2012年07月20日(金)
オスプレイ 計画の見直し求めず 2012年7月19日 東京新聞夕刊 米国内で米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの低空飛行訓練計画が周辺住民の反対運動で半年延期となったことについて、藤村修官房長官は十九日午前の記者会見で「報道は承知しているが、米国内の話だと思う」と述べた。米側に日本への配備や訓練計画の見直しを求めない考えを、あらためて示したものだ。 藤村氏は「日本国内の懸念を(米国に)伝え、米側も日本で安全性が再確認されるまでの間、いかなる飛行運用も控えることにしている。それが今、日本の現状だ」と強調。オスプレイが近く米軍岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げされることについては「当然のこととして、粛々と手続きが進んでいる」と述べた。 米空軍はニューメキシコ州キャノン空軍基地で、オスプレイの空軍仕様機の低空飛行訓練計画を立てたが、周辺住民が騒音や安全性に懸念を示したため、訓練開始の延期を先月に決定した。 ☆野田さんのお蔭で日本人が住むこの列島は“アメリカの出城”であることが明確になった。これまでもみんな薄々はそうだろうなと思っていたのがはっきりしたのは野田さんの功績だ。 そういう意味で歴史に残る宰相になるだろう・・か? |
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(2012年7月20日午前7時10分)福井新聞 経済産業省原子力安全・保安院は19日、25日に運転開始から40年となる関西電力美浜原発2号機(福井県美浜町、加圧水型軽水炉、出力50万キロワット)について、今後20年間運転すると仮定してプラントの健全性を調べた高経年化技術評価に基づき10年間で追加すべき保全対策をまとめた長期保守管理方針に関する保安規定の変更を認可した。 現行法に基づき技術的には運転延長にお墨付きを与えた形だが、保安院は「運転再開や10年間の運転延長を認めるものではない」としている。 美浜2号機は昨年12月、トラブルで原子炉を手動停止した後、そのまま定期検査に入り、現在も停止中。国が再稼働を認める際の基準の一つにしているストレステスト1次評価を関電はまだ提出していない。 政府は原発の運転期間を原則40年にする規制強化策を打ち出しており、9月に発足する原子力規制委員会が美浜2号機の今後の運転を判断。実際に再稼働できるかは不透明だ。 政府は、40年制限ルールの具体的方針や既存の原発に最新の科学的知識を反映させるバックフィット制度を来年7月までに策定する方針のため、関電が運転年数を決めるのは少なくとも来年度以降になるとみられる。関電は「国の議論や関係法令の動向を踏まえて検討する」としている。 美浜町の山口治太郎町長は取材に対し「現行法にのっとりしっかり評価してもらった結果という意味で当然の判断。全国の50基と同じ状態になったというぐらいの認識だ。ストレステストもクリアする必要がある」とする一方、「40年運転制限の問題があるので、国に新しい基準を決めてもらわないといけない。科学的根拠に基づいて説明できるようにし、慎重な制度運用をしてほしい」と述べた。 美浜2号機をめぐり関電は昨年7月、「40年を経過しても安全に運転の継続が可能」として保安規定の変更認可を国に申請。保安院は今年6月20日、関電の評価を妥当とする審査結果を取りまとめていた。 県内では日本原電敦賀1号機と美浜1号機が既に運転開始から40年を超え、敦賀1号機は2016年まで運転継続する計画。2010年11月に丸40年を迎えた美浜1号機について関電は、最長10年程度運転を継続するとしているが、昨秋までに示すとしていた具体的な運転年数は、東京電力福島第1原発事故を受けて棚上げとなっている。 |
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オスプレイ搬入に反対=緊急決議を採択―全国知事会議 時事通信 7月19日(木)17時9分配信 高松市内で開催されている全国知事会議は19日、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの岩国基地(山口県岩国市)への搬入に対し、「関係自治体や住民が懸念している安全性が確認できない状況では受け入れることはできない」と反対する緊急決議を全会一致で採択した。 決議は、オスプレイが今年4月と6月に相次いで墜落事故を起こしていることを受け、「関係自治体はこうした事態を深く憂慮し、安全性について大きな懸念を抱いている」と指摘。その上で、岩国基地への搬入や、各地での飛行訓練、沖縄県への配備などの詳細を関係自治体に明らかにするよう求めている。 原発の再稼働をめぐっては、出席した知事から「一致結束して考えを明確にすべきだ」(平井伸治鳥取県知事)、「まだまだ国の対応は遅れている」(溝口善兵衛島根県知事)などの意見が出た。 この日は、原子力安全行政を一元的に担う「原子力規制委員会」の早期設立と、原発の再稼働に関する新たな安全基準や手続きを早急に示すことを求める提言案を大筋で了承したが、正式な提言は知事会議終了後に取りまとめることになった。 ☆知事の中には元の自治省から下りてきた兵庫県知事の井戸さんのような官僚上がりも多数含まれている。 彼らでさえ、他の知事さんたちの県民の生命を守らねばという意識に抗することができなかった。 3.11以降、これまで中央の官僚の指示や方針に唯々諾々と従ってきた知事が、少しづつではあるが自分の意志を出し始めてきた。 その根拠は自分は直接選挙で選ばれた官職だということだろう。 従来の中央の政策を追認する全国知事会議が、今回、中央官吏に対して反抗の意志表示をしたのは、『オスプレイ導入』について、外務省と防衛省の植民地官吏には任せておけないという思いだろう。 |
