2011年07月31日(日)
☆このエントリーは気象庁と気象学会が、日本の国民にやった非道をを明らかにしているが、気象庁の職員は公務員である。公務員が独自の判断でウソをつくとは思わない。気象庁に情報隠しを指示した誰かがいる。それが日本を実質動かしている組織だと思う。☆ 次の原発事故までに「気象庁」を廃止すれば被曝は減る takedanetから引用 (激しくやります。腹が立って!!) 原発事故が起こった3月12日の夕刻のことだった。私は、政府やNHK、それに東大教授が「遠くに逃げろ!」と言ったのにビックリした。 原発から「放射線」がでるのではない。「放射能物質の灰」が火山の噴火と同じように風にたなびいて移動する。だから、「遠く」ではなく、「風をみて」ということだ。 政府は直ちに気象庁に風向き予想を求め、それをNHKが発表し、それを東大教授が解説しなければならない。 ところが、気象庁は福島原発付近の風向きを出さなかった。 奇妙なことにNHKは事故から2週間ぐらいたって、「地震で風向風速計が壊れていたが、昨日から使えるようになった」として風向きの報道を始めたが、実は気象庁は風向きの予想をIAEA(国際原子力機関)には報告をしていたのだ!!! ・・・・・・・・・ 原発の事故でもっとも大切なのは風向きだから、IAEAは原発の事故が起こったら、その国の気象庁に直ちに報告を求める。だから、気象庁は風向きが大切であることをよく知っている。 そして気象庁の職員が生活しているのは「日本国民の税金」だ!! それなのに、気象庁は日本国民を見殺しにして、IAEAに英語で報告し、一週間たって官邸から指示されると、「私たちは日本国民に報告する義務はないが、官邸から指示されたので、しかたなく公表する」という注釈までつけて英語のまま発表した。 福島の人が被曝した量が「即死」までいかなかったから、良かったが、もしもう少し放射線の量が多ければ、気象庁は殺人犯だ! 気象庁は「放射性物質の飛散を予測するのは文科省だ」と言ったが、何省だって良いのだ。必要なときにはそれを判断して国民の命を救う。それができないで税金など貰うな!! ・・・・・・・・・ 原発事故が起こったとき、政府は「健康に影響がない」と言った。ということは「たいしたことはない」ということだ。それなら気象庁の、テレビ局の気象予報も福島原発からの風を報じれば良いのに、凍り付いたように報道しなかった。 そして、気象学会は学術団体なのに、こともあろうに「福島の気象を発表するな」と憲法に定めた学問の自由に反する規制をした。 今でも、気象庁や気象学会は存在するのだろうか? 2つとも犯罪団体だから、職員や学会員や嫌気がさして止めているだろう。 原発を動かすと事故が起こる可能性が高い。だから、それまでに新しい気象庁を作っておかなければならない。 誇り高き日本人は、自国の事故にドイツの気象庁からデータを貰いたくないからだ。 武田邦彦 プロフィール (たけだ・くにひこ) 中部大学教授(所属:総合工学研究所) 高知工科大学客員教授、多摩美術大学非常勤講師、上智大学非常勤講師内閣府原子力委員会専門委員、同安全委員会専門委員 物理化学的手法を用いた原子力、材料、環境などの研究と、倫理などの研究。専門は資源材料工学。 |
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「中国高速鉄道事故~日本が培った「技術の本質」を甘く見るな。」
一部引用・・ 日本には50年間に及ぶ新幹線運用の実績があります。 1964年から大きな事故を起こさずにこられたのは、小さな事故を経験するたびに 山のようなノウハウを経験として積み上げてきたからです。 一番難しいのは「材料選び」です。 車両に使う材料、パンタグラフに使う材料、これらに何を選択するのか というのは非常に重要です。 気候によってはマイナス20度で雪が降り積もる中を通過していくことを 想定しなければいけません。 そういった様々な条件について繰返し荷重に耐えるものを作るために、 何度も実験を繰り返す必要があります。 かつてタンカーが千葉の房総沖で2つに割れてしまうという事故が 発生したことがあります。 この事故からは脆性破壊を起こさない鉄鋼の作り方が生まれました。 どんなに準備をしていても事故は必ず起こります。 その結果として、繰り返し改善されていくことになるのです。 新幹線について言えば中国はまだまだ経験不足です。 まだ「新幹線を時速300kmで走らせるノウハウがない」のが 中国の現状と言えるでしょう。 全文はこちら |
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2011年07月30日(土)
☆そうか伊良部はアメリカへ行った朝青龍だったのか。
いやそれだけではない、伊良部が死んだのは日本の野球界に内在する自尊感情のなさが原因? 読んでいくうちに、それは日本の社会で生きている人間皆にそのことが通じるように思った。 自分で自分を卑下しない人間、自分で自分を「ワシ結構やるやんか」と思っている人間は、他人を苛めたりはしない。 日本社会ではそう思って暮らしている人間の数が、今は猛烈に少なくなってしまっている? それにしてもなでしこジャパンに対する中田英寿の言葉はいい。人間の思いは確かに言葉に表れるものだ。 「伊良部秀輝氏の死をムダにするな」 冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ) 作家。ニュージャージー州在住 伊良部秀輝氏の死を 慟哭とでも言うしかありません。 まさか亡くなるとは、というのが実感です。元千葉ロッテ、ニューヨーク・ヤンキースの投手であった伊良部秀輝氏については、西海岸で飲食店を経営していたが決して上手く行っていなかったとか、40歳に手が届く中で、日本の独立リーグに挑戦しようとしたなどというニュースは聞いていました。 ですが、一時期は日本の球界を代表するエースであり、ヤンキースでも二年間フル先発ローテーションの一角を守り、トーレ監督率いる常勝の「ダイナスティ」確立に貢献した実績は球史に残るものに他ならないと思います。 その伊良部氏が、自殺と伝えられる孤独な死の果てに、他でもないワールドシリーズのチャンピオンリングと、メジャーリーグ選手会の会員証によって、本人と確認されたというのを聞いて、私は何とも言えない気持ちになりました。慟哭というのはそういうことです。 伊良部氏の辿った道のり、とりわけヤンキース時代の栄光の二年間に関しては、この欄で「伊良部と朝青龍の悲劇」というタイトルで詳しくお話ししていますので、そちらを見ていただきたいと思います。ちなみに、そのピッチングスタイルは、ストライクを先行させ、ムダなボールを投げないメジャーとして堂々たるものだったことは、改めて確認をしておきたいと思います。 ところで、この「伊良部と朝青龍の悲劇」というコラムの主旨はどんなものだったかというと、それほど複雑な議論ではありません。要は、この二人は異文化コミュニケーションにおける誤解の連続という立場に追い込まれ、折角の実力と才能がありながら、スポーツへの取り組み姿勢やトラブルに対する自分の真意を、地元のファンに対して申し開きができなかった、それが悲劇だという理解でした。 伊良部氏のヤンキース時代というのは、今は亡きジョージ・スタインブレナー氏というクセのあるオーナーに「高給を払っているのに活躍できていない」と常にブツブツ文句を言われ、ファンもそれに追随する中で、ワールドシリーズでは一球も投げさせてもらえないなどの屈辱を味わったのでした。 その原因は、言葉で自分のチームへの思いや野球への愛、ファンへの感謝を語る機会がないままに、悪役イメージが作られてゆくのを止められなかったという「悲劇」にあった、それは正に朝青龍関に起きたことと同じだ、というのが私の理解でした。 ですが、今回の突然の訃報に接して思ったのは別のことでした。伊良部氏は、異文化コミュニケーションの「はざま」で苦闘し、死んで行ったのではないと思います。 では、氏を孤独な死に追いやったのは何なのでしょうか? 私は、日本の野球文化に遠因があるように思えてならない、そんな風に思います。 何が問題なのでしょうか? 日本の野球文化は、一球一球投げるごとに、打つごとに、自分の中に自尊感情が高まってゆくようには出来ていないように思います。その結果として、元から自尊感情が高い一種の才能に恵まれている選手を別として、どうしても精神的に「与える側」に回る強さではなく「追い求める」弱さが残って行ってしまうのではないか、伊良部氏は、そのようなカルチャーに最終的には殺されたのではないか、そんな風に思えてならないのです。 例えば、高校野球では硬直化した「先輩後輩カルチャー」が暴走して、暴力沙汰になることが時折聞かれます。これこそ「弱さ」の証明以外の何物でもありません。先輩部員は強いから暴力で支配しようとするのではありません。自尊感情がプラスであれば、後輩に対して厳しい中にも効果的な指導を工夫したり、率先垂範、つまり「プラスの価値を伴う行動を見せつけて人を動かす」ことができるわけです。 ですが、自尊感情がマイナスだと、どうしても後輩が服従してくれることが満足になったり、崩壊したリーダーシップしか示せないことになります。 練習のスタイルにもそうした面があります。ボロボロになるまで練習させて、疲労感という肉体的苦痛が達成感と自信になるというようなメンタルのコントロールをやるカルチャーがありますが、他のスポーツでは、そんな原始的な方法論の無効性は知られているのではと思います。 究極は、名誉の概念が前時代的なことです。 甲子園の高校野球の季節になりましたが、勝利校がホームベースを占領して、敗者を脇に追いやり、勝利校の校歌を凱歌として鳴らすというのは、何とかならないものでしょうか? 勝利という結果では満足できず、勝者は支配者的な名誉確認の儀式を更に必要とするというのは精神的な脆弱性としか思えません。 