2012年01月15日(日)
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古賀茂明/佐藤優対談
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〇「橋下旋風に潜むリスク」 - 森永卓郎
一部引用・・・ 私が、何が怖いのかというと、橋下市長の政治手法と、それへの国民の熱狂的支持だ。橋下市長の言うとおり暴力的にやらないと改革ができないというのは、ある程度事実だ。私も田中康夫氏が長野県知事だったときに、長野県の特別職報酬決定審議会の会長というのをやって、結局、猛烈に抵抗されて、報酬引き下げができなかった苦い経験がある。だから、難しいのは分かっていて、あえて言う。暴力と法律違反は、やはりいけないのだ。 橋下市長の言っていることは、8割方正しい。だが、正しいからこそ危険なのだ。ファシズムは大抵の場合、正しいところから始まるのであり、民衆の熱狂が育てていく。ファシズムを防止できるのは、多様な意見の存在だ。橋下市長の一番怖いところは、それを認めないことだ。いまや評論家のなかで橋下批判をする人はほとんどいなくなってしまった。当然だ。批判をすれば、市長本人から攻撃を受けるだけでなく、熱狂している8割の国民の反感も買う。よいことなど何もないのだ。 実は橋下市長にひれ伏したのは、コメンテータだけではない。橋下市長が表敬訪問した政治家たちは、どの党も大歓迎をした。選挙直前まで、あれだけ批判していたのに、橋下氏が大阪維新の会の国政進出をちらつかせただけで、完全に屈服してしまったのだ。大阪府内の大阪市以外の市長も軒並み大阪都構想賛成に回った。そして、驚くべきは大阪市の労組だ。橋下市長の退去勧告に対して、最敬礼で一切抵抗しなかったのだ。 全文はこちら 〇組合の、組合による、組合のための行政が終わる 大西宏 一部引用・・ そういった悪質なキャンペーンのなかで、地元では、近所の誰々さんが市バスの職員でその待遇がすごいよとか、また誰々さんは停年だけど、指定席の天下り先が保証されていていいご身分だとか、組合に逆らうと仕事が来なくなるので悪口は言えないとか、見聞きした、あるいは体験した市の職員の厚遇や利権、また民間にもおよぶ影響力についての話が流れていました。自分たちのことしか眼中に無い関係者の人たちは、きっとそういった府民や市民のなかには、反感が根強くあったことも知らなかったのでしょう。まるで裸の王様の物語を見ているようでした。 橋下新市長が大阪市の職員組合最大労組「市労働組合連合会」の中村執行委員長と面談し、庁舎内にある組合の事務所からの退去、また退去までの賃料の減免の停止などを通告した後、委員長から求められた握手を拒否したことも、おそらくほとんどの人は当然だと感じたと思います。また、市交通局庁舎内で平松前市長の推薦人紹介カードが出回っていたことを委員長は謝罪していましたが、選挙への介入はそれだけではないはずです。「職員の、職員のための、職員による」行政もやっと終わりそうです。選挙に介入するだけでなく、人事にも口出しし、職員で組合に逆らうと干されるというのですから、恐怖政治ではないかとすら思ってしまいます。昨日の面談は、そういった歪んだ行政、組合の悪しき過去の終わりを象徴するものだったと感じました。 全文はこちら |
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米特許取得 日本企業が存在感 1月13日 14時42分 NHKニュース 去年、アメリカで特許を取得した企業上位10社のうち、日本企業が6社を占めましたが、アメリカ市場での日本企業の競争力の低下が指摘されるなかで、大量に取得した特許をどのように収益に結びつけられるかが課題となりそうです。 アメリカの調査会社「IFIクレイムズ・パテント・サービシズ」のまとめによりますと、去年、アメリカで取得された特許の件数は、自動車や携帯端末に関連した特許が増えたことなどから、前の年より2%増えて22万4500件余りと過去最高になりました。 企業別では、アメリカのIT企業IBMが6180件の特許を取得して19年連続でトップとなり、韓国のサムスン電子も去年に引き続き2位となりました。日本企業は上位10社のうち、3位のキヤノンのほか、パナソニックや東芝など6社を占め、特許の取得数では日本勢が存在感を示しています。 しかし、エレクトロニクスや自動車などの分野では、韓国メーカーの躍進などを背景にアメリカ市場で日本企業の競争力の低下が指摘されており、日本企業にとっては、大量に取得した特許をどのように収益に結びつけられるかが課題となりそうです。 |
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雑用をすまし雅号の人となる
留置所の扉が冬の音で開き 夫婦とは喧嘩した夜も寝間を敷き 飽食の犬おとなしく繋がれる うぬぼれて口数多き世をすごし 鏡台を横切る猫がこちら向き 反骨を忘れ毛布の中の夢 妻の手に思い余った皿が割れ 意地悪がむらむらと出るアンケート モーニング一着に見る我が歴史 雨衝いて来た甲斐のある顔に逢い 昔から身弱と自認して長寿 愛秘めたままの死顔となっている 拗ね者で終ってならぬ靴磨く ふるさとのありや団地は窓ばかり 妻の名を呼んで病人らしくなり 勲章も女もほしい嫌な鼻 政治家の妻は哀しき笑顔持つ 生涯を野党で訛消えぬまま 今日も安全地帯で喋っていた私 詩人より低く見られてそれでよし うしろから斬られた傷が日々疼く 指定席牙を抜かれた鬼もいる 神戸文学館の企画展「川柳作家・三條東洋樹展」 期間 1月14日(土) ~ 3月4日(日) 〇三条東洋樹(さんじょうとよき)明治38年生 昭和58年没 享年77歳 神戸 大正10年頃から神戸で頭角を現し、14年に「覆面」を創刊。昭和4年に「ふあうすと川柳社」創立に参加する。32年「時の川柳」を創刊し全国的な柳誌に成長させた。 「神戸文学館」の紹介は こちら |
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ポスト・グローバリズムの世界、あるいは「縮みゆく共同体」
内田 樹 一部引用・・ アメリカの最近の国勢調査で、白人の人口が2歳時以下の幼児の過半数を割った。 ヒスパニック系(16.3%)がアフリカ系(12/6%)を抜いて、マイノリティの最大集団になった。 ヒスパニックは出生率2.3で、白人を0・5ポイント上回っている。 アメリカにおいて白人が少数民族になる時代が近づいている。 ヒスパニックは英語を解さないスペイン語話者を多く含む。 ・・・・・中略・・・・・ だから、世界は今「ダウンサイジング」のプロセスに向かっている。 というのが私の現状理解である。 私自身、「顔の見える共同体」の必要性をつよく感じていることはこれまでも繰り返し書いてきた通りである。 幼児や高齢者や病人や障害者を含む集団を維持するためには、「集団内の弱者を支援し、扶助し、教育することは成員全員の当然の義務である」という「倫理」が身体化しているような集団がどうしても必要である。 「倫理」とは原義において「倫(なかまたち)」と共にあるための「理法」のことである。 「なかま」のいない人間に倫理は不要である。 「私には仲間はいない。いるのは手下と敵だけだ」という決めの台詞を何かの映画で見た記憶があるが、そういうのが「倫理のない人」である(たしかにこの人物は邪魔な人間、気に入らない人間をじゃんじゃん殺していた)。 全文はこちら |
