2012年04月20日(金)
経済同友会 “再稼働”の判断支持 4月19日 0時21分NHKニュース 経済同友会の長谷川代表幹事は、18日の記者会見で、野田政権が福井県にある関西電力大飯原子力発電所について、運転再開の必要性があると判断したことについて、支持する考えを示しました。 この中で、長谷川代表幹事は「夏の時点ですべての原発が止まった状況では、去年並みの節電では乗り切れない。日本の経済や国民生活を考えると、どこかの段階で誰かが決断しなければならかった」と述べ、野田政権の運転再開の判断を支持する考えを示しました。 そのうえで、原発の安全性が確保されているかどうかについて長谷川代表幹事は「100%安全だと言い切ることは難しい。最新の科学的知見に基づいてチェックしたうえで判断されるべきだが、野田政権としてはベストを尽くしたと思う」と述べました。 |
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国会事故調 再稼働対応に批判相次ぐ 4月19日 5時13分 NHKニュース 関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡る野田政権の対応について、18日夜開かれた国会の原発事故調査委員会で、委員から安全性の確認が不十分だという批判が相次ぎ、黒川委員長は「この国の原子力の安全が守られるのか大いに不安になった」と述べ、懸念を示しました。 国会の原発事故調査委員会は、18日夜、経済産業省原子力安全・保安院の深野院長を参考人として招き、野田政権が関西電力大飯原発の安全性を最終的に確認し、運転再開の必要性があると判断したことについて質疑を行いました。 この中で、深野氏は「われわれが持ち合わせている情報と能力で、できるかぎりのことはしたつもりだ。最後は政治レベルで判断した」と述べました。 これに対し、委員からは「津波だけが福島第一原発の事故原因と断定できない。どうして地震対策が再稼働の条件の中に組み込まれなかったのか」とか、「事故対応で拠点となった免震重要棟の整備が平成27年度中となっている点は十分ではない」などとして、安全性の確認が不十分だという批判が相次ぎました。 委員会のあと、黒川委員長は記者会見で、「政府の安全基準は、原発の安全を確保するのに十分なものか疑問が残る。本当にこの国の原子力の安全は守られ、国民の健康を優先した安全規制が実施されるのか、大いに不安になった」と述べ、懸念を示しました。 . |
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2012年04月19日(木)
東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 第9回委員会 黒川清委員長 コメント 平成24年4月18日 本日の第9回委員会では、原子力安全に関する規制機関である原子力安全・保安院の現職のトップである深野弘行氏に対する参考人質疑を行った。さる3月28日に原子力・安全保安院が出した「技術的知見」やそれを根拠にする今般の政府による、いわゆる「原子力発電所の再起動にあたっての安全性に関する判断基準」(以下判断基準)について質疑を行った。 本日の参考人聴取では、いくつかの重要なことが判明した。 1. 政府の策定した判断基準の基礎となっている「技術的知見」に示された対策は、暫定的な原因分析に基づいている。 2. 判断基準で想定する事故は、東京電力福島第一原子力発電所事故と同じ事故シーケンスのもの、との前提がついている。 3. 安全に稼働するために必要な以下のような対策も先送りされ、判断基準の想定を超える災害が来た場合の対策が出来ていない。 ①東京電力福島第一原子力発電所事故の対応で重要な役割を果たしたとされる免震重要棟の設置は「中長期的課題」とされている。 ②欧州の多くの国で採用されているフィルタ効果のあるベント設備の設置も「中長期的課題」とされている。 ③住民の安全確保にとって非常に重要な住民避難計画等の防災は、判断基準の基礎となっている「技術的知見」において、検討の範囲外と位置付けられている。 これらの議論を聞き、当委員会への意味合いとして、特に以下の点について更なる検討が必要であると認識した。 1. 規制当局は、事故原因を特定の事象に限定してそれに応じた対策を立てるだけではなく、地震、津波、火災あるいはテロも含めたあらゆる事象にも耐えられる対策を立てるべきではないか。 2. 住民・国民の健康・安全を最優先に、事故防止、事故拡大防止、住民の安全な避難、を含めた多層の安全対策を策定すべきではないか。 3. 政府の設定した判断基準について、必ずしも上記のような対策をベースにしてはいない以上、原発の安全を確保するに十分なものなのか。 4. 政治からの独立、事業からの独立が必要な規制組織の在り方を考えるにあたって、その独立性を実質的にどう担保すべきか。 今後の委員会では、引き続き事故の原因を深く分析し、東京電力福島第一原子力発電所事故のようなことが二度と起きないような対応策あるいは規制のあるべき姿などを検討する。立法府ならびに行政府において、国民の疑問に十分にこたえる審議をお願いしたいという姿勢は変わらない。 われわれ国会事故調は、委員会報告のとりまとめに向け、引き続き鋭意取り組んで参りたい。 以上 第八回委員会コメントはこちら |
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宮城県漁協 東電に魚の買い取り要請 4月18日 13時37分 NHKニュース 宮城県で水揚げされた一部の魚から基準を超える放射性セシウムが検出されて水揚げの自粛などが相次いでいるため、宮城県漁業協同組合は、東京電力に対し、市場に出荷できない魚を買い取るよう要請しました。 食品に含まれる放射性セシウムの基準が今月から大幅に厳しくなり、宮城県では、水揚げされたスズキやマダラから基準を超える放射性セシウムが検出されるなどして出荷制限や水揚げの自粛が相次いでいます。 こうした状況を受け、宮城県漁業協同組合の菊地伸悦会長らが、18日、東京電力本店を訪れ、市場に出荷できない魚を買い取るよう求める要請書を手渡しました。 要請書では、風評被害によって売り上げが減少した損害についても賠償を求めているほか、今後、汚染水を海に流さないよう求めています。 菊地会長は「これから復興だというやさきに放射性物質が検出されたことに大きな憤りを感じる。東京電力には一日も早く賠償を行ってもらいたい」と話していました。 一方、要請書を受け取った東京電力の小川敬雄福島原子力補償相談室長は「要請を真摯(しんし)に受け止め、できるだけ早期の賠償が行えるよう努力していきたい」と話していました。 ☆中央官僚と原子力ムラは、県庁を使って、地方や地元が個別に権利意識を持つことを何とか止めようとしてきたが、現実の毎日の生活実情はそんな生易しいことはとっくに過ぎた。 |