例えば、日本のプロ野球選手会では、参加報酬をめぐってWBCをボイコットするという動きがありますが、この辺りにも、精神的な名誉を感じる能力とか、ディフェンディング・チャンピオンの自覚と誇りのカケラもない、要するに精神的な脆弱性を感ずるのです。 そうした脆弱性はどうしてダメなのか、この点に関しては「なでしこ」の精神的雄姿を見れば一目瞭然ではないでしょうか? W杯決勝という大舞台で敵の猛攻に耐えながらも冷静さを失わず、先行を許しても「まだまだ行ける」と声を掛け合った強靱さ、何よりもPK戦の直前という下手をすれば地獄のような緊張感に負けそうな時間帯に、キラキラと輝くような笑顔で円陣を組んでいた彼女等の姿、そうした輝きは日本の野球文化にはなかなか見られないものです。 例えば、勝利の瞬間にアメリカチームに駆け寄ってお互いの健闘を讃えた、宮間選手のような行動こそ、日本の野球文化は参考にして行って欲しいと思うのです。 サッカーと言えば、男子の選手などは良く「強い気持ちで」頑張るんだ、みたいな言い方をします。個人的には何となく精神的に弱いと言っているようで、格好悪い印象があるのですが、考えてみれば、野球界では「強い気持ちで」というフレーズ自体サッカーと比べると聞きません。 校歌の話に戻りますが、例えば今年の甲子園の高校野球では、少なくとも被災三県の代表校の試合では、試合開催前に「両校校歌の合唱」をやったら良いのではないでしょうか? そうすれば、勝者に凱歌をあげさせるカルチャーの野蛮と貧困が明らかになろうというものです。 野球の儀式といえば、プロ野球ゲームの始球式に「なでしこイレブン」のメンバーを呼ぶ球団があるようですが、そのこと自体は女子サッカーの地位向上の機会として彼女等は目的意識をもってやっているのだと思います。ですが、少なくとも選手たちは、自分たちには欠けている高い精神性のカルチャーを持った彼女等のヨコでニヤニヤ立っているのは止めてもらいたいと思うのです。 その意味で、「なでしこ優勝」のニュースを聞いて開口一番「うらやましい」と言ったという中田英寿氏はさすがだと思います。自分の無念をバネに、W杯優勝の価値に男女の差の全くないことをメッセージとして込めた素晴らしい賛辞でした。 こうしたことがスッと言えるというのは、何とも言えない中田氏のカッコ良さですが、その背景には「強い心」がなくては歯が立たないというサッカーのカルチャーがあるわけです。 そう考えると、なでしこイレブンや中田氏の持っている「強さ」や「カッコ良さ」の、ある意味では対極にある孤独で辛い場所に伊良部氏は追い詰められて行ったのだと思います。私には、それを個人の資質の問題にはどうしてもできません。「一球ごとに自尊感情が高まることのない」日本の野球文化が、この類い稀な大投手を追い詰めたのです。 少なくともその昔、鉄拳制裁などという精神の脆弱性そのもののカルチャーを広めた星野仙一氏から「本当は繊細なヤツ」などというコメントが出るのには違和感があります。同氏は「投手というものは」という言葉を加えて一般化していますが、もっと正直に「自分も」という反省をつけてもらいたいと思うのです。 訃報に接して、ヤンキース球団は「伊良部投手はファミリーの一員」という声明を出しました。死者に鞭打つことをしない礼節だけの言葉ではないと思います。今は取り壊された旧ヤンキースタジアムのマウンドで、二年間ローテを守り、二度の月間MVPを含む素晴らしいピッチングを残した実績は不滅だからです。 ---------------------------------------------------------------------------- 冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ) 作家。ニュージャージー州在住。1959年東京生まれ。東京大学文学部、コロンビア大学大学院(修士)卒。著書に『9・11 あの日からアメリカ人の心はどう変わったか』『「関係の空気」「場の空気」』『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』などがある。最新刊『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』(阪急コミュニケーショ ンズ(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484102145/jmm05-22 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集部より 引用する場合は出典の明記をお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JMM [Japan Mail Media] No.646 Saturday Edition ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行】 有限会社 村上龍事務所 【編集】 村上龍 【発行部数】97,902部 【WEB】 ( http://ryumurakami.jmm.co.jp/ ) |
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24日放映の「情熱大陸」より。中部大教授、元原子力委員会専門委員の武田教授を追ったドキュメンタリー番組。工学者でありながら、「東京を逃げ出すべきか」「赤ちゃんをお風呂に入れてよいか」など生活者目線の情報を発信しつづけている。武田教授ブログへのアクセス数は一日50万件を越えている。
動画⇒20110724 武田邦彦教授 情熱大陸 投稿者 PMG5
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作業員40% 健康診断未受診 7月30日 9時19分 NHKニュース 東京電力福島第一原子力発電所で事故のあと、1ヶ月以上働きながら、国が義務づけている健康診断を受診していない作業員が、全体のおよそ40%に上ることが分かりました。 厚生労働省は、福島第一原子力発電所で事故のあと、1ヶ月以上働いている作業員について、健康状態に被ばくの影響が出ていないか調べるため、毎月1回程度、健康診断を受診して白血球の数や皮膚の状態などを検査することを義務づけています。 ところが、5月末の時点で1ヶ月以上働いていた3410人の作業員のうち、この健康診断を受診していなかった人が1339人と、全体の39.3%に上ることが分かりました。厚生労働省は、毎月200から300の下請け業者が、入れ代わりながら作業現場に入っていたために、健康管理の指示が業者に徹底されなかったとみています。 そのうえで、「これほど多くの作業員が健康診断を受けていないかったのは極めて遺憾だ」として、東京電力などに対し、下請け業者への指導を徹底するよう求めました。一方、東京電力がこれまでに実施した作業員の被ばく量の検査では、緊急時の限度となる250ミリシーベルトを超えた作業員が6人、250ミリシーベルト以下で200ミリシーベルトを超えた作業員が2人、200ミリシーベルト以下で100ミリシーベルトを超えた作業員が100人に上っています。 ☆裏を返せば、健康診断は出来るだけ受けないでくれという会社側と、それを見て見ぬふりしてきた厚生労働省のこれまでの、「下請け作業員使い捨て」政策がある。 厚生労働省も今やネット世論を無視できなくなって、このような実態を発表して東京電力に健康診断を迫っている。しかし従来路線なら、東電は内心は、それは下請け会社が考えることで、ウチの問題ではないと考える。 |
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小松左京さん遺稿 震災の提言 7月30日 2時43分 NHKニュース 今月26日に亡くなったSF作家の小松左京さんが、みずから発行する同人誌に掲載した遺稿の中で、東日本大震災や福島第一原発事故について触れ、今後の大災害に備えてさまざまな専門家による『総合防災学会』の設立などを提言していたことが分かりました。 小松左京さんは、年に4回発行している「小松左京マガジン」の中で、時事の問題にも触れており、震災から2か月目の最後の原稿では、「“災害防衛国家構想”てどやろ?」というタイトルで、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故について考えを述べています。 このうち原発事故については、「事故は人災だ」と明確に述べたうえで、「90年代以降、学者も含めて関係者は原発事故に対して思考停止状態に陥っていた。技術大国ニッポンの海外での信用を失墜させた責任は重い」と厳しく指摘しています。また、東日本大震災について、今回の津波災害の膨大な映像記録や被害のデータを、世界中に提供し、今後の津波災害に役立てることなどを提言しています。 小松さんは、ベストセラー「日本沈没」で地殻変動の恐怖を描き、平成7年の阪神・淡路大震災では、みずから被災地を訪れて克明なルポをまとめるなど、並外れた知識と行動力で自然の驚異や、それに立ち向かう人々の姿を描いてきましたが、今月26日に80歳で亡くなりました。 遺稿の中で、小松さんは、それまでの知識と経験を踏まえて、「現在の社会システムでは、未曽有の大災害に有効に対応したり、組織化して提言できない」と述べたうえで、今後の大災害に備えるために、さまざまな専門家が分野を横断して「総合防災学会」を組織し、世界各地の巨大自然災害の事例を人類共有の「知的資源」として集め、地球という巨大自然を乗り越えよう、と小松さんらしい、壮大なスケールの提言をまとめています。 |
