2011年08月25日(木)
小沢批判を18年続ける日本メディアをオランダの大学教授批判
一部引用・・ 私は30年以上にわたって日本政治、そして日本と国際社会との関係を取材・研究してきた。その立場から自信を持っていえることは、現在の日本は、民主主義国家としての命運を左右する重要な転換期を迎えているということである。 その最大のキーマンが小沢一郎氏だ。私は現在の日本政治において、本当の意味での改革を成し遂げられるのは彼以外にないと考えている。 しかし、民主党の代表選がいよいよ始まろうとする中で、小沢氏に対して再び官僚や新聞・テレビメディアによる攻撃が強まっている。私は『誰が小沢一郎を殺すのか?』(角川書店刊)の中で、繰り返される「反小沢キャンペーン」が、いかにアンフェアで悪意に満ちた「人物破壊」を目的としたものであるかを論じた。 もちろん他の国でも、政敵に対するネガティブキャンペーンはある。だが、小沢氏に対する攻撃は、1993年の自民党離党・新政党結成以来18年の長きにわたって続いてきた。これほど長期にわたって個人を標的にした「人物破壊」は世界に類を見ない。 全文はこちら ☆小沢一郎がこれまで日本の旦那衆(エスタブリッシュメント)から排除されてきた理由は二つある。 ○小沢は終始一貫「官僚国家日本」という官僚支配の仕組みを政治主導の仕組みに変えようとしてきた。 ○小沢は終始一貫「米国従属」から、「主権独立国日本」を目指してきた。 現在のアメリカの核の傘の下で、宗主国の顔色を窺って、その意に添いさえすれば体制維持が出来る「財務・外務・防衛官僚」と、大マーケットのアメリカを怒らせたくない「財界」複合体からすれば、この二つはあっては困るものだ。 岡目八目・・、外から日本を見続ければ中では見えないことも見えてくることがある??☆ |
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救急患者の「受け入れ拒否」ではない、「受け入れ不能」なのだ 一部引用・・ ●救急システム不備の責任を「たらい回し」しているだけ 私がここで言いたいのは、メディアの報道に使用されている「たらい回し」や「受け入れ拒否」という表現は現状に即したものではないということです。本当は「(専門的な処置が不可能なことによる)受け入れ不能」と表現すべき状況だということを、みなさんに知っていただきたいのです。 「不要不急の救急利用を止める」「広域救急体制(埼玉県内で対応不能な場合には都内へ搬送するなど)を整備し、現場の受け入れを改善するために予算を増やし、人員を増やす」といった対応はある程度は有効でしょう。けれども、その方策だけで問題が解消されるわけではありません。 一番大事なのは、行政、医療機関、利用者が一体となって日本の救急医療の仕組みと現状を理解し、各自ができることを一つひとつ行っていくことだと思います。「救急内部の連絡が不十分だった」として救急隊を責めたり、専門外でも診察するよう二次救急医療機関に責任を負わせる結論では、議論が先に進んでいきません。結局は、24時間対応できる救急体制そのものが不足していることの責任を「たらい回し」しているだけに過ぎないのです。 全文はこちら |
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「大阪京都両府警の捜査官が広域事件について打ち合わせしたとき、京都府警の刑事が「こういう事件もあるんです」と、ある空き巣事件の容疑者の写真を大阪の刑事に示した。打ち合わせが終わって外へ出て10分後に大阪府警の刑事は近くの競艇場外発売所近くでその容疑者を発見した。この捜査員は雑踏の中から指名手配犯などをみつける『見当たり捜査』の専門家だそうである。 そういうものだろうと思う。こういう人たちは『犯罪にかかわる人間』が発する微細なオーラを感知する能力を備えている。そういう能力を持っている人が警察官になるべきであり、これまではなってきたのだと思う。警察という制度はそのような能力を勘定に入れて制度設計されている。 だが、挙動不審な人間を感知する能力や嘘をついている人間とほんとうのことを言っている人間を見分ける能力などは、その有無や良否をエビデンスによって示すことができない。