大阪市の給与明細書の写真が報道されたのを見た人が、神戸新聞の「イイミミ」欄へ電話した。
2013/4/8神戸新聞夕刊 「イイミミ」
☆市民の知らない間に、市の職員組合の幹部と市会議員のボス達が話し合って手当を決めてきた過去の歴史の集積だ。一回出来た手当の項目を廃止する関係者は誰もいないから増えるばっかりだ。
こういう社会を民主主義社会といわず、官主主義社会という。 一般住民の思いや希望は全然通らへん仕組みだ。
中央省庁が率先してやって来て、日本の社会がこの仕組みで動いてきたが、時代に合わず制度疲労の極みが来ている。
なんだかんだ橋下は言われているし、この男は危険な部分を持っているので要注意でもあるが、市会のボス議員と役所の職員組合幹部の談合を、日本で初めて表に出したのはこの男以外にいない。
その中のほんの一例だが、橋下が市長になってなんやかんやしなかったら、役所の職員給与明細書の写真が新聞には出なかっただろう。
ところで高砂市のおっちゃん、大阪市だけちゃいまっせ!高砂市の職員も殆どおんなじ手当の項目を享受してま。情報公開制度を活用して、公開請求してみはったらどうです?
やっぱりこれからは、こんなことを市民に成り代わって直していくような人を議員に選ばんとあきませんわ。
ご互いしっかり自分が払う税金の使われ方監視しましょうな。
よその市のことは言えん神戸に住むおっちゃんより。 |
2013年4月9日 |
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4月8日 5時14分
昭和32年にアメリカ軍基地を巡って起きたいわゆる「砂川事件」の裁判で、「アメリカ軍の駐留は憲法違反」と判断した1審の判決のあとに当時の最高裁判所の長官がアメリカ側に1審の取り消しを示唆したとする新たな文書が見つかりました。
研究者は、司法権の独立を揺るがす動きがあったことを示す資料として注目しています。
「砂川事件」は、昭和32年7月、東京のアメリカ軍・旧立川基地の拡張計画に反対したデモ隊が基地に立ち入り、学生ら7人が起訴されたもので、1審の東京地方裁判所は、「アメリカ軍の駐留は戦力の保持を禁じた憲法9条に違反する」として7人全員に無罪を言い渡しました。
1審の9か月後、最高裁判所大法廷は、「日米安全保障条約はわが国の存立に関わる高度の政治性を有し、司法審査の対象外だ」として15人の裁判官の全員一致で1審判決を取り消しました。
今回見つかった文書は、最高裁判決の4か月前の昭和34年8月、アメリカ大使館から国務長官宛に送られた公電です。
元大学教授の布川玲子さんがアメリカの国立公文書館に請求して初めて開示されました。
文書には、当時の最高裁の田中耕太郎長官が最高裁での審理が始まる前にレンハート駐日首席公使と非公式に行った会談の内容が記されています。
この中で田中長官は、「裁判官の意見が全員一致になるようにまとめ、世論を不安定にする少数意見を回避する」などと語り、全員一致で1審判決を取り消すことを示唆していました。
文書には、田中長官の発言に対するアメリカ大使館の見解として、「最高裁が1審の違憲判決を覆せば、安保条約への日本の世論の支持は決定的になるだろう」というコメントも書かれていました。
会談当時は、日米両政府の間で、安保条約の改定に向けた交渉が行われている最中で、アメリカ軍の駐留を違憲とした1審判決に対する最高裁の判断が注目されていました。
文書を分析した布川さんは、「最高裁長官が司法権の独立を揺るがすような行動を取っていたことに非常に驚いている。安保改定の裏で、司法の政治的な動きがあったことを示す資料として注目される」と話しています。
.専門家「文書は大きな意味」
日米外交史が専門で、東洋英和女学院大学教授の増田弘さんは、文書に記録された内容がやりとりされた背景について、「アメリカ政府は、翌年1月に安保改定を控え、在日アメリカ軍が違憲だという法的判断を認めるわけにはいかなかった。また、経済成長を重視し、軽武装でいきたい当時の日本政府にとっても在日アメリカ軍に依存する必要があった」と分析しています。
そのうえで田中長官の発言については、「翌年の1月より前に1審判決を退けてもらいたいというアメリカの要望にも配慮しながら、そのような動きをしていたと考えられる」と指摘しています。
増田さんは、1審判決を取り消したその後の最高裁の判断は、「日米の安全保障における重大な分岐点であり、文書は非常に大きな意味を持つと思う」と話しています。
また、憲法学が専門の早稲田大学の水島朝穂教授は「司法のトップが1審判決を取り消す見通しを事前に伝え、少数意見も出ないよう全員一致を目指すと約束するなど、ここまでアメリカに追随していたかとあぜんとした。司法の独立が放棄されており、さらなる解明が必要だ」と話しています。
☆アメリカの公文書公開制度はアメリカには民主主義の岩底が厳然として存在することを示すものだ。
あの日本の民主主義を守る法の番人として国民に仰ぎみられていた『田中耕太郎』最高裁判所長官が、まさか、こんな行動と発言をしていたとは。
墓の下の田中元長官も、アメリカの為にやったのに、アメリカ側から事実が漏れて、自分がアメリカによいしょするタイコ持ちだったことがばれるとは思ってもみなかっただろう。
戦争に負けるとはその後もずっと辛いことだ。一国の司法のトップが 法を曲げても、占領外国人の要請に率先して従い、そのことを国民に隠す。
元東京帝国大学法学部長として多くの東大法学部の学生を官僚・産業人に育て上げた田中さん、「天網恢恢疎にして漏らさず」とはまさにこのことですよね。それにしても人間は戦争に負けると、最高裁長官までここまで卑しくなるのは日本国民として哀しい。
日本の独立を守るためにアメリカ軍の大艦隊に突っ込んで海に消えた、沢山の神風特攻隊の若者にどう申し開きをするんだ(怒)。
Wikipedia⇒田中 耕太郎(たなか こうたろう、1890年(明治23年)10月25日 - 1974年(昭和49年)3月1日)は、日本の法学者、法哲学者。
東京帝国大学大学法学部長、第1次吉田内閣文部大臣、第2代最高裁判所長官、国際司法裁判所判事、日本学士院会員。文化勲章、勲一等旭日桐花大綬章を受章。大勲位菊花大綬章を没後叙勲[1]、正二位を追贈。
砂川事件 米軍駐留「違憲」 伊達判決 2013年4月8日 東京新聞朝刊
一九六〇年の日米安全保障条約改定で、日本政府が新条約を国会に提出する時期が延びた背景に、米軍の旧立川基地拡張計画をめぐる「砂川事件」で米軍駐留を違憲とした五九年の東京地裁判決(伊達判決)が影響したと米大使館が本国に伝えていたことが七日、機密指定を解除された米公文書で分かった。文書は、伊達判決が安保反対勢力の論拠とされかねないことを日本政府が強く懸念していたことをうかがわせる。 (北爪三記)
文書は五九年八月三日にダグラス・マッカーサー二世駐日米大使が米国務長官にあてた公電。マ大使の右腕とされたレンハート公使が同年七月三十一日に文書を起案したとみられる記述もある。布川玲子・元山梨学院大教授(68)が米国立公文書館に開示請求し、一月に開示された。
文書は「外務省と自民党の情報源」から得た情報として「政府が新安保条約の提出を十二月開始の通常国会まで遅らせる決定をしたのは、砂川事件の最高裁判決を晩夏または初秋までに出すのが不可能なことに影響された」と紹介。「事件は延期の決定的要因ではないが、係属中であることは、社会主義者や反対勢力に論点をあげつらう機会を与えかねない」との情報源の見方を伝えている。
さらに、最高裁が伊達判決を破棄すれば「社会主義者たちは、自分たちの攻め技がたたって投げ飛ばされることになろう」と柔道に例えて分析している。
安保改定に向けた日米交渉は五八年十月に始まり、反対闘争が盛り上がる中で、六〇年一月に調印された。同二月に批准案が衆院に提出され、強行採決を経て六月に発効した。
一方、最高裁は調印前月の五九年十二月に伊達判決を破棄した。これに先だって田中耕太郎最高裁長官がマ大使に評議内容や見通しを漏らしていたことが別の米公文書で判明している。最高裁の裁判日程が決まったのは八月三日だが、今回の文書には田中長官が事前に「判決はおそらく十二月だろう」とレンハート公使に語ったとも記されている。
今回の文書を布川さんと一緒に翻訳した国際問題研究者の新原昭治さん(81)は「五九年夏ごろを目指した新条約の国会提出が延期されたのは、『自民党の党内事情』とされてきた。当時の国会で藤山愛一郎外相も砂川事件の影響を否定していた」と説明。「今回の公電で砂川事件の影響がはっきりした。当時、安保改定阻止国民会議が伊達判決支持を掲げるなど反対運動が広がり、岸信介内閣が不安を感じたのではないか」と話している。