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☆日本のメディアで“知日派”と言われる外国人学者は何人かいる。いずれも何らかのアメリカの利害を背負って発言していると思う。 ジェラルド・カーテイスと言う人は若い時に、日本の選挙事務所で働いたりしたフィールド型の学者で、書斎派ではない。 こういう人が先ごろ日本に来て何を言ったのか、参考まで。 英文の記事になって日本から世界に発信されるのは、日本のメディアの記事ではなく、こういう発言が流れているのが現実だ。☆ ▽再生の希望は地方のリーダーに、米知日派教授 (2011年7月22日 山口 光)共同通信 「国民の信頼を得ていない菅首相が居座る日本の政治はひどい有様だ。野党も与党もマスメディアも、一般国民も、公衆がこぞって政治はひどすぎると思っている。 このような政治不信のコンセンサスは日本の戦後政治の中で初めてのことだ」―45年以上にわたって日本の政治を見つめてきた米コロンビア大学の政治学者ジェラード・カーチス教授がこのほど東北の被災地を訪問するため訪日、大震災後の日本の政治状況について辛口の分析を披露した。 日本外国特派員協会で講演したカーチス教授は「民主党の指導部や菅内閣の閣僚や官邸で要職についている政治家が、菅首相にやめろと言い続けているが、それを言いながら自分のポストを守ろうとするのは恥ずかしくないのか?」と問いかけた。 |
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脱原発めぐり揺れる保守論壇 2011年7月22日11時26分 脱原発をめぐり、保守論壇が揺れている。 「新しい歴史教科書をつくる会」の初代会長を務めた保守派の評論家・西尾幹二は、月刊誌「WiLL」7月号に「脱原発こそ国家永続の道」と題した論文を発表。「国土は民族遺産である。汚染と侵害は許されない」と保守派らしい言いまわしで、脱原発派への「転向」を宣言した。 保守論壇の大勢は、なお原発推進だ。産経新聞社は社説で原発推進を堅持している。西尾は、間もなく原子力の安全神話が再び言論界を覆うだろうと予測し、「産経新聞は懲りずにすでにそうである」(同誌8月号)と手厳しい。 原発の維持や推進を、エネルギー問題としてではなく、核武装と関連づける議論も登場し始めた。 評論家の西部邁は「表現者」37号の座談会で、原発が安全でないことを前提にしつつ、国家の自主独立には核武装とエネルギー自給が不可欠であるとし、原発容認の姿勢を見せた。 産経新聞の報道によれば、ジャーナリストの桜井よしこは講演会で「核をつくる技術が外交的強さにつながる。原発の技術は軍事面でも大きな意味を持つ」と発言。14日に配信されたAFP通信のインタビューでは、石原慎太郎東京都知事も、今後も原発は必要とした上で「日本は核兵器を持つべき」と答えたという。 西尾も「WiLL」8月号の論文「平和主義ではない『脱原発』」で、核武装の問題に踏み込んだ。原発を停止すればかえって日本が独自に核武装する道が開ける、というのだ。原発を運転している限り、使用済み核燃料の処理やウラン濃縮など、米英など多くの国の協力が不可欠だからだ。7月号と比べると、より保守派の路線に回帰したともとれるが、脱原発に踏み切れない保守論壇に向かって、「だから安心してこちらに来い」と説得しているようにも見える。 これまでは、原発推進派にとっても、原発はあくまで「原子力の平和利用」であり、核兵器とは明らかに一線を画すものとされていた。しかし市場経済を重視する人々の中からも河野太郎衆議院議員やソフトバンクの孫正義社長のような、「脱原発の旗手」が登場するなど、経済合理性の観点からも原発は割が合わないと見られるようになってきた。そこで、最後に残る原発推進の論理が、核武装のための原子力利用ということなのだろうか。(樋口大二) . |
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外国人が日本に長く居すぎた…と実感するとき
1. 山手線のホームで人波を左右に押し分けながらかいくぐり、電車に飛び乗り、ドアが閉まらないように手で押さえ、その間にかばんを電車に引っ張りこむ。その理由が、少なくともあと2分は電車が来ないためだとわかっているとき
(外国では1時間にたった1本の電車が平気で遅れてくる。ひどいときは数日遅れる。)
2. ビルディングのような単語がいったい何音節あるかと思い悩むとき (英語ではBuildingが「Build+ing」の2音節であるのに対して、日本語は「ビ・ル・ディ・ン・グ」の5音節であることから) 3. 自動販売機で、何のためらいもなく紙幣を入れるとき (海外の自動販売機はお釣りがきっちり出てくる可能性は10分の1以下で、壊れている可能性は何十倍もあることから勇気がいる) 4. 外国人が電車に乗っているのを見て、「わおっ、ガイジンがいるっ」と思うとき 5. 初めてのスキーで、新品のロシニョールの高性能なスキー板を持ち、エアロダイナミックスなスキーウェアとそれに色のマッチしたゴーグルを装着して登場し、雪かきをしながら転げ落ちていくとき 6. 選挙車のスピーカーから騒音・爆音をたれ流されても、「ショーガナイ」と思うとき (欧米ではあれほどの騒音は違法なところが大半) 7. テレビ番組で一番いいのはコマーシャルだなと思うとき 8. 抹茶アイスも悪くないなと思うようになったとき 9. 信号の色のことで青か緑か揉めはじめ、あれは青だと思い始めるとき (日本人は青と緑の区別がつかないと思っている人もいる) 10. 写真撮影のときにピースサインをしてるとき (日本人だけが老若男女でやけに好むポーズ) 11. ガソリンスタンドで車から降りもせず、集団で押し寄せてくる店員がフロントガラスを拭いているのを、当然のことのようにただ待っているとき 12. 自分の国に帰ってから、みんなと飲みに行って、全員のビールを注ぎ始めるとき (ビールを注いであげるなんてことはない) 13. 家が10平方メートルでも広いと思うとき (ほっとけ) 14. 会社の窓の外の景色が「一面コンクリートだらけ!」の代わりに、「意外と緑もある」とか思いはじめるとき 15. 鳥は なく "cry"ものだと思うとき (英語では鳥は うたう "sing") 16. 電話中にお辞儀している自分に気付くとき 17. 自分の国に帰って、喫茶店で「アメリカン・コーヒー」を注文してしまうとき 18. 母国の両親と電話中に父親に「どうしてぶつぶつと文句でこちらの話しをさえぎるのかね」と言われるとき (日本人は相手の話しが終る前に話し始めることで有名) 19. 母親と電話でしゃべっていると、「ゲンキってどういう意味?」と聞かれるとき (電話でゲンキと返事する癖がついてしまっている) 20. トラックがバックするときに、童謡を流していてもおかしいと思わないとき 21. ビアガーデンが屋上にあっても不思議に思わなくなるとき (海外ではガーデンと呼ぶくらいなので本当の庭でやります) 22. バドワイザーを飲んでいると外国人受けがいいんじゃないかと思うとき (外国のビールも飲んでるよーと嬉しそうに強調しにくる日本人が多いらしい) 23. 英文学専攻がバカ女を形容するときのオブラートに包んだ言い方だと思うとき
(英文学というと欧米ではシェークスピアなどの古典にも強く才女のイメージであるが、こちらで英文学科というとシェークスピアの一節も言える女が居ないらしい)
24. 納豆の美しい食べ方をマスターしたとき 25. 缶コーヒーがおいしいと思い始めるとき 26. 車の最初のオプションがTVセットでも不思議に思わないとき 27. 夏に半そでを着始める日付が決まってると思うとき 28. 赤の反対は白なんだと思うとき 29. 高級なウィスキーのボトルを安っぽいバーテンダー相手にキープして帰っても心配しなくなるとき 30. デザートだのフルーツだの独創的過ぎるものが、ランチのサンドイッチに入っていても別段驚かないとき 31. 大事な年を平成や昭和の年号で覚え始めるとき 32. 握手とお辞儀を同時にする芸術をマスターしたとき 33. 人の家の玄関に頭だけ入れて留守かどうか確かめても大丈夫だと思うとき 34. 医者から処方箋をもらうとき「これが白い錠剤、こちらが青い錠剤、これはピンクの粉末剤」と言う説明でもなんら不満に思わないとき 35. バーモントカレーという存在のコンセプトに疑問を抱かなくなったとき 36. どうでもよい商品に4重の包装紙が当たり前だと思うようになったとき 37. 電車の同じ車両に外人数人で乗車すると調和がくずれるために落ち着かない気分になるとき 38. 外国人の友人に必ず「日本滞在年数」を尋ねて種類分けし始めるとき 39. 田んぼに囲まれた全く何もないとてつもないへんぴな場所で、飲み物の自販機を見つけても驚かず、電源がどこからきているのかも不思議に思わず、そのぽつんとした自販機がコーラを買ったあとにお礼を言ってくれることにも何も思わなくなったとき (海外で人気のない場所の自販機は盗難にあって当然) 40. 米の銘柄によって味が違うとか思い始めるとき 41. JRやタクシー会社に27本ほど寄付したあとでも、まだ玄関には透明傘が溢れかえってるとき 42. 同方向に走る2車線道路では、左側は駐車場だと思うとき 43. ジューシーな最高の豚カツに一番合うのは、味もない千切りになった生のキャベツの山だと思い始めるとき 44. 10月に半そでを着ている外人に向かって「寒くないの?」と聞き始めるとき 45. 「ノー」を伝えるとき、鼻の上で手を左右に振るとき 46. 店でクリスマスソングを聞いてもセンチメンタルな気分にならないとき 47. 趣味は「ドライブ」と言い始めるとき 48. 濡れた傘には店の入り口で配布しているコンドームが必要だと思うとき 49. 12月の日曜日は全て忘年会の二日酔いの回復のために用意されていると思うとき 50. クリスマスイブにケーキを買い始めるようになったとき (欧米ではケーキではなくクリスマス・プディングが主流) 51. 吐くまで飲むのを楽しむとき 52. 胸の谷間を見て、うわっとか思うとき 53. お昼の弁当は昨日の残りで、器がハローキティでも普通と思うとき 54. ビール1缶の値段が1ケースの値段と同じことがあっても不思議に思わないとき (初めて知らない飲み屋に行くとショックを受けるのだと思われます) 55. 一つの会話につき3回ずつ謝罪している自分に気付くとき 56. どんな小さな行為でも「がんばる」とか言い出すとき 57. 片手チョップスタイルと連続お辞儀が混雑を通り抜ける手段だと思い始めるとき 58. 買い物している間の30分間、車のエンジンをつけっぱなしにし始めるとき 59. 外人の知り合いにまで血液型を聞き出すとき 60. 「英語」と「英会話」の細かい差を見出すとき 61. 自国に帰ったときにタクシーのドアが開くまで待ってしまうとき 62. 阪神タイガースの試合チケットを買って六甲おろしの練習をするとき 63. 外人だけが集まるパーティで、誰かが乾杯を言うのを待ってしまうとき 64. 本屋に雑誌を読むために行き、読むだけ読んだら棚に戻しても疑問に思わないとき (海外の本屋は買うところで、立ち読みし放題ということがないのが普通) 65. 1個だけの袋詰めされたジャガイモを買い始めたとき 66. 旅行のスーツケースの半分をお土産のスペースに使い始めるとき 67. 外人がいっぱいのバーに行って危険を感じるとき 68. 単語にアンダーラインを引くのに定規を出すとき 69. 日本の何もかもがノーマルに思えるとき ☆日本人が考えた内容のような気もするが・・ |
