2016年5月2日月曜日

福島原発事故が起きた翌年、2012年06月21日から06月25日の「阿智胡地亭の非日乗」の記事

2012年06月25日(月)

佐野真一の見方 片山さつき、小宮山洋子、小沢一郎
現在の所、阿智胡地亭は佐野真一さんというノンフィクション作家を師匠やとおもて尊敬してます。彼が「ちくま」に連載しているテレビ幻魔館というシリーズを第一回から読んでいます。7月号もさすがの切れ味です。画像を2回クリックすると拡大します。

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「取調べ可視化」と検察不祥事 by 郷原信郎
「取調べ可視化」の問題は、陸山会事件をめぐる検察不祥事の本質ではない

「陸山会事件の虚偽捜査報告書作成問題を受け、最高検は23日までに、再発防止策として、検察審査会の起訴相当議決を受けた再捜査の取り調べを、録音・録画(可視化)することを決めた」(時事通信)。

この記事を見て、私は唖然とした。あくまで新聞記事であり、検察が、本気で、この「起訴相当議決後の再捜査での取調べ可視化」を、今回の陸山会事件をめぐる検察不祥事の再発防止策と考えているのかどうかはわからない。
しかし、もし、そうであるとすれば、問題は深刻だ。要するに、検察は、この問題の本質を全く理解していないということだ。

取調べの可視化は、特捜検察にとっても重要な問題だ。過去に「特捜検察の暴走」を招いた不当な取調べを防止するために、取調べの可視化は有力な手段だ。しかし、そのことと、今回の事件を、田代検事の取調べの不当性の問題として捉えるべきだということとは全く異なる。
改めて認識すべきは、陸山会事件捜査をめぐるの問題は、3年前の検察審査会法の改正で導入された「検察審査会の起訴議決による起訴」という制度の一般的な問題ではないということだ。

西松建設事件での小沢氏秘書の逮捕まで行った強制捜査が惨憺たる結果に終わり、政権与党の幹事長とうい立場に立った小沢氏に対して、まさに「遺恨試合」のような形で捜査を継続した当時の東京地検特捜部の「暴走」が、陸山会の土地取得をめぐる政治資金規正法違反事件だった。

常識的には殆ど破綻したに等しい無理筋の事件で小沢氏の起訴をめざすとういう殆ど妄想に近い捜査が、結局、明らかな失敗に終わり、検察の組織としての決定は、小沢氏不起訴だった。

それで決着したはずの陸山会事件を、検察審査会という検察組織の外部の組織まで活用して、検察組織としての決定を覆そうとした、まさに組織に対する「反逆行為」の目論見が明らかになり、その過程での虚偽公文書作成等の多数の検察官の職務上の犯罪が問題になったのが今回の検察不祥事なのである。

このような事件の「再発防止策」は、一般的な検察審査会の議決を受けての捜査の在り方とは全く異なる。まずは、今回の事件の「組織の決定に対する反逆行為」としての本質を明らかにし、その背景と構造を解明した上で、特捜部による「組織に対する反逆行為」の再発を防止しなければならない。

「検察審査会の起訴相当議決を受けた再捜査」の一般的な問題として再発防止策を検討し、再捜査での「取調べの可視化」を打ち出すというのは、一般の事件における検察審査会の起訴相当議決を受けた検察の対応と同レベルの問題として、今回の問題を考えているということであり、問題のすり替えに過ぎない。

もし、検察幹部が、本気で、このような措置を本件の再発防止策として考えているとすれば、それは、今回の問題の本質が全く理解できていないということである。

他紙の報道からも、虚偽報告書作成問題に関する検察の処分は、来週中に公表される見通しのようだ。それが、消費税増税法案採決の方にマスコミや世の中の関心が向かっている間に、陸山会事件不祥事についての全面不起訴という社会に説明不能な処分を、できるだけ目立たない形で行い、この問題に対する説明責任から免れようとする意図によるものだとすれば、もはや検察の再生は絶望的だと言わざるを得ない。

我々は、この事件の本質を改めて認識した上で、今、検察の長い歴史に歴史上の汚点を残そうとしている検察の行動をしっかり見極める必要がある。最悪の場合は、東京地検特捜部の幹部等が悪用した検察審査会の議決に、検察の誤った判断の是正の最後の望みを託すことになるかも知れない。

