
さらに問題なのが、一一年まで使われた百九十三体。使用済み核燃料は、熱い上に強い放射線を放つため、通常三~五年間はプールに入れ、水で放射線を遮蔽(しゃへい)しながら冷やす必要がある。
熱い核燃料であっても、専用の容器を使えば移送はできるというが、空冷式の施設はもっと冷えた状態でないと使えない。行き場はないのが現実だ。
規制委は、ひとまず2号機のプールが壊れた場合の影響を評価するよう原電に求める方針だ。
使用済み核燃料プールの危険性は、東京電力福島第一原発事故で実証済み。福島事故では、プールは壊れなかったが、冷却装置が止まり、自衛隊ヘリや高圧放水車、コンクリート圧送車を総動員し、かろうじて危機を脱している。
敦賀2号機の直下に活断層があると判断された以上、移せる核燃料だけでも安全な場所に移すなど、打てる手は打つことが必要だ。
日本原電の浜田康男社長は二十四日の決算発表会見で、敦賀原発2号機内のプールで保管中の使用済み核燃料に関し、「プールの安全性は確認しているので、心配はない。核燃料を取り出す考えはない」と述べた。
原子力規制委員会から近くプールが損傷した場合の影響評価を求められることについては、「具体的にどういう指示が出るかを踏まえ検討する」と述べるにとどまった。 |
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
東日本大震災・原発 /
新聞・テレビ・雑誌から |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8009/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013/05/25 21:14
茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の加速器実験施設「J―PARC」の放射性物質漏れ事故で、事故当初、実験装置の異常を検知して安全装置が働き、警報音が鳴ったにもかかわらず、担当者が警報をリセットして実験を続けていたことが25日、分かった。
新たに23歳と45歳の男性2人の被ばくが確認され、事故で被ばくしたのは6人となった。ほかに24人が被ばくした可能性があり、機構が精密測定を進めている。茨城県は25日、原因や経緯を確認するため施設内を立ち入り調査した。
☆ 「日本原子力研究開発機構」に所属する技術屋に放射能を扱う能力があるのだろうか? この記事だけ読むと殆ど素人集団のように思える。日常の業務がこんないい加減なことでやられているとは。
病院のレントゲン室では長年厳密な放射線防御が取られてきたのに、日本の原子力発電の現場では実にいい加減だし、文科省と厚生省の官僚は被曝住民に対しても簡単に被曝線量の許容値を変えた。
国民の命を最優先にしない国が生き延びたためしはない。 |
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(1) |
|
東日本大震災・原発 /
新聞・テレビ・雑誌から |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8008/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
政治家として、真価を問われる橋下市長 メディアの力は「両刃の剣」、逆風下でも正々堂々と
一部引用・・
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長による、慰安婦問題に関する発言が波紋を呼んでいます。
これまで橋下市長を持ち上げてきたメディアですが、一転して同氏への批判的な報道が増えています。また日本維新の会の支持率も急落しています。「橋下は終わった」などという人もいれば「何も間違ったことを言っていない」など、読者の皆さんの考えはさまざまだと思います。
橋下市長の発言内容の是非は識者の方々の議論に委ねることとし、このコラムでは一連の騒動から見る、政治家とメディアとの関係について論じたいと思います。
全文はこちら |
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
今日の気になるネット情報 /
こんなことあんなこと |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8012/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
一部引用・・
株高・円安は「景気回復」の結果ではない
――政府は5月の月例経済報告で景気の総合判断を2カ月ぶりに上方修正しました。これはアベノミクスが一定の「成功」を収めたということではないでしょうか?