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| こんなことあんなこと / 冗句・小話(片頬だけでも笑いたい) |
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☆あくまで参考情報です。参考にするかどうかはご自分で決めてください☆
Author:虚空蔵nico 対洗脳・情報操作に対する十箇条 1. 与えられる情報を鵜呑みにするな、まずは疑え。 2. 自分の頭で考えている気になるな、殆どの場合無意識に誘導されていると思え。 3. 数字に騙されるな、数字でも悪意があれば操作する事は可能だ。統計ってやつは算出方法次第で操作できたりするんだ。 4. 過去に目を向けろ、必ず今と繋がっている。 5. 皆が一様に同じ結論、意見に達したときは、情報操作もしくは悪質な誘導、最悪洗脳されていると考えろ。 6. 事象、問題点、結果を箇条書きで抜き出せ、そして関連付けろ。 7. 耳触りの良い言葉ばかり言う奴は信用するな。そいつは下心を隠している。 8. 強硬論をまくし立てる奴は単なるパフォーマンスでやってるだけだ。 バックに居る誰か、もしくは何かから目を逸らす目的があると考えろ。 9. 正論ばかり述べる奴には気をつけろ、禅問答になる。 10. やばいと感じたら直ぐに逃げろ。それと逃げ道の確保を忘れるな。 引用元はこちら |
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前阿久根市長を不起訴 公選法違反容疑など/鹿児島地検
(2011 07/29 10:04) 南日本新聞 選挙期間中にブログを更新した公選法違反容疑など、阿久根市の竹原信一前市長(52)に対する計6件の刑事告発について、鹿児島地検は28日、いずれも不起訴処分とした。 今村智仁次席検事はブログ更新について「現行法では違法だが、選挙目的で開設したものではない」と説明。悪質性は低いとして起訴猶予とした。職員給与未払いの労働基準法違反容疑、市公平委員会の指示違反の地方公務員法違反容疑についても同様に起訴猶予とした。 専決処分で選任した副市長の給与支払いをめぐる背任容疑は嫌疑不十分で不起訴。このほか、自身の講演出張旅費などをめぐる背任容疑2件は容疑自体に当たらないとした。 竹原氏は、初当選した2008年の市長選の選挙期間中にブログを更新。県議や市議らが公選法違反容疑で告発していた。 竹原氏は昨年12月のリコール住民投票で市長を失職、今年1月の出直し市長選でも落選した。 ☆鹿児島地検は10名を越えるお年寄りを長期間拘留し、強圧的な取調べで「踏絵ならぬ踏み文」をさせたりして、彼らを強引に選挙違反事件で起訴した地検だ。 この地検に鹿児島県議や阿久根市議が「県会議員や市会議員は既得権維持のための互助会化している実態」を表に出したきた、竹原前阿久根市長を告発していた。 これまでの検察なら、不起訴ではなく起訴猶予にして県議や市議の顔を立てるくらいの配慮をしたと思うが、竹原氏自らのネット上での発言や、支援ネットメディア、村木冤罪判例なども相俟つて、事実に即した結論を出したのだろう。検察も変わりつつあるかどうかはまだわからないが。 |
2011年7月29日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| 新聞・テレビ・雑誌から / 可視化・検察・警察 / 日本社会の仕組み改良 |
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処分できない濃度 1557トン 7月29日 6時38分 NHKニュース 東北や関東各地の水道水の浄水場から見つかっている放射性物質を含む汚泥は少なくとも5万トン近くに上り、このうち埋め立て処分ができない濃度の汚泥が1557トンあることが厚生労働省の調査で分かりました。 東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、各地の浄水場では水道水を処理したあとに残る汚泥から放射性セシウムが検出されるケースが相次いでいます。厚生労働省が調べたところ、こうした放射性セシウムを含む汚泥は、東北と関東甲信越、それに静岡県の14都県で4万9250トンに上ることが分かりました。 このうち埋め立て処分ができない1キログラム当たり8000ベクレルを超える濃度の汚泥は福島県や宮城県など5つの県で1557トンに上り、最も高かったのは福島県郡山市の豊田浄水場で見つかった1キログラム当たり8万9697ベクレルでした。 こうした汚泥の76%が浄水場の敷地の中に保管されたままで、大半が処分先が決まっていないほか、まだ放射性物質が含まれているかどうか測定されていない汚泥も5万4千トン余りあるということです。今回の調査を受けて厚生労働省は、汚泥の処分方法を検討することにしていますが、保管場所に悩む自治体が多く、処分や保管場所の確保を巡って難航することが予想されます。 ☆平時の市単位の行政ではとても手に負えない事態だ。しかし3.11以降、国に頼ろうとしても、国や県の公務員の行政能力は口ほどのものではないことが明々になってしまった。日本の民間企業の経営能力よりはるかに劣っていることがわかってしまった。 もっと信頼していたのに。難しい試験を通った?有能な人たちのはずなのに。だから高給取りをくにたみや市民は認めているのに。 今からでも、想像力を巡らせその土地に住む住民の身になり、解決への具体的な動きをしてください。あなた方公務員もくにたみであり市民でしょ。 そうは言っても、結局はそれぞれの市の市民がこの事態を受けとめるしかない。よその市のどこも、放射能に汚染された汚泥を引き取ってくれるところはないからなあ。 福島相当かそれ以上の地震と津波が来る予測が出ている関西の人間も、他人ごとではない。 |
2011年7月29日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| 新聞・テレビ・雑誌から / 東日本大震災・原発 |
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七月二十六日 なぜかたづかないか、ガレキ砂漠。
一部引用・・ 復興の主役は、若い世代だろう。競争にひるまず、資本を集め、挑戦する三十代前後の血気盛んな若い起業家たちが、望みの綱である。 将来を担えない年配の既得権者たちに、意見をきくのはいいが、まかせられない。農地、漁業権など、じぶんたちの既得権をさまざまな理由をつけて守ろうとするからだ。とおい五十年先の地域ビジョンよりも。 そこに、口当たりの良い公約をぶらさげて、国益よりも、目先の一票がほしい政治家がつけこんでくる。増税など口が裂けても持ち出さない。落選につながると信じているからだ 全文 (八軒家さん、縦書きブログはMacユーザーは開かないので全文引用をお許しください。Macユーザーにも八軒家さんの愛読者が多いのです。)
2011年07月26日
七月二十六日 なぜかたづかないか、ガレキ砂漠。 四ヶ月たっても、テレビの画面に映し出される被災地の瓦礫の山がかたづかない。報道によると、まだ三割しかかたづいていないという。瓦礫からの猛烈な悪臭は、TVでは伝わらない。三月十一日以前に、そこで暮らしをいとなんでいた人々を思えば、胸が締め付けられる光景だ。暗然とする。 なぜガレキ処理は、はかどらないのか。 はばむ複雑なハードルがあるのか、もとより現場を知らない域外のしろうとに、よい知恵のあろうはずがない。無力なぼくは、イラストで、力自慢のぞうさんを出動させた。Tシャツのデザインにしかならないが。 人手がたりない。ボランティアが足らないから、瓦礫が除去できないという一部報道も見受けられた。 減ってきた学生ボランティアに、単位を与えてきてもらうというのもある。 瓦礫を処理できない原因は、土木機械が圧倒的に不足しているからだ、という投書があった。なぜ、不足しているか。不況で経営の苦しい中小の建設会社が、土木機械を外国に売払ってしまい廃業したせいで、同時に、地元に合った土木技術も失われたからだという意見だ。 さいきん、避難所から自動車学校に通い、大型特殊自動車の免許をとり、ガレキを除去するショベルカーやロードローラーを運転する技術を習得する人が増えているそうだ。 漁をあきらめた元漁師がこのままでは家族を養えないから、土木機械の運転で生計をたてると決意を語っているのをニュースでみた。応援が必要だろう。 ほどこしではなく、みな自力で稼ぐことをのぞんでいる。とりあえず地元で稼げる仕事が必要だ。 ガレキ処理は、地元の雇用に大きく貢献するが、手と重機がたりない。