それは、長い検察の歴史の中で決してあってはならない「検察組織の崩壊」の事象である。そのような事態には決してなってほしくない。

引用元


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日本新聞協会の身勝手な増税見逃しのお願い
日本新聞協会の秋山耿太郎会長、白石興二郎副会長が、「新聞・書籍に消費増税しないように」と身勝手な要求

一部引用・・

◆「そりゃないぜ、ベイビー」という感じなのが、一般社団法人「日本新聞協会」(東京都千代田区内幸町2-2-1、会員132社=新聞105社、通信4社、放送23社)の秋山耿太郎会長(朝日新聞社長)、白石興二郎副会長(読売新聞グループ本社代表取締役社長)である。

社説などでさんざん消費税増税を煽っていながら、「新聞・書籍に軽減税率を導入して、現行税率を維持して欲しい」と野田佳彦政権や国会に求めているという。誠に都合のいい身勝手な要求である。

以下全文はこちら

☆まさに自社製品が偽称商品であるあることを白状しているようなもの。若い世代が自宅で新聞を取らないようになっているのは当然だろう。
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タクシー1周で撮った首相官邸周辺デモの状況(2012.6.22 19:00~)
官邸前デモで考える、誰もがジャーナリスト時代のメディアリテラシー 一部引用・・この動画からは、マスメディアの報道や写真は、より分かりやすく、印象的なものになりがちです。デモの場合は、プラカードを持った人や、過激な言動をしているといった、いかにも「デモ参加者」っぽいところから取材するわけですが、この動画を見ると、スーツ姿のおじさんやカジュアルな服装の若者などが、参加していることが分かります。
動画の引用元はこちら  
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野田首相の地元で大飯原発再稼動反対のデモ
今どきのデモ でき方は 個人つながり2000人
2012年6月25日 07時02分 東京新聞

参加者は2000人超。黄色を身に着けた人が多かった=24日、千葉県船橋市で(早川由紀美撮影)

 野田佳彦首相の地元・千葉県船橋市で二十四日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に抗議するデモがあった。中心になったのは、東京の中央線沿線の複数の脱原発グループ。総武線で船橋まで行こうと呼び掛け、参加者は地元の人も含め二千人超(主催者発表)に。

ゆるやかな個人のつながりで、都県境を越えての大規模なデモが実現できるのは、なぜなのか。今どきのデモの成り立ちを追ってみた。 (早川由紀美)

 午後零時半すぎ、JR三鷹駅。スニーカーやアロハシャツなど何かの形で黄色を身に着けている一群がいた。黄色は総武線の車体に使われている色だ。

 黄色いジャンパースカートを着ていた会社員人見沙操さん(25)=東京都国分寺市=は、デモに参加するのは初めてという。

 「電車で行くのが面白いと思った。この後、歩くのは怖いけど」

 阿佐ケ谷や高円寺などで次々と、黄色を身に着けた人が乗り込んでくる。一目で参加者と分かるため、交流も自然と生まれる。一車両はほぼ満員となり、都県境を越えて千葉に入ると拍手が起きた。

 「脱原発杉並」などの市民グループが船橋でのデモを決めたのは、再稼働が正式決定した直後だった。元新聞記者で弁護士の日隅一雄さんが十二日に死去する直前、ツイッターで野田首相の地元で声を上げることを望んだことも、一つのきっかけとなったという。

 「黄色」などの細かい情報が広がるのも、このツイッターが果たす役割が大きい。ツイッターはインターネット上で、短文を投稿できるサービス。特定の投稿者を登録すると、その人が投稿するたびに見ることができる。

 その短文を広めたいときは、自分がもう一度投稿すれば、自分を登録している人の目に留まる。こうして連鎖的に情報が伝わる。東京電力福島第一原発事故後、放射能の影響を心配する人たちなどが情報収集に使う中でつながりも生まれ、情報共有の輪も格段に広がっている。

 西荻窪駅から乗り込んだ翻訳家の池田香代子さん(63)は「若い人たちの思い付きはすごい。脱帽する」と話した。旧来の動員型のデモとの違いが出る理由を「いわゆる左翼の人たちは論理で原発に反対してきたけど、今は一人一人が存在をかけて『もういやだ』と感情を吐露している」と分析していた。
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オスプレイ 本州などでも飛行計画
オスプレイ 本州などでも飛行計画
6月24日 11時27分NHKニュース