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小沢氏 野田首相に代わる党代表を 4月18日 21時38分 NHKニュース 民主党の小沢元代表は、インターネットの番組に出演し、「政権交代の初心や志を持っている人を代表に選び、次の衆議院選挙に臨むべきだ」と述べ、次の党の代表選挙で野田総理大臣に代わる新たな代表の選出を目指す考えを明らかにしました。 この中で、小沢元代表は消費税率引き上げ法案について、「国民の大多数が反対しているものが国会を通過することはないと思う。野田内閣が党内議論を強権で打ち切り、増税一本という姿勢は、決して国民の支持は得られない。内閣支持率が20%を切ったらもたない」と述べました。 そのうえで小沢氏は、民主党の次の代表選挙がことし9月に予定されていることに関連し、「仮に9月までに代表選が行われるとしたら、『国民の生活が第一』と訴えた、政権交代の初心や志を持っている人を代表に選んで、次の衆議院選挙に臨むべきだ」と述べ、野田総理大臣に代わる新たな代表の選出を目指す考えを明らかにしました。 |
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橋下市長など 原発で政府に提案へ 4月19日 5時13分 NHKニュース 関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡って、大阪市の橋下市長と大阪府の松井知事は、週明けにも総理大臣官邸を訪れ、原発から100キロ程度の圏内にある都道府県と電力会社が安全協定を結ぶ仕組みを構築することなどを求める8項目の提案を申し入れる方向で調整しています。 福井県にある関西電力大飯原発を巡って、野田政権が運転再開の必要性があると判断したことについて、大阪維新の会の代表を務める橋下市長と幹事長の松井知事は「安全性の確認が不十分ななかで、政府の対応は拙速で問題だ」と反発を強め、次の衆議院選挙で民主党と対決する姿勢を鮮明にしています。 こうしたなかで、橋下市長と松井知事は、原発の安全性に関する考えを野田政権に直接伝える必要があるとして、週明けの23日にも上京して総理大臣官邸を訪れ、藤村官房長官らに8項目の提案を申し入れる方向で調整しています。 提案では、原発から100キロ程度の圏内にある都道府県と電力会社が安全協定を結ぶ仕組みを構築することや、安全基準を根本から作り直し、新たな安全基準に基づいた完全なストレステストを実施することを求めています。 さらに、使用済み核燃料の最終処理体制の確立や、原子力規制庁の独立性を高めることなども求めています。 |
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(2012年4月19日 福島民友ニュース) 県は18日、海や河川などの魚介類と海藻44種類120点の放射性物質検査結果を発表、猪苗代湖の猪苗代町分で採取した魚と、同湖に流入する郡山市の舟津川の川魚から食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。 検出値は、猪苗代湖で採取されたウグイが192ベクレル、ヤマメが390ベクレル、舟津川のウグイが250ベクレル。猪苗代湖の魚が100ベクレルを超えたのは東京電力福島第1原発事故後初めて。県は「生物濃縮の可能性がある」としている。 県は同日、猪苗代湖と舟津川を含む流入河川のウグイとヤマメ、北塩原村の大塩川のイワナについて釣りや漁を自粛するよう関係漁協に要請した。 |
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福島第1原発は非常に危険 米議員が燃料棒について警鐘 2012/4/18 10:58 ウオール・ストリート・ジャーナルJP 一部引用・・ ワイデン氏は藤崎一郎駐米大使にあてた16日付の書簡で、同原発の原子炉建屋が再び地震や津波に見舞われれば、崩壊し、「当初事故よりも大規模な放射性物質放出」が起こる恐れがあると警鐘を鳴らした。 特に、日本は動きが遅く、危険な核燃料棒を原子炉から取り出していない。米国はスピードアップに向けた支援をすべきだ。ワイデン氏は藤崎氏のほか、スティーブン・チュー・エネルギー長官、ヒラリー・クリントン国務長官、 原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長への書簡でもこう訴えている。 Just how dangerous is the situation at Japan’s crippled Fukushima Daiichi nuclear plant? Very, according to U.S. Senator Ron Wyden, a senior member of the Senate’s energy committee who toured the plant earlier this month. Associated Press The Unit 4 reactor building of the Fukushima Daiichi nuclear power plant in November 2011.More In Fukushima Daiichi Frustrated Nuke Evacuees Take Harder Line vs. Tepco March 11, One Year On: Nuclear Pushes On Despite Fukushima March 11, One Year On: Minamisoma Mayor's Marathon Video: Holding Onto Community When You Can't Go Home Fukushima Health Impact: Minimal? Another big earthquake or tsunami could send Fukushima Daiichi’s fragile reactor buildings tumbling down, resulting in “an even greater release of radiation than the initial accident,” Mr. Wyden warned in a Monday letter to Japanese Ambassador to the U.S. Ichiro Fujisaki. In particular, Japan isn’t moving fast enough to remove dangerous nuclear-fuel rods from the reactors, and the U.S. should offer its help to speed things along, Mr. Wyden urged, in letters to Ambassador Fujisaki, as well as U.S. Energy Secretary Steven Chu, Secretary of State Hillary Clinton and Nuclear