そして、私たちの社会では『エビデンスによって示すことができないものは存在しないものとみなす』というルールを採用しているのである。そのせいで、わが国のあらゆるシステムは劣化したと私は思っている。 冤罪事件が多発するのは、司法システムが『嘘をついている人間と真実を述べている人間を直感的に識別できる能力』を備えた司法官が一定数存在することを前提に制度設計されているからである。物証がなくとも、自供がなくとも、証言の真偽を直感する力を備えていると想定された司法官に賦与されている諸権限を、そのような能力を持たない司法官に許したからこそ、『今起きているようなこと』が多発するのである。 人々は司法制度の改善(平たく言えば『司法官がどれほど無能でも真犯人が逮捕され、正しい判決が下せる制度』の実現)を願っている。それも一つの道だろう。だがそれでは制度の劣化は止まらない。遠くから容疑者に引き寄せられる捜査官や、偽証を直感できる司法官はどのようにすれば選抜され、育成されるのかという問題は純粋に技術的なものだ。それを誰も論じないという事実が制度劣化の病態そのものなのである。」(AERA8月一週号) 次はニセ医者について書いたもの。今週号のAERAに掲載されている。 「石巻市の災害ボランティアセンターで、医師免許を持たない人物が医療行為を行っていた。朝日新聞は『ひと』欄でこの男性をカナダの大学病院所属の『小児救命救急医』と紹介し、社外から詐称ではないかという指摘を受けて、二日後に記事を削除した。 この事件には日本のメディアの本質的な弱さが露出していると私は思う。 それはジャーナリストに『人を見る目』がなくなったということである。取材のたびに、記者たちの前にはさまざまな人物が登場して、さまざまな言明をなす。多くは主観性のバイアスがかかっている(中にはあからさまな誇張や虚偽も含まれる)。だから、報道を職務とするものに一番必要なのは、彼らに向かって語っている人間の言明のうちの真実含有量をクールに計測する能力である。 しかし、このような能力は入学試験や就職試験では査定の対象にならない。受験科目にないし、大学でも教えない(そもそも教員たちも上司たちも若者がそのような能力を持つことをほんとうは望んでいない)。 その結果、私たちの社会では『人を見る目』を持つ人が絶滅に瀕しつつある。 『人を見る目』というのは、コンテンツの理非については判断できないが、『この人の言うことなら信じてもよい』と判断できる力のことである。あるいは、話のつじつまは合っているが、『この人を信じてはいけない』と直感できる力のことである。 この先駆的なスクリーニングによって、さまざまな犯罪や業務上のミスは未然に防がれ、社会的コストは抑制されている。 けれども、この能力には顕示的なエビデンスが存在しない。『人を見る目がある人間』の身の上にはさしあたり何も起こらないからである。不可解なことだが、私たちの社会はこの『予防的に厭な思いを回避した力』をゼロ査定する。危機的状況に際してはこの能力の有無がしばしば生死を分かつことになるにもかかわらず。 このニセ医者には朝日新聞の他に複数のマスコミが騙された。『他社が取り上げた』ことを以て取材対象の身元保証に代えることができると信じたのだとしたら、マスメディアはまさに危機的状況にある。」(AERA8月三週号) 私が言いたいことはどちらも同じである。 人を見るときに私たちがなすべきは、表面的なロジックの整合性や資料的根拠を吟味することではなくて、「あなたはそれを言うことによって何を言いたいのか?」という分析的問いを差し向けることである。 人間の抑圧された欲望はその表層にあからさまに露出しているので、見ればわかるのである。 ほんとに。 引用元はこちら |
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○菅政権に入ってわかったことと、できなかったこと こちら
○2011/08/23 東電・保安院 会見 こちら ○週刊東洋経済8月27日号の「トップの肖像」に福島原発行動隊の山田代表が取り上げられました こちら ○教育基本法について(内田樹の研究室) こちら |