そのためにも、ひろく民間の企業と資本が馳せ参じる態勢ができているのだろうか。 ファミリーマートは、買い物に不便な仮設住宅に小さな店舗を併設した。従業員は避難地区から採用、ユニット工法の仮設店舗は二週間で立ち上げた。もちは、もちやの力があるのだ。 イラストのゾウさんたちも、特殊自動車の免許をとって参加させることに。ぼくの知人のグループも、岩手で雇用促進の一助として、カレーの屋台販売ノウハウを支援している。 不幸な人々を支えたい、分かち与えようとするボランティアたちの善意は尊い。しかし、チカラ仕事の瓦礫処理は、膨大で手に余る。無給の善意の労働を、いつまでも、ボランティアたちに期待するのは無理なことではないか。 先の大戦で破れ、焼けだされ、復員、引き揚げた日本人が、焼け跡からたちあがれたのは、ばらばらの自助努力であると往時を知るひとたちはいう。戦前の古い体制がひっくり返ったのは大きい。 雄々しさといったかっこいいものではなく、食うために闇もやり、遮二無二、ベンチャービジネスが立ち上がった。 被災地の復活は、これからの時の流れをどう読んで動くか、市場の需要動向にどう乗るかにかかる。それも、グローバルに、だ。 市場メカニズムにさからう無理なプランは、ついえてしまう。国のほどこしを頼りにすると、目算はづれで、地域経営が破綻してしまう夕張市などの例が山ほどある。 復興の主役は、若い世代だろう。競争にひるまず、資本を集め、挑戦する三十代前後の血気盛んな若い起業家たちが、望みの綱である。 将来を担えない年配の既得権者たちに、意見をきくのはいいが、まかせられない。農地、漁業権など、じぶんたちの既得権をさまざまな理由をつけて守ろうとするからだ。とおい五十年先の地域ビジョンよりも。 そこに、口当たりの良い公約をぶらさげて、国益よりも、目先の一票がほしい政治家がつけこんでくる。増税など口が裂けても持ち出さない。落選につながると信じているからだ。 ふるさと創出は、地元には耳ざわりがいい掛け声だ。しかし、投資がペイするか、持続できるかを、市場メカニズムが判定する。 企業なら、その流れを読んで行動する。まちがえたら、卽、撤退だ。さもないと存続が危ぶまれるからだ。さきざき収支あいつぐわない投資は、どんなロマンチックなプランでも破綻し、後世というより他地域の人たちの税負担となる。 これから「ビジョン」満載の公共事業案が、つぎつぎに登場するだろう。 往年の「列島改造論」のような妖怪が徘徊するかも。 思い起こせば、戦後、食料不足解消のため、恵まれた環境を破壊して、日本列島でいくたの干拓工事が行われた。あれはなんだったのか。秋田県の八郎潟などは、埋立てなければ貴重な観光資源になったはずである。それがいま耕作放棄地は、日本全体で埼玉県なみの広大な面積だ。 人口が減り、高齢者がふえて、若者が去るのは、この地方だけではない。この地域の農業、漁業、水産加工は、かわりの労働力を外国人に頼らざるを得ない。 そうなると、別の問題が浮上してくる。 三〇年先、百年さきの東北のすがたが虚心に読めるタイムマシーンがほしい。 「賢く縮む」。スマートグロース。成長は大きくなることではないと、人口が減り高齢化のすすむ先進諸国では、縮む都市の研究が進められているという。 従来の「活性化」モデルをなぞると、カラ元気に終わり実情にあわなくなるのではないか。二一世紀の日本も、東北も、賢く縮む戦略が必要になるだろう。 |
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☆普段は表に出ない「全体主義国家の牙」が非常時にむき出しになってくる。中国の大多数のくにたみも、もうこれからは黙っていなくなるだろう。☆ 「遺族の弁護受けるな」 司法当局、弁護士協会に 【北京=朝田憲祐】 2011年7月28日 東京新聞夕刊 中国浙江省温州市の高速鉄道事故で、温州市司法当局が、市弁護士協会に対し「事故の遺族らの弁護を引き受けてはならない」との緊急通達を出していたことが分かった。二十八日付の上海紙・東方早報が伝えた。当局への批判が高まりそうだ。 通知は二十六日付で出された。今回の事故を「重大で敏感な事件で、社会安定にかかわっており、重要視しなければならない」とした上で、弁護士に対し、独断による遺族らの弁護を禁じた。 温州市のある弁護士は、同紙に対し「多くの弁護士が事故の死傷者の家族の弁護を無料で引き受けようとしていた。こんな通知を受けては、どうすることもできない」と語った。 |
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被災地労働者 過酷な現状報告 7月25日 6時6分 NHKニュース 東日本大震災の被災地や東京電力の福島第一原子力発電所で働く下請けの建設労働者が都内で集会を開き、ずさんな安全管理のまま当初の約束よりも低い賃金で働かされているなどと、過酷な現状を報告しました。 東京・千代田区の日比谷公会堂には、大手建設会社の下請けで働く労働者ら、およそ1500人が集まりました。このうち、岩手県で仮設住宅の建設に携わった男性は「当初2万円の日当が出るという元受業者との約束だったが、実際には7000円しかもらえず食事もままならない。 狭い宿泊場所で40人が過ごす劣悪な環境だった」と報告しました。また、集会では、福島第一原子力発電所の汚染水の処理や配管工事の現場では、放射線に対する説明や熱中症対策もない過酷な状況で働かされ、逃げるように現場を離れる作業員もいることが報告されました。宮城県気仙沼市の仮設住宅の建設現場で働いていた男性は「元の約束の半分の賃金で働かされ、本当に困っている。 国もこの状況をしっかり把握して改善してもらいたい」と話していました。主催した団体によりますと、過酷な労働条件でも被災者の苦労を考えると声を上げにくい状況で、問題が表に出にくくなっているということで、団体は、今後、被災地での労働状況の実態把握を進めることにしてます。 |
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保安院「福島事故は別枠で」 作業員被ばく 上限緩和要請
2011年7月28日 東京新聞朝刊 経済産業省原子力安全・保安院が、福島第一原発の事故収束に当たる作業員の被ばく線量について、上限値を大幅に緩和するよう厚生労働省に働き掛けていたことが二十七日、分かった。保安院は原発や作業員の安全を守るのが主な役割だが、これに逆行する行為ともいえ、批判を浴びそうだ。 保安院の説明では、寺坂信昭院長が四月一日、厚労省の労働基準局長と面談し、今後、収束作業で作業員が被ばくしていくと、現在の作業員の被ばく線量のルールでは、やがて人手不足になる恐れがあると説明。 既に政府は、福島第一の事故の収束作業に限って、被ばく線量の上限を二五〇ミリシーベルト(通常の上限は、年間五〇ミリシーベルト、五年間で計一〇〇ミリシーベルトまで)まで緩和していたが、寺坂院長は、福島第一での被ばく量は、通常時の上限値に含めないよう緩和を求めた。 この通り緩和されると、仮に福島第一で二五〇ミリシーベルトを被ばくしても、別の原発に移ってしまえば、「五年間で一〇〇ミリシーベルト」の枠が残ることになる。最悪の場合、二年間で三五〇ミリシーベルトまでの被ばくが認められることになる。 面談に先立ち保安院は、東京電力に対して今後の収束作業で五〇ミリシーベルト以上の被ばくをする作業員が何人くらい出るか予測するよう指示。東電が協力企業などから予測値を集めた結果、約二千人という数字が出た。 保安院側はこの数字を面談の席で厚労省側に示し、大幅緩和を求めたという。 厚労省は福島第一での被ばく量を別枠扱いにすることは拒否した。代わりに、福島第一での被ばく量が五〇ミリシーベルトを超えても、これまでなら一年間、他の原発で働けなくなるところを、五年間で一〇〇ミリシーベルトを超えない範囲なら作業を続けてもよいと認めた。四月二十五日付で保安院に伝えた。 保安院の森山善範原子力災害対策監は「一義的には作業員の被ばく管理が保安院の役割。一方、事故収束も大切で、緩和を求めた。東電の懸念を踏まえた対応だが、東電から正式に要望されたことはない」と述べた。被ばく予測については「(事故当初は)今後の見通しが立っていないことから、大まかな概算しかできなかった」と、根拠が薄いことも認めた。 ☆現場作業員も同じ時代に生きる日本人だと私は思っているが、この記事を読んでも、霞が関の官僚たちは「あいつらは別だ」と思っているとしか見えない。間違いなく、自分たちのさじ加減ひとつで被曝量の限度を変えてもいいと思っている。今をやりすごすことが出来さえすれば、「あいつらの5年後10年後の生死など、知ったことではない」と思っている。 3.11以降のこの国の本省官僚の言動を見ているとそのあたりがはっきり見えてきた。彼らが思っている「あいつら」は、実は無名の一般人である「私と私の家族と私の知人友人」のことでもある。 中国の高速鉄道事故における中国政府と思考方法が、いやになるほど似ている。中国なら一党独裁の共産党の党員、日本なら原子力ペンタゴン(官財政学情報)の一員になっていない限り、「くにたみ」はみんな「あいつら」の扱いにされているようだ。☆ 高速鉄道事故の中国語サイト記事の翻訳: <中国高速鉄道事故>「残骸処理は人命より大事か」 遺族ら、怒号をあげる -------------------------------------------------------------------------------- 【大紀元日本7月27日】「なぜ5時間で捜索を打ち切ったのか」。高速鉄道事故で家族を亡くした遺族らは泣き叫んだ。 香港・明報によると、浙江省温州市の高速鉄道事故で犠牲者の遺族らは25日、温州市政府庁舎の前に集まり、政府の事故対応に対して抗議活動を行った。遺族らは、救助活動の早期打ち切りに強い不満を持っており、事故真相の解明を政府に求めた。 「叔母の頭が半分に」 浙江省紹興市から来た男性・楊峰さんは事故で、妊娠7カ月の妻(28)と義母(52)ら家族5人を亡くした。