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原発の寿命 40年可の保証にするな 2012年1月11日 東京新聞社説 原発の寿命が、法律に明記されることになった。原則四十年。延長あり。だが勘違いはされるな。これで四十年まで安心という保証はどこにもない。あくまで、脱原発への一里塚の一つである。 原発の寿命には、これまで法的な区切りがなく、運転開始から三十年を超えた原発は、事業者が提出した報告に基づいて、原子力安全・保安院が十年ずつ、延長の可否を決めることになっていた。 このところ、原発の新増設が不可能になる中で「老朽化」を「高経年化」と呼び変えて、延命を図る傾向が顕著になっていた。 米国では一九九一年に、運転期間を四十年から六十年まで延長できるよう改めた。科学的にというよりはコスト面からはじいた寿命だが、実際には三十年を超えると、廃炉にするケースが多い。 私たちは昨年八月六日の論説特集でも、運転開始後三十~四十年の老朽原発は、延長を認めず廃炉にするよう主張してきた。材料の寿命が三十年といわれているし、三十年前と今とでは機械の設計思想が違う。 四十年という具体的な上限が課されたことは、ひとまず評価したい。ただし、それで安全というわけではもちろんない。 四十年を“保証期間”とみてはならない。三十年に満たなくても、主要部分に細管破断や金属の疲労、減肉やひび割れといった重大なトラブルが生じたケースは多い。核分裂で生じる中性子が、原子炉をもろくする。 寿命には例外規定がある。事業者が延長を希望すれば、審査の上で認められることもある。審査のあり方次第では抜け穴もできかねない。保安院を引き継ぐ原子力安全庁には、厳密な監視と厳正な審査を求めたい。寿命に達していないということを、安易な再稼働の口実にしてはならない。 国内では福島第一原発1号機以外にも、関電美浜1号機と日本原電敦賀1号機が四十年を超えている。美浜2号機も七月に四十年だ。新増設は事実上不可能で、二〇三〇年には国内五十四基の原発のうち、三分の二が役割を終え、五〇年にはゼロになる。 政府は四十年という期限を切った。これを機に、脱原発の道のりをより明確にして、原子炉の延命ではなく、代替エネルギー、とりわけ風力や太陽光など自然エネルギーの開発に力を注ぐ方針を明示すべきだ。少しでも安全と安心の時代に近づきたい。 |
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2012年01月14日(土)
録音録画の制度化向け議論へ 1月14日 4時18分 NHKニュース 刑事司法制度の抜本的な改革を議論している法務省の特別部会は、早ければ来月にも取り調べの録音・録画を法律で制度化すべきだという方針を決め、対象となる事件など、具体的な中身について議論を始めることにしています。 特別部会は、厚生労働省の局長だった村木厚子さんの無罪事件などを受けて、刑事司法制度の在り方を抜本的に見直すために設置され、有識者や裁判で無罪が確定した人などから意見を聴きました。特別部会は、早ければ来月にも録音・録画を法律で制度化すべきだという方針を決めたうえで、どういった事件を対象にするのかや、どの範囲を録音・録画するかなどについて本格的な議論を始めることにしています。 取り調べの録音・録画は、各地の検察庁で試みとして、すでに実施しており、最高検察庁は、その効果や影響を検証して、夏ごろをめどに公表するとしています。特別部会では、検察が行う検証結果も参考にして、ことし中に答申に向けた結論をまとめることにしています。 ☆全面録画録音をして必要が生じれば、該当箇所を見る。 ただそれだけのことだ。絶対に後戻りさせてはいけない、 この国に冤罪をつくらないために。 |
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昨年の記事だが、内容は古くない。
元建設省技監と国交相元秘書の暗躍――八ッ場ダム中止公約を蝕む古巣人脈
2012 年 1 月 11 日 週間金曜日
一二月八日、二つの意見書が前原誠司民主党政策調査会長に手渡された。「八ッ場ダム等の地元住民の生活再建を考える議員連盟」(会長・川内博史衆院議員)らによる八ッ場ダム中止を求める意見書と、党国土交通部門会議(座長・松崎哲久衆院議員)がまとめた部門意見書である。 政策調査会役員会後の会見で前原氏は「部門会議から出された問題について明確な政府回答を求め、それが明確にならない間はダムの本体工事に入ることは容認できない」と述べ、翌九日に藤村修官房長官に申し入れを行なった。 国交省回答、国土交通大臣判断、政権党としての政治判断の行く先は不透明だ。部門意見は国交省に「再検討を行うことを指示する判断もあり得る」と検証の不十分さを強調したが、明快な「中止要求」ではない。 部門会議の玉虫見解の元を探ると、メンバーの一人は建設省の元建設技監で小泉純一郎内閣では国家公安委員長を務めた沓掛哲男衆院議員。 多忙を理由に本人は取材に応じず、秘書が「世の中に必要なものはある」と一般論で答え、推進の背景は不明。もう一人は地すべりで工期延長と増額を延々繰り返す未完の大滝ダム(奈良県)の水没地出身者で、前田武志国交大臣の秘書経験がある大西孝典衆院議員。 本人が「住民の思いを照らし合わせても、住居移転が終わっている段階で中止は許されない」と心情を語った。これが中止見解を出せない理由である。 二議員の意見を除けば統一見解が出せたのではないかとの筆者の問いに、松崎座長は「個人名を特定するつもりはない」とはぐらかし、公約違反の重大性を理解していない。その松崎座長は埼玉選出議員であるが、埼玉ではちょっとした事件が持ち上がっている。 国交省関東地方整備局が検証中に行なった意見公募に対し、佐久間実埼玉県議が自ら会長を務める「八ッ場ダム建設事業の推進を求める埼玉県議会議員連盟」の大会で、推進意見を書かれた用紙を配り、「会員一人当たり百人分の提出を要請」(一二月六日付『東京新聞』)したヤラセ事件が明るみに出たのである。 古巣人脈に政権公約が蝕まれる中、八ッ場ダム事業の行方は最終局面を迎えている。 (まさのあつこ・ジャーナリスト、12月16日号) |
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拘束型住民投票 先送りは民意の軽視だ