<砂川事件と伊達判決> 1957年7月8日、東京都砂川町(現立川市)の米軍立川基地拡張のための測量に反対するデモ隊の一部が基地に立ち入り、7人が刑事特別法違反罪で起訴された。東京地裁の伊達秋雄裁判長は59年3月30日、「米軍の駐留は戦力の保持に当たり、憲法9条に違反する」と全員に無罪を言い渡した(伊達判決)。
検察側は高裁を経ずに最高裁の判断を求める「跳躍上告」をした。最高裁は同年12月16日、「安保条約は高度の政治性を有し、一見極めて明白に違憲無効と認められない限り司法審査の対象外」と一審判決を破棄。63年の差し戻し審で全員の有罪が確定した。
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朝日新聞。そのような自らの主張を正当化するための世間を騙す誘導調査は止めなさい―― 2013年04月05日(金)のツイート
こちら
読売新聞は学習能力がないね。議論の途中で主張が変わるのは当たり前のこと。それが議論でしょ。 - 2013年4月6日(土)のツイート
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手探りの作業現場 トラブル警戒、24時間 第1原発事故2年
水素爆発、放射性物質の大量放出―。世界を 震撼 (しんかん) させた事故から2年が経過。
東京電力福島第1原発では今も敷地全体が高い放射線量に包まれている。 貯水槽から大量の汚染水が漏えいしたことも明らかになった。 再び海を汚染することはないのか。
保管燃料の安全性は。トラブル警戒の監視は24時間体制。40年後ともいわれる1~4号機の廃炉に向け、手探りの作業が続く現場の「今」を見た。
▼遠隔操作と原子炉監視
事故対応の中枢、免震重要棟と廊下でつながる旧事務本館の1階に、大型モニターとコントローラーが並ぶ部屋がある。遠隔操作室。3号機原子炉建屋上部に残った鉄骨などを撤去する重機を、大手ゼネコンのオペレーターがここから操っている。
画面に映っているのは、500メートル離れた3号機建屋周辺や大型クレーンのアーム先端に取り付けた計38台のカメラから送られてくる映像。遠隔操作室は2011年8月ごろから運用を始め、現在は大小10台の重機を動かしている。
一見ゲームセンターのようだが、遠隔操作には集中力と微妙な力加減が必要。実際の操作の取材は「気が散るから」と許可されなかった。昨年9月にはがれき撤去中に、鉄骨が使用済み核燃料プール内へ落下してしまった。「同じミスはもう許されない」と担当者。
免震重要棟2階に上がると 緊急時対策本部室 がある。東京の本店や柏崎刈羽原発などを結ぶテレビ会議システムの巨大モニターが壁に埋め込まれ、円卓には所長を中心に医療、資材、復旧など各班の責任者が座る。
隣接する集中監視室では、光ケーブルを経由して原子炉の温度や圧力、注水量などのデータを把握できる。室内には常に当直員十数人が待機。今年3月、停電をきっかけに燃料プールの冷却が長時間停止した際は、一部のデータが受信できず、作業員が現場まで行って状況を確認した。
▼汚染水処理制御
4号機南西の高台に、大型コンテナを「コ」の字につなぎ合わせた平屋の施設がある。原子炉への循環注水をコントロールする水処理制御室。原子炉建屋が見える方向には大きな土のうがいくつも積み上げられていた。建屋側からの放射線を少しでも 遮蔽 (しゃへい) するためだ。
制御室に入るためには、放射性物質が付着していないか厳重な身体サーベイ(検査)を受ける。問題がなければ、全面マスクと防護服を脱ぐことができる。敷地内で防護服を脱げる場所は、免震重要棟以外ではごくわずかだ。
1人通るのがやっとの狭い通路を抜けると、タッチパネルの付いた制御盤やパソコンモニターがずらりと並び、東芝などの汚染水浄化装置「サリー」の稼働状況が映し出される画面を、担当者2人が見入っていた。仏アレバ社や米キュリオン社の装置の制御盤もあった。
汚染水処理の切り札として期待される多核種除去設備(ALPS)は第1原発敷地の西側にある。汚染水から約60種類の放射性物質を取り除くALPS内部は、タンクや複雑に入り組んだ配管で埋め尽くされ、まるで化学工場のようだ。
約30万トンの汚染水を今後5年程度で処理する計画で、試運転を始めたばかりだが、取材当日は担当者の誤操作で停止。東電の責任者は「操作の習熟も含めての試運転だ」と苦しい言い訳だった。
▼乾式キャスク仮保管設備
使用済み核燃料を「乾式キャスク」と呼ばれる筒状の鋼鉄製容器に入れて屋外で仮保管する設備の運用が始まった。第1原発敷地の西側、かつてグラウンドだった高台は高いフェンスに囲まれ、保管設備の土台が橋型クレーンのレールに沿って並ぶ。
取材した4日は、敷地海側にある乾式キャスク保管建屋のキャスク1基(全長5・6メートル、重さ96トン)が仮保管設備に移送され、初めて屋外での保管が始まった。中には37体の燃料が入っている。
「写真にはフェンスの形状や監視カメラの位置が写り込まないようにしてください」。取材を前に核物質防護の担当者がカメラマンに求めた。
仮保管設備には、ほかに空のキャスク11基も届いていた。今後も次々と到着する予定だ。これらは共用プールという建物にある使用済み燃料6377体のうち2500体を屋外保管するのに使われる。共用プールの空いたスペースには今年11月から、4号機プールの燃料が運び込まれる。
キャスクは1基ずつ、コンクリートの壁で仕切られた区画に保管される。この日、キャスクが移送された区画にはコンクリート製のふたが取り付けられ、防護服姿の作業員たちが慎重に設置作業に当たっていた。
乾式キャスクは空気を自然循環させて燃料を冷却させる方式。電源喪失のリスクがあるプールでの保管に比べて安全性が高いとされる。仮保管設備には最終的に50基が並ぶ予定だが、いつまで仮保管するかや仮保管後の移送先は決まっていない。
▼4号機
水素爆発でぼろぼろになった4号機原子炉建屋の壁沿いを作業用エレベーターがゆっくりと上っていく。地上約30メートルの建屋最上部に出ると視界が開けた。東京電力が「オペフロ(オペレーションフロア)」と呼ぶ5階部分はがれきが取り除かれ、使用済み核燃料プール越しに真っ青な海が広がっていた。
建屋南側では、プールから燃料を取り出す設備を備えた建屋カバーの建設が進む。土台が約50メートルまで組み上がり、オペフロには既に取り出し用クレーンのレールも敷かれていた。1533体の燃料が保管されているプールは鉄骨などが落ちないよう鉄板でほとんど覆われていた。
「長くとどまることはできません。もうここを離れましょう」。同行の東電社員から声をかけられた。オペフロの放射線量は毎時262マイクロシーベルト。北側で無残な姿をさらす3号機建屋の線量が極めて高く、約100メートル離れているのに影響を受ける。オペフロでは、作業員数人が全面マスクに防護服姿で黙々と働いていた。
4号機はかつて、爆発で建屋の強度不足が問題視された。プール真下の2階部分は、プールが崩壊しないよう鋼鉄の支柱とコンクリートで補強されている。
オペフロから2階までは、狭くて急な仮設階段が続く。階段の幅は30センチ程度。建屋内は薄暗く、今も残るがれきの山や壊れた機器が水素爆発のすさまじさを物語る。
4号機では燃料を別棟の共用プールに移送する作業が11月に始まる。 |
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子どもの通学から日米の違いを考える
河野太郎
一部引用・・
1960年代まで、日本でもアメリカでもほとんどの子どもは歩いて小学校、初等学校に通っていた。
しかし、その後の50年間に、アメリカの子どもたちは歩いて初等学校に通わなくなった。最近の調査では、47%の子どもは自家用車で学校まで送られ、40%の子どもたちはスクールバスで学校まで通ってくる。わずかにアメリカの子どもの12%だけが徒歩又は自転車で通学している。
しかし、日本では今でも98%の小学生が徒歩で通学している。
この違いがどこから来たかを社会的、人種的、環境的に説明しようというのがこのドキュメンタリーの狙いだ。
日本ではどこの家庭からでも子どもが5km歩けば小学校に通えるように学区が整備される一方で、スクールバスはコストがかかりすぎると導入されてこなかった。日本では親が自家用車で送り迎えするのは禁止され、安全な「通学路」が定められるようになった。
アメリカでは早くからスクールバスの導入が進み、そのため小学校が住宅地から離れたところでも建設されるようになった。むしろその方が送迎のための大きな車寄せや大きな運動場を造ることができて好ましいとさえ思われるようになった。
全文はこちら |