 沖縄への配備が計画されているアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」について、海兵隊が、沖縄だけでなく、本州、四国、九州の6つのルートでも飛行訓練を計画していることが分かりました。

「MV22オスプレイ」は、垂直に離着陸し、水平飛行もできるアメリカ軍の新型輸送機で、海兵隊が沖縄の普天間基地への配備を計画しています。

これに伴って、今月、海兵隊が作成した環境への影響についての報告書が公表され、この中で、海兵隊が、沖縄だけでなく、本州、四国、九州の6つのルートでも、オスプレイの飛行訓練を計画していることが分かりました。

ルートには、東北の「グリーン」、四国の「オレンジ」、九州の「イエロー」など色の名前が付けられ、海兵隊は、6つのルートでの飛行訓練が、合わせて年間330回になると予測しています。

飛行高度は、日本の航空法が定める最低安全高度のおよそ150メートル以上だとしたうえで、低空飛行や夜間飛行も行う計画だとしています。

また、訓練に伴う騒音などの影響は大きくないとしています。
オスプレイを巡っては、今月アメリカで、ことし4月にはモロッコで墜落事故が起き、沖縄などで配備に反対する声が強まっています。

軍事評論家の前田哲男さんは「沖縄だけでなく本土の空域も使うことが明らかになったわけで、オスプレイの配備については、本土の人も無縁ではないということを示したものだと思います」と話しています。

6つの飛行ルートとは

飛行ルートについて、海兵隊の報告書では、関係する自治体の名前は記されていませんが、地図に示されたルートによると、▽東北の山間部を飛行する「グリーン」と「ピンク」、▽北アルプスや越後山脈の周辺を飛行する「ブルー」、▽四国山地周辺を飛行する「オレンジ」、▽九州山地周辺を飛行する「イエロー」、▽奄美諸島に沿って飛行する「パープル」の6つです。

報告書は、これらのルートで、山口県の岩国基地所属の海兵隊機、ハリアー攻撃機や、FA18戦闘攻撃機が、以前から飛行訓練を行ってきたとしていますが、軍事評論家の前田哲男さんは「ルートの存在は以前から指摘されていたが、アメリカ側が公式に公表したのは初めてではないか」と話しています。

また、オスプレイが、6つのルートで飛行訓練を行う目的について、前田さんは「海兵隊は、敵のレーダーに捉えられないよう、パイロットに、低空飛行の技術を身につけさせていて、これらのルートで山間部を飛ぶ訓練などを行うと考えられる」と指摘しています。

☆アメリカは従来から軍用機の飛行練習に使ってきたルートを、オスプレイにも適用するだけということだ。

しかし自民党、外務省、防衛庁、報道業界は、本州、四国、九州にこれらの飛行ルートがあることを長年、表に出さないように努力してきた。

くにたみがこれを知れば、日本全土がアメリカの軍事訓練場であること、つまり日本がアメリカの事実上の属国であることを、肌で感じてしまうからだ。そして猛烈な反対運動が起こることを恐れてのことだ。

 政・官・財・学・報道という日本の五角形複合体の、これまでのその努力をアメリカ側が知らないわけはない。

 にもかかわらず、ここにきて彼らは本州、四国、九州を含めた6ルートを公表した。

その真意はいくつか考えられるが、またご隠居さんとこ行って聞いてみますわ。
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2012年06月24日(日)
プロ野球担当の記者たちは茶坊主の集団? 隠居の茶話N1
売れない落語家の 阿智胡地亭辛好 が今日も今日とて、楽屋横の隠居部屋に上がりこみ、席亭のご隠居と毒にも薬にもならない話で盛り上がっております。

 辛好:ご隠居さん、えらいご無沙汰でした。またこちらの席亭に声かけてもろたんで、時々よせてもらいますわ。

 隠居:そうかそうか、そら結構なこっちゃ。ところで近頃世間でかまびすしいのは「一億円の原さん」の話らしいなぁ。

 辛好:そうですねん、本人さんや球団の話やと「二人の一般の社会人がある日訪ねてきて、原さんが困る女性問題があるけど、自分たちは原さんを助けてあげることが出来ると言ってきた。

助けるには費用がかかると言う。指を一本立てたので一千万ですかと聞くと一億円だと言う。二日間でキャッシュで耳を揃えて一億円を用意してお渡しした」ということらしいですわ。