2012年1月12日 東京新聞社説 国が目指してきた住民投票の法制化が先送りされる気配だ。「待った」をかけたのは首長や議長ら地方側だから、首をかしげたくなる。住民自治の強化は、地域主権改革の“大本”でもあるのに…。 総務省は昨年二月、大型公共施設の建設を対象に法的拘束力を持たせた住民投票の導入などを盛り込んだ、地方自治法改正の原案をまとめた。住民の意向を行政に反映しやすくしよう、とは片山善博前総務相の持論でもあった。 全国知事会など地方六団体は「議会制民主主義の根幹を変質させる」と反発。地方制度調査会(地制調)の意見を聞くよう要請したため、国会上程が見送られた経緯がある。国と地方の攻防が逆転したような構図だ。 拘束型の住民投票は、地方自治法で首長解職と議会解散に限られている。個別政策の是非は各自治体の条例に基づく住民投票で問えるが、結果には首長が縛られない諮問型が大半だ。そうしたあいまいさを改め、多様な住民ニーズを反映させる意味でも拘束型は有益な試みといえる。 地制調は「意義がある」としながら、対象や要件を詰める必要があると結論づけた。地方側に配慮した、先送りのこじつけだ。原案では導入を一律的に義務付けず、各自治体での条例制定を求めており、実施の前段階で議会審議ができるはずだ。その際、ハコモノ建設の是非だけでなく場所や規模、運営方法について十分に議論すれば、住民に判断材料が示せる。 まずは試みてはどうか。実例を積んだ上で、首長と議会が衝突した案件にも活用すれば、二元代表制を補完できる仕組みにもなる。名古屋市の減税問題で実施していたら、議会リコールや出直し市長選の混乱はあっただろうか。 地制調は、住民の直接請求の対象を地方税減免や新税導入にまで広げる改正案も先送りした。地方側の「安易な減税要求により財政基盤に影響が生じる」という反対意見を受け、税と社会保障の一体改革や経済状況の推移を見極めてから、という。法改正は、通年議会の開催や専決処分の見直しなどにとどまりそうだ。鹿児島県阿久根市で問題化した不都合を後追いで改善するだけである。 納めた税金がどう使われているかに関心を持つことから住民自治は始まる。そうした機会を、首長と議会が奪ってしまうなら本末転倒だ。中央府省の抵抗と並んで、地域主権改革が進まないもうひとつの理由に思えてならない。 ☆明治大正時代の住民自治の実施の歴史に戻らないように、裏で官僚軍団が糸を引いている気がしてならない。 世界の趨勢に完全に背を向けて、日本を没落させる道筋の一つ。 |
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東電に株主代表訴訟提訴へ 歴代経営陣に5兆5千億円
2012年1月12日 22時12分 東京新聞 福島第1原発の事故をめぐり、東京電力の株主42人が同社監査役に現・旧経営陣60人を相手取り計約5兆5千億円の損害賠償を求め提訴するよう請求したことに対し、東電側は提訴しない方針を決めたことが12日、関係者への取材で分かった。 東電側は今後、提訴しない理由を株主側に書面で通知する。株主側は内容を検討し、今月中に東京地裁に株主代表訴訟を起こす方向で準備を進める。被告とする歴代経営陣の人数は絞り込む予定だが、請求額は変えない方針。審理が始まれば国内の民事訴訟で過去最高額の請求になるという。 株主らが提訴を請求したのは昨年11月14日。(共同) ☆最終判決によっては、経営陣に逆に責任免除の免罪符を与えることもありうる。 何と言っても、既に裁判官が、福島原発から出た放射能は東電の所有するものではないと、ゴルフ場の損害賠償訴訟で判決を言い渡した例があるくらいだ。 まさかと思いたいが、日本の原子力ムラの囲い込みは司法界にも行きわたっている? しかも、今回の代表訴訟は日本だけの関心事ではない。特にアメリカの原発会社の経営者は他人ごとではない。 この訴訟に落としどころのシナリオはあるのか気になる。 |
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2012年01月13日(金)
酔うて聞く歌が不孝の胸にしみ
振り子を見給え突き当り突き当り ざんげしてまだ飾ろうとする科白 搾取者のまだその上がある汚職 恋をしてから教会へ近寄らず 病院に居ても大きな夢を見る むらさきの好きだった人今は亡し 夏痩せの母行儀よく秋を待ち 母たのし自分は食べぬすしを巻き 囚衣着る人と思えぬ句の生命 諂いのあとの我が口ひねりたし 横顔に血は争えず父が棲み 親切なたちで役所に勤まらず 泣きやんだ顔へ女はパフ叩く 欲がまだあって徒食が貫けず 友情の最後土葬の穴を掘り 口答えする老妻が金を貯め 挙党賛成皆魂を売ったよう 雀より先に起きてる父の咳 靴斜にちびる個性を曲げず生き なにもかも知ってて妻がお茶を出し こがれ死にした人もある墓地の風 ☆神戸文学館の企画展「川柳作家・三條東洋樹展」 期間 1月14日(土) ~ 3月4日(日) 〇三條東洋樹(さんじょうとよき)明治38年生 昭和58年没 享年77歳 神戸 大正10年頃から神戸で頭角を現し、14年に「覆面」を創刊。昭和4年に「ふあうすと川柳社」創立に参加する。32年「時の川柳」を創刊し全国的な柳誌に成長させた。 「神戸文学館」の紹介は こちら |
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コメント地下道に汚染水300トン 東電、調査で確認 2012/01/12 21:09 共同通信 東京電力は12日、福島第1原発3号機近くの電源ケーブルを引き込むための地下道で、放射性物質の濃度が比較的高い汚染水約300トンが新たに見つかったと発表した。1号機付近の地下道でも水たまりが見つかったが地下水に近い濃度で、量などを調べている。 東電は津波による海水や雨水、地下水がたまったとみているが、3号機付近の水たまりには放射性セシウムが1立方センチ当たり49~69ベクレル含まれていた。東電は「(建屋地下にたまった)高濃度汚染水が混ざった可能性もあり、流入経路を調べる」としている。 第1原発では昨年12月18日、高濃度汚染水をためている集中廃棄物処理施設に隣接する地下道で汚染水約220トンが見つかった。これを受け、東電は1~6号機周辺のほかの地下道にも水たまりがないか確認を進めているが、今月11日にも二つの地下道で水がたまっているのが見つかっている。 |
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診療所医師、帰村に迷い 除染の進展不安視 福島・川内 2012年01月13日金曜日 河北新報 福島第1原発事故によって、一部が警戒区域になった福島県川内村。昨年9月に緊急時避難準備区域が解除されたが、除染の進展や生活基盤に不安を抱え、約3000人の住民のほとんどが戻っていない。村は3月までの「全村帰還」を目指すが、住民の健康を守る村でただ一人の医師も帰るかどうか決めかねており、実現の難しさを示している。 川内村の住民の多くは郡山市に避難中。医療施設は充実しているが、長い待ち時間などになじめない住民も多いという。 住民が戻るかどうか、重要な判断材料になるのが唯一の医療施設である村営診療所。鈴木高医師(59)は現在、同市の展示施設「ビッグパレット」に隣接する大規模仮設住宅の仮設診療所で診療に当たっている。村が設定した帰還の期限は迫っているが、それでもまだ住民とともに帰るかどうか、結論を出せない。 村から郡山の仮設住宅に避難している鈴木ハルさん(84)は「村の診療所にいた先生だから安心して診てもらえる。親切だしね」と帰還に期待する。 鈴木医師は「除染作業によって、果たしてどれだけ放射線量が下がるか。もし安全でない場合、自分が帰るとすれば、住民が危険な場所に戻ることに加担してしまうのではないか」と悩む。 村の医療機関は診療所しかない。「戻った住民の健康を守るためには、診療所の医師が必要だ」ということも十分に分かっている。 鈴木医師が川内村の診療所に着任したのは一昨年4月。いわき市で在宅患者の往診専門医院を開業していたが「精神的、体力的にきつくなった。川内ならのんびり仕事ができる」と、村の募集に応じた。 東日本大震災の直後は、東隣の富岡町から避難者約6000人が村に押し寄せ、富岡町の開業医らと連日、200人の患者の診察に当たったという。いったん親族がいる茨城県へ避難した後、6月上旬に郡山市に来て「ビッグパレット」の救護所に詰めた。 鈴木医師は「週の半分は川内村の診療所、残りは郡山市の現在の診療所で診察できないだろうか」とも言う。3月までに村に帰る住民は、さほど多くないと予想しているためだ。 村は「診療所は川内村に一本化」という方針で、鈴木医師の希望通りに運ぶかどうか、まだ分からない。 |