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2011年08月24日(水)
日本の悲劇。東北巨大地震と福島原発 ~本当のことを何も知らされない日本人~ 北海道岩内 斉藤 武一 はじめに 太平洋沿岸に並んでいる10基の福島原発が次々と深刻な状態になっています。なぜ、そんなことが起きているのか日本人は、何も知らされていません。さらに、これから起きる悲劇のことも何も知らされていませんし、今もなお、電力会社と政府と原子力工学の専門家とマスコミは、本当のことを国民に隠し、国民をだまし続けています。 1.福島原発の弱点 原発には、加圧型(PWR)と沸騰水型(BWR)があるが、福島原発は沸騰水型で、沸騰水型には弱点が二つある。一つは、ブレーキに当たる制御棒が圧力容器の下から挿入されるという点にある。制御棒は、竹やりのような形で圧力容器の下にぶら下がり、水圧で押し上げる仕組みになっている。そのため地震で揺れた時は、制御棒が入りづらいという弱点がある。今回の東北巨大地震では、「幸運なことに」制御棒が入り、原子炉が停止したということを日本人には知らされていない。そして、二つ目の弱点は、圧力容器内の水を循環させる循環ポンプにある。沸騰水型では、循環ポンプが圧力容器の外にぶら下がっている形になっている。そのため地震の振動に対して非常に弱い。循環ポンプは、燃料棒を冷却する重要な役目があり、今回、原子炉が停止した後、崩壊熱を出し続ける燃料棒を冷却出来なくなった理由は、循環ポンプの弱点にあることを日本人には知らされていない。 2.非常用発電機が津波で流されていた 原発では、通常は内部電力といい原発自身が作った電気を使って運転されている。地震で原子炉が停止すると、最初に内部電力がなくなる。すると、外部電力といい送電線から電力が供給されることになっている。しかし、地震で外部電力もこなかった。その時は、非常用ディーゼル発電機が作動することになっているが、大津波が発電機のある施設をすべて押し流していた。しかし、電力会社は、津波で発電機が不能になったという程度で、施設そのものが流されていたという重大な事実を隠していた。やがてバッテリーも切れ、福島原発は、電気がなくなり完全に不能となり、電源喪失に陥る。そして、電源喪失という重大事故は、福島原発の第一原発の2号機で、巨大地震の9カ月前の2010年6月17日にも起きていた。この時もかなり危なかった。しかし、その時の教訓は生かされることはなかった。 3.なぜ放射性物質が大量に放出されたのか 原発で、どのような燃料を使っているのか何も知らされていない。最初にウラン燃料であるが、現在は濃度が4.8%という高燃焼度燃料を使っている。以前に比べて濃度が高いということは、核分裂によって生まれる死の灰の放射性が高まる。さらに燃えた後の使用済燃料は、濃度の低い燃料より崩壊熱を多く出し続ける。そして、福島原発第一原発3号機では、濃度の高いウラン燃料に加え、プルトニウム燃料も使っている。プルトニウムは、ウランよりも激しく燃えるため、核分裂で生じた死の灰の放射線レベルはかなり高く、燃やした後の使用済核燃料の崩壊熱も高い。このことを踏まえて、格納容器が爆発するまでを追うと、最初に電源喪失で水の流れが止まり、崩壊熱によって冷却水が蒸発し、燃料棒が水面から顔を出してしまう。そのため、燃料棒のさやである被覆管のジルカロイドが高温となり、化学反応を起こし水素が発生し、格納容器に溜まり始める。そこで水素爆発が起こった。爆発の際、なぜ大量の放射性物質が放出されたのか。それは、燃料内部に大量の死の灰が入っていたからである。3号機の周辺で放射線の値が400ミリシーベルトという高いレベルになったのは、濃度の高いウラン燃料とプルトニウムによるものである。このことも、日本人には何も知らされていない。さらに、プルトニウムから生まれる死の灰の恐ろしさが隠されている。 4.使用済み核燃料が爆発した 福島原発第一原発4号機内のプールに保管してある使用済み核燃料から水素が発生し爆発した。