 隠居:一億円か(タメイキ)。わしゃ一生そんな大金は現物を見んと死にそうやなぁ。巨人軍の監督ちゅうのは給料高いんやなぁ。普通の大手の会社役員でもそんなん、ちょとやそっとでは準備できへんやろ。

 辛好:それにしても、それを全部発表せなあかんようになったのが、週刊誌に記事が出る一日前やったちゅうのは、なんやねんちゅう感じですわな。

 隠居:つまり、週刊誌にでんかったら、な~んもなかったことにしとこちゅう魂胆やったわけや。しかも今回世間に事実をカミングアウトする時に、清武たら言う人への個人攻撃文書をマスコミに配った。

 辛好:なんか目くらませ喰わしたろという作戦みたいやけど、これって自分で深みにはまるようなことしてません???

 隠居:そうや、ところで話し変えるけど、もし自分が勤めてる役所や会社や農協で、部長クラスの人間が不倫しました。話を消してくれると言う人に一億円払いましたて、みんなの前で言うたらどうなる?

 辛好:そら、拍手喝采、これぞ男の中の男やいうてみんなで誉めたたえますな。

 隠居:そんなアホな。しかし読売本社のシナリオはそれを目指すのが本線みたいやなぁ。

しかし隠居のわしでも、そんな奴が自分の上司で毎日顔を見ないかんのは嫌やなぁ。普通なら自分でそっと身を引けば、惻隠の情で誰も深追いせんが、原さんを球団と読売本社は辞めささんらしい。

原さんが辞めてしもたら、もみ消しに会社が一枚かんだことがバレバレになるからなぁ。

実際は、原さんは「ハラのムシロ」の上でシーズン終わりまで過ごすのは辛かろう。

 辛好:それも言うなら『針のムシロ』でっしゃろ。

 隠居:も一つ腑に落ちんのはスポーツ担当の記者連中やな。
大きなスポーツ専門紙でもテレビラジオでも記者、解説者含めて

『原さん、辞めてはよ楽になり』

というて上げる人が誰もおらんことや。

 辛好:とても言い出せる空気やないちゅう、例の日本人のいつものスタイルでっか。そんなことを業界でちょとでも言うたらメシくうてかれへんと。

 隠居:それもあるけど、誇り高き、上から目線のスポーツ記者達は自分が属している業界の、歴史と伝統のある巨人軍がこんな恥ずかしい行動をとることを、どう始末をつけていいか誰もわからへんのと違う?

結果から見るとこれからも業界の自浄作用はないやろ。誰も原さん辞めなはれというホンマに原さんのことを考える人はおらんとおもう。

後ろに控える球団首脳と読売本体がどう思うか忖度しつづけるだけや。

 辛好:ほな原監督を助けるにはどないしたよろしいんでっか。

 隠居:そら簡単や。あのな、原さんが払ろた一億円の中にはな、
神巨戦を応援に行った阪神ファンが払ろた入場料も入っているんや。

そやから次の巨人戦のときから、甲子園球場の阪神ファンは一斉に声を上げて「もう一億円、もう一億円」と言うたらええ。

 辛好:ええっ、また一億円でっか?

 隠居:そうや、ジャイアンツやから、もう一人くらいまた一億円ゆすられる輩が出てきても不思議はない。そんときはまたわしらの入場料から払えるでと、みんなで巨人の選手を安心させてやったらいいんや。それがプロ野球の不祥事と大相撲の八百長問題の違いをだすことになるんや。


 辛好:なんやようわからんが、御隠居さんはもう原救うたつもりになっとるなぁ。

 お後がよろしいようで・・
 
平野復興相が福島県民の身になって文科省と保安院の責任を問う
米放射線分布図問題で文科省、保安院に説明要求
2012-06-23

 平野達男復興相は22日午前の閣議後の記者会見で、政府が米国から東京電力福島第1原発周辺の放射線分布地図を提供されたにもかかわらず公表しなかった問題について、文部科学省と経済産業省原子力安全・保安院に対し、本県の被災自治体への事実関係を説明するよう求めていることを明らかにした。

 放射線分布図をめぐっては、本県の被災自治体から避難に役立てることができたのではないかと強い批判が挙がっている。平野復興相は「地元に説明をしっかりすべきと強く要請している」と述べた。

被災自治体に説明がない緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の予測結果についても「被災自治体に説明した痕跡がない。何も説明していないというのは私にとっても意外だ」と述べ、米国からの情報と併せて説明を要求したことも明かした。