「車両にまだ人がいるのに、(重機による)現場整理を始めていた。残骸処理は人の命よりも大事なのか」と明報に訴えた。 楊さんが家族が事故に巻き込まれたことを知ったのは、事故後30分が過ぎた23日午後9時ごろ。紹興市から事故現場近くまで車で駆け付けたのは夜中の1時。「特別警察の2重の封鎖を突き破り、やっと現場に辿り着いた僕が見たものは、消防隊員らが並んで指示を待つ光景だった。だれも救助する人はいなかった」 「僕は自分で事故車両に入った。人の手や足が見えていた。しかし、だれも運び出そうとしなかった」。消防隊員らは楊さんに、救助活動はすでに終了したと告げ、朝5時には現場整理が始まるとも伝えた。 多くの「遺体」を車両に残したままの現場整理は人の手でなく、重機を使って行われたという。「妻の顔は無残な姿になっている。叔母の頭部は半分しか残っていない」と楊さんは涙ながらに訴えた。「これは追突で負ったけがなのか、重機で潰されたからなのか誰か教えてくれ」。人の命は鉄道部の幹部には、取るに足らないちっぽけなものに過ぎないと楊さんは非難した。また、事故車両をむりやり引き降ろしたことについて、「中にいる被害者のことなんてまったく考慮していない」と咎めた。 「鉄道部にとって人命よりも運転再開のほうが大事だった」。声を荒げた楊さんは、「なぜ鉄道部が介入すると、消防隊がすぐ引き揚げたのか」と鉄道部の対応への怒りをあらわにした。 怒りが広がり、温州市民が追悼集会 その怒りは温州市民にも広がっている。 25日夜、温州市内の世紀広場で行われた追悼集会(ネット写真) 25日夜、市民ら数千人が市内の世紀広場で追悼集会を行った。ミニブログの呼び掛けから広まった今回の集会に20代の若者が多く参加したという。中には事故で命を落とした中学生・朱さんの同級生らおよそ100人も追悼集会に参加した。 ロウソクを手に持った市民らは犠牲者の冥福を祈り、「市政府へ行こう、真相を求めよう」というスローガンを口々に叫んだという。 また、今回の事故犠牲者について、「集団火葬」が行われるとの情報が流れている。追悼集会の参加者から「集団火葬に反対!すべての死者を公表しろ」と怒号があがったという。ペンネーム「大鵬看天下」のネットユーザーは同25日夜7時にミニブログで、福建省の遺族らが温州市政府庁舎に集まり、犠牲者の集団火葬に抗議したと写真付きで書き込んだ。「死者に安息を」と訴える遺族らに警戒するかのように、市政府の敷地内に特別警察の車両が待機していたという。 一方で、26日未明には、今回の事故による死者の数は39人に訂正された。政府が公表した数字に対して、上海東方衛星テレビ24日の報道では、現場情報として死者は63人だと報じられている。なお、インターネット上では、死者は179人に上るとの生命保険会社の情報も流れている。 (翻訳編集・張凛音) ☆サイトの「大紀元」は全体の他の記事から推測すると、亡命中国人がスポンサーのように見える。私には記事の信頼性の判断はつかないので参考まで。読む人がお持ちのそれぞれのリタラシーでどうぞ。 |
2011年7月29日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年07月28日(木)
資源エネルギー庁の「不正確情報対応」事業の適正化を求める会長声明 2011年07月26日 東京弁護士会 会長 竹之内 明 経済産業省資源エネルギー庁の本年6月24日付け入札公告によると、同庁は、「原子力発電所の事故等に対する風評被害を防止する」ことを目的として、ツイッター、ブログ等インターネット上における原子力や放射線等に関する情報につき、これを常時監視し、「不正確」・「不適切」な情報に対して「正確」な情報を伝える事業を計画している模様である。 しかし、そもそも何をもって「正確」・「適切」というかは一義的に明らかといえないところ、政府の計画している上記事業は、政府自身が情報の「正確」・「適切」性を判断して情報コントロールをすることを意図するものであると解さざるを得ず、これは、本来自由であるべき情報の流通に対する政府による過度の干渉にならないか極めて強い懸念がある。 まして、本年3月に発生した福島第1原子力発電所の事故において、事故後数日で第1ないし第3号機にメルトダウンが発生していながら、その事実を東京電力及び政府が認めたのは2か月以上も経った後である。また、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)で把握していた放射性物質の拡散予想につき、“社会的混乱”を理由にその公表を遅らせたのも政府自身である。 原子力発電や放射線に関する政府のこのような情報隠しの実態を目の当たりにした現在、政府による情報の「正確」・「適切」性の判断をおしなべて信用することは到底できない。 むしろ、原子力安全・保安院の会見に基づいて事故直後からメルトダウンの可能性を示唆していたのはインターネットメディアであり、また、放射線量の測定について公的機関の対応が遅れているのに対し、独自の測定結果の情報を提供してきたのもインターネットメディアである。 これらのことを考えるとき、インターネット上に流通する情報を政府が監視することは、むしろ弊害の方が大きいと思わざるを得ない。 私たち市民は知る権利を享有しており、情報流通の多様性の確保は民主主義社会の生命線である。政府の上記事業は、誤った運用がなされれば、「風評被害の防止」の名の下に政府にとって都合のよい情報にのみ私たち市民の目を向けさせることとなり、それによって有用な情報が圧殺される虞がある。 かかる事態を招かないために、当会は、上記事業の適正を期するべく、その運用につき極めて慎重な態度で臨むよう政府に求めると共に、上記事業に対する政府の動きを厳格に注視していく所存である。 ☆メディアは資源エネルギー庁の「不正確情報対応」事業について、事実を報道しただけで、国民の税金の使い方としておかしいというような意見報道を一切していない。しかも報道も東京新聞以外の新聞テレビはどこもみかけない。(記事を読まれた方はご一報ください) これも日本が長年の間に「官僚国家日本」システムが定着し、このエネ庁の事業が正当なものかどうかを判断する物差しが狂っていて、内部では誰も「国民の知る権利」を犯す憲法違反の疑いを思いもしないようだ。 |
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中国の新幹線事故は他人事だろうか
一部引用・・ 中国は事故原因を調査することなく営業を再開しました。あまりに急ぐ中国政府に批判が集まっています。福島第一原発の事故原因を検証することなく、政府は原発の早期再開を急ごうとしました。また経済界もそれを求めました。 中国の高速鉄道はトラブルが多いと報道されていますが、もし第二の甚大事故が起こったときにどうするのでしょう。もう威信が失われるどころの騒ぎでなくなってしまうでしょう。日本でも同じです。もし原発で第二の甚大な事故が起こったらどうでしょう。おそらく日本の信頼も、経済も、社会にも壊滅的な打撃となります。 全文はこちら |
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一部引用・・
「この国の政府、とりわけ官僚とか、御用学者とか、財界の特にシニアな方々とか、電事連(電気事業連合会)の人たちというのは、あれだけの事故が起きて、しかもあの事故が起きたのは、とんでもない(政官財による)空っぽな状況が生み出したにも関わらず、しかも今でも事故は続いているし放射能汚染がますます広がってきている中で、まったく痛さも痒さも感じていない」 と語り、さらに飯田氏は 「国民の怒りをもっと突きつけた方がいい」 と主張。これを聞いていた勝間氏が「(政官財は)運が悪かったくらいにしか感じていない可能性があるのか」と訊ねると、飯田氏は「ほとんどそう。ほとぼりが冷めるまで待っておこうぐらいにしか思っていない」と答えた。 全文はこちら |
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人間はあきらめれば無力だけど、あきらめなければ無力ではない 一部引用・・ 経済のために「場所性」と「地域性」を無視してよいのか ── たしかに、被災地に資本を投入し「大きなシステムを導入すればすべてがうまくいく」という考えは単純すぎる考えに感じます TPPにしても法人税にしても、大きなグローバル企業は「改革をしなければ海外に行くぞ」「原発をなくして電気料金が高くなったら海外に行く」となかば脅すように言います。でも、地方には、その土地で生き、その土地のものを使い、その土地の雇用を支えることを生きがいにしていてる企業人がたくさんいて、また、そういう人たちを支える全国的な仲間のつながりがある。たとえば、陸前高田に復興住宅ができるようになったら気仙杉の端材が出るだろうから、その端材で割り箸をつくることを金沢市の企業が提案しています。仙台の警備保障会社は、震災後の陸前高田の誘致企業第一号となって、実際に80人を募集している。共通しているのは、その土地に根ざした経済活動をすることに意義を感じているということなんです。 全文はこちら |
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2011年07月27日(水)
三宮の「シネリーブル」に先日亡くなった原田芳雄主演の映画「大鹿村騒動記」を観にいきました。 夫婦連れを含む年金族が7割、あとは若い人から中年までの幅広い年齢層の人が観ていました。 原田芳雄に加えて岸部一徳、大楠道代、三国連太郎、石橋蓮司、佐藤浩市、松たか子などベテラン揃い。 この顔ぶれを知ったからには観にいくしかないと思いました。 結果的に原田に対するレクイエムになったような、人間の業を描いた映画になっていました。 信州伊那の大鹿村に300年伝えられている伝統歌舞伎の舞台進行と、この映画のドラマ進行が入れ込み構造になった、重層的なドラマツルギーに、監督の「面白い映画」を作りたいというこだわりを感じました。 みんなこの列島の各地で、こうして喜怒哀楽に満ちた一生を送ってきたのですが・・。 |