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中間貯蔵施設 「双葉郡設置 根拠不明確」 実務者協議開始 2012年01月13日金曜日 河北新報 福島第1原発事故に伴う汚染土などを保管する中間貯蔵施設について、福島県と双葉郡8町村の実務者協議の初会合が12日、福島県庁で開かれた。候補地は第1原発が立地する大熊、双葉両町が有力とされるが、受け入れに反対する双葉町は「都合がつかない」として欠席した。 県と7町村は「双葉町が欠けた状態では協議はスタートしない」として、参加を働き掛ける考えで一致した。政府は2012年度中に場所選定の地元調整を終え、14年度着工、15年の搬入開始を目指しているが、双葉町の動向次第で計画に影響が出る可能性もある。 実務者協議は、7町村の副町村長らと県の荒竹宏之生活環境部長が出席し、非公開で行われた。県は論点整理や事前協議を行う場として、意見集約や方向性の取りまとめは行わない考えを示している。 県によると、各町村からは「国は町村ごとに詳細に説明するべきだ」「なぜ双葉郡に設置しなければならないのか根拠が明確ではない」「除染で生じる廃棄物の全体像を示してほしい」などの意見が出た。 荒竹部長は「各町村が検討した結果を踏まえ、今後の進め方を決める。県は期限を定めて意見集約する考えはない。まず8町村の意向を確認し対応を考える」と話した。 |
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遺体に小便 米政府対応に追われる 1月13日 7時2分 NHKニュース アフガニスタンに駐留するアメリカ軍の兵士とみられる男たちが、反政府武装勢力タリバンのメンバーとみられる遺体に小便をかけている映像がインターネットに掲載された問題で、クリントン国務長官が12日、これを強く非難するなど、アメリカ政府は現地での反米感情がこれ以上悪化しないよう対応に追われています。 この問題は、インターネットの動画投稿サイトに掲載された映像にアメリカ軍のような制服を着た4人の白人の男たちが、タリバンのメンバーとみられる3人の遺体に笑いながら小便をかけている様子が映っていたものです。制服などから、男たちがアフガニスタンに駐留するアメリカ海兵隊の兵士の可能性があり、アフガニスタンの大統領府は12日、声明を発表し、アメリカ政府に調査を求めました。 これについて、アメリカのクリントン国務長官は12日「このひどい行為を強く非難する。アメリカの価値観とは相いれないふるまいで、関わった人間は追及を受けるべきだ」と述べました。 また、パネッタ国防長官も徹底調査を命じたうえで、アフガニスタンのカルザイ大統領に電話で釈明するなど、アメリカ軍がアフガニスタンからの撤退を進めるなかで、現地での反米感情がこれ以上悪化しないようアメリカ政府は対応に追われています。 ☆前線の兵士は殺し合いの場にいる。軍中央が全兵士を平時の規律でコントロールしようにも、そうはいかない時がある。 それは第二次世界大戦でドイツ軍にも日本軍にもソ連軍にもイギリス軍にもあったことだ。 タリバンは人間ではないケダモノだと、新兵の時から訓練で叩き込まれている米軍の20歳前後の兵士からすれば、仕留めたケダモノをどう扱おうが非難される筋合いはない。 大きなカジキを釣り上げた誇らしい釣り人の記念写真と同じように、 仲間に動画を撮ってもらって何が悪いんや・・。 この動画がアフガニスタン側の「やらせ動画」という可能性が少しでもあれば、アメリカもここまで狼狽しないだろうから、アメリカ側の画面分析でも、画面の兵士が正真正銘の米兵である確度が高いのだろう。 人間 理屈より感情。 Youtubeは一挙に多くの人の気持ちを一つにする大きな道具になった。 動画リタラシイがない普通の人間には、たった一篇の短いYoutubeは 長年の地道なインテリジェンス活動を無意味にする力がある。 裏を返せば、戦争を起こしたい勢力にもYoutubeは有効な武器になる。 |
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南海地震「長周期地震動」予測図
1月13日 17時36分 NHKニュース 南海地震が起きた場合に、超高層ビルなどを揺らすゆっくりとした周期の揺れ「長周期地震動」がどのように伝わるか予測した地図を、政府の地震調査委員会が公表しました。大阪平野や濃尾平野などでは、大きな揺れが5分以上にわたって続くと予測されています。 「長周期地震動」は、数秒以上のゆっくりとした周期で繰り返す地震の揺れで、震源地から離れた地域にも、あまり衰えずに伝わって、大型の建造物などを大きく揺らすことがあります。 このため、去年3月の巨大地震の際には、東京や大阪などで超高層ビルが大きく揺れたほか、新潟県では大型の石油タンクに被害が出ました。政府の地震調査委員会は、昭和21年に起きたマグニチュード8.0の南海地震をモデルに、「長周期地震動」がどのように伝わるかを、揺れの周期ごとに予測し、地図として公表しました。 それによりますと、「長周期地震動」は、大阪平野や濃尾平野、それに徳島県の吉野川下流などの平野や盆地で特に大きくなり、揺れは5分以上にわたって続くと予測されています。また、同じ平野の中でも、軟らかい堆積層が厚く積もっている地域ほど揺れが大きく、大阪平野での周期3秒の揺れの大きさは、大阪市中央区の「大阪府庁」付近が往復60センチ程度なのに対し、大阪の臨海部の「舞洲」付近や内陸の東大阪市役所付近では往復1メートル余りに達すると推定されています。 地震調査委員会は「昭和の南海地震は、過去の地震の中では比較的規模が小さく、将来起きる地震の際は、今回の予測よりさらに大きな揺れとなるおそれがある。今後は、より規模が大きい地震の揺れについても検討を進めたい」と話しています。 |
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2012年1月12日 09時51分 沖縄タイムス 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴うキャンプ・シュワブ沿岸部での環境影響評価(アセスメント)で、県内外の市民らがやり直しなどを国に求めた訴訟の集中審理が11日、那覇地裁(酒井良介裁判長)で始まった。 同日の証人尋問で、沖縄大学の桜井国俊教授(環境学)は、方法書や準備書には記載されなかったMV22オスプレイの配備を「後出し」で、昨年末に提出された評価書で初めて明記した国のやり方などを批判。「住民の意見陳述権を侵害する違法手続きで、やり直すべきだ。アセス法の柱である民主性と科学性を損なった『えせアセス』だ」と訴えた。 また、世界自然保護基金(WWF)ジャパン自然保護室の元主任の花輪伸一氏は、ジュゴンや海草藻場などの調査について「辺野古海域の生物自然環境に悪影響を与えるパッシブソナー(音波探知機)や水中ビデオカメラなどを設置した事前調査の結果を恣意(しい)的に解釈して影響を過小評価している」として、非科学性を強調した。 集中審理は12、13日と2月1日に開かれ、原告側からサンゴやジュゴン、米軍機騒音の専門家ら計13人が出廷する。 「史上最悪のアセス」専門家、国の強引さ批判 2012年1月12日 09時50分 沖縄タイムス 「最悪のアセスだ」。