なぜ爆発したのか、これも本当のことが隠されている。日本では、原発から出るごみである使用済み核燃料が大量に出てしまい、その保管に困り果てている。そのため、プールには昔に比べてぎっしりと原発のゴミが詰め込まれている。となると使用済み核燃料全体から出る崩壊熱は、以前に比べて多くなる。電源喪失により、プールの水の循環が止まり、冷却不能となり、プールの水が少しずつ蒸発し、使用済み核燃料が水面から露出し、崩壊熱により水素が発生し爆発した。つまり、原発のゴミの所処理に困り果て、プールに大量に詰め込んだことが被害を大きくしたことになる。このことも知らされてはいない。 5.外部被ばくと内部被ばくの違い 何度も水素爆発が起き、死の灰が福島地方に降りそそぎ、さらに首都東京にも少しずつ届き汚染は拡大している。しかし、原子力の専門家も政府も「ただちに健康に心配はありません」と繰り返している。その際、レントゲン撮影に比べたら低い値だと強調し、国民をだまして続けている。外から放射線を受けるのを外部被ばくというが、レントゲン撮影は外部被ばくのことである。健康に心配なのは、外部被ばくよりも、放射性物質を吸いこみ体の中から被ばくする内部被ばくの方である。政府も専門家もわざと外部被ばくと内部被ばくを同等に扱い、健康に心配はないと国民をだまし続けている。 6.内部被ばくの恐ろしさ 外部被ばくは、瞬間の被ばくである。放射線の量が多ければ、それに比例してガンになるリスクが高まる。しかし、内部被ばくの場合は、体の中にある放射性物質がじわじわと長時間にわたって放射線を出す。そのため放射線によって周りの細胞は破壊される。具体的には、免疫細胞が破壊され、遺伝子が傷つくことになる。そのため、放射線の量がごくごく微量でも危険である。つまり内部被ばくの場合は、10年後、20年後にガンにかかるということになる。内部被ばくの恐ろしさは、目に見えないごいごく小さなほこりを吸いこみ、被ばくしているとは知らないうちにガンにかかるリスクが高まるという点にある。政府や専門家やマスコミは、内部被ばくの恐ろしさを、まったく国民に知らせていない。 日本の悲劇から世界の悲劇へ 本当のことは何も知らされないまま、多くの日本人が放射性物質にさらされています。このままだと、日本の子どもたちが危険なことになります。内部被ばくした子どもたちの遺伝子は傷つき、傷ついた遺伝子は10年後、20年後、子どもたちの体に襲いかかってくるのです。 悲劇は始まったばかりなのです。悲劇が始まっているのに、その悲劇を日本人は知らされていません。日本を日本人自身で救えなくなっています。日本人の多くが、政府に悲劇を訴えかけておりますが、なかなか日本政府は本当のことを言いません。福島原発による日本の悲劇は、全世界の悲劇へと発展しています。全世界の人たちに心より訴えます。全世界で原発を一刻も早く停止するように希求します。 本原稿は、パソコンで日本国内に配信され、さらに英訳され全世界に発信されています。そのため、全世界に向けての文章となっています。と同時に、京都にある市民系出版社・ロシナンテ社の月刊「むすぶ」の3月28日号に掲載されます。 2011年3月16日、初稿より詳しくしました。 |
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斉藤武一さんは北海道泊村の村民。33年間にわたって、泊原発の排水口付近の温排水の温度の計測をやっている。
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武蔵野大学で三田誠広教授の模擬授業を聴く 一部引用・・ 21)それは、悩んでいるのは自分だけじゃない、と分かるから。秋葉原の犯人も、小説を読んでくれていれば……と思います。でも、リアリズムはあんまり面白くありません。そこで19世紀なかば、ロマン主義が起こります。 22)リアリズムで書くんだけど、ロマンスの要素がある。『モンテ・クリスト伯』(アレクサンドル・デュマ、1844年)などですね。魔法使いや火を噴くドラゴンは出てきませんが、不自然である。これをエミール・ゾラが「小説は自然でなければならない」と批判しました。 