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独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成していた、炉心溶融のシミュレーション画像。
東京電力福島第一原発の事故発生以前に、注水が止まれば30分で燃料棒がメルトダウンし、3時間で圧力容器を貫通することを説明したビデオ。
原子力安全基盤機構が平成20年2月(事故の2年以上前)に作成した「アクシデントマネジメント知識ベース整備に関する報告書=データベース=」こちら。 |
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「うちは日本製ですから」台湾新幹線、安全性を強調台湾新幹線 2011年7月25日20時37分 asahi.com 中国温州で起きた高速鉄道列車事故を受け、台湾高速鉄道(台湾新幹線)が25日、桃園駅近くの施設で一部メディアに対し、運行システムの説明会を開いた。 技術担当者は「中国の事故はまだ原因不明だ」と直接の論評を控える一方、「我々は日本と同じシステムを使っている。あのような事故はありえない」と自信をみせた。 台湾新幹線は2007年初めに開業。台北―左営(高雄)間345キロを最速96分で結ぶ。ピーク時は1時間に6本が走る。導入時に複雑な経緯をたどったため、独、仏製品が交じっているが、車両は700系新幹線をもとにした日本製、安全確保の中核となる自動列車制御装置(ATC)も日本製だ。 この日は訓練用の模擬運転装置を使い、追突を防ぐ仕組みを解説した。最高速度の時速300キロで運転中、前方に止まったままの列車があるとの想定。警報が鳴りATCが作動、ブレーキがかかり1キロ手前で完全停止するまでの様子が公開された。 |
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夏の電力不足に節電で協力してくれと、政府や電力会社は要請している。
その呼びかけを上回るスピードで、民間の節電努力や省エネ機器の導入が進んでいるようだ。 生産現場の工場はもちろん、流通網やオフィスビルそれに一般家計などにとっては、 節電や省エネ機器の導入はコスト削減につながるから、積極的に取り組まない理由はない。 日本中がその姿勢を高めれば、それだけ技術革新と製品の価格低下が加速する。 それはそのまま、一層の省エネ機器普及につながっていく。 この流れはどんどん加速していってもらいたい。 上手くいくと、予想をはるかに超えた節電が達成されて、 ピーク時の電力供給必要量の水準が劇的に下がってしまう。 その分だけ原発を含め日本の総発電能力の引き下げにつながっていく。 いまは、電力不足が日本経済に大きなダメージを与えるとか、 製造業の海外移転を加速させるといった、マイナス要因ばかりが報道される。 そういっている間にも、節電や省エネ機器の普及がどんどん進んでいて、 いつしか電力不足が自然解消されてしまうことも十分に考えられる。 それだけでは終わらない。 いま日本が直面している電力問題に産業界のみならず 国中が真正面から闘いを挑むことで、 さまざまな節電機器や省エネ機器あるいは蓄電池、 そしてそれらを統括するスマートグリッド技術で世界を一気にリードしてしまえる。 気がついたら、それらが日本の新しい輸出産業になっているという図式が見えてくる。 引用元 こちら |
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☆現役の通産官僚が官僚トップから辞表を出せと言われて突っぱねた。今は机もないらしい。その古賀氏が電力会社と大手新聞社.テレビ局の関係を切る提案をしている。☆ 一部引用・・ 上杉:自民党は電力会社の集まりである電事連(電気事業連合会)、民主党は労働組合の電力総連から金をもらい、人も入っている。特に選挙の時がそう。さらにメディアは広告費と接待費で完全に骨抜きにされて、誰も文句をいえない。原子力推進が、利権というか国策の公共事業になっている。 古賀:だから、そうした電力会社とマスコミの癒着構造をなくすために、僕は「東京電力の処理策」という私案に電力会社の広告を禁止しろと書いたんです。電力会社は競争をしていないのに、なぜ広告を出さなければいけないのか。 原発事故で東京電力があんなになって、もう広告は出せないかもしれないと思っていたら、いきなり大量のおわび広告を流し始めた。そして次に節電広告。あれは「俺たちはまだまだ広告を出すよ」というサインなんですよ、明らかに。 全文はこちら |
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☆海外在住の日本人の多くは、在住地の人間に、何をされても怒らない羊のような、お上のいうことを従順に聞くだけの日本人、と腹の中で小バカにされている。その中でシニア福島原発行動隊や小出裕章が紹介されることで日本人を見る目が多少なりとも変わって助かっている。
一部引用・・ 会話の中そして著書の中で、彼は責任についてたびたび言及する。原発事故自体については、彼は政府および原発を運営する東京電力の両者を非難する。規制する立場の者たちと稼動させる者たちの間にある腐敗した関係を非難する。しかし同時に、彼は傍観していた人々をも非難する。実際にこの国の大多数の人々は核の力が安全だという考えを支持していたのだ。 全文はこちら。 オリジナルの英文:
In Japan, nuclear bestsellers reflect new debate
By Chico Harlan, Published: July 19 TOKYO — A Japanese nuclear researcher with a four-decade track record of activism and obscurity was walking through Kansai International Airport a few weeks ago when he spotted a display of bestsellers at a bookstore. Glancing down, he saw his latest book, “The Lie of Nuclear Power,” with his face emblazoned on a corner of the cover. For Hiroaki Koide, the moment confirmed a shift — that of a fringe interest turning mainstream. Four months into the most severe nuclear crisis in a quarter-century, while bureaucrats and power industry chiefs tussle over nuclear energy policy, at least one industry has raced to make wholesale adjustments. Publishers are releasing books about nuclear power at the rate of more than one a day, according to bookselling Web sites, begging for content from authors who once wondered why they had so few readers. Japan’s nuclear crisis: Japan battles to prevent a nuclear catastrophe and to care for millions of people without power or water in its worst crisis since World War II. Bestsellers reflect Japan's nuclear debate More news from around the world .Those books now drive Japan’s new national debate about nuclear energy policy. They also mirror the trend in the conversation, skewing 4-to-1 against nuclear power — roughly the ratio recorded in recent opinion polls. Some of the books are dispassionate, loaded with charts. Some drip with anger. Some are rueful. But taken together, they reflect a society that has increasingly lost trust in government information. The author list is eclectic, encompassing academics, journalists, industry experts, former insiders and renegade government officials. Eisaku Sato, a former Fukushima governor, wrote a book (“The Truth About Fukushima Nuclear Power Plant”). So did Yoichi Kikuchi, one of the