沖縄防衛局による県への評価書の未明搬入や意見書の欠落など県民の反発が高まる中、那覇地裁で始まった11日の「辺野古違法アセス訴訟」の集中審理。米軍普天間飛行場の移設に伴う、一連の環境影響評価(アセスメント)手続きについて、証言台に立った専門家2人は「法の2本柱である科学性と民主性がない」などと指摘、あらためて強引に手続きを進める国の姿勢を批判した。 評価書が提出されたことで手続きが最終段階に入ったこともあり、地裁前の広場で開かれた事前集会には、県庁で評価書提出の阻止行動に当たった市民らも駆け付けた。「評価書のずさんさも明らかになりつつある。勝利に向けて頑張ろう」と気勢を上げ、地裁に向かった。 原告や支援者らで30席の傍聴席は足りず、抽選となった証人尋問。最初に証言した沖縄大学教授の桜井国俊さん(68)は、国側代理人十数人を横目に、パワーポイントを使って整然と説明した。 評価書で初めて垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備を明記するなど「後出しを重ねたことは意見陳述権侵害」と指摘。国による一連の手続きをアセス法に照らし合わせ「法が求める民主的な手続き、科学的な分析がない」などと批判した。 淡々と証言を続けた桜井さんだったが、最後は「歴史に残る最悪のアセスだ」と声のトーンを高め、国への不満をぶつけた。 1996年から辺野古の自然保護活動などに携わっている、世界自然保護基金(WWF)ジャパン自然保護室の元主任の花輪伸一さん(62)は生物多様性などについて証言。国が2007年に実施した事前調査について「専門家や住民らの意見を取り入れずに実施したことが、科学的信頼性を失う根拠となり、その後の手続きに響いている」として「非科学的」と断じた。 国側代理人は、証人2人へ反対尋問をすることもなく、終始無言でメモを取りながら耳を傾けていた。 集中審理は12日もあり、日本自然保護協会の安部真理子さん、建築家の真喜志好一さんらが証言する。13日午後6時からは、那覇市古島の教育福祉会館で訴訟報告集会もある。 [ことば] 辺野古違法アセス訴訟 県内外の市民ら約620人が2009年に提訴。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での環境影響評価(アセスメント)で、事業者の沖縄防衛局が手続きの途中でヘリパッド建設計画などを追加したため、方法書や準備書など一連の手続きをやり直す義務が同局側にあることの確認を求めている。また追加修正により住民らが意見陳述する機会が侵害されたとして損害賠償を求めている。 |
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2012年01月12日(木)
八重山教科書「竹富町で責任を」 文科相、自費購入重ねて強調 2012年1月7日 琉球新報 【東京】八重山地区の中学校で4月から使用する公民教科書が一本化できていない問題について、中川正春文部科学大臣は6日の閣議後会見で「竹富町が、全体で規定に基づいて多数決で決めた方針に従わないのであれば、竹富町で責任を取っていただくことになる。適切な対応をお願いしたい」と述べ、竹富町が東京書籍版の採択方針を変えない場合は、町が自費で購入すべきとの従来方針を重ねて示した。 これに対し、竹富町の慶田盛安三教育長は「われわれはなぜペナルティーを受けないといけないのか再三問い合わせているのに、明確な回答がない」と不信感をあらわにし「文科省の検定を通った教科書を使うのに有償にする根拠はどこの法律にも書いていない。従来通り東京書籍の無償給与を求めていく」とこれまでの見解を強調した。 教科書問題に詳しい琉球大学教育学部の山口剛史准教授(社会科教育)は「文科省は竹富町の説明してほしいという要望には答えようともせず、従来通り不十分な見解を押し付けている。説明責任を果たす必要がある」と述べた。 文科省は県教育委員会に対し、昨年12月末までに当該3市町教委の必要な教科書の冊数報告を求めていたが同一教科書の採択はならなかった。文科省初等中等教育局教科書課は「冊数報告の新たな期限は設けない」としており、依然見通しは不透明な状況となっている。 (太字は管理人) ☆教科書問題については文部官僚は保守本流のバックボーン。 その文科省官僚の筋書に乗っているだけに見える中川正春民主党議員。 彼のHPによると教育についての彼の政策・考え方は 「教育に柱がない。心ある教育に必要なものはなにか。 義務教育では、学習の基礎を。高等学校では、考える力。大学では論理的思考、情緒的豊かさ、表現力が磨ける環境を。大学院や研究所は研究と先端技術習得の場とし、戦略的資金配分を実現。 家庭・地域の教育力が愛や道徳を育む方向へ。生涯を通じて人間性を高める機会が得られる教育制度を実現。」 |
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1月12日 0時42分 NHKニュース 政府の地震調査委員会は、繰り返し起きている大地震が発生する確率について、ことしの元日を基準に新たに計算し、北海道の根室沖の大地震は、今後30年以内に「50%程度」、「東海地震」は「88%」などと、それぞれやや引き上げました。 政府の地震調査委員会は、活断層や日本周辺の海底などで、過去繰り返し起きている大地震が将来発生する確率を毎年、1月1日の時点で計算し、結果を公表しています。それによりますと、まず千島海溝沿いの北海道根室沖で起きるマグニチュード7.9程度の大地震については、今後30年以内に発生する確率が、これまで「40%から50%」だったのが「50%程度」に、北方四島の択捉島沖のマグニチュード8.1前後の巨大地震については、今後30年以内の確率が「60%程度」から「60%から70%」に、それぞれやや引き上げられました。 また、これまで単独で発生した記録がないため、「参考値」として確率が公表されている「東海地震」は、今後30年以内に発生する確率が「87%」から「88%」に僅かに引き上げられました。地震調査委員会委員長の阿部勝征東京大学名誉教授は「確率が低くても地震が起きることはあり、数値が変わったからと一喜一憂する必要はないが、地震が起きていないときにこそ、防災について考えてほしい」と話しています。 (下線は管理人) |
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1月12日 4時16分 NHKニュース 全国の原子力発電所の原子炉の状態などを監視している国のシステムが、先月末、一時、使えなくなった問題で、システムを管理する独立行政法人が調べた結果、整備の不足のためデータを処理する機能が働かなかったことが分かりました。 全国の原発の原子炉の圧力や温度などのデータをリアルタイムで監視する国のシステム「ERSS」では、東京の原子力安全・保安院などにある端末で、データが先月30日から1日余りにわたって表示されなくなるトラブルが発生しました。 システムを管理する独立行政法人原子力安全基盤機構が調べた結果、全国の原発から送られてくるデータを管理するサーバで、整備の不足のため、データを処理する機能が働かなかったことが分かりました。またトラブルが起きてから保安院の職員が気付くまでに1時間余りかかっていたということです。 このため原子力安全基盤機構は、サーバーのソフトを年に2回、再起動して点検の頻度を高めるほか、トラブルが起きたら自動的に通報する仕組みを取り入れるなどの対策をとることになりました。「ERSS」は、東京電力福島第一原発の事故では停電のために使えず、住民の避難などに課題を残していただけに、今回の保安院の管理の甘さは厳しく問われています。 ☆高給取りの天下り幹部が実際の業務を全て下請けに丸投げし、現場は三次下請けのパートタイマーがやっているのかもしれない。 こういう事態になっても、誰も咎められなくてすむ仕組みを、官僚は長年作ってきたのだろうか?民間会社ならありえない。 国民の代表である国会議員さんたち、こんな仕組みを改める仕事を してください。お願いしますよ、ホントに。 |