23)この場合の「自然」とは、人間をありのままに描くということです。ゾラは『居酒屋』という、酔っ払いとホステスの話を書きました。また、続編の『ナナ』という作品を書きました。庶民の、美しくないけれど、人間くさい話です。 24)「リアリズム」「自然主義」「人間主義(ヒューマニズム)」。これがゾラの考えた、純文学の3点セットです。日本だと永井荷風、田山花袋『蒲団』などですね。『蒲団』は「これが文学なのか?」と思うかも知れませんが、人間とはそういうもの、清廉潔白ではない、 25)欲望もある、そういう裸の人間の姿をちゃんと書いているのです。これが日本の純文学なのです。そして私(わたくし)小説というジャンルができました。大半は三人称で書かれています。私(わたくし)の対義語は「公」です。 26)自分のプライベートに素材を取って、自分の心のあやしい部分をえぐり出す。これが日本の文学の伝統になっています。じゃあ、皆さんも小説を書いてみましょう。まず、自分(主体)を見つめてみる。みんな一個の独立した主体です。 27)いかに生きるべきかを考えたときに、主体にとって不本意な生き方をしてしまう。主体には願望があります。主体を確立した人間は、自分の人生を考えます。ただ親に命令されて従うのは主体性がありません。普通は中学生で主体ができてきます。親の言うことを聞かなくなる。 全文はこちら |
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総務省が選挙公報ネット掲載容認 2011年08月21日13時48分 三浦博史さんのブログから 延期されていた、被災地の地方選挙がスタートしていますが、予想通りとはいえ、軒並み、投票率が下がっています。 そこで総務省は、選挙公報のネット掲載を容認すると発表しました。これは結構、画期的なことです。 たとえば一番選挙期間(=告示期間)の長い知事選挙では17日間もあります。その中の一日の新聞折込等で選挙公報が挿入されていても気づかずに捨てたり、関心が低いときに見過ごすことはよくあることです。 従って投票前に、各候補の主張を確認したい場合に(現在は候補者のサイトは選挙運動は禁止かつ告示日以降は更新は禁止されていますので)、選挙公報ネット版は有力な比較の資料となります。 早く、選挙全体のネット解禁を実現してほしいものです。 |
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九条の映画館「シネ・ヌーヴォ」で映画「道頓堀川」を観ました。この映画は深作欣二監督の会心の作ではないでしょうか。 まさに娯楽巨編といえる2時間の長編でした。客の受けを計算しつくした「あざとさ」はここまでのレベルに達すると逆にプロの根性を感じて快感です。 ほぼ30年前の懐かしい大阪ミナミの現地ロケが何とも言えず、松坂慶子と加賀まりこの“オンナ”の美しさを際立たせて、彼女たち二人はこの映画に出演したことで女優冥利につきると思ったのでは。 勿論若い真田広之、佐藤浩市、脂の乗り切った山崎努、いい味を出す渡瀬恒彦、名古屋章などの演技も堪えらえません。そして今や貫禄の柄本明が既にこの時点で認められていることも知りました。 また松坂慶子と真田宏之のカラミのシーンは、噂にたがわぬというか、表現できない濃厚な時間が流れました。 松坂慶子のスターダムへのとっかかりになった1982年松竹作品。 画像はネット上から借用。この映画は図書館貸出用のDVD編集版で見るのは勿体ないのでは?(画像はクリックで拡大) |
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2011年08月23日(火)
大橋弘忠教授(東京大学)と小出裕章助教(京都大学)の証言
HPに掲載されている内容の一部 プルサーマル公開討論会・議事録議事録議事録ダウンロード(PDF:320KB) 科学ジャーナリスト:中村浩美資料(PDF:355KB) 九州大学大学院教授:出光一哉資料(PDF:1637KB) 東京大学大学院教授:大橋弘忠資料(PDF:917KB) 京都大学原子炉実験所助手:小出裕章資料(PDF:989KB) 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会代表:小山英之資料(PDF:2176KB) 神戸大学海事科学部助教授:山内知也資料(PDF:840KB) |