engineers who helped construct Fukushima Daiichi (“The Reason Why I, Who Made Nuclear Power, Now Oppose It”). One Economy Ministry official took a crack at telling an insider’s tale — “The Collapse of Japan’s Central Administration,” he called it — but about a month after Shigeaki Koga became a best-selling author, he was asked to resign, a request he has so far resisted. Though there is no definitive list of nuclear-related books published since the March 11 earthquake and tsunami that triggered the crisis, Amazon.com’s Japan site lists almost 100 released in the past 30 days, Minato Kawamura, a professor at Tokyo’s Hosei University, has tried to keep pace, spending more than $2,500 on 150 recently published nuclear books, including 100 re-released versions of older titles. Kawamura’s expertise in all things nuclear developed after he had written a nuclear book of his own — a diary-style account of the emergency’s first 15 days. When Fukushima Daiichi’s reactor buildings started to melt down, he had been in the middle of writing a book about Japan’s wartime occupation of Manchuria. “I called my editor and asked, ‘Um, can I change the subject?’ ” Kawamura said. Nuclear experts note that Japan’s publishing industry had long followed a policy every bit as entrenched as the pro-nuclear message promulgated by Tokyo bureaucrats. For decades, “the saying was, a book that relates to nuclear power doesn’t sell,” said Jun Tateno, a former official at the Japan Atomic Energy Research Institute who published a little-read book in 2003. Academics and researchers in the field, particularly those who opposed the use of nuclear power, had little choice but to embrace obscurity. Koide, an assistant professor at the Kyoto University Research Reactor Institute, spent his career assisting with anti-nuclear lawsuits and giving lectures to small civic groups. He also wrote several dense books, most of them compilations of his lectures, starting with the 1992 title “Going Beyond the Realities of Radioactive Contamination,” which sold 3,000 copies, Koide said. The March 11 disaster boosted demand for Koide’s expertise. Now his lectures draw up to 1,000 people. His phone rings twice a day, on average, with interview requests. He appears on television. But he acknowledges that the transformation has caused him more regret than satisfaction. “I heard this book was selling well, but I have very mixed feelings about that,” Koide said of his new book, which has sold more than 200,000 copies. “It’s selling well because the accident happened. The last 40 years, I’ve been working in this field so accidents like this wouldn’t happen. Now something horrible happened, and my books are popular.” In conversation and in his books, Koide talks often about responsibility. For the nuclear accident itself, he blames both the government and Tokyo Electric Power Co., the plant’s operator. He blames the collusive relationship between regulators and operators. But he also blames the bystanders — indeed, much of the nation that bought the idea that nuclear power is safe. “Those who were deceived are also responsible for having being deceived,” Koide wrote in his book. Compared with the past, he wrote in earlier passage, more and more people are listening to him now: “People are beginning to realize that nuclear power is dangerous. I think maybe now is the time when we can make a decision to make a significant turnaround in our society.” Special correspondents Akiko Yamamoto and Sachiko Iwata contributed to this report |
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☆クリス・バズビーとECRRについてはこちら☆ 一部引用・・ 私は日本は、特別な使命を背負っていると思う。日本は、広島と長崎で原爆を経験し、多くのヒバクシャが出た。そして今福島原発事故が起き、さらなる核による被害が拡大しようとしている。私には、日本こそが世界を変える力があるのではないかと考えてやまない。私が今日、ここで講演するのもそのような理由からである。 欧州放射線リスク委員会(ECRR) はICRPとは異なる、放射線リスクに対する新たなモデルを構築した。というのも、ICRPのモデルは内部放射線に対する考慮が欠落しているからである。ご存知のように放射線というものは、がん、白血病、先天性異常のように、突然変異を引き起こすものである。 そしてこの放射線というものは、吸収線量(ラド、グレイ)という、エネルギーの単位で表すことができるが、この単位では、放射線の生体内における密度を示すことができない。というのも、体全体に当たる放射線量、つまり平均化した値しか考慮せず、局所的な影響を考慮に入れていないからである。これはあたかも、暖炉の前で暖まることと、その暖炉の中にある炭火を口の中に入れるのとでは、体に対する影響がまったく異なることと同じ原理である。 広島長崎のヒバクシャの線量は、吸収線量だけが考慮された。つまり、核爆発によるたった一回放射されたガンマ線による放射線、すなわち、体全体で平均化されたエネルギー密度のみが考慮されたことになる。 全文はこちら |
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