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大津市長「裏切られた…教育委員会制度は不要」 読売新聞 7月19日(木)17時25分配信 いじめを受けていた大津市立中2年の男子生徒が自殺した問題を巡り、同市の越直美市長が読売新聞のインタビューに応じた。 「学校で何があったのか、なぜ不十分な調査になったのかを明らかにしたい」と述べ、市が設ける外部委員会での真相解明に意欲を見せた。 この問題では、全校アンケート結果の大半を市教委が公表していなかったことが、今月4日に発覚。越市長は「非公表のものがあるとの報告を市教委から受けておらず、報道で知った」と弁明した。 越市長は、自身も小学校と高校でいじめに遭ったことを明かしている。市教委から、まとめ資料ではなく、詳細なアンケート回答を取り寄せて読んだ。男子生徒が同級生から受けた被害がいくつも記されており、「いじめが自殺の原因だと確信した」という。 一方、市教委は男子生徒の自殺後、「全校アンケートは不確かな情報が多く、いじめとの因果関係は断定できない」と主張していた。 越市長は「市教委の説明を受け入れてきたけれど、前提となる事実の確認がいいかげんで信用できないとわかった。裏切られたように感じた」。アンケート結果の全面公表をしぶる市教委に対し、「事実はあなたたちが言ってきたことと違う。これは出すべきです」と押し切り、10日以降の公表につながったという。 さらに、越市長はこれまでの市教委の対応のまずさを改めて認めた上で、その遠因に教育委員会制度の矛盾があると指摘。「市民に選ばれたわけではない教育委員が教育行政を担い、市長でさえ教職員人事などにかかわれない。民意を直接反映しない無責任な制度はいらない」と述べ、国に制度改革を求める意向を示した。 |
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「脱原発デモ」の意味を理解していない野田首相 16日に開かれた「さようなら原発10万人集会」は、広い代々木公園を埋め尽くした。毎週金曜日に行われている首相官邸への抗議行動は回を重ねるたびに参加者が増え続けているという。 今回のデモや集会は、政党や団体が開催しているものではない。ネットを通じて自発的に集まった人たちだ。自発的に参集した人たちの熱意とエネルギーは、動員された人たちのそれと比べて、優に10倍の強さがあるだろう。 16日の集会は、作家の大江健三郎氏や音楽家の坂本龍一氏が呼びかけたという。呼びかけた人が信頼できる人だと安心して出掛ける人も多くなるはずだ。老婆心ながら、参加者数の「主催者発表」は必要ない。参加者数ばかり気にしているような誤解を与える。メディアにでも推定させればよいだろう。 脱原発運動が水量を増しているのは、その中核に、今まで原発に無関心だった人、黙認、容認してきた人などがいるからだ。そんな人たちの反省、後悔が一段と大きな広がりをもたらしている。 拡大化する「脱原発デモ」にも “事なかれ主義”な野田首相 さて、野田佳彦首相は、官邸を囲む大きな抗議の声を耳にして「大きな音ですね」とつぶやいたと伝えられた。いくらなんでもこれは何らかの誤解か聞き間違いであると思いたい。 これに懲りたか、その後首相は「しっかりと受け止めたい」と発言した。いかにも事なかれ主義の空虚な言葉で、心に響くものがない。 首相は、ごくふつうの人がデモや集会に立ち上がっている深刻な事態の本質を全く理解していない。 「若い人の考えが反映されない世の中になっている気がする。変えるにはこれしかない」 これは16日の集会に参加した人の言葉である(17日毎日新聞) この言葉は事態の本質を語っている。 要するに、政治に任せておけば、間違った方向に誘導されるという強い不信感が根底にある。歴史が示すように、直接民主主義が発動されるのは、間接民主主義が機能不全に陥ったとき。国会を通じて意向を反映することができなくなったとき、人々はたまりかねて街頭に出たり、広場に集まる。その意味ではアラブのデモと本質的には違わない。 “声なき声”に耳が傾けられない今、 間接民主主義がかつてない危機に 私は60年安保当時、大学2年生。20歳そこそこの学生たちが、ときの政権と真っ向から対峙した。だが運動の背景には、日本の社会主義革命を志向する極左勢力があった。だから岸信介首相は「私は“声なき声”に耳を傾ける」と言って、安保改定を強行したが、岸発言にも一理はあった。 しかし、今回は疑いなくその“声なき声”が声を出して立ち上がっているのだ。もっと端的に言えば、自民党に失望して民主党に期待した人たちの声だと考えてよい。民主党の支持者たちが、米国にも官僚にも財界にも自分の意見を言うことができず、平気で公約違反をする首相に強く抗議して立ち上がっている。 