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橋下大阪市長:勤務中の労組政治活動を実態調査へ 毎日新聞 2012年1月11日 12時44分 大阪市議会の一般質問が11日あり、橋下徹市長は、市の人事に市職員の労働組合から不当な介入がないか、全労組を対象に実態調査をする考えを明らかにした。庁舎内や勤務時間内の政治活動の実態を調べることも正式表明し、施政方針で掲げた「労働組合の適正化」に意欲を示した。既に担当部局に調査を指示しており、不適切なケースが判明すれば懲戒処分にする方針。 大阪維新の会市議団の坂井良和団長の質問に答えた。橋下市長は、市の労組の多くが市長選で平松邦夫・前市長を支援したことに触れ、「トップの人事に口を出し、政治に足を踏み込んだら政治的なリスクを負うのは当たり前。政治団体として徹底的に調査する」と表明。市役所と労組の関係を適正化する条例案を市議会2月定例会に提案する方針だ。 また、市職員が政治に関与しないことを目的に同定例会に提案予定の条例案について、地方公務員法より厳格な国家公務員法に準じた内容にする方針を打ち出した。市長選前に平松市長の政治資金パーティーに副市長が出席したことを念頭に、「政治資金パーティーにも職員は出席させないルールを作りたい」と述べた。 このほか公務員制度改革として、大阪府職員より高額になっている市職員の給与を府並みに削減。府同様、幹部職員の給料に定額制を導入するほか、職員の外郭団体への天下りについては原則禁止することも表明した。また、市役所改革に向けて職員の内部告発を促すため、非行行為にかかわった職員でも市に自主申告した場合は原則懲戒免職とはせず、処分軽減の対象とすることを市の内規に明文化する方針。 市地域振興会(町内会)については、会計監査を明確化するため法人化を働きかける考えも明らかにした。【林由紀子、茶谷亮】 |
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カエルささげて五穀豊穣を願う 諏訪大社上社「蛙狩神事」 01月03日(火)信濃毎日新聞 大勢が見守る中、川の中でカエルを探す2人の氏子 諏訪市中洲の諏訪大社上社本宮で1日、冬眠中のカエルを掘り出し、神前にささげて五穀豊穣(ほうじょう)を願う恒例の「蛙狩(かわずがり)神事」があった。毎年必ずカエルが見つかることから大社七不思議の一つとされる神事で、川で見つけたカエル2匹を神職が神前に供えた。 神事では、白装束に身を包んだ氏子2人が境内端を流れる御手洗(みたらし)川へ。神職や大総代、参拝客らが見守る中、くわで川底の落ち葉や泥を掘り返すと5分ほどでカエル2匹が見つかった。カエルは、ささげ物を載せる台の「三方」を手にした神職に差し出された。 掘り出した氏子の小林孝嘉さん(70)=諏訪市中洲神宮寺=は「ことしも無事に祭ることができて良かった。ほっとした」と話していた。 参考エントリーはこちら |
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「誰か気づいて」 平田信容疑者、自ら手錠かけ出頭
虚構新聞から引用。 目黒公証役場事件で特別手配されていたオウム真理教幹部平田信容疑者(46)が昨年31日、警視庁丸の内署に出頭する際、自ら購入した手錠をかけた上、「特別手配犯、懸賞金500万円」と書かれたボードを首から下げていたことが関係者の証言で明らかになった。調べに対し平田容疑者は「誰も気づいてくれなかったから」と話しているという。 平田容疑者は丸の内署に出頭する前の12月31日午後11時ごろ、東京・霞ヶ関の警視庁本部を訪ね、警備に立っていた機動隊員に「平田信です。出頭してきました」と名乗り出たが、隊員は「悪質ないたずら」と判断。「家に帰っておとなしく猪苗代湖ズでも見てろ」と門前払いした。それでも容疑者が逮捕してほしいと懇願したため、隊員は700メートル離れた丸の内署に向かうよう指示した。 平田容疑者はその15分後、丸の内署の署員に「平田信です」と再び名乗り出たが、「家に帰ってジャニーズカウントダウンライブでも見てろ」と、またも門前払い。そのため同容疑者は近くのコンビニで購入した手錠をかけるとともに、自分の指名手配書をコピーしたボードを首から下げ、改めて丸の内署に出頭。「あくまでも自分が平田信であると言い張る熱意に負けて」(捜査関係者)署内に迎え入れた。その後、署内でふるまった年越しそばを、右手に箸を持って食べたことから、右利きである容疑者本人と判断。1日未明、逮捕監禁致死容疑で逮捕した。 その後の調べで、平田容疑者は31日朝、事件の情報提供を呼びかけているフリーダイヤルに10回ほど電話をしたが話し中でつながらなかったと供述している。また午後からは「オウム服」と呼ばれる信者独特の服装とヘッドギアを身に着けて都内を歩き回ったり、昼食に訪れた牛丼店で注文の際、語尾に「~ポア」をつけて話したりするなど、自らが特別手配犯であることを必死でアピールしたにもかかわらず、誰も気づかなかったため、出頭することに決めたと供述している。 平田容疑者が17年もの間逃亡生活を続けられたのは、オウム事件の風化以外に、このような警察の油断とも言える失態の可能性が出てきた。また「ヤマンバ」「ゴスロリ」「裸エプロン」など奇抜な衣装で出歩く若者がこの17年間で急増した結果、社会における異質が黙認されるようになったことも逃走に有利にはたらいたとの見方もある。 現代社会に詳しい京都大学情報産業学部の坂本義太夫教授は「大都会における他者への無関心が17年逃げ続けられた大きな要因の一つ。これが村落共同体が今なお絶大な力を持っている滋賀県だったなら逮捕まで3日もかからなかっただろう」と話す。 (本エントリはパロデイ) |
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| 冗句・小話(片頬だけでも笑いたい) |
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福島原発行動隊では、定期的に原発事故に関係した知識についての学習会を開催していますが、学習用ビデオ「原子炉と原子力発電所」がYoutubeにアップされています。●第1回(2011年11月18日開催) 原子炉がどのようにして動いているのか、基本的な技術内容についての説明です。 原子炉と原子力発電所 第1回(1/2) |
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| 今日の気になるネット情報 / 東日本大震災・原発 |
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2012年01月11日(水)