Regulatory Commission Chairman Gregory Jaczko. Yoshikazu Nagai, a spokesman for Fukushima Daiichi operator Tokyo Electric Power Co. said the company couldn’t comment on the letter, and that all it can do is “proceed steadily with the (cleanup) roadmap.” Japan’s Foreign Ministry declined to comment. Mr. Wyden’s warning touches on what some experts think is the biggest problem at the Fukushima plant: another earthquake or tsunami that exposes the least protected of its nuclear fuel to outside air. Fukushima Daiichi suffered meltdowns at three of its reactors last year after the March 11 earthquake and tsunami knocked out power in the area. Much of the nuclear fuel in those three reactors is thought to be in a melted lump at the bottom of the vessels that surround the core. That’s bad, but at least the vessels shield the outside world from the radioactive fuel. But Fukushima Daiichi’s Unit 4 reactor was shut down for maintenance when last year’s accident took place, meaning the nuclear fuel rods were outside those protective vessels and sitting in a pool of water, high up in the reactor building, where they were being stored. The water in that “spent fuel pool” keeps the rods cool and insulates them from the outside. But if the pool should spring a leak, or another earthquake bring the pool crashing down, all that fuel would be exposed to the outside air, letting them heat up and release massive amounts of radiation. Other reactors have spent-fuel pools too, but they contain less fuel. Tepco says an analysis it conducted on the Unit 4 pool showed the building didn’t need reinforcing, but it went ahead and reinforced the structure anyway, increasing its safety margin by 20%. Tepco says it’s working to remove the fuel rods as fast as it can. If all goes according to its timetable, the utility could start taking the rods out in 2014. Mr. Wyden points out, though, that the schedule allows up to ten years to get all the spent fuel in all the Fukushima reactor pools out — something he says is too risky. “This schedule carries extraordinary and continuing risk if further severe seismic events were to occur,” he wrote in his letter to Ambassador Fujisaki. “The true earthquake risk for the site was seriously underestimated and remains unresolved.” |
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原発再稼働なしで試算 府市エネ戦略会議
2012年4月18日 大阪日日新聞 大阪府と大阪市でつくる府市統合本部のエネルギー戦略会議が17日、大阪市内で開かれ、電力需給について、飯田哲也特別顧問は「原発を再稼働しなくても今夏の電力は足りる」とする独自試算を示した。 試算は飯田氏が所長を務める環境エネルギー政策研究所によるもので、飯田顧問は電力需要の政府予測について、需給調整契約の増加による需要削減力を加味していない点を指摘。供給力についても「揚水発電をピークの時間帯に絞って使う」「中部、中国、北陸電力からの電力融通」の積み増しなどで拡充できるとした。 また、東京都の大野輝之環境局長が東日本大震災による電力供給力の減少への対応を説明。地域ごとに輪番で停電する計画停電については「実際の停電が2時間としても工場は1日操業できない」などと問題点を挙げ、大口需要者に最大電力を下げるように求める「電事法による使用制限」に移行するよう国に求めたとした。 さらに、制限終了後の秋の電力需要について「(節電への取り組みで)照明を中心にした基本の需要が低下」し、400万キロワットの最大電力削減が継続していたことを紹介した。 ☆原子力発電所はいったん稼働すると24時間365日、同じ電力量を発生させる。しかし火力発電所の稼働は燃料消費量の操作で発電量を変えられる。 つまり深夜のテレビ放送は、災害発生報道に備えてスタンバイのみにしておき、番組の放送をすべてやめれば、通常時は深夜にテレビを見る人はいなくなり、電力使用量はその分減少する。 24時間、世界のニュースを知ろうと思えば、iPadでもアンドロイドでも出来る時代になっている。 しかし日本のテレビ局は自分で自分の首を絞めるこの提案はしない。 他国であれば新聞社とテレビ局が同じ資本系列であることを法律が禁じているから、新聞社は間違いなくそのあたりを調査して報道する。 日本ではお上というか官僚が、情報報道を大本営式に一元管理するために、テレビと新聞の資本を同一にすることを一回も変えていない。 新聞社もテレビ局もその方が競争が少なくなるので、自分たちから異を唱えることもない。 記者クラブ加入のマスコミ各社は日本最強の談合業界を作っている。 「大手新聞軍は永遠に不滅です」 渡辺 茂雄(って誰や?) |