私も官邸中枢の政策決定に少なからず関与した経験があるが、首相が米国、官僚、財界の言いなりになっていれば、日々是好日である。本丸の中さえ平穏であれば、外堀の向こうをむしろ旗が取り囲んでいても眺めていればよいからだ。 最近、首相は「増税の前にやるべきことがある」という党内外の抗議に対して、そういう姿勢が逆に問題解決を遅らせてきたと発言した。 これこそ語るに落ちた話ではないか。ガソリン漏れを直さないで給油しようとするから反対されるのだ。首相は「消費税増税はシロアリ退治をした後の仕事」という自分の最優先の公約に戻るべきだ。そうでなければ、自らシロアリと化していることになる。 政権交代当時の民主党代表であり首相であった鳩山由紀夫氏は、マニフェストの最終責任者であり最高判定者。その彼が「野田首相は公約と真逆のことをしている」と怒っている。 それでは何のための選挙なのか。何のための公約なのか。議会政治(間接民主主義)の正当性がかつてない危機に直面しているのである。 【追補】 18日に民主党参議院議員3名が離党し国民新党を離党した亀井亜希子氏と「みどりの風」を結成した。曇天に待望の晴れ間が見えた印象だ。おそらく国民的支持を受けて大きく広がるだろう。かねてから私は亀井氏は次世代の有力な指導者になると注目していたがその第一歩と期待している。 ただ、脱原発、反増税、反TPPを強調すると「何でも反対」に見られる恐れがある。自然エネルギー、簡素な生活、行政改革、食料自給率の確保などもっと前向きな言葉を前面に出したほうがよいだろう。 小沢一郎氏からみると魅力的な援軍だろうが、この際は一線を画して遠くから見守ってほしい。無理に連携しようとすればせっかくの晴れ間がたちまち雲で覆われてしまう。 |
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2012年07月19日(木)
23日にオスプレイ岩国搬入 米政府が通知 2012年7月19日 08時48分 東京新聞(共同通信) 米政府は、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを23日に米軍岩国基地(山口県岩国市)へ搬入する日程を日本側に伝えた。日本政府関係者が19日明らかにした。防衛省が近く山口県や岩国市に連絡するが、地元は安全性に懸念があるとして搬入に反対しており理解を得られる見通しは立っていない。 オスプレイは今月1日、民間船で米西部を出港し、ハワイなどを経由して24日ごろ岩国に搬入するとみられていた。10月初旬に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)で本格運用する計画。しかし、4月にモロッコで訓練中に墜落事故が発生、6月には米フロリダ州でも墜落しており、山口、沖縄両県などは搬入や配備に反発を強めている。 |
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オスプレイ 米で反対運動、訓練延期 2012年7月19日 07時09分 東京新聞 米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの低空飛行訓練計画に対し、米国南西部にある空軍基地周辺で反対運動が起き、訓練を半年延期し、内容を見直していたことが十八日、横浜市のNPOによる調査で確認された。米国で住民の不安に配慮していたことは、訓練への懸念が強まっている日本への配備や訓練計画にも影響を与えそうだ。 見直しが行われたのはニューメキシコ州キャノン空軍基地。オスプレイの空軍仕様(CV22)機の低空飛行訓練計画を立て、昨年八月、簡易な環境評価書案を公表した。訓練は夜間に行われ、垂直発着陸のほか、乗組員の降下や物資の投下・回収などだった。 住民らから騒音や安全性、自然環境への影響を懸念する意見が約千六百件寄せられ、空軍は先月、訓練開始の延期を決定。訓練内容を見直し来年の早い時期に発表することにした。 平和問題に関するシンクタンクのピースデポ(横浜市)が評価書案を入手した。 日本では、オスプレイの海兵隊仕様(MV22)機十二機が今月二十四日に岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げされた後、八月に普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備される。早ければ十月にも全国で低空飛行訓練が始まる予定。 日本政府は同機の配備に関し、日米安全保障条約の事前協議の対象ではなく、低空飛行訓練も、日米地位協定に基づく「基地間の移動」として受け入れを決めている。 政府は近く防衛省などの専門家チームを米国に派遣し、安全性を確認させる方針だが、与党内からは「民意を軽視している」との批判も起きている。 ピースデポの塚田晋一郎研究員は「米国では住民の懸念を受け止め、訓練延期が実現している。日本政府も配備や訓練の中止、再検討を行うべきだ」と求めた。 <オスプレイ> 主翼両端のプロペラ部分の角度を変えることでヘリコプターのような垂直離着陸と固定翼機並みの速度の双方の飛行が可能。試作段階の1991年から2000年まで4件の事故で30人が死亡。飛行を一時中断したが、米政府は再設計などで技術的な問題はクリアしたとして量産を決定。今年4月にモロッコで海兵隊仕様のMV22が、6月に空軍仕様のCV22が米フロリダ州で墜落事故を起こした。今月9日にはMV22が機体トラブルで緊急着陸した。 |