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4月8日 15時51分
日銀が先週、決めた国債の大量買い入れなどを柱とする大規模な金融緩和策について、大手格付け会社の「ムーディーズ」は「国債の格付けにはプラス」としながらも、「日本経済の構造的な問題の解決にはつながらない」というリポートを発表しました。
日銀は、先週、黒田総裁の下で初めてとなる金融政策決定会合を開き、国債を大量に買い入れるなど、大規模な金融緩和に踏み切ることを決めました。
これについて、アメリカの格付け会社の「ムーディーズ」はリポートを発表し、「景気の低迷が20年に及んでいる日本では大胆な政策が必要だ」として、国債の格付けにはプラスという認識を示しました。
その一方でムーディーズは、多額の財政赤字を抱える日本が経済成長を実現できなければ、今は安定している国債の利回りが上昇しかねないなどとして、今回の金融緩和策だけでは「日本経済の構造的な問題の解決にはつながらない」とも指摘しました。
東京株式市場では、日銀の新たな金融緩和策の発表をきっかけに、外国人投資家などが積極的な買い注文を出していますが、今回のリポートは、その一方で、具体的な成長戦略の策定などが海外から注目されていることを示す形となっています。
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2013年4月9日 |
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衆院の原子力問題調査特別委員会は8日、東京電力福島第1原発事故に関する国会事故調査委員会の黒川清・元委員長(元日本学術会議会長)らを参考人招致した。黒川氏は、地下貯水槽から汚染水が漏れた問題やネズミが原因で停電が起きた問題などを念頭に「事故は明らかにまだ収束していない」と強調した。
国会事故調は昨年7月、調査報告書を衆参両院議長に提出して解散したが、衆院事務局によると、国会として調査についての説明を元委員から直接聞くのは初めて。
また黒川氏は「報告書の内容に(日本が)どう対応していくか、世界が注目している。着実に実行してほしい」と述べた。
2013/04/08 11:00 |
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2013年4月8日 07時01分
東京電力福島第一原発の地下貯水池から、高濃度汚染水を処理した水が漏れた事故で、東電は先月二十日ごろには、貯水池の水位がじりじり下がり、池の遮水シートの近くで微量の放射性物質も計測しながら、水漏れの予兆を見逃していたことが分かった。
早期に水漏れを疑って対応していれば、漏出量は最小限にとどめられた可能性が高い。東電の危機管理のあり方が問われる。
東電の資料によると、問題の貯水池の水位は三月十日前後から不安定になり、二十日ごろには明らかな下降線をたどった。今月五日の公表時には、最高値だった時より0・5%下がっていた。
東電は遮水シートの内外で放射性物質の濃度も測っている。これまで計測されなかったのに、二十日には、微量ながら放射性物質を計測していた。
二つの小さな異変を「水漏れの予兆」と疑うべきだが、東電は逆に、水漏れを否定する方向で調査を進めていた。その根拠としたのが塩素濃度だ。
シートの外側では、処理水に含まれる塩分を検知する塩素濃度も常時、計測している。水が外に漏れていれば上昇するはずの外側の値が、二十日の時点では大きな変化はなかったことから、このときは「水漏れはない」という判断に傾いたという。
東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は七日の会見で「あらためて整理すると(水位の低下を)確認できるが、日々の作業で認識するのは難しい。危機意識が足りなかった」と述べた。
一方、東電は水漏れがあった貯水池の東側に隣接する別の貯水池でも、処理水が漏れていると明らかにした。
この貯水池にも処理水約一万一千トンが貯蔵されている。シート外側で採取した水から一立方センチメートル当たり二〇〇〇ベクレル前後の放射性物質と塩素が計測された。東電は、漏えい量は〇・三~三リットルとみている。
☆東電にまっとうな当事者能力がある経営者、幹部社員がいて住民、国民に責任感を持って事に当たって欲しいとお願いするばかりだ。
動かす能力がないのに原発を建設してしまった??と考えると恐ろしさに身がすくむ。
福島第一 貯蔵危機 やっと認識
2013年4月8日 東京新聞
高濃度汚染水を処理した後の水をためる、東京電力福島第一原発の地下貯水池で、水漏れの可能性が相次いでいる。処理水の貯蔵について東電は、地上タンクと合わせ十分に「余裕」があると強調してきたが、ようやく危機的な状況にあることを認めた。
「(地上の)鋼製タンクに処理水を移せる状況ではない。机上の計算では空きはあるが、一万トンを超える水を小さなタンクに移すには時間もかかる」
七日の記者会見で、東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は、苦しい表情でこう話した。東電は五日夜に水漏れを公表した貯水池の処理水の移送作業を行っているが、移送先となる隣の貯水池も水漏れの危険性がある。その是非についての記者の質問への答えだ。
六日までは、七つの貯水池(容量計五万八千トン)のうち四つは未使用で、残り容量が計五万トンあることに加え、地上タンクも今後、増設すると説明。汚染水処理が直ちに破綻する心配はないとしてきた。
だが、また水漏れ問題が起き、貯水池が使えなくなる可能性が浮上。地上タンクに換算すると六十基近くの残り容量が一気に失われる恐れもある。
尾野氏は、とにかく問題の貯水池から処理水を抜くことが重要と強調し、地上タンクを温存したい考えのようだが、危機は現実。東電はもっと急ピッチで汚染水発生を減らす手だてを講じる必要がある。 (山川剛史、桐山純平) |
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2013年4月7日
県内の公立小学校の入学式が8日行われるのを前に、新入学生のいない小学校が12校に上り、前年度から倍増する見通しとなった。
東京電力福島第1原発事故による特定避難勧奨地点が学区内に多かった伊達市の小国、富成の両校などは、子どもへの放射線の影響を心配する親子の避難が児童数減少に拍車を掛けたとみられる。
また、原発事故の影響で臨時休業していた葛尾小、葛尾中が今春再開する一方、相双地区の小学校7校、中学校3校は臨時休業が続く。
県内の小中学校の入学者数(1月末現在)は、小学校が1万5376人(前年度比418人減)、中学校1万8121人(同442人減)。
伊達市の小国、富成の両小学校区では、昨年12月に特定避難勧奨地点の指定が解除されたが、小さな子どもがいて自主避難を続けている家庭は依然多い。「放射線への不安や家庭の事情から区域外就学を希望する保護者もいる」(伊達市教委)という。
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2013年4月8日 |
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一時帰宅中、自宅近くの海岸で行方不明の妻と孫を捜す志賀さん。左奥は東京電力福島第1原発=3月24日午後1時30分ごろ、福島県双葉町
津波は家族をのみ込み、原発はふるさとを奪った。行方不明の家族の捜索は放射能に阻まれた。福島県双葉町を追われ、名取市で避難生活を送る志賀一郎さん(65)は「かあちゃんや孫を捜せないことがつらく、悔しい」と漏らす。
8回目の一時帰宅も空振りだった。3月24日、立ち入りが禁じられた警戒区域内にある自宅を訪れた。浪江町のゲートで白い防護服を渡された。「きょう明日死ぬわけじゃなし」と着用しなくなって久しい。
◎自宅に津波
福島第1原発から約4キロ離れた自宅は高さ5メートルの津波に襲われ、土台だけになった。自宅裏の墓地の墓石は100メートル近く流された。慶応3(1867)年から刻まれた志賀家の墓誌も横倒しになったままだ。
「先祖に申し訳ない」。土台だけになった墓に花を手向け、わびた。
東日本大震災が起きた日、妻さち子さん=不明当時(63)=と車2台で東京の物産展に出すコメや野菜を大熊町まで運んでいた。激しい揺れだったが、津波に思いは至らず、そのまま大熊町へ向かった。さち子さんは引き返し、預かっていた生後4カ月の孫仁美ちゃんと自宅にとどまった。
「ミルクを飲ませないといけないと思ったのか、俺の帰りを待っていたのか」