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検察内部で取調べの可視化の検討チームが出来る
可視化での取り調べ手法で検討チーム
6月23日 11時41分 NHKニュース

取り調べを録音・録画する可視化の対象事件が広がり、検察官の中には容疑者から供述を得るのが難しくなるという懸念が出ていることから、最高検察庁は、可視化されたなかでの有効な取り調べ手法を確立するため、近く検討チームを立ち上げることを決めました。

大阪地検特捜部の不祥事をきっかけに、検察では特捜部などで取り調べの録音録画が試験的に始まるなど、可視化の対象となる事件は拡大する傾向にあります。

取り調べが可視化されると、不当な取り調べがなかったかどうか検証できるようになるものの、検察官の中には、容疑者から供述を得るのが難しくなり、真相の解明に影響が出るのではないかという懸念も出ています。

このため最高検察庁は、可視化されたなかでの有効な取り調べ手法を確立するため、近く検討チームを立ち上げることを決めました。
検討チームは、可視化を行っている海外に検事を派遣し、現状を調査するほか、取り調べを巡る心理学の研究成果も参考にすることにしています。

そのうえで取り調べ手法が確立されれば、全国の検察官に研修などを行って、取り調べ技術を高めたいとしています。

これまでの取り調べは、個々の検察官の経験や技量に委ねられ、統一した手法が全くなかったのが実態で、今回の試みは、可視化に対応しようという捜査当局の新たな動きとして注目されます。

☆「容疑者から供述を得るのが難しくなる」と言うのがよくわからない。裏を返せばこれまでのように、一部の検察官が脅し透かし誤魔化しを常套手段にしてきたことの証明だ。

イギリスでも韓国でも、導入の結果、かえって取調べが公明正大に出来るようになったと検察官が発言していた。(NHKの特集番組)

内部でのチームでは馴れ合いの中途半端な可視化になるのでは?という心配がある。本件はこれからも目を離せない。
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2012年06月23日(土)
沖縄1945年6月23日 日本軍がアメリカとの戦闘を継続できなくなった日
沖縄慰霊の日 戦没者の追悼式
6月23日 12時9分 NHKニュース
沖縄は、23日、太平洋戦争末期の沖縄戦から67年の「慰霊の日」を迎え、各地で平和への祈りがささげられています。

最後の激戦地となった沖縄本島南部の糸満市では、沖縄県主催の戦没者追悼式が行われています。

昭和20年の沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦の末、犠牲者は20万人を超え、県民の4人に1人が命を落としました。

6月23日は、沖縄戦で旧日本軍の組織的な戦闘が終わった日とされ、沖縄県が「慰霊の日」と定めています。

最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園には、遺族などが訪れ、戦没者の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」に花を手向けて、犠牲者を悼んでいます。

母親が撃たれて亡くなったという69歳の女性は、「母が撃たれたとき、私は血だらけになって、近くにいた人に抱えられて生き延びました。戦争がなければ母と一緒に過ごせたと思うと、憎くてたまりません。母の名前が書いてあるここに来ると、会えた気になります。『いつまでも見守っていてください』と伝えました」と話していました。

平和祈念公園では、正午前から遺族などおよそ4500人が参列して、沖縄県主催の戦没者追悼式が行われています。

仲井真知事が「平和宣言」を読み上げて、平和を求める沖縄の声を世界に向けて発信するほか、野田総理大臣も犠牲者に哀悼の意を表すことになっています。

ことしは沖縄が日本に復帰して40年となる節目の年ですが、今も悲しみの記憶と、戦争が残した基地の負担に向き合うなか、沖縄は、平和を願う祈りに包まれます。

慰霊の日 遺族ら平和願い行進

6月23日 11時41分 NHKニュース
沖縄戦最後の激戦地となった沖縄本島南部の糸満市では、遺族などおよそ800人が平和の尊さを訴える平和行進を行いました。

ことしで51回目となる平和行進は、沖縄戦最後の激戦地となり多くの人が亡くなった沖縄本島南部から平和の尊さや戦争の悲惨さを訴えようと、毎年「慰霊の日」に行われています。