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モーニングバードより。 原発事故によって放射性物質が検出された樹皮などの木くずが、福島県内におよそ2万6千トンもたまっている。 火力発電の燃料として石炭と混ぜれば、国が定めた基準値以下になるにもかかわらず、東電は受け入れを拒否している。 その驚きの言い分は。 20120418 なぜ?東電が福島の“木くず”受け入れを拒否 投稿者 PMG5 |
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被害届受理せず旅行 改めて検証要請 4月18日 18時12分NHKニュース 長崎県で起きたストーカー殺人事件で、被害届の相談を受けた千葉県習志野警察署の署員らが届け出を受理しないまま北海道旅行に行っていた問題で、事件の遺族らが警察に対し、第三者機関による再検証を行うよう改めて求めました。 去年12月、長崎県西海市で、ストーカー被害を受けていた女性の母親と祖母が殺害された事件を巡っては、事件の10日前、女性の父親が娘の住んでいた千葉県の習志野警察署に相談した際、署員がほかの事件への対応を理由に「1週間待ってほしい」と言って、被害届けを受理せず、2日後に担当の署員らが北海道旅行に行っていたことが明らかになりました。 この問題について、事件の遺族らは、先月、「警察の調査では信用できない」として、第三者機関による再検証を求めましたが、回答がないことから、改めて千葉と長崎の県警などに対し、文書で再検証を要請しました。 文書は17日付けで「2人の死をむだにしないよう、再発防止のために、透明で客観性のある検証をお願いしたい」としています。要請をした遺族によりますと、千葉県警から、今月、再検証の結果を説明したいと申し出がありましたが、第三者による検証以外は受け入れられないとして断ったということです。 今回の要請について、長崎県警は「対応を検討する」としています。 一方、千葉県警察本部の鎌田聡本部長は報道各社の取材に対して、「ご遺族に新たな心痛をおかけしたほか、県民にも心配や疑念を抱かれる状況となり、非常に残念で申し訳ない」と陳謝しています。 千葉県警察本部では、旅行の問題が明らかになったあと、県の公安委員会のチェックを受けながら内部での検証を進めていて、今回、遺族側が第三者機関による検証を改めて要請したことについては、「現在行っている検証結果を公表することで、説明責任を果たしたいと考えている」としています |
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2012年04月18日(水)
テレビ朝日、CASTより。ブレてるように見える枝野経産相の発言だが、古賀氏はそんなにブレてるわけではないと言う。官僚が書いてるシナリオだと思われるが、これから再稼働に向けてどう進めようとしてるかを予想。また枝野経産相の要請を受けた福井県知事の対応も読み解く。 20120416 再稼働へ 枝野大臣ブレる発言 古賀茂明 投稿者 PMG5 |
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東電:顧問26人に報酬月平均90万円 毎日新聞 2012年04月18日 00時44分 東京電力が11年3月の東日本大震災以降、今年3月末までの間、有給の顧問(26人)に対し、1人当たり平均月額約90万円の報酬を支払っていたことが、政府が17日閣議決定した答弁書で明らかになった。報酬総額は約1億5600万円だった。河野太郎衆院議員(自民)の質問主意書に答えたもの。 答弁書によると、各顧問は「専門的な知識や経験に基づく経営助言を行った」とされるが、深刻な原発事故を起こした後も高額の顧問報酬を支払い続けていたことに改めて批判の声が上がりそうだ。 有給の顧問には東電役員OBや 天下り批判を受けて11年4月末に顧問を退任した 石田徹・元経済産業省・資源エネルギー庁長官ら経産省OBのほか、 津田広喜・元財務次官や 谷内正太郎・元外務次官も含まれていた。 顧問は震災後に順次退任し、今年3月末には顧問制度そのものを廃止した。 また、答弁書によると、震災後の給与削減を加味した東電の管理職・一般従業員の基準内給与(賞与を含む)は年額平均約570万円だった。 ☆原子力ムラの村人たちは、河野太郎は自民党員なのに余分なことばかりしたり発言したりしていると怒り心頭らしい。河野太郎は自民党に所属しているからこそ、自分の発言が世間に報道されると、自分から脱党する気は毛頭ないと断言している。 安倍のボッチャンや福田のボッチャンや麻生のボンのように、官僚国家エライさんの言う通りしないと、一生首相にはなれないのになぁ! |
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滋賀・京都知事 原発再開で7提言
4月17日 12時29分 NHKニュース 滋賀県の嘉田知事と京都府の山田知事は、17日、共同で記者会見を開き、福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、電力需給の見通しを検証する第三者委員会を設けて原発の運転を再開する緊急性が本当にあるか証明を求めることなど7つの提言を発表しました。 それによりますと、大飯原発の運転再開にあたっては専門家の客観的な意見が必要不可欠で、この夏の電力需給の見通しについて関西電力が提出した資料だけでなく第三者委員会を設けて検討し、東京電力福島第一原発の事故原因の調査を待たずに運転を再開する緊急性が本当にあるのか証明する必要があるとしています。また、「脱原発依存」を実現するための工程表を提示すべきだとしています。 記者会見で、滋賀県の嘉田知事は「政府に、原発の再稼働に向けた方針や道筋を示してもらうため、近隣の自治体として関与するための提言だ」と述べました。 また、京都府の山田知事は「今、私たちが何を問題にしているのかを政府に正確に伝え、京都と滋賀が意見を統一し、府民・県民への説明責任を果たすことが必要だ」と述べました。 両知事は、17日午後、提言を政府に伝えました。 “貴重な提言” 藤村官房長官は午後の記者会見で、「貴重な提言と受け止めている。提言は、原発の再稼働に向けたプロセスを示したもので、『これがなければ再稼働は認めない』という内容ではないと思う。今後、今回の提案を踏まえつつ、政府の立場についての説明をしっかりしていきたい」と述べました。