翌朝、町内のアパートに住む長男夫婦と自宅まで歩いて行ったが、捜せたのは30分だけ。第1原発の周辺住民へ出された避難指示が半径10キロに拡大されたことを知らされ、現場を離れた。
避難先は福島県川俣町、いわき市、郡山市などを転々とした。2011年8月、次女が住む仙台市近郊に長男夫婦と3人で落ち着いた。
近所で評判の農家だった志賀さん夫婦。減農薬栽培に取り組んで「いっちゃんのこだわり米」を売り出し、首都圏に大勢のファンがいた。10年産米の全国食味コンクールでは初出展で入賞し、家族で喜びを分かち合ったばかりだった。
「幻のコメになったな」。自慢のコメは全て流され、田んぼは枯れたヒエで覆われていた。
◎天災と人災
家族で震災の話はしない。「なぜ、2人を助けられなかったのか」と長男夫婦も同じように苦しんできたから。
避難先で生まれた孫は9カ月になった。長男夫婦が笑顔を少しずつ取り戻してきたことが何よりうれしい。
妻と孫を助けられなかった後悔と、十分に捜してやれない悔しさ。天災と人災のはざまで、二重三重の苦しみは2年たった今も変わらない。
長男にいずれ打ち明けようと思っている。
死んだら海に散骨してくれ。
2013年04月08日月曜日 |
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4月5日の経産省前テントひろば「あおぞら放送」には、前双葉町長の井戸川克隆さんがゲスト出演した。
井戸川さんは「これからは自分たちの体験を語っていきたい。日本や世界の人達に二度と同じ思いをさせたくない」と原発事故の「語り部」になる決意を述べた。また経産省前テント撤去問題について問われて、「日本は国民主権の国。国民がここに集い、行動をせざるをえなくなった原因をつくった国がまず反省すべきだ。
私は被災者として皆さんの行動に感謝している。テントのあるここは国有地で、国有地は国民のものだ。役人は国民に“仕事をしなさい”を言われてやっている存在。国民主権の国であることを忘れては困る」ときっぱり語った。(M)
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2013年4月8日 |
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原発の新たな規制基準を議論する原子力規制委員会の専門家検討会が4日開かれ、原発から半径160キロ以内にある火山が噴火などを起こした場合の影響評価を、電力会社などに義務付ける案が示された。
国内のほとんどの原発で評価が必要になる可能性があるという。使用済み核燃料を敷地外に移す必要に迫られる事態に備え、搬出にかかる時間も試算させる見通し。
検討会で示された具体案によると、高温の火山ガスなどが高速で押し寄せる火砕流が原発に到達した場合、対応は不可能で深刻な事故に発展する恐れがある。影響が及ぶ可能性が十分に小さいと評価できなければ立地不適格となり、電力会社は廃炉を迫られる。
熊本県の阿蘇山では火砕流が150キロ先まで及んだ記録があり、新基準の具体案では火砕流の影響評価の目安を160キロとした。火山土石流は120キロを目安とし、噴石や溶岩流、火山性地震などの影響も評価対象に挙げた。(2013/04/04-20:16) |
2013年4月8日 |
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BS1スペシャル シリーズの事前番組 2013.4.5. 映画を武器に政治や権力と闘うオリバー・ストーン監督が、自らの語りでつづるドキュメンタリーシリーズ(全10回)を制作。第二次世界大戦から今日までのアメリカ現代史を鋭く問い直す。大量の核兵器を保有するアメリカは、世界の人々とどう向き合ってきたのか。核兵器削減の機会はなかったのか。アメリカの外交、軍事の軌跡を検証し、アメリカ人の歴史認識を大きく揺さぶっている。シリーズの放送に先立ち、見どころを一挙紹介。
オリバー・ストーンが語る “もうひとつのアメリカ史” 投稿者 tvpickup
シリーズの本編は4月8日から、全10回放送予定。
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2013年4月8日 |
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2013年4月7日
自民党県連(翁長政俊会長)は6日、第44回県連大会を那覇市のパシフィックホテル沖縄で開き、米軍普天間飛行場の県外移設を求める政策などを採択した。政府が3月に名護市辺野古移設に向けた公有水面埋め立て申請を県に提出し、県内移設に向けた手続きを着々と進める中、県外移設方針を堅持した。
一方、来賓として出席した党本部の石破茂幹事長は報道陣に対し、「このまま選挙を迎えていいとは思わない」と述べ、7月の参院選の公約で県連が県内移設を掲げるよう協議を続けたいとの考えを示した。
石破氏はあいさつで返還・統合計画が発表された嘉手納より南の米軍施設・区域の跡利用について地主と市町村、県、国の四者による協議会を設立する必要性を指摘。国が責任を持って関与する必要があるとした。今後政府に提案する。
石破氏は会場のホテル内で仲井真弘多知事とも約30分間会談した。
☆一律統制をはかりたい中央は中央、日々の生活がかかっている地元は地元。自民党とはいえ、それぞれの県連にはそれぞれの歴史があって今がある。押し付けではない自己判断を地方がやる時代。やらねば中央の勝手な思惑のいいなりになるのが、みんなわかってきた。 |
2013年4月8日 |
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放射能汚染が全国に広がっている――。
(日刊ゲンダイ2013年4月4日掲載)
先月末、環境省が福島県外3県(青森・弘前市、山梨・甲府市、長崎・長崎市)で行った甲状腺の超音波検査の結果を発表した。12年11月~今年3月に実施されたもので、3~18歳の計4365人を対象にしている。その結果、5ミリ以下の「しこり」や、20ミリ以下の「のう胞(液体がたまった袋)」が出た子どもの割合は、弘前市57.6%、甲府市69.4%、長崎市42.5%となった。
一方、福島県で同様のしこりやのう胞が見つかったのが、11年は35.3%、12年が43.6%。そのため環境省は、福島県と他県は「ほぼ同様か、大差なし」として「原発事故の影響によるものとは考えにくい」と結論付けた。
冗談ではない。福島県内では11年度に検査した約3万8000人の中で、すでに3人ががん、7人にがんの疑いが出ている。一般的に小児甲状腺がんは、100万人あたり1~3人といわれているのだからとんでもない数値だ。その福島と他県の数値が変わらないということは、むしろ全国が汚染されているということになる。
「隠された被曝」の著者で、内部被曝(ひばく)の危険性を研究する琉球大の矢ケ崎克馬名誉教授はこう言う。
「人間ドック学会誌の成人データと、福島県の子どもの検診データを見てみると、『福島の子どもは成人に比べて何か他の要因がある』と判断せざるを得ません。福島の18歳くらいの子どもの直径3ミリ以上ののう胞保有率は、20歳の数値の3倍以上なのです。青森や長崎の子どもたちが福島と同程度ののう胞保有率を示したということは、青森や長崎も異常なのです。放射性ヨウ素が届いていて、子どもの甲状腺を刺激している可能性があり、いきなり放射能との関係を否定することは非科学的と言わざるを得ません。
医学の見方では、のう胞は直接的にはがんには結びつかないようですが、今回の調査結果は、日本中に対する危険信号ではないでしょうか」
本州の北端や九州でこれなのだ。東京の子どもたちも安心できない。
事故後に都内の自宅周辺(豊島区駒込)を計測調査したという元立教大学理学部教授の佐々木研一氏(放射能に関わる無機・放射化学)が言う。
「放射能は東京にも降り注いでいます。事故から数日後に計測すると、0.8マイクロシーベルトでした。その翌日から4日間は約0.1マイクロシーベルトずつ減った。半減期が8日の放射性ヨウ素がかなり含まれていたとみています。短期間とはいえ、首都圏でも高い値が出ていた。
荒川区や足立区ではホットスポットが見つかっています。チェルノブイリでは、5年以上経ってから異常が出る人も多かった。全国的に検査していくべきです」
前出の矢ケ崎氏によれば、チェルノブイリの北方に位置するベラルーシでは、事故の翌87年からがんの発生率が増加。5年後には50倍程度に増えたという。
郡山より汚染が低いウクライナのルギヌイ地区では9年後には10人に1人の子どもが甲状腺の病気になり、100人に1人ががんになっている。放射線量が低い地域でも健康被害が出ているのだ。対策は福島だけでは済まない。 |