この日は、県内外の遺族などおよそ800人が糸満市役所前の広場から、戦没者の追悼式が行われる平和祈念公園までのおよそ9キロの道のりを行進しました。

主催する沖縄県遺族連合会によりますと、高齢化が進み、行進に参加できない遺族が年々増えていて、戦争の記憶をいかに継承していくかが課題になっているということです。

参加者は戦争で亡くなった人たちのことを思いながら、歩みを進めていました。

父親など家族4人を亡くしたという沖縄市の77歳の男性は「戦争は何ももたらさない悲惨なものです。基地問題が解決しないかぎり、沖縄に本当の平和は訪れないと思います」と話していました。

また、孫と一緒に毎年参加している那覇市の67歳の女性は、「父親を亡くした自分の体験を伝えていくことができたらという思いで、行進に参加しています」と話していました。
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国会周辺デモの個人参加者たち
一人の力 未来は変わる 再稼働反対デモ
2012年6月23日 07時25分 東京新聞

 民意からかけ離れた政治に、声を上げ続ける人がいる。関西電力大飯(おおい)原発(福井県おおい町)の再稼働に抗議し、二十二日夜も大勢の人が国会周辺に集まった。今いる「ここ」から、未来は変えられる。一票という力を持つ人たちの思いを国会前で聞いた。 (比護正史、鬼木洋一)

■当事者意識で生きる アーティスト・鹿嶋 隆文さん(34)

 今までは、上から与えられた情報で生きてきた。なぜ今のような事態になったかと考えると、子どもの未来が想像できなかったから。今ならまだ間に合うかもしれないと、ここに来ました。

 東日本大震災の二日前、勤めていた東京都内のそば店を辞めました。隣近所の人の顔も知らなければ、周りの人とつながることもなかった。孤独感とストレスでいっぱいでした。

 震災から約一カ月後、原発事故による放射能への恐怖もあり、海外に逃げました。一年間、タイやオーストラリアなどを回りました。オーストラリアのある町のコミュニティーセンターは、若い人々の交流の場になっていた。地域がつながっている感じがいいなと思いました。

 もともと絵を描いていたので三月に帰国後、地元の神奈川県葉山町などでアートで町おこしをする複数の市民団体に加わりました。地域に根差して、当事者意識を持って生きようと考えたからです。

 震災後はみんな心に寂しさを抱えていた。催しを企画すると、知らなかった人々が集まって自然とつながっていきます。こういうつながりをもっと広げたいです。

■情報集め判断する 主婦・梅沢千津子さん(60)

 脱原発のデモや集会に参加するようになったのは今年四月から。事故が起きるまで興味も知識もなくて、今振り返ると、そういう自分がいやになります。自分で情報を集め、最終的に自分で判断できるようになるため、フェイスブックやツイッターを始めました。

 当初は一人でデモに行くことに抵抗感があり、ツイッターで「心細い」とつぶやいたりしていました。知らない人たちからの「大丈夫。個人で来ている人が多いから」との反応が励みになりました。

 バイオリンの趣味を生かし、八年前から福祉施設や病院などで演奏するボランティアを続けています。震災後はショックで数カ月楽器を触る気にもならなかった。やむなく人前で演奏する機会があったときに、聴いてくれた人から「元気をもらいました」と言われ、立ち直れた。

 自分でできることをと考え、NPO法人の仲介で昨年十一月、岩手県大船渡市のスーパーで相棒の女性ピアニストと演奏しました。都内に移住した岩手県大槌町の被災者と知り合いになり今秋、ミニコンサートを開く計画を進めています。

■学生と思いを共有 大学講師・筒井 史緒さん(35)

 大声を出すとか、主義主張を声高に話すのは苦手でした。でも、誰かがやってくれるだろうという人ばかりだったら何も動かない。一人でも変われば、何かが変わると信じて知人と一緒に来ました。

 帝京大学で、宗教文化論や英語を教えています。以前は授業で自分の個人的な思いを語るのは、押しつけにつながると意識的に控えていました。震災後は、教師というより一人の人間として、授業の合間に「自分はこう思うけどみんなはどう?」と、学生に投げ掛けるようにしています。

 震災と原発事故で、命には限りがあることを、あらためて思い知らされたのがきっかけです。自分も突然、命を失うかもしれない。日本だって今の状況なら、いつどうなるかも分からない。授業は学生たちと思いをシェア(共有)できる場なんだと、今は強く感じます。

 私たちは、自分では作り出せない自然に生かされてきた。それなのに使えるものは使い尽くし、勝手に変えてしまっていいんだと傲慢(ごうまん)に考え、今のような状況を招いたのではないでしょうか。
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首相官邸前へ大デモが起きている
大飯再稼働:撤回求め官邸前でデモ 列は700メートルに
毎日新聞 2012年06月22日 21時40分