イギリスの『エコノミスト』誌が、「アベノミクス」を特集。 「性急なアベノミクスに富国強兵の影を見るエコノミスト誌は、『飛行物体アベ』にあまりご近所の国々をお騒がせするな、と注文しています」(浜氏)
そうはいっても設備投資はまだまだ弱い。アベノミクスの「成功」は、もっぱら「株高」や「円安」に集中している。必死で市場を誘導しようとするチーム・アベの奮闘に、ひとまず市場が付き合って儲けを追求しているという姿です。
ここにきて、むしろ長期金利の上昇が目立ってきましたね。安倍政権が最も避けたかった展開です。しかしながら、これは身から出たさび。ここまで株式市場や不動産市場にカネが引き寄せられるようなあおり方をすれば、収益性の低い国債から資金が逃げ出して、株や不動産に投資されるのは当然の成り行きです。
このままいけば、「国債神話」を彼らが自分たちの手で壊していくことになりかねません。「国債神話」とは、すなわち、「日本の国債はあらかた日本の投資家が持っている。日本の投資家は日本の国債を売らない。だから日本はギリシャ化しない」というあの論法です。
円安についても、すでに少々制御が効かなくなっている感があります。魔法のかけ方は知っているが、魔法の解き方はまだ身に付いていない。そんな「魔法使いの弟子」的なところが、早くも露呈しつつあると思います。
全文はこちら |
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
今日の気になるネット情報 /
日本社会の仕組み改良 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8014/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
『日本人は、なぜ議論できないのか』 第2回:「考える」と「思う」
一部引用・・
そもそも、日本語において、「考える」は日常的な語であろうか。
日本の英語教育では、英語の「think」を「思う」ではなく「考える」と訳させるが、日常的には、「思う」という語を使う、または、想起するのではないだろうか。もし、自分が日常会話で「考える」を「思う」の代わりに多用するとなると、違和感のある方が多いのではないか。
ちなみに、「思う」を英和辞典で引くと「think」と出てくる。日本語において、「think」は、「考える」でもあり「思う」でもある。しかし、「think」をthesaurus(類語辞典)でひくと、主に、
・to have a particular opinion or to believe that something is true
・to use your mind to solve something, decide something, imagine something etc:
( Longman on line dictionary より)
と定義され、これは、「考える」の「論理的に筋道を追って答えを出そうとする/結論・判断・評価などを導き出そうとする」(大辞林第三版)と言う説明に近い。言い換えると、「考える」は、主体≒自己を基軸とする目標・アウトプット志向が強いと言えそうだ。
一方で「思う」を見ると、「物事・対象に対してある感情や意識をもつ/話し手の個人的な判断や推量」(大辞林第三版)とある。こちらは、目標・アウトプット志向ではなく、むしろ、他者を含む外部存在との間での関係性志向(故に、アウトプットではなく、プロセスが重要になる傾向がある)であると言えるかもしれない。この「思う」は、構文論(文法に厳密に随う)ではなく、理論言語学の言う、極めて強い語用論(語の意味を固有文脈に過度に依存する)を前提とする日本語の特徴との関連で捉える必要がある。
ひいては、日本語には、欧米言語でいうところの行為主体である「主語」はなく、あるのは行為主体ではない「話者」であるという学説も視野にいれる必要があろう(『日本語に主語はいらない』金谷武洋、『話者の視点がつくる日本語』森田良行を参照)。
「思う」は、常に他者的存在を想定することから始まる他律的な思考(「思考」は明治時代につくられた造語だが、「思う」と「考える」を合体させた、なかなか意味深長な熟語である)であるといえないか。
極論をすれば、「考えるために考える」はあるが、「思うために思う」はないことから想起されるように、「思う」は、対象を想定しないと働かない他動的機能であり、「考える」のように自動的(対象を想定しなくても独立的に機能する)ではない。
この意味で、デカルトの「我思う、故に我あり」は、「我考える、故に我あり」とすべきではなかったか。この「考える」と「思う」の根源的な差異の延長線上に、欧米人は「考える」「主張する」「選ぶ」のに対して、日本人は、「思う」「共感する」「合わせる」という指摘が存在する。まさに、相互独立的自己と相互協調的自己という自己構造の成り立ちにまで踏み込む必要もでてくる("Culture and the Self" Markus & Kitayamaを参照)。
全文はこちら
第一回 日本人は、なぜ議論できないのか こちら
|
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