再稼働対応 政権の波乱要因にも
4月18日 4時33分 NHKニュース 野田政権が関西電力大飯原子力発電所の運転再開の必要性があると判断したことについて、民主党では「今回の判断は拙速だ」などと慎重な対応を求める意見が相次いでいて、今後の対応によっては消費税率引き上げ法案の取り扱いとも絡んで野田政権の波乱要因となることも予想されます。 野田政権が大飯原発の安全性を最終的に確認し、運転再開の必要性があると判断したことについて、民主党は、17日、原発に関連する作業チームの合同会議を開いて意見を交わしました。 出席者からは「電力を安定供給するのは行政・政府の大きな役割だ」と理解を示す意見が出た一方、「政府や国会の事故調査委員会の調査結果も出ていない段階での判断は拙速だ」など運転再開に慎重な判断を求める意見が相次ぎました。 また、菅前総理大臣も脱原発依存を目指す勉強会のあと、記者団に対し「残念ながら今の運転再開の議論はやや順番が逆になっている。目の前の再稼働をどうするかという話に意見が集中している」などと述べ、野田政権の対応に苦言を呈しました。 さらに、大阪市の橋下市長ら周辺自治体の知事や市長が、野田政権の対応に批判や疑問を投げかけていることも民主党内の慎重論を後押しする形になっています。 このため、今後の対応によっては、大飯原発の運転再開の問題が、消費税率引き上げ法案の取り扱いとも絡んで野田政権の波乱要因となることも予想されます。 |
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大飯原発 26日に住民説明会 4月17日 19時6分 NHKニュース 福井県にある関西電力大飯原子力発電所を巡り、国が地元の住民に対して原発の安全性や運転再開の必要性を説明する催しが、地元おおい町で今月26日に開かれることになりました。 大飯原発の3号機と4号機の運転再開を巡って、枝野経済産業大臣は、14日、福井県とおおい町に運転再開の理解を求めていて、これに対して、おおい町は国に対し住民が参加する説明会を開くよう要求してきました。 この説明会について、おおい町の時岡忍町長は今月26日午後7時半から経済産業省が主催して町の施設で開かれることを明らかにしました。 説明会では、原子力安全・保安院や資源エネルギー庁の担当者が、大飯原発の安全性や運転再開の必要性を説明したうえで住民の質問に答えるということです。 住民説明会を巡って、時岡町長は、これまでおおい町以外の住民の参加も認めるとしていましたが、17日は参加はおおい町の住民に限定すると説明し、町内のおよそ3200世帯すべてに出席を確認するはがきを送ったということです。 おおい町は説明会で出た意見を基に運転再開を判断することにしています。時岡町長は「できるかぎり多くの町民に参加してもらい、国には運転再開の必要性や安全対策がどこまで実施できているのか、分かりやすく説明してもらいたい」と話しています。 |
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2号機の圧力抑制室を調査へ 4月18日 5時17分 NHKニュース 東京電力は、福島第一原子力発電所の2号機で損傷している可能性がある格納容器の下部の圧力抑制室をロボットを使って事故後初めて18日に調べることにしています。 福島第一原発では、原子炉の廃炉に向けて格納容器を水で満たして溶け落ちた燃料を取り出す計画で、損傷している可能性がある格納容器やその下部の圧力抑制室を詳しく調べて修理することが課題となっています。 このため、東京電力は、18日、圧力抑制室をロボットを使って事故後初めて詳しく調べることにしています。 ロボットは、長さと幅が50センチ余り、高さおよそ80センチで、カメラ5台と線量計、それに録音装置などが設置されており、隣の建物にいる作業員が有線で操作します。 18日は原子炉建屋の地下1階の北東側の扉から中に入り、圧力抑制室を囲む作業用の足場から圧力抑制室の損傷している可能性がある点検用のマンホール付近を調べたり、周辺の放射線量を測定したりする予定です。 東京電力は「漏れている水を止めることが燃料を取り出す前提になるので、圧力抑制室に損傷があれば何とか特定したい」と話しています。 |
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2012年04月17日(火)
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報道ステーションSUNDAYより。
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検察側“DNA 本人と完全一致なし” 4月16日 16時59分 NHKニュース 昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件で、袴田死刑囚が犯行時に着ていたとされる衣類について、検察側の推薦で鑑定を行った専門家は「本人と完全に一致するDNAはなかった」とする結果を裁判所に提出しました。 すでに弁護側の鑑定でも「一致しない」とされていて、弁護団は、無実を裏付ける新たな証拠だとして裁判のやり直しを求めています。 袴田事件は、昭和41年、現在の静岡市清水区で、みそ製造会社の専務の一家4人が殺害されたもので、会社の従業員だった袴田巌死刑囚(76)が強盗殺人などの罪に問われ、昭和55年に死刑が確定しました。 袴田死刑囚は、無実を訴えて2度目の再審請求をし、静岡地方裁判所は、検察と弁護側が推薦した2人の専門家に依頼して、袴田死刑囚が犯行時に着ていたとされる衣類のDNA鑑定を行っていました。 その結果、検察の推薦した専門家は「衣類から検出されたDNAに本人と完全に一致するものはなかった」とする鑑定結果をまとめ、16日に裁判所に提出しました。 一方、弁護側推薦の専門家も「本人と一致しない」とする結果をすでに出しています。 会見した弁護団は「鑑定結果は無実を裏付ける新たな証拠で、再審の開始を強く求めていきたい」と述べました。 これに対し検察は「鑑定の手法などを検証せずに評価はできない。専門家から詳しい説明を聞くよう裁判所に求めていく」としています。 2010年7月27日掲載 映画「BoX 袴田事件 命とは」を観ました。(最終編集版) *映画はどんな映画でも「ある意図を伝える、伝えたい」ということで製作される。そういう意味では“中立公正な新聞・テレビ”がこの世に存在しないのと同じく、映画は全てバイアスがかかって偏見に満ちていると言える。例えば娯楽映画でも何らかの意図がなく、俳優のギャグだけに頼る映画は、面白くないし客を呼べない。 しかし意図を伝えたい映画であっても、入場料を払ってまで、客が映画館に来てくれるかどうかはわからない。見た人の口コミで面白いよと噂が広がっていくかどうか。 少なくともこの映画は、最初から多くの客を呼べる面白い映画ではない。 映画の製作意図ははっきりしている。裁判当時、公判を担当した判事だった「熊本 典道」さんが(死刑判決後しばらくして退官、以降は弁護士として過ごす)2007年2月に「袴田巌」は無罪だと発言したことをベースにして製作された。