首相官邸前で、大飯原発再稼働反対を連呼する抗議集会の参加者ら=東京都千代田区で2012年6月22日午後6時19分、手塚耕一郎撮影
東京・永田町の首相官邸前で22日、関西電力大飯原発の再稼働撤回を政府に求める抗議行動があった。主催者によると約4万5000人、警視庁によると約1万1000人が参加。周辺の歩道を埋め尽くした人が「再稼働反対」と、約2時間にわたって声を上げた。

 有志の市民ネットワーク「首都圏反原発連合」の呼びかけ。3月に始めた当初は300人程度だったが、回数を重ねるごとに参加者が増えたという。この日集まった人の列は約700メートルにも達した。

 茨城県土浦市から来たという会社員、東原裕樹さん(32)は「フェイスブックで今日の活動を知った。核廃棄物の処理方法も決まっていないのに再稼働するなんてあきれてしまう。黙っていてはいけないと思った」と参加理由を話した。【池田知広】

首相官邸前で再稼働反対デモ 
2012年6月23日 00時35分 東京新聞

首相官邸前で大飯原発再稼働反対を訴える人たち=22日午後、東京・永田町で(淡路久喜撮影)


 関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働決定の撤回を求める大規模なデモが二十二日夜、首相官邸周辺(東京都千代田区)であり、官邸に向かって「再稼働反対」「大飯を止めろ」と力強いコールを繰り返した。

 複数の市民グループ有志でつくる「首都圏反原発連合」がツイッターなどで呼び掛けた。政府が3、4号機の再稼働方針を決めた四月から毎週末、官邸前で実施されているが、再稼働が正式に決まった今月十六日以降、これに抗議して参加する市民が増加。

 この日は、官邸から霞が関方向へ人の波が歩道から車道にあふれ、主催者発表で約四万五千人が加わった。

 マイクを握ったルポライター鎌田慧さんは「原発がなくても日本社会は混乱しない」と強調。参加した東京都東村山市の大越明子さん(44)は「声を上げないと、賛成したのと同じになってしまう。再稼働を認めると、なし崩し的に他でも始まるのでは」と話した。

大飯再稼働撤回求める 官邸前で「4万人」
朝日新聞デジタル 2012年6月22日21時11分

 関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働撤回を求める市民らが22日夜、首相官邸前で抗議集会を開いた。主催者発表で約4万人、警視庁調べで約1万人が参加。プラカードや横断幕を手に、「再稼働決定は許せない」と参加者が次々に声を上げた。




 
俳優の山本太郎さんは「この声が聞こえないなら、(首相は)即刻退場すべきだ」。この抗議集会に初めて参加したという作家の落合恵子さんは「私たちは一歩も後ろに引かない。これほど市民を裏切る人々を許さない」と野田政権を批判した。



 
官邸前では大飯原発再稼働への抗議活動が週末ごとに続き、16日の再稼働決定で反発が一段と強まっている。22日は市民団体有志がツイッターで呼びかけ、仕事帰りの若者や女性らの参加者が車道にあふれた。




また、この日は、再稼働を支持する団体などが抗議集会に批判の声を浴びせ、官邸前は騒然となった。
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岩手県民 生活回復の実感なしが今も過半数
生活回復の実感なし過半数 県の第2回被災者調査
(2012/06/22) 岩手日報

 県は21日、沿岸部の被災者に継続的に復興の実感を聞く「いわて復興ウォッチャー調査」の第2回調査結果を公表した。被災者の生活の回復に対する実感について、2月に実施した前回調査を約7ポイント上回る約33%が「回復した」「やや回復した」と回答した。一方、生活再建を実感できない層は約50%と依然として多く、生活再建の基盤となる住環境や雇用の改善が求められている。

 自由記述では「公営住宅の移転先が決まらず、実現が遅れている」「がれき処理の日雇いが切れ、仮設住宅の表情は暗い」など、これからの暮らしや雇用について不安を訴える声が目立った。

 地域別では、岩泉町以北の沿岸北部で「やや回復」が46・8%を占めたのに対し、沿岸南部は「あまりしていない」との回答が41・5%と最多。被害の甚大な地域ほど生活再建の遅れを感じている。
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福島原発行動隊の定期通信第19号です。
一部引用・・