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メルトダウン!あの日、事故現場で一体何が起きていたのか…!? 『NHKスペシャル』」7月21日放送予定 画像クリックで拡大。 |
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それぞれが自由に集まり、整然と帰っていく「個人」の力 ~代々木公園「さようなら原発10万人集会」で感じたこと 一部引用・・ このコラムでも書き続けてきたように(直近では2012年6月15日付、7月6日付など)、背景には原発再稼働をめぐる野田佳彦政権のデタラメぶりに対する憤りがあるだろう。政府がいくら安全だと強調しても、多くの人々は信用していない。 それどころか「また事故が起きるのではないか」と心配し、足元を見ても、福島だけでなく東北、首都圏にも放射能汚染が広がっている現状にやり場のない不安と怒りをたぎらせているのだ。 新聞やテレビのようなマスコミが人々の気持ちを十分にくみとっているかといえば、必ずしもそうとはいえない。もちろん懸命に努力しているメディアもある。古舘伊知郎の「報道ステーション」は健闘していると思うし、東京新聞もそうだ。 だが、人々はそんな一部メディアの報道だけで、けっして満足していない。十分だとも思っていない。メディア任せ、人任せではなく「自分自身が声を出さずにはいられない」という気持ちに突き動かされている。官邸前の抗議行動に何度か出かけ、16日の集会にも足を運んでみて、私はそう思った。 全文はこちら |
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2012年07月18日(水)
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オスプレイ 前原氏「首相は民意軽視」 党の見解 集約を指示
2012年7月18日 東京新聞朝刊 民主党の前原誠司政調会長は十七日の記者会見で、米軍が沖縄県の普天間飛行場(宜野湾市)に配備を計画している垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて「野田佳彦首相も藤村修官房長官も沖縄、山口両県の皆さんの民意を軽く考えすぎている」と批判し、政府に対し配備計画の見直しを米側と交渉するよう求めた。 首相に近い前原氏が首相を名指しで批判するのは異例。オスプレイ配備に対する党の見解を早急にまとめるように関係部門会議に指示したことも明らかにした。 前原氏は「今の配備計画をそのまま押しつけて、沖縄の理解を得られるのか。(首相らの)見通しは甘いと言わざるを得ない」と指摘した。 米軍はオスプレイを今月二十四日に米軍岩国基地(山口県岩国市)に搬入した後、八月に普天間飛行場に配備する方針。しかし、米フロリダ州などで墜落事故が相次ぎ、山口、沖縄両県知事など地元が強く反対している。前原氏は「配備そのものを見直せと言った覚えはない。『一呼吸置いて』と言っている」と強調。党の考えは「政府に重く受け止めてもらいたい」と述べた。 森本敏防衛相は十七日、フィールド在日米軍司令官(空軍中将)と防衛省で会談し、オスプレイに関して、日米間の重要課題として対応していくべきだとの考えで一致した。 ただ、首相は十六日のフジテレビ番組で「配備自体は米政府の方針だ」として拒否できないとの考えを表明。藤村官房長官も十七日の記者会見で、計画の見直しを求める考えはないと強調した。 ☆アメリカのエージェントと言われることもある前原さんが、それらしい発言を始めたのが目をひく。 そういえば7月5日の当ブログのエントリに隠居が登場してこう話している。 ⇒☆席亭の隠居に聞いたところ 隠居:いまさら日本に出すのを止められないアメリカの国内事情があるんやと思うわ。 アメリカ国務省当局のシナリオは、日本側から激しい反対が出て、持ち込みや飛行を止めてくれと(日本政府から)頼まれるように強い態度に出ているんとちゃうやろか。 アメリカの産軍複合体は高額なオスプレイの大量生産を続けないと頓死してしまうらしいから、無理が効く日本に持ち込んで使いたいのは彼らの都合では当たり前のことちゃうやろか。 下地氏オスプレイ首相発言批判 7月17日 20時55分 NHKニュース 国民新党の下地幹事長は、記者会見で、アメリカ軍の最新型輸送機「オスプレイ」の沖縄への配備計画を巡って、野田総理大臣が「日本政府が『どうしろ、こうしろ』という話では基本的にない」と述べたことについて、「一国の総理大臣が言うべきことばではない」と述べ、批判しました。 野田総理大臣は、16日の民放の番組で、アメリカ軍の最新型輸送機「オスプレイ」の沖縄への配備計画について、「配備自体はアメリカ政府の方針であり、日本政府が『どうしろ、こうしろ』という話では基本的にない」と述べました。 この発言について、下地幹事長は「イエスもノーも言える日米関係でなければいけないのに、『アメリカが決めたからどうしようもない』と言うのは、全くよくない。オスプレイをこのまま沖縄に配備したら、日米同盟の姿が従属的に見えてしまい、『対等な日米同盟でない』と言われる可能性がある。一国の総理大臣が言うべきことばではない」と述べ、批判しました。