2013年4月8日 |
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2013年4月6日
東京電力福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールで5日に冷却が約3時間にわたり停止したトラブルに対し、双葉郡の首長らからは東電の安全確保策を疑問視する厳しい意見が続出した。
第1原発では3月の停電でもプールの冷却システムが停止したばかり。復興や住民帰還の大前提となる原発の安定化を脅かす深刻なトラブルが相次ぎ、作業手順や管理の在り方など、東電の廃炉作業の信頼性そのものが根本から揺らいでいる。
「避難している住民に大きな不安を抱かせることのないよう、安全管理を徹底してほしい」。埼玉県加須市の双葉町役場埼玉支所で5日夕、同町の伊沢史朗町長は東電の新妻常正常務に強い口調で安全対策の徹底を申し入れた。
この日の面会は、3月に発生した停電に対する東電側の謝罪が目的だっただけに、伊沢町長は停電の検証や再発防止策に対する東電側の姿勢をあらためてただした。
「原発の対応で一番重要なことは冷却作業だと思うが、東電の再発防止策ができていないと考えるのが結果を見ると自然だ」。
浪江町の檜野照行副町長は東電の廃炉作業、トラブル事象対策の技術力そのものに不信感を覚える。 |
2013年4月7日 |
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そろそろ正直に認めたほうがいいと思う。民主主義という制度は終わってる。まったく機能しないことが明らかになってる。
イタリアやギリシャみたいに、国が破綻しそうな段階でさえ(だからこそ?)民主主義は全く機能しないし、以前にも書いたけど、アメリカだってアホ丸出し(→ 「どの国もホントあほ」)
日本がダメダメだという日本人は多いけど、借金するのに何の問題も起こっていないこの段階で消費増税を決められるこの国はすごい。
あたしが外人だったら、「日本すげえ!」ってびっくりする。ほかの国は、国債が発行不可能になっても、税金上げるのに大反対でデモとか暴動とか起こるのに、日本てホントまじめ。
(話はそれるけど)欧州を見てると、消費税って25%くらいのところに天井があって、それ以上は無理なのかなという気がするんだけど、日本は今、予定されてる増税が終わっても、まだあと15%の増税余地がある。しかもベースとなる消費額も大きい。
すごい国だな、ホントに。
ただし、あれだけ裁判所が嫌味を言っても、選挙の区割りひとつ変えられないんだから、日本だって民主主義が機能していないという点では同じ。
その一方、前回、「企業は国家を超える仕組みになる」と書いたように、資本主義はものすごい元気。社会の在り方を変えるのは、もはや民主主義ではなくて、資本主義のほうだよね。
国家=民主主義→ 機能しなくなってる
企業=資本主義→ めっちゃ元気
と書けばわかりやすい。これから企業はどんどん国家を超えていく。(そして国に頼ってる企業は、国と心中することになる)
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2013年4月7日 |
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対策 切り札もダメ 増え続ける汚染水
東京新聞夕刊 2013年4月6日
汚染水が漏れ出した東京電力福島第一原発の地下貯水池(矢印)=福島県大熊町で、本社ヘリ「まなづる」から
いまだ事故収束が遠い東京電力福島第一原発で、新たな難題が持ち上がった。溶け落ちた核燃料を冷やすため、日々増え続ける高濃度汚染水。タンクを増設し、放射性セシウムを除去してため、またタンクの増設…。
増設用地が足りない現状を打開するため編み出された地下の貯水池だったが、水漏れが確認され、東電は難しい対応を迫られる。 (山川剛史、清水祐樹)
「(すでに)シートの一層目、二層目の遮水効果はないと判断している。一番外側のシートで漏えいはある程度抑えられているが…」
六日未明、急きょ記者会見した東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理の説明は弱々しかった。
事故収束に向けての最大のネックは汚染水の存在。二年前の事故発生当時に比べれば、過熱し格納容器にまで溶け落ちた核燃料はかなり冷えた。
その半面、炉心を冷やし、汚染された水の行方が問題となる。除染しても半分ほどしか再利用できず、残りは比較的低濃度とはいっても汚染水で、タンクにためるしか手がない。
既に敷地内には千基近いタンクが造られ、二十七万トンを超える処理水がたまる。地下貯水池は、上空に送電線があってクレーンが使えず、通常のタンクは無理な場所でも、掘って遮水シートを施工すれば完成。用地不足を大幅に改善する非常に有効な手段となるはずだった。
だが、水漏れは避けられなかった。東電は漏れた貯水池から、隣にある空の池に処理水を移し始めたが、あくまで応急的な処置。もし別の池でも漏れが見つかれば、既に池に入った二万七千トンの行き場が大問題になる。ただでさえ地上のタンクは、次々と発生する処理水に間に合わせるので手いっぱいだ。
☆高濃度汚染水・・。拡散したらどうしようもなくなる。
汚染水の処理は国家としても最優先課題。もしこれがうまくいかなければ、中国の大気汚染を笑っている場合ではなくなる。 |
2013年4月7日 |
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2013年4月6日
東京電力福島第一原発事故によって発生した「指定廃棄物」の最終処分場の再選定について議論した、五日の「県指定廃棄物処理促進市町村長会議」。環境省が繰り返したのは、処分場の安全性のみだった。
出席した市町長からは、風評被害に対する具体策がないことへの不満や、無責任との批判の声が続出。国と地方の間にある溝の深さを、あらためて印象付けた。(神田要一、磯谷佳宏)
環境省に対し、批判の口火を切ったのは、当初、候補地に選定された矢板市の遠藤忠市長。「ここまで(処分場の構造を)厳重にしなければならないということは、かえって不安を強く持たざるを得ない」と、不信感をあらわにした。
これに対して、環境省の担当者は「施設の安全性を広く理解してもらうことが第一」。埋め立てた際に放出される放射性物質の長期遮断や、焼却炉から排出されるガスの安全確保の方法など、想定している施設の詳細を説明して理解を求めるしかなかった。
「候補地となっただけで、特産のリンゴが売れなくなったり、(市外に)移住したりしている。環境省はどう責任を取るのか」と遠藤市長。益子町の大塚朋之町長も「風評被害にどう安全策を取れるのか。どのように(地域)経済を守れるのか」と、施設を設置した場合の地元への影響について、環境省に具体的な支援策を尋ねた。
だが、井上信治環境副大臣は「候補地によって風評被害の種類も違うだろう。今後、検討させていただきたい。風評被害は環境省だけでは対応できない」と述べるだけ。処分場を設置する地域に対する補償など、具体策には触れなかった。
市町村長会議を開くこと自体を疑問視する声も上がった。「一番難しいのは地域住民との合意形成。市町村長会議を続けることで、国が地方に責任を丸投げしているようだ」と那須町の高久勝町長。「地域住民と直接接触して、国が責任を果たす姿勢を見せないと進展しない」と注文を付けた。
県内各地に置かれた指定廃棄物の早期処理を求める声も出たが、全体としては、処分場設置を進めようとする環境省への警戒心が色濃く出た。
福田富一知事は会議の終わりに「私は環境省の味方ではなく、皆さんと同じ県民の味方」と前置きし、「一刻も早く不安定な状態から安定した状態をつくる。地元の苦痛が伴うが、協力して前に進めていくことが行政の責任ではないか」と、処分場の県内設置に理解を求めた。
しかし、遠藤市長は会議後「(環境省は)住民の現状を知らない。机上の計画でやっているから、ボタンの掛け違いになる」と指摘。「実態を把握した上で、国としての対応を真摯(しんし)に取り組んでいくべきだ」と強調した。
◇市町村長会議での主な発言
◆矢板市◆
最終処分場が造られた自治体は、長期間にわたりリスクを負う。そのリスクに国はどういう対策をとるのか。それを示さないと、地域の理解は到底得られない。
◆大田原市◆
処分場を造るというだけで人が住まなくなっている。「ここに焼却灰があるから、地域の人が面倒をみなさい」という話では進まない。ボタンのかけ方がおかしい。
◆那須塩原市◆