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この公演は九州電力が運営する福岡電気ホールで20年ほど前に行われた。 歌の最後の捨て台詞に清志郎の一撃が! |
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世界は三層構造でできている 「国家」「企業」より重視したい所属先は? 一部引用・・ 日本脱出を考えるより先に 「個人間紐帯」での存在感を高めよう 今後、僕たちは三つの層で必要とされるリテラシーを、それぞれバランスよく取り込まなければならないと思う。 その意味では、「日本から脱出する」などという話は無意味である。なぜならそれは、単に『国家』という層でのみの議論にすぎないからだ。国家の枠組みでのみ考え日本という国を捨てたところで、他国でアイデンティティの喪失にあうのがオチだろう。 今すべきことは、日本を出て行くことではない。日本という「国家」だけでなく、『企業』や『個人間の紐帯(ネットワーク)』の層における存在感の比重を高めてゆくことが必要だ。そしてそのためのリテラシーを養うことこそが大切である。 全文はこちら |
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放射線研究で世界に冠たろうとする山下俊一教授、独シュピーゲル誌とインタビュー ドイツのシュピーゲル誌のインタビューに応じた長崎大・福島医大の山下俊一教授、いろいろと過去の発言について鋭く突っ込まれています。 「放射線の影響はにこにこ笑ってる人には来ない、くよくよしてる人に来る」という発言の意図は? 山下:リラックスも大事だと リラックスしやすいようにと、年間100ミリシーベルト被曝しても大丈夫だともおっしゃっているが? 山下:日本政府が混乱させたのが悪い。 教授を非難する人々がいるが? 山下:そういう人たちは科学者じゃない。医者でも専門家でもない。 原発周辺の住民には放射線によるどのような健康リスクがあるか? 山下:そんなものはない。放射線のレベルが低すぎる。 大熊町の一年間の積算放射線被曝量は508ミリシーベルトです。山下教授にとってはそれでも低すぎるんでしょうか。 全文はこちら シュピーゲル誌のオリジナルの記事 こちら |
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2011年08月23日(火)
23億円が戻ってきた!?日本の道徳心はありえないと海外で話題に
一部引用・・ ・日本は素晴らしかったよ。住んでたときは楽しかった。財布、傘、パスポートなど、何をなくしても戻ってくるチャンスは100%だった。しかも財布に現金が入ったままで戻ってきたんだ。 ・ついこの間、高齢の人々が福島の第一原発での仕事のボランティアを名乗りあげているというニュースがあったばかりで、今度はこれだ。もう日本人は世界でもっとも良い人柄なんだと思えてきた。 ・おれはJALの社長がパイロットより給料を安くしたって話が好きだった。バスで仕事に行って、カフェテリアで食事をしていたぞ。 (参照:JAL社長の給料がパイロットより低い…「アメリカとは大違いだ!」アメリカ人たち大絶賛) ・日本の社会は世界の他の場所に比べると、極端に安全だ。しかし社会システムや慣習により作り出される環境には大きな犠牲もある。日本でほとんどが戻ってくる理由は、規則、階層、社会的な決まりごとが強いためである。 日本では権力にたてつくことや、規則を破ることが良しとされず、個人的な表現でさえも、少しでも流れに逆らうことなら、しかめっ面される。規則は規則であって日本では破られない。僕は日本でマヨネーズがついていないサンドイッチを注文することさえ不可能だった。なぜか、それは日本のサンドイッチにはマヨネーズがついてくるものだからだ。