首相白旗「情けない」 上原さん米追従嘆く
2012年7月17日 09時32分 沖縄タイムス 野田佳彦首相が16日、米国のオスプレイ配備方針に「どうしろ、こうしろという話ではない」と、あっさり白旗を揚げた。5月の復帰40周年記念式典で、「あまりの沖縄蔑視」と配備に抗議した元衆院議員の上原康助さん(79)は「情けない」。民主党OBでもあり、政権の対米追従を嘆いた。板挟みの県連は、高まる配備強行の可能性に苦慮している。 政府主催の式典で登壇した上原さんは、首相を前に「オスプレイ配備は到底容認できない」と断じた。嘉手納町の自宅には「よくぞ言ってくれた」という電話が30本以上かかってきた。中には見知らぬ人もいたという。 「結局、首相は何も聞いていなかったのではないか」と憤る上原さん。「沖縄の声に耳を傾けるとか誠実に取り組むとか、言葉をもてあそぶばかり。あんまり沖縄をばかにするな」と思いの丈をぶつける。 「オスプレイ配備は、欠陥機でも大金をかけて開発したから利用しなければならない、という米国側の都合。断るのは一国の総理として当然だ」 復帰前の全軍労委員長時代には、絶対権力だった米軍と渡り合って要求を実現してきた。「身を投じて相手を説得する気骨あるリーダーが必要。今の民主党は支離滅裂で、見るのも嫌になる」と、党OBとして嘆いた。 県連は政府・党中央の基地政策のあおりを受け、県議選で敗北したばかり。新垣安弘代表は「政権与党だから批判を受けるのは仕方ない」としつつ、「首相は国民の心配に配慮して発言すべきだ」と苦り切る。 「危険極まりない普天間飛行場への配備は論外で、日米安保を揺るがす。政府は岩国への常駐も含め、県外の自治体と交渉すべきだ」と、打開策を提案した。 |
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転換の時に 再生エネ実態、国が把握せず 経産省積算1010万キロワット、公式統計は304万キロワット 2012年7月16日(月)13:00 毎にい新聞 東日本大震災を契機に再生可能エネルギーの普及が進む一方で、再生エネ発電のデータが国の統計に正しく反映されていないことが分かった。一定規模以下の発電設備を統計から除外しているためだ。 経済産業省資源エネルギー庁は11年度の再生エネの総出力を約1010万キロワット(1000キロワット以上の水力を除く)と積算しているが、公式な統計「電力調査統計」に計上されたのは約3割だった。専門家からは「技術やコストの検証には正確な統計が必要だ」との指摘が出ている。 1010万キロワットは、エネ庁が日本風力発電協会など関連団体のデータを積み上げた数値。一方、電力調査統計は、電気事業者などからの報告に基づきエネ庁がまとめる公式データで、11年度末の再生エネ設備の総出力は約304万キロワットだった。 こうした開きが生じるのは、一定規模(1000キロワット未満)の発電設備については報告義務がないため。微量のデータを加えても統計上あまり意味がないなどの理由からだが、地産地消型の小型再生エネ設備が急速に増える中で、無視できない状況が生まれている。 エネ庁は、12年度には原発2・5基分に相当する250万キロワットの再生エネ発電設備の増加を見込んでいる。その6割を数キロワットの住宅用太陽光が占めることから、統計と実態の隔たりがさらに拡大することになる。 政府が検討している2030年時点での全発電量に占める再生エネの割合は25~35%。計画的に進めるには発電のベースとなる設備(出力)の実態把握が欠かせない。特に太陽光や風力は気候条件や地域によって発電可能な量が変動するため、正確な統計がなければ、どの地域にどの再生エネが適しているかを分析し、何を普及させるか検討する際に支障が出かねない。 自治体などの再生エネ導入状況を調査している馬上丈司・千葉大特任講師(エネルギー政策)は「原発など大型発電中心の国策の下で、再生エネの実態把握がいかにおろそかにされてきたか痛感した。電力各社の報告手続きを拡大すれば(統計の)整備は可能だ」と話す。 統計の継続性もあり、エネ庁は今のところ見直す考えはないとしているが、植田和弘・京都大教授(環境経済学)は「再生エネは個々の規模は小さくても、ネットワークでつながることで大きな意味を持つようになる。時代の変革に沿った統計整備を考える時期ではないか」と指摘する。 |
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民主党:やまぬ離党ドミノ…原発再稼働も火種に 毎日新聞 2012年07月18日 08時14分 消費増税法案の衆院採決を契機に始まった民主党分裂に歯止めがかからない。17日に離党届を提出した参院議員3人は記者会見で、「原発ゼロ社会の実現」を掲げる新会派の結成を表明。消費増税だけでなく、原発再稼働問題でも党内に火種がくすぶる現状を印象づけた。 参院の民主党会派が第1会派から転落する可能性も強まり、野田佳彦首相はさらに不安定な政権運営を強いられている。 「再稼働で責任を取れると言うなら、福島原発の安定化を国の責任でやってほしい。責任という言葉があまりにも軽い」 離党届を提出した谷岡郁子参院議員は17日の記者会見で関西電力大飯原発の再稼働を決めた野田首相を厳しく批判した。 