ポイントは、どれだけ廃棄物の容積を減らせるか。(市内でも)とても多くの量を保管しており(減量は)協力してやっていくべきではないか。
◆上三川町◆
(町内の)県央浄化センターに、下水汚泥の溶融スラグが保管されている。一日も早く(処分場を)造り、仮置きされているものを処理してもらいたい。
◆那須町◆
安全な場所を確保するのは当たり前。一番大変なのは、地域住民との合意形成。国が全面的に責任を持つという姿勢を見せなければ、進展はない。
☆最終処分地を決めるには、3.11以前と同様の官僚の手法(税金配分による恫喝)では無理だと思う。
国としてこれを決めて初めて「決められる政治をやった」と安倍首相は言う資格が出来る。
福島第1原発:汚泥乾燥処理施設 福島市内に完成
毎日新聞 2013年04月06日 10時42分
拡大写真 東京電力福島第1原発事故に伴い放射性物質を含む下水汚泥がたまり続けている問題で、汚泥を乾燥処理して容積を減らす実証実験施設が福島市内に完成し、4月から運転を始めた。環境省によると、同施設の設置は国内初。落成式が6日午後、市内で開かれる。
施設は、環境省が総工費約50億円をかけて市堀河町終末処理場に設置。汚泥に熱風を当てて水分を取り除く仕組みで、4月から1年間かけて性能を確かめる。
1日約30トンを処理できるが、処理後の放射性セシウム濃度は4〜5倍に濃縮されて1キロ当たり8000ベクレル超の指定廃棄物となる。
持ち運び先の中間貯蔵施設が建設されるまでは、ドラム缶に入れて処理場内で保管する。
市が施設を受け入れたのは、たまり続ける汚泥への対応に迫られたため。
原発事故前は汚泥をセメントなどに再利用していたが、事故後は利用できず市内各地の処理場内に保管している。しかし堀河町終末処理場の保管量は2月末で約4200トンに上り、今年度末に満杯となる見込みだ。
市は「濃縮されて線量が上がるのではと不安がる市民もいるが、汚泥がたまり続けて持ち運び先がなくなる前に、少しでも量を減らしたかった」。同処理場の近くに住む農家の男性(68)は「中間貯蔵施設の建設が決まれば持ち運べるだろうが、すぐには話が進まないだろう。高い濃度の汚泥が漏れ出さないよう、管理だけは徹底してほしい」と話した。
福島県によると、県内の汚泥保管量は6万8460トン(3月15日現在)と1年間で倍増した。1日100トン増えているという。だが、住民の反対で計画が進んでいないケースもある。
同省は、放射性物質を含む木の葉や枝などを焼却して減容化する施設を同県鮫川村に完成させたが、住民側は「事前に住民説明会がなかった」として白紙撤回を主張。稼働しようとする村側との溝は深く、議論は平行線をたどっている。【神保圭作】 |
2013年4月7日 |
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☆ネットのお蔭で、いくつもの新聞が同じ事象をどう書くかを読むことが出来る。旦那衆にとって都合の悪いことは書かない新聞。微妙に情報加工をする新聞。新聞社がご苦労されているのがよくわかる。
役人が作った公文書は、間違いなく『但し書き』や『付記』が現実には適用される。「またはその後」とある文書は、その前の文言に何が書いてあってもそこには何も書いてないのと同じだ。
その1 読売新聞 4月6日(土)13時11分配信
9~10年は長すぎる…沖縄知事、返還期限懸念
小野寺防衛相は6日午前、沖縄県を訪問し、那覇市内のホテルで同県の仲井真弘多(ひろかず)知事と会談した。
日米両政府が5日に発表した嘉手納基地以南の米軍施設・区域の返還計画について、小野寺氏が「地元に強い要望がある返還時期を明らかにできた。沖縄の発展に大変意義がある」と説明したのに対し、仲井真氏は「誠にありがたい。現実に返還されるよう、継続して頑張ってほしい」と応じた。
仲井真氏が返還時期に「またはその後」と付記された点をただしたのに対し、小野寺氏は「施設・区域の移設先の了解が必要で、文化財調査にも時間を要する」と語った。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設は話題にならなかった。
しかし、仲井真氏は会談後、「2022年度またはその後」とされた普天間飛行場の返還期限について、「9~10年の固定化は長すぎる。私は(普天間飛行場の)県外移設の考えを変えたつもりはない」と記者団に懸念を示した。
その2 朝日新聞デジタル 4月6日(土)12時11分配信
返還時期「書きぶりあいまい」 沖縄知事、防衛相と会談
小野寺五典防衛相は6日、那覇市内のホテルで沖縄県の仲井真弘多知事と会談し、日米両政府が合意した嘉手納以南の米軍基地返還計画を説明した。仲井真氏は計画で返還時期が「わからない」と述べ、書きぶりがあいまいだと指摘。
会談後には、普天間飛行場(宜野湾市)の返還が2022年度以降と記されたことについて、記者団に「9から10年固定化ということでは長すぎる」と語った。
小野寺氏は普天間飛行場を含む6基地の14地区について、13~28年度という返還時期を明記したと説明。
「効果的な跡地利用の促進のため返還スケジュールの明記がぜひとも必要というのは、安倍首相の強い意向だった」と語った。仲井真氏は「総理をはじめ大勢の方が取り組んで頂いたことはありがたい」としつつ、「返還が予定されてもなかなかいかないというのが米軍基地の返還の歴史。現実になるように」と求めた。
仲井真氏は、返還対象地区すべてに「○年度またはその後」という留保があることに触れ「いつかわからないとしか読めない」と強調。
小野寺氏は、施設の移転先の地元了解や文化財調査などで時間を要すると説明し、「決してあいまいではない」と理解を求めた |
2013年4月7日 |
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「政治が何もしなくても、民間の力で社会が回っていくのが一番いい」
~対談:みんなの党・井出ようせい衆議院議員×元経産官僚・宇佐美典也氏~
一部引用・・
井出:政治に対して、「物申したい!」という気持ちは、様々な取材の中で感じていました。例えば、規制緩和が話題になった際に、タクシー業界の規制緩和をずっと追いかけていたんです。
タクシー業界では、せっかく規制が緩和されたのに業界が一斉に台数を増やすことしかできず、運転手さんの給料も下がってしまった。本来であれば、規制緩和によって、一社一社が様々なサービスを提供できるはずなのに、再規制をかけるようなことを業界がやってしまった。
業界と運転手さん、国土交通省や運輸局などを取材していて、「こうしたらいいんじゃないか」というような話も聞きましたし、自分でもしたのですが、「前例がない」と言われてしまう。
業界側も、他が一社だけ飛び抜けたことをやると、足を引っ張る人がいたりする。記者として横から見て騒いでいるだけでは、やっぱり変えられないのかなぁという思いが生まれてきたんです。
そういう形で政治への思いが募っていく中で、32歳になった年に、選挙のことや所属政党を決めずにNHKを辞めてしまったんです。「とにかく国政をやるんだ。衆議院をやるんだ」という思いで活動を始めました。
当時は、政権交代の直後だったので、しばらく衆院選もないだろうと思っていたのですが、みんなの党から前回の参議院選挙の2カ月位前に「やってみないか」と声をかけて頂きました
。両親の地元である長野で、ということだったので即断即決して参議院選に出馬したんです。その時は全然ダメで落選してしまいましたが、1回選挙を経験したというのは非常に大きくて、今回の選挙にいかすことができました。 |
2013年4月7日 |
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報道ステーション 2013.4.5. 国会の衆院予算委員会で、福島第一原発1号機の4階部分についての議論があった。 どうしてここが注目されるのか‥。 東京電力の虚偽説明問題で、元国会事故調委員の田中三彦氏が証言。 「あれは、われわれが入ることに対する、明らかに意図的な阻止だったと感じています。」 また東電が伝えていたうその説明はそれだけではなかった。 線量計が10kgと話していたが、実際には3kgだった。 1号機の4階が焦点となっているのは、それがメルトダウンに至った原因の鍵とも言われているからだ。 そこにある非常用の冷却装置が十分に機能しなかったのは、地震で壊れた可能性があると田中氏は指摘している。 さらには、虚偽説明の検証のため東電が設置した第三者委員会では、東電側にだけ話を聞いて、個人の勘違いだったとする報告書を提出。 この点について経産相は、適正な検証をしたと発言。 コメンテーターの古賀茂明氏は、経産省が東電に対してまじめにやれと言わないのは、けっきょく経産省も東電と同じことを考えているのではないか。何か隠そうとしているのではないか、と思いたくなるという。 規制委員会についても、さいきん大変な事故が続いているので、本来であれば真っ先に現場に行って事故の原因を徹底的に究明するとか他にも問題がないかどうか調べるべきなのに、今何やってるかといえば、7月までに安全基準を作りますということばかりだ。 なぜそんなに急ぐのか。なんとしてでも早く動かしたいということではないか。 まだ終わっていない福島の事故の安全を確保するという一番大事な仕事を忘れていて、これで規制委員会は信頼できるのか、と話している。