比べてアメリカでは、個人の意見は尊重され、規則というのは破られるものと言われているのが一般的だ。そういう社会構造はよく議論され、個人の自由がうたわれる一方で、わがままな態度も増える。
日本の凝り固まった方法は、社会としてはよく機能している。その反面、息苦しくも感じる。女性は男性より地位が低いと受け止めているようで、そのため女性の政治の参入や女性の給料は先進国としては、ショックなほど低い。 さらに自殺は他国に比べてそれほど悪いことだと受け止められていない。個人にのしかかる連続したストレスなどが原因で自殺率が高いのもうなずける。 言いたいことは日本も完璧ではないということだ。社会システムは大半の国よりよく機能しているが、いったい社会システムのどこに価値を見出してるかを考えなくてはいけない。秩序がいいのか?自由がいいのか。個人の幸せがいいのか、コミュニティとしての機能を求めるのか。両方を選べないのか? ・4年間教師をしていた自分もよく似た意見だ。創造性がないことや、同一性を促していることほどイライラすることはない。生徒のほとんどは見られることや失敗を死ぬほど恐れているし、英語の授業では単調な文法の暗記がほとんどだよ。 ・実体験を話そう: 日本で一番犯罪が多いところ(大阪のミナミ)に1年半ほど住んだ。そうしたら犯罪は全然多くなかった。僕はロサンジェルス出身で、犯罪が多いってことがどういうものかを良くわかっている。 日本はクレジットカードが使えないところが多くあるので、現金を持ち歩く(500ドルとかを一度にだ)。ある日、ぼくは3万円をATMで引き出し、その場に忘れてきたことがあった。すると20分後に銀行から電話があって、誰かがATMでそれを見つけてすぐに銀行に返し、銀行はすぐに僕を割り出して口座に戻しておいたと言う。 僕は地下鉄でカメラを2回も忘れ、両方戻ってきた。一度なんて酔っ払って倒れていたとき、目が覚めたらマクドナルドのセットが目の前に置かれていた。 |
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朝日新聞が主催する夏の全国高校野球選手権大会は、戦前の1915年に第1回大会がスタートしたときは 「全国中等学校優勝野球大会」と言った。この頃は参加する学校の生徒は全て、その土地で生まれ育った生徒が チームの選手であることは当然の認識だった。 しかし現在は誰もそんなことは思ってもいない。 例えば、今年準優勝した青森の光星学院高等学校は、たまたま学校の所在地が青森だというだけで、チームの1番から9番の背番号をつけた選手は全員が大阪と和歌山、沖縄の出身者で構成されている。 ⇒こちら 代表校と言われる大会出場校は何を代表しているのだろう。 新聞とテレビが被災地の高校が頑張っています、元気を与えていますと、繰り返し繰り返し盛り上げると、いや選手は大阪弁で喋ってますがええんですか?とつい突っ込みたくなる。 大阪と東京の野球少年たちが全国の予選参加校が少ない地域の高校に進学して、土地の野球少年の出番を封じるのはそれだけレベルが違うということの証明なのだろうか? 大会の地域対抗という趣旨とは内容がずれてきても、朝日新聞と高校野球連盟はそれでよしとしているようだ。 ところで、高校3年間の学費、生活費を考えると、中学3年生が親の意向を無視して大阪から青森の私立高校へ進学することを決めるとは考えにくい。 親と高校側の間で費用の交渉が持たれ、高校側は学校経営の観点から 採算に合うとして県外の野球少年の高校進学を積極的に誘致する。 自分が在学したことのある四日市高校や芦屋高校が、夏の高校野球大会で全国優勝した頃と今の高校野球は大会の名前は同じでも中身は別物になっている。 しかし主催者側とメデイアはそのことにはそしらぬ顔をして、運営し報道し続ける。 プロ野球の次の選手養成の場として性格を変えた高校野球界は、プロ野球の興業が人を呼べる間は、その要請に応えて人材供給の役割を果たしていくのだろう。 ある意味、朝日新聞社は日本の一大産業を支えるスポンサーになったということだ。
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