谷岡氏は6月11日、ともに離党する舟山康江参院議員と首相官邸前の反原発デモに参加。離党の理由として再稼働見送りの訴えが受け入れられなかったことを挙げた。 消費増税法案は18日、参院一体改革特別委員会で実質審議が始まる。3人の離党で民主党会派は88人に減少し、さらに3人が離党すれば、第1会派を自民党に譲る。参院は「議長は第1会派から選出」するのが慣例で、野党に国会運営の主導権を奪われる事態も現実味を増している。 反原発掲げ女性4人新会派「みどりの風」設立へ (2012年7月17日18時15分 読売新聞) . 民主党参院議員の谷岡郁子(愛知)、舟山康江(山形)、行田邦子(埼玉)の3氏が17日、先に国民新党を離党した亀井亜紀子参院議員と共に記者会見を開き、女性4人の新会派「みどりの風」を設立すると発表した。 3氏は会見で、民主党へ離党届けを提出したことを明らかにした。 新会派の方針として、「原発ゼロ社会」「反TPP」「本当の意味での一体改革」を進めていくとした。また、会派は4人代表制を取り、党議拘束はかけないという。 ☆日本の重要な資源はまだ半分使われずに残っている。 それは「おんな力」。 日本の実力のない男ほど「おなごはアホやさかい。おなごはなんもわかってない」というのが可笑しい。彼らは女の実力がわかってるから、世間に出てこないように必死で押さえつけてきたが・・・ |
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☆山田五十鈴さんを送るには、彼女の映画を観続けてきた人が追悼の言葉を捧げるのが一番いい。以下の文章は逝去の嘆きと彼女の存在への感謝の気持ちを現して間然とするところがない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2012.07.14 「鶴八鶴次郎」の優しさと美しさ ―20世紀の銀幕を飾った山田五十鈴― 半澤健市 (元金融機関勤務) 《映画女優山田五十鈴》 女優山田五十鈴が7月9日に95歳で逝った。 2012年1月25日の拙稿『日本女性の激しさと優しさ―NHKの「姉妹3作品」を観て』で、彼女の主演映画『祇園の姉妹』に触れた。「透徹した溝口の精神は76年を生き延びて今も我々に感動を与える」と書いたとき、私にとって山田五十鈴は幻想のなかの女性だった。 半世紀以上前の青春時代に、同世代の仲間は欧米映画を熱く語った。私は小便臭い日本映画が好きだったので懸命に邦画の魅力を説いた。 私にとって山田五十鈴は「映画女優」である。新聞やテレビの追悼は彼女の「舞台」(たとえば『たぬき』)と「テレビ」出演(たとえば『必殺仕掛け人』)にウェイトを置いている。 しかし、私には丸の内の演劇街を楽しみ、夜のテレビ番組を観る余裕はなかった。それは私の「働き盛り」の時期であり、預金集めの「ドブ板外交」や「売りか買いか」の株式投資という仕事に集中していたからである。 ・・・・中略・・・・・ 《20世紀日本映画を支えた名花》 山田五十鈴はどんな女優だったのか。 銀幕で観ただけである。本質解明などは到底不可能である。山田は「役者にとっての男女関係は芸の肥やし」という見方を否定したという。 山田は自分の努力で芸を磨いたのだと思う。それは求道者のようにも思われる。山田五十鈴は半世紀以上にわたって我々に、芸の美しさ、芸の楽しさ、芸の厳しさを見せてくれた。 田中絹代、高峰秀子、山田五十鈴。20世紀の銀幕に咲いた名花たちは日本庶民の誇りである。 (2012年7月11日記す) 全文はこちら |
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2012年07月17日(火)
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米国の実測データ 原発事故住民避難に活用せず 【政治ニュース】 2012/07/16(月) 18:45 サーチナ 東京電力福島第一原発事故発生後の昨年3月17日から20日の間、米国エネルギー省が同原発周辺地域の放射性物質を実測した空中モニタリングデータを外務省に提供していたが、その情報を公表せず、住民避難にも活用しなかったとして、参議院の佐藤正久議員(自民)から質問主意書で理由を質された政府は「現時点(7月10日現在)で定かでない」と住民避難に活用しなかった理由が未だに解明されていないとする回答をした。 佐藤議員は、政府はSPEEDIのデータを避難に使用しなかったのは推測値であり、無用な混乱を引き起こさないためと答弁していた。米国モニタリングデータは実測値で、住民避難判断に活用すれば、より適確、迅速な判断に結びついたのではないかとして政府を質した。(編集担当:森高龍二) |
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プレス民主でのインタビュー