東電虚偽説明で証言 「意図的な阻止だと感じた」 投稿者 tvpickup
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震災孤児・遺児1698人、養護施設入所はわずか2人 親を亡くした子どもたちはどう過ごしているのか
一部引用・・
東北地方の人々の絆の深さには驚くばかりだが、前出の立正大・大竹教授は「東北人は辛抱強いという言葉通り、本当に皆さんよく頑張られていると思います。
ですが、その一方で『身内の問題は身内で何とかする』という東北地方の地域性や文化性、さらに東北の人の耐える姿が美談として語られ、そのことによって耐えることが求められる地域にもなってしまい、震災1年後の時点ですでに限界が見えているケースもありました」と、美談の限界も指摘する。
「もともと、震災孤児・遺児を受け入れた祖父母やおじ・おばは、“里親”になって孫やめい・おいを育てようとは思っていなかったはずで、この状況から『私らしかいない』という気持ちで受け入れていたと思います。
この状態が何年も続くことまでは、震災時点ではもちろん考えていなかったでしょう。さらに不幸だったことは、受け入れた祖父母もおじ・おばも被災者であったことです。
狭い仮設住宅での生活、職を失い経済的な不安を抱えた状況、そこに親戚の子ども達との同居。このような状況の中で、孫やおい・めいの子育てが行われているのであれば、祖父母やおじ・おばの心身はもう限界に来ています」
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モーニングバード・そもそも総研 2013.4.4. この4月1日から年金の支給開始が61歳からに引き上げられた。 なぜそうなったかといえば、当然、年金財政が悪化しているからだ。 年金財政悪化の象徴、大規模保養施設「グリーンピア」は3728億円を投入したが2005年までにすべて廃止し、売却額は48億円、わずか1.29%。98%以上が失われた。 これには国民年金と厚生年金から資金が投入されたが、共済年金(国家公務員の年金)は使われていない。 つまりグリーンピアの事業を進めた官僚たちの資金は投入されていない。
一方、国家公務員共済の事業、KKRホテルの方は全国43箇所で、返済額390億円に対し約32億円の利息分が発生。つまり資金が運用されている。
そもそもあのハコモノはどうなったのか?(2) 投稿者 tvpickup
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2013年 04月05日 12時20分
除染作業員が会社側にサインを迫られた労働契約書=田鍋公也撮影
拡大写真 野菜をゆでただけの夕食、1人当たり2畳で寝起き……。
東京電力福島第1原発事故に伴い福島県で進む国直轄除染の作業員が、過酷な労働環境に置かれている。その対価は危険手当を除けば実質ただ働きで、つじつま合わせの「契約書」に署名を迫られるケースもある。ゼネコン中心の元請けから、幾重にも下請けが連なる構造の下、末端の作業員にしわ寄せが及んでいる。
「人間として扱われなかった」。昨年9月から約2カ月、同県田村市で除染に従事した青森県の男性(59)が漏らす。8畳間のバンガローに同僚と計4人が押し込まれた。
最初の夕食に驚いた。おかずはナス、もやし、ピーマンをゆでただけ。会社に不満を言うと「ハム2切れくらい」がやっと追加された。
作業は、原発から20キロ圏内の急斜面での草刈りだった。商店などは近くにない。会社側が用意した昼食は、具のないおにぎりと漬物だけ。食事を作る女性に尋ねたら、朝食は100円、夕食は200円で賄うよう会社側に指示されていたという。
「力仕事なのに信じられないほど待遇が劣悪だった」と男性は憤る。今年2月には福島県川内村で作業員(当時54歳)が作業中に倒れ心筋梗塞(こうそく)で死亡するケースも起きた。
男性に仕事を紹介してくれた知人は「道路脇の草刈り。宿泊2食付き、日当1万1000円」と言っていた。実際その額を受け取ったが、国直轄除染は国から、日当とは別に危険手当1万円が支払われることになっている。
危険手当を差し引くと会社側が作業員に支払うのは実質「日当1000円」。県内の最低賃金(5500円)の5分の1にも満たない。
働き始めてから約1カ月後、日当欄が空白の「契約書」に会社からサインを求められた。同僚の契約書には▽額面計1万5700円▽宿泊・食費計4700円を控除▽手取り1万1000円−−と書かれていたという。3次下請けに当たる会社は取材に「危険手当を上乗せして支払っていたが、控除の労使協定なしに食費と宿泊代を天引きしていた」と答えた。
作業員への支払いが中抜きされる多重下請け構造。ある建設業者は「うちに下りてきたときには危険手当分はなくなっていた」と証言する。この建設業者は知人の業者に仕事を丸投げしたといい「給与をたたかないと(削らないと)利益が上がらない。結局元請けのゼネコンがもうかる仕組みだ」と嘆いた。【関谷俊介】
☆人災に会った福島県の県民はその後もまたとんでもない目にあっている。県民を大切にしない官産複合体の親方衆にとっては、我が身には痛くもかゆくもないらしい。 |
2013年4月6日 |
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2013年04月05日 21時15分
原子力規制委員会の有識者チームは5日、原発の直下で想定する地震の揺れの計算方法を見直す方針を固めた。7月施行の新規制基準の地震・津波に関する審査ガイド案に盛り込んだ。従来の想定の揺れを超える可能性があり、原発によっては、大幅な耐震補強工事が必要となり再稼働に影響しそうだ。
活断層は存在が見つかりにくい場合があり、国は06年の耐震設計審査指針改定で、原発直下でマグニチュード(M)6・8程度の地震が起きても揺れに耐えられる耐震設計を義務付けていた。だが、08年の岩手・宮城内陸地震(M7・2)など活断層が未確認の場所でも起き、「想定が過小だ」との指摘が出ていた。
そこで、新規制基準では、原発直下で地震が起きた場合の揺れを電力会社に計算させる際に使う過去の地震データを広く収集するよう求めることにした。具体的には、岩手・宮城内陸地震のほか、活断層が知られていない場所で起きた500ガル(ガルは加速度の単位)以上を記録した鳥取県西部地震(00年、M7・3)、北海道留萌支庁南部地震(04年、M6・1)などを対象としている。
これまで、電力会社は「事前の調査で震源を特定できた」と計算対象に加えることに強く反発していた。【岡田英】 |
2013年4月6日 |
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2013年04月06日土曜日
東京電力は5日、福島第1原発3号機の燃料貯蔵プールの冷却機能が一時停止したと発表した。3月18日に起きた停電トラブルの修復作業中に起きた電気系統の接触事故が原因と見られる。停止から2時間50分後に復旧した。
東電によると、5日午後2時半ごろ、3号機の動力盤の警報が鳴り、プール冷却機能の電源が停止していることが分かった。漏電や設備異常がないのかどうかを確認し、午後5時20分に冷却機能を復旧させた。
東電は動力盤設備に停電トラブルの再発防止策として小動物の侵入を防ぐ金網を設置していた。金網を取り付ける際に針金が電気ケーブルの端子に触れ、漏電が起きて動力盤の遮断器が作動した可能性が高い。
先のトラブルは配電盤にネズミが侵入して停電し、1、3、4号機の燃料貯蔵プールの冷却ができなくなった。県は5日、安全管理の徹底と再発防止を東電に申し入れた。 |
2013年4月6日 |
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2013年4月5日
仲井真弘多知事は5日午前の定例会見で、同日夕に発表される米軍嘉手納基地より南の米軍5施設・区域の返還計画について「具体的に政府が基地の返還に腰を据えて取り組んでもらえるのは非常に結構だ」と述べた。