つまり死刑判決を下した裁判官自らが、後に「実は被告は罪を犯した真犯人ではない」と発言した、いわゆる「袴田死刑囚冤罪事件」を映画化したものだ。 ある意味、最近テレビでよくなされる「再現ドラマ」を映画館で見ることになる。 この映画の製作及び製作費用はおそらく、多くの袴田死刑囚支援団体(日本プロボクシング協会・ファイティング原田前会長など)もあってなされたような気がする。 出番は少ないが重要な役を演じている、大杉漣、國村隼、吉村実子、岸部一徳、塩見三省、石橋凌などのベテラン俳優たちも、おそらくこの映画を製作した“高橋伴明”監督の製作意図に賛同して出演したような気がする。最も大杉漣のように高橋監督とはピンク映画時代からの戦友と言う縁で出た俳優もいる。 *1966年6月30日、静岡県の味噌醸造会社の経営者一家4人が殺され、家は放火された。強盗殺人放火事件の容疑者として袴田巌が、同年8月18日に逮捕され、以来一度も拘束を解かれることなく、裁判で死刑判決を受け、30歳当時から74歳の今年まで44年間、死刑囚として刑務所に収監されている。獄中の袴田は、毎朝、刑務官の足音に恐怖しているうちに(三人の足音がすれば、それは死刑の執行を意味する)拘禁症がすすんで、ついに精神に異常をきたした。 今日も尚、彼は死刑を執行されずに刑務所の独房で人生を送っている。 最新の判決では、最高裁が2008年に特別抗告を棄却している。 死刑判決を出すのは、裁判所であるが、実際の執行命令書に署名するのは国会議員から任命された法務大臣だ。一人の人間を精神異常に追い込むほどの44年という長期間、死刑を執行しないというのは酷いことだと思う。 法務大臣在任中、死刑執行に多くの署名をして朝日新聞に死刑執行人と書かれた鳩山邦夫元大臣も、同じく在任時代に何人かの死刑執行をした森英介元大臣も、袴田死刑囚の死刑執行書に署名していない。映画をみているうちに司法当局が,これまで時の法務大臣に袴田死刑囚の死刑執行署名を求めない理由は何か?と考えてしまった。 (刑事訴訟法によれば、死刑執行の命令は判決が確定してから6か月以内に行わなければならないが、再審請求などの期間はこれに含まれない。) ☆事件が起きて捜査を担当する警察の前線の初動の視点が狂うと冤罪が起きる。最初が肝腎だが、警察もいつも初動捜査に万全であることはない。時間がたてばたつほど真犯人捜査は困難になり、そうなれば、警察は当初の予断に基づくシナリオにしがみつくしかない。 一警官から最高裁判所の判事まで、その職についているくにたみの面々が、「人を裁いて死にいたらしめる」ことの意味を、ほとんど考えていない・・。彼らにとっては、事件や公判は、片付けなければならない毎日の仕事で、それをこなしていくだけだ。 しかし、この組織の裁きは「私刑」ではなく、「国家刑」だから、もし冤罪で死刑になった場合は、例え無実であってもくにたみが任せた司法専門職の人たちに、容疑者は公的に殺されたことになる。そしてこの公的殺人は、携わった誰も殺人罪の咎を受けることは無い。 「お上のやることに間違いはない(官の無謬性)」のであり、いや、それに守られて「間違ってもそれはなかったことにする」に・・。 一人のくにたみとしては、こんな映画は戦前には検閲でとても上映できんかった、こんな映画が製作されて公表されるだけでも一歩前進かなあと思うしかない。 熊本元判事は、退官後に自責の念から、自殺を図るまで追い詰められ、奥さんと女の子二人の家族と離縁するまでになっている。高橋監督は袴田巌の、そしてもう一人熊本典道の人生を、彼の目を通したドラマで記録に残し、日本の司法制度に携わっているお役人さまたちに迫っている。 チョー真面目な映画ではあるが、さすがテダレ(手練)の高橋監督!要所要所で法曹ムラの住人たちをおちょくるシーンを挿入して笑わせてくれる。 冤罪を司法が起こすと、真犯人は追い詰められることなく逃げ切ることが出来る。人が自分の身代わりで死刑になろうとも、名乗りを上げることはない人間がいる。この人間の心の闇も恐ろしい。 (7月21日大阪・十三「第7芸術劇場」にてRNさんと観る) |
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自然エネルギー転換を もんじゅ反対河野議員 2012年4月16日 中日新聞 自民党の河野太郎衆院議員が高速増殖原型炉もんじゅを取り上げる講演会「河野太郎敦賀で『もんじゅ』を語る!」が十五日、敦賀市のあいあいプラザであった。河野氏は「『もんじゅ』は止めているだけで年二百億円かかるが、その費用を地熱発電に振り向けた方がいい」として、原子力から自然エネルギーへの転換と省エネの必要性を訴えた。 河野氏はまず、「もんじゅ」を含めた核燃料サイクルについて言及。もんじゅは一九六〇年代に約二十年で実用化するとされていたが、二〇〇五年には五〇年までの長期計画に様変わり。「どんどん先延ばしになっている」と指摘した。 高レベル放射性廃棄物の処分や使用済み核燃料再処理などの現状を紹介した上で、「核燃料サイクルは最初から最後までうまくいっていない」と批判。「原発再稼働は『絶対反対』と言うほどの余裕はないが、どの時点でゼロにするか、“脱原発”への道筋をつくっていくことが必要」と強調した。 「原発を考える県女性議員の会」と市民団体「環境を考える会」の主催。約百六十人が耳を傾けた。 (増井のぞみ) |
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福井 専門委員会で厳しい意見
4月16日 19時27分 NHKニュース 関西電力大飯原子力発電所を巡り、枝野経済産業大臣が福井県に運転再開への理解を求めたことを受けて、福井県は、原子力の専門家などで作る委員会を開き、委員からは「深刻な事故の対策がすべて実施されていないので、運転再開するべきではない」といった厳しい意見が出されました。 福井県おおい町にある大飯原発3号機と4号機を巡り、枝野経済産業大臣は14日、福井県庁を訪れて西川知事らと会談し、安全性や必要性を説明したうえで運転再開への理解を求めました。 これを受けて福井県は16日、政府が確認したとする安全性を独自に検証するため、原子力の専門家などで作る県原子力安全専門委員会を開きました。 委員会で、国の原子力安全・保安院の担当者は、政府が決定した運転再開の安全基準を説明したうえで、関西電力の安全対策の工程表について、「対策が確実に実施されるか定期的にしっかりと確認していく」と述べました。 これに対し委員からは「深刻な事故の対策がすべて実施されていないので、運転再開するべきではない」、「事故を防ぐ対策も必要だが、事故が起きた場合の対策も検討すべきだ」といった厳しい意見が出されました。 委員会は18日、大飯原発を視察する予定で、福井県は委員会の検証結果や県議会とおおい町の意見も聞いたうえで運転再開を判断することにしています。
「現段階での再稼働は問題」福井県安全委員会、厳しい意見続出