半月ほど前に、東京で「プレス民主」(民主党の機関誌)のインタビューを受けた。「窓」というコーナーで、党外の人に広報委員長の有田芳生さんがインタビューするという趣向のもの。 たぶんあまり一般読者の目にとまるチャンスのない媒体だと思うし、長すぎたので一部削除されていたので、ここにオリジナルヴァージョンを再録しておく。 「民主党への建設的提言 各界識者に聞く」 最終回 今求められているのは国の統治機構について率直に言えるリーダー (聞き手 有田芳生 参院議員) ――民主党への建設的提言ということですが、今朝ツイッターで「今や、民主党に言いたいことはない」と書かれていました。まずはその理由からお聞かせください。 内田 2009年の政権交代後の鳩山さんの最初のスピーチを聞いたときは非常に期待しました。「これまでとまったく違う政治になる」「時代は変わる」と。 しかし、沖縄の普天間基地問題をめぐり、メディアは総理の「迷走」を激しく非難して、結局鳩山さんは政権から引きずり下ろされました。 僕はどうして基地問題で「できれば国外」という要求をしたことがこれほど同国人から批判されなければならないのか最後まで理由がわかりませんでした。そのあたりから民主党という政党が何をしたいのかが分からなくなってきた。 以下全文はこちら |
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0120716 飯舘村あす再編 「線引き... 20120716 意見聴取会またも紛糾... |
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また電力社員が発言 名古屋聴取会 2012年7月17日 東京新聞朝刊 政府が発電量に占める将来の原発比率について国民の意見を直接聞く三回目の意見聴取会が十六日、名古屋市で開かれた。九人の発言者の中に中部電力の課長が含まれ、原発推進を主張した。会場の一部から「やらせだ」などと批判の声が上がり、一時騒然となった。 意見聴取会をめぐっては、十五日に開かれた仙台市の会場でも、東北電力や原発推進団体の幹部二人が発言者に選ばれており、公平性の確保や運営方法が問題視されそうだ。 発言したのは、中電原子力部に勤務する課長の岡本道明さん(46)。「個人的な意見として、原発をなくせば経済や消費が落ち込み、日本が衰退する」と述べ、原発の新増設を前提とする20~25%案に賛成の立場を表明。「35%案、45%案があれば選択していた」とも述べた。東京電力福島第一原発事故では「放射能の直接的な影響で亡くなった人は一人もいない」と言い切った。 岡本さんは聴取会後、報道陣に「会社には事前に個人として参加することを伝えた」と説明。事務局からも「個人なら聴取会の趣旨に反しない」と言われたという。 中電広報部の担当者は「会社の指示で出席や発言をさせたわけではない」と述べた。 0%案を支持する意見として「福島第一原発事故の原因がまだ究明されていない」「使用済み核燃料の処分法が確立されていない」があったほか、15%案の支持者は「国民生活への影響も考慮すべきだ」と訴えた。 ☆対象業界の企業に勤める人間の意見を聴取するとは? ルール以前の常識の範囲で考えてもおかしい。 これは官僚と電力業界が作った確信犯的な聴取会であって、何がなんでも押し渡るぞという彼らの意思表示だ。 日本という国の五臓六腑に喰いこんでいる原子力ムラ細胞がそう簡単に参ったと万歳するわけはない。それにつけても博報堂と電通という 聴取会請負企業のガードと進行の腕の冴えも凄い。 一般人が個として意見を言える場をつぶすノウハウの集積だ。 |
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「正義」を失った検察の今後 投稿日: 2012年7月15日 大阪地検の郵便不正事件をめぐる不祥事以降、相次いで表面化する検察不祥事、事件で失墜していた検察に対する社会の信頼は、6月27日に出された陸山会事件の捜査をめぐる問題についての処分の公表、最高検の調査報告書によって、完全に地に落ちた。 東京地検特捜部という、「検察の正義」の中核となってきた捜査機関で起きた「身内の犯罪」に対して、あらゆる「こじつけ」「詭弁」を弄して守り抜こうとする姿勢には、これまで、手掛けてきた組織犯罪事件で、検察が断罪に使ってきた「反省していない」「社会的責任を果たしていない」「酌量の余地はない」など言葉がすべて当てはまると言わざるを得ない。 最高検報告書の内容に対する批判は、既に、7月2日に出した本ブログの記事【「社会的孤立」を深める検察~最高検報告書は完全に破綻している】で詳細に述べたが、検察も、報告書の内容が到底批判に堪え得るものではないことを自覚しているからか、報告書の一般人への提供を拒絶しているようだ。 最高検報告書は、記者会見に出席した記者達に配っただけで、「一般公表」はしていない、ということだ(ネット上では、法務省から説明を受けた国会議員のブログ等で最高検報告書が私的に「公開」されているが⇒http://bit.ly/Ork199、それは、検察が正式に「公表」したものではない)。 今どき、組織の不祥事に関する調査結果の出し方として、「記者会見で配布しました。内容については新聞記事を見てください」ということで、済ますことなどできないのは、あまりに明白な常識であろう。ましてや、社会からの信頼が命と言える検察が、身内の不祥事に関する社会に対する説明として出した報告書に対する取扱いとしては、全くあり得ないものである。 私のブログのタイトルで使った「社会的孤立」という言葉が、残念ながら、検察にとって、早くも現実のものになっていると言えよう。 以下続きはこちら |