「福島第一原発、作業の被曝量はこれから増加する…」 ~退職技術者集団「福島原発行動隊」が今、目指すもの 一部引用・・ これから起こりうる、これから必要となる作業工程の要所を、山田さんに解説してもらった。 「今、作業しているのは、まだ建屋の外だけど、これからは中に入って作業をしなければならなくなる。水棺のためには、格納容器の壊れている場所を確認して修理することが必要だ。また、作業する場からは、汚染されたがれきを撤去したというけれど、隅にはまだ残っている状況。作業場に水を通すホースをちゃんと鋼管に替えるためには、端に這わすことになり、結局、放射線の残る場所で作業することになる。さらに、現在は仮施設だが、本格施設を造る際には、もっと被曝の量は増える。どう見ても、これからの方が危険なことは明白なわけです。 そして、高線量地域での除染作業を自衛隊にやらせているけれど、そんなことはとんでもないこと。彼らにはもっとやってもらわなければならないことがたくさんある。こんなことで彼らを危険にさらさせるわけにはいかない。 現在、日本には原発が54基。これらは今後、次々と廃炉になっていきます。 廃炉だからそれで終わりかというと、処理にそれぞれ20~30年かかる。これだけの作業するとなると、被曝量は相当になる。 そして、福島第一原発に関して言えば、廃炉まで30年以上。使用済み核燃料のことはおいておいても、セシウム137の半減期が30年、90年経ってようやく1/8になる。だから、約100年、監視していかなければならない。つまり、少なくとも向こう100年は人手が必要ということです。できれば、若い人ではなくて、我々のような高齢で経験のある技術者・技能者が担当するのがいい。だから、この組織は、常に人員を確保しておかなければならないものなんです」 そこまで山田さんたち賛同者を突き動かすものは何なのだろうか。 「死と向き合うってことは生と向き合うことでもある。それは誰でも同じでしょ。技術屋は技術屋としての生とどう向き合ってきたかってことが問われるわけだ。自分の価値観を問い続けたかどうかで、自分の生き方が変わるもの。そして、今回、再び問われることになった。 隊員には、学者、元官僚、原発反対派、擁護派……。実に様々な人たちが参加しています。でも、それぞれのイデオロギーは、ここでは一切問わないし論じない。それぞれに理念はあれども共有はしない。僕たちが集まっている理由は、ただひとつ、原発事故を収束させたい、そのために行動したい、という気持ちだけなんですよ」 全文はこちら |
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15年前の殺人 DNA一致の男 1月11日 3時59分 NHKニュース 15年前、千葉県流山市のマンションで24歳の女性が殺害された事件で、別の強盗事件で実刑判決を受けた当時17歳の男のDNAの型が現場に残されたものと一致したことが警察への取材で分かり、警察は男が事件に関わった疑いがあるとみて詳しく事情を聴く方針です。 この事件は平成9年5月、千葉県流山市のマンションの部屋で、当時24歳の田島由美さんが刃物で刺されて殺害されたものです。警察が未解決事件の捜査班を設けて再捜査したところ、別の強盗事件で実刑判決を受けて服役している当時17歳で現在32歳の男のDNAの型が現場に残されたものと一致したことが警察への取材で分かりました。 さらに、田島さんのキャッシュカードを使って銀行のATMから現金を引き出す人物が防犯カメラに写っていて、男と特徴が似ているということです。警察によりますと、男は事件への関与を認める供述をしているということで、警察は男が事件に関わった疑いがあるとみてさらに詳しく事情を聞く方針です。 この事件では、事件の1か月後に田島さんの祖母と姉夫婦の合わせて3人が殺人の疑いで逮捕されましたが、千葉地方検察庁は「証拠が不十分だ」として3人を不起訴としました。警察は男の容疑が裏付けられた場合、当時の捜査について問題がなかったか検証を進めるとしています。 (太字は管理人) 15年前の女性殺害容疑で逮捕へ 服役中の男、DNA一致 2012/01/11 共同通信 千葉県流山市で1997年5月、パート従業員田島由美さん=当時(24)=が刺殺された事件で、現場の遺留物のDNA型が、受刑中の男(32)のものと一致したことが11日、捜査関係者への取材で分かった。千葉県警は近く殺人などの容疑で男を逮捕する方針。 捜査関係者によると、男は当時17歳。千葉県内で起こした99年の強盗致傷事件で実刑判決を受け、東北地方の刑務所で服役している。流山市の事件への関与を事情聴取でほのめかしている。 事件は97年5月19日午前8時半ごろ、流山市鰭ケ崎の自宅3階で、田島さんが刃物で刺され失血死しているのを祖母が発見した。 ☆孫を殺された祖母が第一発見者ということで逮捕された。しかも姉夫婦も。警察の初動捜査のミスとは言えないいい加減な仕事としか言いようがない。 NHKニュースはこの過去の祖母逮捕についてもきちんと触れているが、共同通信は警察に遠慮してかそのことを、一切記事に書いていない。 警察の捜査のありようを検証する仕組みがない限り、このような冤罪が続く。 冤罪の一番の問題は無実の人間を有罪にすることで(判決で死刑の可能性もある)、次に真犯人の捜査が打ち切られることだ。 今回は新たな捜査班の再捜査で真犯人がわかったが、いくら不起訴になったとはいえ、孫娘を殺された上に犯人として逮捕され、15年間そういう目で見られてきた身内の方々が気の毒だ。 |
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| 新聞・テレビ・雑誌から / 可視化・検察・警察 |
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第一原発 また汚染水漏れ出す 1月10日 19時33分 NHKニュース 東京電力福島第一原子力発電所で、汚染水のタンクから、放射性物質を含む水およそ10リットルが、敷地内のコンクリートの上に漏れ出しているのが見つかりました。福島第一原発では先月、汚染水の水漏れが相次ぎ、海に流れ出るなどしたため、国が東京電力を厳重に注意したばかりで、汚染水の管理が依然、課題になっています。 経済産業省の原子力安全・保安院などによりますと、10日午前10時半ごろ、放射性物質の一部を取り除いたあとの汚染水をためているタンクから、水が漏れているのを社員が見つけました。汚染水はタンクの下のほうから漏れ出していて、継ぎ目のボルトを閉めたところ、水漏れは止まりましたが、コンクリートの上におよそ10リットルの水たまりが出来ていたということです。東京電力は、汚染水は敷地の外に漏れ出していないとしています。 福島第一原発では先月、汚染水から塩分を取り除く装置で汚染水およそ150リットルが海に流れ出るなど、水漏れが2度起きたため、原子力安全・保安院が東京電力を厳重に注意しました。今回の水漏れで、原子力安全・保安院は、東京電力に原因を究明するとともに、監視を強化するよう、改めて文書で指示しました。 政府と東京電力は、先月、福島第一原発の事故の収束を宣言していますが、原子炉の冷却によって発生する汚染水の管理が依然、大きな課題になっています。 (太字は管理人) |