2012.4.16 21:35 MSN産経ニュース 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、政府からの協力要請を受けた福井県の原子力安全専門委員会(委員長・中川英之福井大名誉教授)が16日開かれ、県としての安全性の検討手続きが始まった。経済産業省原子力安全・保安院は、両基について東京電力福島第1原発事故を踏まえた新たな安全基準を満たしていると説明したが、委員からは「過酷事故対策が残っている段階での再稼働は問題」などと厳しい意見や指摘が相次いだ。 委員会は18日に大飯原発を視察し、さらに会合を重ねて報告をまとめる方針だが、中川委員長は報告時期については「まだ分からない」としており、先行きは不透明な情勢だ。 16日の委員会には、12人の委員のうち7人が出席。保安院は、政府が策定した新しい安全基準に照らし「大飯3、4号機は福島原発事故クラスの津波が起きても炉心損傷には至らない」などと説明した。 これに対し、委員からは「(福島原発事故で効力を発揮した)免震事務棟の完成までに地震や津波があった場合についてはどういう検討をしているのか」との質問や、「今後の過酷事故の対策が残っている段階で、電力不足を理由に見切り発車で再稼働するのは問題がある」との指摘も上がった。 |
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福島第一原発での作業は危険なものです。メルトダウンを起こした原子炉に燃料棒が詰まったプールここの放射線量は命にかかわる数値です。専門家はこの地域で再び強い地震が起きる可能性を指摘しています。 再び原子炉が崩壊するようなことがあればそれは私達の知る日本の終わりを意味することでしょう。ハーノ記者 必要なのは危険性をきちんと伝えることだと思います。 日本政府や東京電力は危険性を管理できていると言っていますがそれは正しくありませんし、間違っていると思います。福島原発、特に四号炉が事故を起こしたらもう日本だけではなく、全世界の問題になるのです。日本には原子力村という言葉がありますがこれは独特ですね。ドイツでは規制を行う当局は単独で存在します。例えば、原子力監査局、 これは経済省とは関係のない独立した機関です。 そこの科学者達は厳しい視点で原子力エネルギーを批判しますが 当然のことで、それでキャリアを失ったりしません。日本では政界、学会、エネルギー業界、 そしてメディアが深く結びついている印象です。よく視聴者の方から、例えば、『私の子供が今、日本にいますが本当に大丈夫でしょうか』と聞かれます。 そこで私はこう答えるようにしています。「全く問題ありません。日本で暮らしても大丈夫。私も日本で住むのは大好きです。皆、大袈裟です。今の日本は大丈夫。 でも、危険性も常にあることは、しっかりと認識すべきです」ただ、一年前とは大きく印象が変わったこともあります。 多くの被災地に行きましたが 被災者はもう政府を信頼していません。 電力会社も信頼していません。 メディアも信頼していません。 置き去りにされたと感じています。 被災者同士で助け合い、支え合っていますが 国のエリート達に見捨てられたと思っています。 それが以前と印象が変わった点です。 この国のエリート達はもう何もしてくれないんだと それが私の印象です。重要なのは誠実さです。 今回の災害は四つです。 地震、津波、原発事故、そして信頼の喪失の四つです。 もし政府や電力会社が誠意を持っているのなら 日本のためになることしかしてはいけません。 もし彼らが国民の信頼を取り戻したいなら 全て包み隠さずに究明するべきです。 |
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2012年04月16日(月)
「稼ぎ頭」次々出荷停止 放射線基準値 漁業にジワリ 関係者からは焦りといらだち 2012.4.15 21:42 MSN産経ニュース 食品中の放射性物質の新基準値施行から半月。数値の厳格化により出荷停止となる品目が相次ぐ中、その影響は海産物にも及んでいる。政府は12日の仙台湾のスズキに続いて、13日には茨城沖のシロメバルも出荷停止を指示した。海産物の出荷停止は昨年4月の福島県のコウナゴ(イカナゴの稚魚)以来1年ぶりで、漁業関係者からは焦りといらだちが聞こえてくる。 「スズキは仙台湾沖の定置網漁で、4月から夏にかけての稼ぎ頭。これがまったくダメとなると、漁業関係者の受けるダメージは大きい」。宮城県漁協の担当者は出荷停止をこう嘆く。 全文はこちら |
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仙谷氏 大飯原発巡る判断に理解を 4月15日 19時12分 NHKニュース 民主党の仙谷政策調査会長代行は、徳島市での会合で挨拶し、野田政権が、関西電力大飯原子力発電所の安全性を最終的に確認し、運転再開の必要性があると判断したことについて、「脱原発依存が実現するまで、真っ暗な中で生活する訳にはいかない」と述べ、理解を求めました。 この中で、仙谷政策調査会長代行は「私や枝野経済産業大臣は、脱原発依存をどのような期間にどう実現するか、理念や理想は持っている。脱原発依存は、国民とよく議論し、専門家の意見を聞きながら、普遍性を持った立場から実行していく」と述べました。 そのうえで、仙谷氏は「脱原発依存が実現するまで、われわれが真っ暗な中で生活するわけにはいかない。理念や理想の社会はそんなに簡単にできるものではない」と述べ、野田政権が、大飯原子力発電所の安全性を最終的に確認し、運転再開の必要性があると判断したことについて、理解を求めました。 ☆少なくともこういう発言を報道するメディアがあるのはありがたい。枝野経産相の発言と行動を見ていると、何となくそうなんだろうなぁと思えるが実効を伴って欲しい。 |
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2012年04月08日(日)
大メディア「合意のでっちあげ」に騙されるな 一部引用・・ 菅首相が打ち出した消費増税路線が、参院選の大敗北で国民に否定されたにもかかわらず、野田首相は「政治生命を賭ける」という思いつめようで、勝栄二郎財務省のみごとな手綱さばきに走らされている。 在任中の短期業績だけにしか興味のない経済界のトップ、そこから資金を得ているシンクタンクのテレビ御用達研究員らが大応援団を編成、財務省記者クラブでのレクによって洗脳されたマスコミが盲信してつくり上げようとしているのが「社会保障と税の一体改革」という共同幻想である。 国の借金と家計の借金を、同じ次元で考えるよう読者、視聴者を誘導し危機感をあおるというのは、ノーム・チョムスキーの言う「合意のでっちあげ」である。そもそも、家計には、紙幣を印刷できる中央銀行は存在しない。 そうやって財務省の機嫌をとり、消費増税の例外ワクに新聞を入れてもらおうなどと姑息なことを考え、記者クラブ利権につかりながら、年収2000万円もの記者をかかえる大新聞が、公務員の給料を云々するのもいささか偽善めいているといえないか。 それよりも、小沢一郎が主張しているように、税金の恩恵に人一倍浴してきた団体や個人の既得権構造を解体し、予算をごっそり組み替えていくのが肝心だろう。 「社会の木鐸」であろうとするなら、まず新聞自らが、再販制という価格カルテルや電波利権を破壊するべきではないか。 もっとも「社会の木鐸」なる言葉も、メディアやそれに毒された専門家の欺瞞性を多くの人が知ってしまった今となっては、もはや死語であるに違いない。 全文はこちら |