その上で「所在市町村と意見交換しないと評価できにくい。すぐ(基地を抱える市町村とつくる)軍転協と詰め、必要な要請をしたい」と計画内容を見極めたいとの考えを示した。
政府が28日に開く「主権回復の日」式典への出席については「10日までの返事を求められているが、もうしばらくして答えを出そうと思う」と述べた。同日の開催が浮上している式典抗議の県民大会には「内容の趣旨を聞かないと判断できない」と述べるにとどめた。
12日で合意から17年を迎える普天間飛行場の返還がいまだに実現していないことには「日米両政府間で決める前に地元の理解を得るようにしないと進めにくい」と、移設条件付きの返還手法の限界を指摘した。 |
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福島05年聴取会 東電、議論誘導か 反対派「世論操作」
2013年04月06日土曜日 河北新報
東京電力の社員らが2005年に福島市で開かれた国の原子力政策大綱をめぐる意見聴取会に大量出席し、原発を支持する発言をした問題で、東電側の発言によって聴取会の議論が原発に有利な方向に進んだ可能性のあることが議事録の記載で分かった。
東電側の出席者は福島第1、第2原発の社員、協力企業の従業員ら35人で全出席者135人の4分の1を占めた。議事録によると、発言者は23人で、うち東電関係者は6人だった。
発言者の原発に対する賛否は賛成16人、反対7人。東電の6人は「原発は地球温暖化防止に役立つ」「エネルギーの安定供給に原発は不可欠」などと原発推進に前向きな発言をしたとみられ、賛成意見を多数派に押し上げる働きをした。
主催者の内閣府原子力委員会の斎藤伸三委員長代理が最後のあいさつで「原発立地地域の方々からはほとんど賛成意見を賜った。現地で原発とは何か勉強して理解された結果ではないか」と述べるなど、東電側の工作が委員の判断に影響を与えた可能性がある。
会場で反対意見を述べた仙台市の住職梅森寛誠さん(56)は「原子力委員会メンバーのほとんどが電力関係者。出席者や発言者まで電力関係者だったのなら、何のための場だったのか」と憤る。
反対意見を述べたいわき市議の佐藤和良さん(59)は「東電が原発関係の説明会にバスで大量動員する行為は地元では公然の秘密だった。国策をねじ曲げたのでなく、国と二人三脚で原発推進の世論操作をし、その結果として福島第1原発事故を招いたのではないか」と話した。
当時、再処理核燃料を使うプルサーマル計画に反対した福島県の佐藤栄佐久元知事は「原子力政策に国民が意見を差し挟める余地はなく、数少ない意見聴取の場でさえこのありさまだった。原子力帝国を築き上げた社会構造の中で起きたことで、国の責任も追及しなければならない」と語る。
☆全ての聴取会は電通、博報堂などが運営を請け負っている。 東京に本社がある大手広告代理店が原発推進に果たしてきた役割は大きい。そして聴取会運営一切を仕切る独占的請負ビジネスの利益率は驚くほど大きい。
各家庭が払う電気代が電通や博報堂の売り上げに流れ込んでいたことを原発事故以後初めて知った。 |
2013年4月6日 |
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一部引用・・
◆台風直撃でたちまち深刻事態に
環境省は11年9月から、千葉、埼玉、東京の公共用水域の放射性物質のモニタリング調査(51地点)を実施している。先月29日に直近の数値が公表されたが、これが驚愕の汚染レベルなのだ。
例えば、千葉・柏市や我孫子市にまたがる「手賀沼」の流入水域だ。沼から上流約1・6キロの「大津川・上沼橋」の川底からはナント、1キロ当たり1万4200ベクレルの放射性セシウムが検出された。国が定める食品や水の基準は1キロ当たり10ベクレルだから、実に1420倍である。
約10キロ上流の「亀成川・亀成橋」の川底でも5300ベクレル、同約1キロの「大堀川・北柏橋」でも、4200ベクレルが検出された。
手賀沼流入水域ほどではないが、首都圏の「水がめ」の汚染度もヒドイ。
1都5県、約2800万人の給水需要を担う利根川水系や、東京東部と千葉北西部をカバーする江戸川水系の調査地点でも基準値を大幅に上回るセシウムが検出されている。
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弁護士落合洋司のブログから一部引用・・
歴史の教科書に書いてある通り、サンフランシスコ講和条約は、日本と戦争状態にあったすべての国とあまねく講和を結んだもの(全面講和)ではなく、東西冷戦構造の中、部分講和にとどまっていた上、同時に発効した当時の日米安全保障条約では、米国は沖縄等で大規模に基地を使用しながら日本防衛の義務を負わないことになっていて、一応は主権を回復したものの、沖縄問題など多くの課題を残したままの、片肺飛行的な主権回復であった、というのが実情ではなかったかと思いますね。
様々な議論を経た上での苦渋の選択であったわけで、「主権回復」というところだけを捉えて、それも急に、政府が祝い出そうとすれば、ちょっと待てよ、という人が大勢出てくるのも無理からぬことでしょう。
特定の考え方、歴史観に乗っかって、反対を押し切って唐突に祝い始めるようなことではなく、記念する、というのであれば、課題や残された問題が多いままでの主権回復であった、という歴史を客観的に見つめ、当時から今に至るまでの経緯を振り返り、今なお、尾を引いている問題を解決するにはどうすべきかを冷静に考える、そういう記念日にすべきではないか、という気がします。
全文はこちら
元記事
.社説[県民大会浮上]根っこに強い不公平感
沖縄タイムス 4月3日(水)9時49分配信
政府主催の主権回復記念式典が開かれる4月28日に、超党派の県民大会を開く動きが県議会で浮上している。
安倍政権への配慮から自民党と公明県民会議は参加に難色を示しており、最終的な形は流動的だ。
東京での記念の政府式典と、沖縄での抗議の県民大会-この構図には既視感が伴う。復帰の日の1972年5月15日がそうだった。
戦争で失った領土を外交交渉で取り戻した佐藤栄作首相は、東京での式典で、満面に高揚感を漂わせ、万歳を三唱した。
屋良朝苗知事(その時点では『みなす知事』)は「必ずしもわたしどもの切なる願望がいれられたとはいえないことも事実であります」と苦渋に満ちた表情で語った。
あの日から41年がたつというのに、「記念式典」と「抗議大会」という政府と沖縄の亀裂の構図が再現されようとしているのはなぜなのだろうか。
主権回復を記念して式典を開くというのであれば、政府は、なぜ日本は主権を失ったのか、なぜ無謀な戦争に突入し、連合軍による軍事占領を許してしまったのか、敗戦責任は誰が負ったのか、という問いにも向き合わなければならない。その心構えはあるのだろうか。
民間団体や一政党が主催することにとやかく言うつもりはないが、政府主催となると話は別だ。
県民が政府主催の記念式典に強い違和感を抱いているのにはいくつかの理由がある。
■ ■
講和発効から復帰までの20年間の歩みが、本土と沖縄では、決定的に異なっている。
政府は、56年7月に発表した経済白書で「もはや戦後ではない」と宣言した。沖縄で土地接収をめぐる「島ぐるみ闘争」が闘われたのは、まさにその時期である。
本土の米軍基地は、旧日本軍が使っていた国有地を戦後、米軍基地として継続使用しているケースがほとんどだ。
これに対し、沖縄の米軍基地は国有地と県・市町村有地、民有地がほぼ3対3対3の割合である。民有地や県・市町村有地が多いのは、土地接収を繰り返し、基地を拡張し続けたからだ。
講和条約第3条に基づく米国の沖縄統治は、沖縄を「制約のない基地」として確保する必要から生み出されたもので、この状態は、復帰の時点で解消されるべきであった。だが、そうはならなかった。基地の事実上の自由使用が復帰後も続き、返還も遅々として進まなかった。
■ ■
沖縄にだけ基地を押しつけているという不公平感と、問題解決が一向に進まないという不全感。沖縄の多くの人たちは、現状を理不尽だと受け止めている。政府は偏見をもたず、謙虚に住民の声を聞き、早急に不公平感や不全感の解消に努めるべきである。
政府主催の式典を意味あるものにする方法が一つある。
その日に辺野古移設の見直しを宣言することだ。その時こそ、主権回復の意味が浮かび上がってくるだろう。
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2013年4月6日 |
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