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オスプレイ配備を葬り去った朝日の大スクープ 天木直人のブログからBLOGOSへ転載。 1642012年07月16日 07:38 きょう7月16日の朝日新聞が一面トップでスクープを掲載した。 2010年4月のアフガニスタンで起きたオスプレイの墜落事故で、米空軍の事故調査委員会が、「機体不良が原因」と報告書に書いたところ、上層部がこれを潰したというのだ。 朝日のスクープは、このオスプレイが米海兵隊の存続をかけて開発した輸送機なので配備を見直すことが出来ない、という米軍内部の不都合な事情まで明かしている。 米国議会でも議論は続いているという。もはやオスプレイの日本配備の強行は不可能だ。それどころか、この問題を日本が提起すれば、米国内でも議論が巻き起こるだろう。もはや米国兵士の命にもかかわる問題なのである。おまけに大統領選挙の真っ最中だ。 これでオスプレイ問題は決着がついた。朝日のスクープがオスプレイ配備を葬り去ったことになる。いまからでも遅くない。小沢新党は国会でオスプレイ配備を強行しようとする野田首相に対し、撤回を求めよ。対米従属しか頭にない玄葉外相、森本防衛相の更迭を求めよ。小沢新党はいまこそ「国民の生活が第一」を実践せよ。 ☆そんなうまいこといくのか天木さん? しかしこの人のストレートな物言いは新聞テレビメディアでは決して見られないものだ。 7月16日の朝日新聞当該記事の一部 オスプレイ事故調に米軍圧力 機体不調の報告、変更迫る 米空軍の新型輸送機オスプレイがアフガニスタンで不時着して4人が死亡した一昨年の事故で、事故調査委員長を務めた空軍幹部がエンジンの不調が事故につながったという報告書をまとめたところ、内容を変更するよう上官から圧力をかけられたことが分かった。 2010年9月まで、空軍仕様のオスプレイCV22を運用する空軍特殊作戦司令部に勤めたドナルド・ハーベル退役准将が、朝日新聞に証言した。ハーベル氏は、同年4月にアフガン南部で起きた事故後に調査委員長に任命され、8人のスタッフと原因を調べた。 事故では20人の乗員のうち、操縦士ら4人が死亡。アフガンに配備されたCV22の初の死亡事故だった。 以下略 |
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☆菅さんを引きずり下ろしたのは官僚と大手メディアを使った経済界だ、と言うのが赤川さんのヨミだ。 引用元は『図書2012.7』岩波書店24頁「ベートーベンを聴く夜」 |
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2012年07月16日(月)
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2012年07月16日(月)
国会事故調委員 蜂須賀礼子さんインタビュー
河北新報 2012年07月16日月曜日
国会事故調の報告書を提出後、記者会見する蜂須賀さん=5日、東京・参院議員会館
東京電力福島第1原発事故で、国会が設置した事故調査委員会の委員を務めた福島県大熊町商工会会長の蜂須賀礼子さん(60)が河北新報社の取材に応じ、5日公表された報告書に込めた思いなどを語った。 「被災者の一人として、地元の思いを伝えようと努めた」と振り返り、「これからが始まりだ」と調査結果を地元に生かすために尽力する覚悟を示した。(聞き手は報道部・末永智弘) -昨年12月に委員に選ばれ、最初の活動は第1原発など現地の視察だった。 <現地視察訴え> 「原発事故で避難している人の苦しみを世間に訴えたい、との考えがあって委員を引き受けた。黒川清委員長が最初に何をすると聞いてきたので、『現場を見ていただきたい』と言った。10日後の現地入りが決まった。このとき、委員の皆さんは私たちの声を聞いてくれると感じた」 「現地入りして人けのない古里を見ているうちに、大熊町民をはじめ、避難している人の声を届けるのが私の役目と認識した。避難者の心の叫びや原発立地地域で暮らしてきた者にしか分からないことを、委員に伝えるよう努めた」 -報告書をまとめる際に気をつけたことは
「避難者の目線で作成することを心掛けた。避難者のための報告書でなければ意味がない。分かりやすい表現にすることにも気を配った」
-調査中の思いは。 <国・東電に失望> 「原子力行政の実態が分かるにつれ、怒りとショックを感じた。もう少し努力してくれれば、もう少し安全を確保してくれれば…。事故を起こしてもなお、誠意ある答弁をしない東電幹部や経済産業省、政治家には失望した」 「東電とは長年付き合ってきたので、スパッと切ることはできない。どこかで本当のことを言ってくれるのではないか、と期待していた。でも、無表情で淡々と答える態度にがっかりした」 -報告書を今後にどう生かす。 「国会事故調の制度上、今後の対応は国会に委ねられた。国民の代表である国会議員が、被災者のために動いてくれるように声を上げ続ける」 「私にとって、これからが始まりだ。調査で得た知識を大熊町や双葉郡、福島県の役に立てたい。報告書冒頭に書かれているように、事故はまだ終わってないのだから」 はちすか・れいこ 福島県大熊町生まれ。同県浪江高卒。大熊町で花屋を営んでいた。2008年から大熊町商工会会長。会津若松市の仮設住宅で避難生活を送る。
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