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震災1年、沿岸部の産後うつ深刻 東北大病院・菅原教授調査 2012年04月15日日曜日 河北新報 東日本大震災前後に宮城県沿岸部で出産した母親のうち、2割以上に産後うつの疑いがあることが、東北大病院産科長の菅原準一教授の調査で分かった。震災から1年余りが経過した今も、大きなストレスや不安を抱えながら子育てする母親が多いとみられる。菅原教授は「復興を担う若い世代が危険な状態にある」と指摘している。 調査は宮城県内の津波被害を受けた沿岸市町村に住み、昨年2~10月に出産した女性に調査票を配布し、683人から3月までに回答を得た。 調査結果によると、「津波から逃げた」「家が被害を受けた」など、何らかの津波被害に遭った人が全体の28%に上った。指定避難場所や実家などに避難した女性は68%を占めた。 産後うつの疑いを30点満点で得点化する「エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)」の回答では、うつの疑いがある9点以上は21.5%に達し、通常の調査の10~15パーセント程度を大きく上回った。 うつは通常、産後2~3カ月が発症のピークといわれ、今回の対象者は産後半年ほどが経過したにもかかわらず、深刻な状態で推移している。 9点以上の女性と被災体験との相関関係を分析したところ、津波被災があった人は28.7%で、無かった人の18.1%を10ポイント余り上回った。 東北大は今月、先端医療による被災地支援などを狙う東北メディカル・メガバンク機構を開設した。機構の地域医療支援部門を担当する菅原教授は「母親たちが抱える悩みに耳を傾ける必要がある。うつの疑いのある妊産婦に臨床心理士や保健師と面談してもらい、改善したい」と話している。 研究成果は15日に神戸市で開かれる日本産科婦人科学会で発表される。 |
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維新の会 衆院選で民主と対決方針 4月15日 5時3分 NHKニュース 大阪市の橋下市長が率いる大阪維新の会は、14日開いた幹部会合で、関西電力大飯原子力発電所について、運転再開の必要性があると判断した野田政権とは相いれないとして、民主党との対決姿勢を鮮明にして次の衆議院選挙に臨む方針を確認しました。 野田政権が、関西電力大飯原子力発電所の安全性を最終的に確認して運転再開の必要性があると判断したことについて、13日、大阪市の橋下市長は記者団に対し、「こんな再稼働を許してはいけない。ストップをかけるなら、国民が民主党政権を倒すしかない。次の衆議院選挙で民主党政権に代わってもらう」と述べました。 代表を務める橋下市長の発言を受けて、大阪維新の会は、14日、幹事長の松井大阪府知事や政務調査会長の浅田大阪府議会議長ら幹部が集まり、今後の方針を協議しました。 この中で、出席者からは「原発の運転再開に踏み切ろうとする野田政権の対応は拙速で、大きな問題がある」として、橋下市長の発言を支持する意見が相次ぎました。 そして、原発の運転再開を巡る野田政権の対応は大阪維新の会の考え方と相いれず、この問題を衆議院選挙の主要な争点にすべきだとして、民主党との対決姿勢を鮮明にして次の衆議院選挙に臨む方針を確認しました。 ☆橋下徹の面魂を見るだけで安倍、福田、麻生のお坊ちゃま三政治家と違うなぁと感じる。政治家は手練手管、権謀術数を次々繰り出して、自分が描く政策や国家を実現していい。 しかし、この人は中央官僚団から見ると体制改革を図る実に危険な人物である。 これからも大本営報道部本社東京大手メディアは、官僚団の意を受けて、橋下市長に警戒のバイアスをかけてその線で報道していくのだろう。それがいつまで持つことやら?? |
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夢砕く再編に憤り 帰還困難区域の佐山さん (2012年4月15日 福島民友ニュース) 16日に実施される南相馬市の避難区域再編で、同市小高区金谷の会社員佐山梅雄さん(54)方は、5年間帰還が認められない「帰還困難区域」となる。母ヒサさん(77)と共に同市鹿島区の仮設住宅で、自宅に帰る日を夢見てきた佐山さん。 再び長期間の避難生活を強いられることになるが、政府からは帰還の時期や、賠償を含めた生活の維持、再建に向けた支援策も示されず、5年後の帰還は見通せない。 佐山さんは、生まれ育った故郷への思いを胸にしまい込み、不安を隠せないまま16日の区域再編を迎える。 「少しずつ家を片付けながら、大好きな草花を育てるつもりでした」。佐山さんにとって「帰宅に向けた吉兆」のはずだった避難区域再編は、自宅に5年以上戻れないと通告する悲報となった。 「(帰還困難区域への指定は)想像もできなかった。除染もせずに『線量が高いから戻れません』では納得できない」。あまりにつらい現実に、佐山さんは政府、東京電力への憤りを隠せない。 |
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岩手県山田町で5社が集まり新水産会社設立
被災5社が結集し新会社 山田の水産加工業 (2012/04/15) 岩手日報 東日本大震災で被災した山田町の水産加工会社川石水産(川石睦社長)など、同町内5事業者の代表者5人は、同町豊間根に加工販売「五篤丸(ごとくまる)水産」(資本金250万円、川石社長)を立ち上げた。 各社の顧客管理を一本化して同町内の直売所やネット上で5事業者の商品を販売するほか、新商品開発にも取り組む。震災前は競合していた町内企業が、被災を機に結集し、山田の魅力を県内外に発信する。 社名の五篤丸には、「火鉢の五徳のように山田を支えていくという思いと5人の新たな船出」との意味を込めた。 発起人は川石社長(48)と、木村商店の木村トシ社長(67)、佐野魚店の佐野隆行さん(33)、尾半(びはん)加工センターの間瀬慶蔵さん(34)、おみなやの升屋聡代表(37)で、店舗が津波で被災するなどした町内事業者だ。 新会社の主な事業は、木村商店のいか徳利や川石水産のホタテグラタンなど各社商品のネット販売や直売所の販売、全国でのイベント販売で、本年度の売り上げ目標は6千万円。 間瀬さんは「各社それぞれに良いところがある。つながりを大事にしてがんばりたい」と意気込み、川石社長は「1人よりも5人の知恵だ。自分たちの頑張りが、山田のPRにもつながる」と力を込める。
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