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日本のメディア・出版界に聞く(3)-2 英「エコノミスト」東京支局記者、「日本国民を裏切ったのは・・・」 一部引用・・ ―3月の東日本大震災の発生で、現地に飛んで取材をしたこと、大きな衝撃を受けながら原稿を書いたことを聞きました。その後、東京に戻ってからの報道はどんな感じになりましたか。 クキエ記者:東京に戻ってからは、震災の影響がどうなっているのかを書くことになりました。その後、私たちは東北に何度も戻りました。トリックス支局長は破壊された都市のほとんどをたずねました。避難所を全部回り、第一原発から2-3キロのところまで行きました。 今回の震災は、日本の歴史にとって画期的な事件になりましたが、ここで強調しておきたいことがあります。それは、この震災についての最も驚くべきことが、ここ東京で起きていたということです。 この事務所から霞ヶ関まではタクシーで5分ほどです。その霞ヶ関の愚かさ、政治階級の愚劣さ、日本国民のニーズにこたえることができない無能さが、震災を通じて表面化しました。国民を失望させました。メディアも例外ではありません。国民は官僚、政治家、メディアが自分たちを裏切ったことを知っています。現状に適応することができなく、是正することもできませんでした。この震災は、こうした人々をテストする機会でした。 日本の中の変化はゆっくりと起きるので、官僚、政治家、メディアが本当に現状に適応できるようになれるのかどうか、明確ではありません。しかし、官僚、政治家、メディアはかなり非情だったと思います。今後、日本国民の期待にこたえることができないとすれば、深刻な問題に発展すると思います。 全文はこちら |
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| 今日の気になるネット情報 / メディア |
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麻生、甘利、大島、石破、石原、与謝野、平沼、仙石、枝野、小沢10議員が東電パーティ券購入の上位ランク
2012年1月8日付け朝日新聞によると、東京電力が電力業界での重要度を査定し、自民、民主各党などで上位にランク付けしてパーティー券を購入していた計10人の国会議員が判明したそうです。 2010年までの数年間の上位ランクは、いずれも衆院議員で、自民では麻生太郎、甘利明、大島理森、石破茂、石原伸晃の5氏。 元自民では与謝野馨(無所属)、平沼赳夫(たちあがれ日本)の2氏。 民主では仙谷由人、枝野幸男、小沢一郎の3氏だったということです。 複数の東電幹部によると、東電は、電力業界から見た議員の重要度や貢献度を査定し、購入額を決める際の目安としていたのだとか。 電力会社を所管する経済産業省の大臣経験者や党実力者を重視し、議員秘書らの購入依頼に応じていいました。そして、1回あたりの購入額を、政治資金収支報告書に記載義務がない20万円以下に抑えて表面化しないようにしていました。 政界の実力者達に遠慮しているのか、名前が出てきた順がランキングの順位なのか、額はそれぞれいくらなのかなど、詳しいことは報じられていませんし、スクープの割りには、扱いも小さい記事になっています。 続きはこちら |
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神戸新聞の元日配達号から引用。 みなさんがこれから生きて行く時代はたいへんに困難なものとなります。 戦争に巻き込まれるとか、大災害に襲われるとかいうことではありません。そうではなくて、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その「やりかた」がよくわからないということです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような「人生設計」を立てることがむずかしくなった。 ただし、「むずかしくなった」だけで、まるで不可能になったわけではありません。そこがむしろ問題なんです。受験勉強なんか無駄、学歴なんか無意味、資格や免状も無価値というところまでいっそ徹底していれば、頭の切り換えもできるのですが、そうではありません。報われると信じて努力して報われる人もいるし、努力したのに報われなかった人もいる。 その分かれ目にはっきりした法則性がないのです。それが私たちの時代の「困難さ」の実体です。 グローバル経済の中で、努力と報酬の間の相関が希薄になりました。みなさんが名前も知らないような遠い国で国債が値下がりしたり、不動産バブルがはじけたり、洪水が起きたりすると、いきなり勤めていた会社の株価が暴落したり、人員整理されたりする。「どうして?」と訊いても、誰もうまく答えられない。私たちが顔を知っている人たちの間でなら、努力したことや才能があることはわかってもらえます。 でも、グローバル経済体制で私たちは顔の知らない人々、何を考えているのかわからない人たちと深いつながりを持ってしまった。その人たちの身に起きたことが私たちの生活にいきなり死活的な影響をもたらす。私たちはそういう時代にいます。 そういう時代にみなさんはどう生きればいいのでしょう。私に言えるのは一つだけです。どんな学問や仕事を選ぶにしても「努力することそれ自体が楽しい」ことを基準にして下さい。日々の努力そのものが幸福な気分をもたらすなら、グローバルスタンダード的にどう「格付け」されるかなんて、どうだっていいじゃないですか。 私自身は20代からずっと哲学の本を読むことと武道の稽古に打ち込んできました。とても楽しい時間でした。結果的にそれで生計を立てることができましたが、若いときは「そんなことやって何になるんだ」と言われ続けました。 でも、気にしなかった。みなさんも「それが何の役に立つのかわからないけれど、どうしてもやりたい、やっていると楽しい」ことをみつけてください。そうすれば、「努力したけれど報われなかった」という言葉だけは口にしないで済むはずです。 |
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ペルシャ湾に波高し-戦争は避けられないか
核疑惑めぐりイランと米欧のチキンレース 伊藤力司 (ジャーナリスト) 新年早々「世界の石油庫」ペルシャ湾の波が高い。 イランの核開発計画は核兵器に通じるとしてウラン濃縮の停止を迫る米欧は、イランの原油輸出ストップという制裁エスカレートに踏み切った。対抗するイランが湾岸産原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡を閉鎖すると脅した。同海峡に近いバーレーンに第5艦隊基地を置く米海軍は海峡の自由航行を保障するために実力行使も辞さない構えを見せている。 長引いたイラク戦争、アフガン戦争で疲れた米欧側が本当に対イラン戦争に踏み切るとは常識では考えられないが、引くに引けないチキンレース。早くも世界市場で原油価格は高騰を続けている。 オバマ米大統領は昨年12月31日に、イラン原油の輸出入でイラン中央銀行と取引する米国以外の金融機関を米国の金融システムから排除するという条項を含んだ国防権限法案に署名した。日本や中国、欧州各国にイラン産原油からの撤退を迫り、イランの外貨収入源に打撃を与えることを狙った制裁措置である。 ただし、制裁の発動で輸入国が原油不足に陥ったり、原油価格が異常に高騰する恐れもある。このため米大統領が「米国の安全保障上不可欠」と判断すれば制裁を最大4カ月停止できるという運用上の余地も残した。またイランとの原油取引に絡む決済を大きく減らした金融機関は、制裁を免除される。 続きはこちら |
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