今日の気になるネット情報 /
日本社会の仕組み改良 /
こんなことあんなこと |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8013/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
アメリカで失墜する、安倍首相の評判 「歴史認識」発言で安倍首相が失ったもの
ピーター・エニス :東洋経済特約記者(在ニューヨーク)
一部引用・・
波紋を呼んだ、安倍首相の写真
5月13日、ワシントンDCのアジア専門家コミュニティーでは、多くの専門家たちが、安倍首相が試乗した航空自衛隊のT4練習機に「731」という機体番号がくっきりと記されている写真を見て衝撃を受けた。
731という数字は、日中戦争や第二次世界大戦中に満州のハルビンを拠点に活動していた関東軍の「731部隊」について、苦い記憶を中国と韓国に呼び起こすものだ。この部隊は、生物・化学戦争を想定したおぞましい人体実験を、主に中国人とロシア人を対象に実施していた。
安倍首相のこの写真は東アジアの国々、とりわけ韓国の新聞の第一面に大々的に掲載され、それはすぐに米国の首都ワシントンにも広まった。米国では、この事態を深刻に受け止めたアナリストたちが、「安倍首相は日本国内の極右的な心情に訴えるために、意図的にこのイベントを仕立てたのではないか」と議論した。
やがて安倍氏の側近の一人、谷口智彦氏が、フェイスブックの英語版に投稿することにより、この議論を鎮めようとした。谷口氏は、この写真は宮城県東松島市にある航空自衛隊の基地で撮影されたもので、2011年の大津波で退避していた重要な飛行隊、ブルーインパルスが帰還したのを祝うための訪問だったと説明した。
しかしこの説明の後も、米国の日本専門家トップの一人は、非公式ながら、安倍氏は写真撮影用に意図的にこの特定の機体を選んだのだ、と主張し続けた。
ワシントンであまりにも多くのアジア専門家たちが、当初本気で、こんなありそうもない話を信じそうになったという事実自体が、米国の外交政策関係者たちの間で安倍氏の評判がどれほど失墜しているかを示している。
続きはこちら
☆独立国の首相なら、安倍首相は就任当初の自らの信念に基づいた発言を変えてはいけない。
アメリカに「右翼の国家主義者」と言われようが、独立国の首相が他国の発言でふらふらしてはいけない。
自分が宗主国に従う属国のチーフに過ぎないと思い知らされたのなら、鳩山元首相と同じことになってしまう。
三菱グループがスポンサーの成蹊学園に、小学校一年生からエスカレータ式に大学卒業まで通って、純粋培養で身に着けた愛国心はどこへ行った。ガンバレ安倍ちゃん。
|
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
今日の気になるネット情報 /
世界と日本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8015/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
サイバー攻撃調査委 ( 2013/5/25 08:42:32)
農林水産省の公用パソコンがサイバー攻撃を受けた問題で、有識者による調査委員会(委員長=稲津久・農林水産政務官)は24日、内部文書124点が流出した可能性があるとの調査結果を発表した。
流出の疑いを指摘された後の省内の対応も、情報共有ができておらず不適切だったとしており、その結果、流出の把握が遅れた。
調査委によると、内部文書は昨年1月から4月にかけてパソコン5台から流出した疑いがある。同省の規定で機密レベルは3段階あり、流出した可能性があるのは、レベルが2番目に高い文書85点と最も低い文書39点だった。
環太平洋経済連携協定(TPP)に関する文書が含まれていたとみられているが、調査委は「情報セキュリティーの観点から答えられない」として文書の内容を明らかにしなかった。【貞国聖子】
☆相変わらず内部文書が外へ漏れる危険性に無頓着な日本のお役人さんたち。日本の役所は個人としての責任を取る決まりになっていないから無責任が横行しても当たり前だ。
この無節制な役人天国に手を入れることが出来るのは、国民を代表する議員と、社会を見張るマスコミしかいないが、両者ともに同じ穴のムジナになってしまっている。
この記事は朝日新聞では珍しく署名記事だが、起承転結の結がない消化不良の記事だ。もっと突っ込んで欲しいが、そんなことをしたら役人に仇をとられるのか?? |
2013年5月26日 |
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
新聞・テレビ・雑誌から /
こんなことあんなこと |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/achikochitei/trackback/8005/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
0 件のコメント:
コメントを投稿