■第17回院内集会を開催しました

6月7日、参議院議員会館講堂で第17回院内集会を開
催しました。

集会ではまず福島原発行動隊の理事である平井吉夫
氏が「福島原発行動隊と新しい老人文化」と題して講
演を行いました(下欄参照)。

講演の後、参加者からは「すばらしい解説だと思
う」「文化運動にしなければならないというのは賛成
だ」などといった感想が出されました。

また、なぜ福島原発行動隊に政府・東電から声がか
からないのかという点についても発言があり、「行動
隊は全国から色々な意見を持っている人が集まってい
る組織であることから(政府・東電は)恐怖感を持っ
ているのではないか」といった声が出された一方で、
「声がかからないのは実績がないからだ、原発内での
作業に備えた訓練を定期的にやるべきだ」といった意
見も出されました。

以下全文はこちら
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元陸軍軍医、95歳肥田舜太郎の今後の内部被ばくの心配
肥田舜太郎 インタビュー|たったひとつ言えるのは、放射線に抵抗できるのは自分の命だけ一部引用・・・

——終戦後、内部被曝の研究をしようとする学者に対し、アメリカ軍からの妨害が多々あったとのこと。それは先生ご自身にもありましたか?

「広島で2回と東京へ来て1回、実際にアメリカ軍に逮捕されました。僕が被爆患者と接触し、診断をすると、『患者を診ること自体がけしからん』という態度でした。彼らにしてみれば、それは反米活動だと」

——それでも屈しなかったのは?

「私はたくさんの被爆者から、当時でいえば神様みたいに思われていたんです。だからもし逮捕されたら、大変な数の被爆者が怒る。逆に言えばそれだけが頼みだった。『逮捕して、牢屋に入れるなら入れてみろ』と。それを信じて、やられたらやられたまでだと思っていました。自分が診なければ、普通の医者はみんな逃げちゃって、他に誰もいなかった」

・・・・・中略・・・・・

——私たち一般市民が、様々な情報に惑わされないようにするには?

「被害を受けている国民の側に立った発言か、放射線を使う側を擁護した発言かを聞き分けるほかしょうがない。そこではっきり分かれます」

——先生は戦後「ぶらぶら病」(直接被爆していない人が、ある日突然身体がだるくなって動けなくなる病)の原因がわからないまま、約30年後にスターングラス博士の内部被曝に関する学説にたどり着きます。アメリカで低線量被曝の危険性に警鐘を鳴らす博士と出会い、どう感じられましたか?

「最初はただ、『そのことに明るい人だ』ということを聞き、たまたま講演に行ったんです。その時に受付で自分の名前を『広島の被爆した医師』と書いておいたら、講演後に向こうから会いにきてくれたんです。それで『いちばん困っているのは後遺症で、日本語でいうところの「ぶらぶら病」が出て、まったく原因がわからない』という話をしました。

すると、それは、体内に摂取された放射線が中から働いた症状だと。詳細は医学的にまだわからないんだけど、出てくるべき症状が出てきただけだという話を聞いて、理由はわからないけど、納得ができたわけです」

全文はこちら
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那覇市長らが上京してオスプレイの配備撤回を政府に申し入れ
「オスプレイ配備撤回を」 那覇市長ら政府に要請
2012年6月22日 【琉球新報電子版】

 【東京】翁長雄志那覇市長、永山盛廣那覇市議会議長ら要請団は22日午前、外務省の加藤敏幸外務政務官を訪れ、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍普天間飛行場への配備撤回と那覇軍港搬入を中止するよう求める要請文を手渡した。翁長市長ら要請団は午後、森本敏防衛相と会談する。

 加藤政務官は「申し入れ内容について大臣に伝えたい」と述べた。
 要請後、翁長市長は「基地負担の軽減と言いながら、オスプレイを持ってくるとはとんでもない。オスプレイの配備、飛行は県内で非常に難しくなっている。県民大会も視野に入れており、安全保障体制の維持も厳しくなると言った」と訴えた。

 日米両政府はオスプレイを7月下旬に米軍岩国基地(山口県)に搬入し、試験飛行した後に、8月にも普天間飛行場へ配備する計画。
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敦賀原発の地下の亀裂 調査進捗をHPに掲載指示
原発地下の亀裂調査経過公開へ
6月23日 0時59分 NHKニュース

 福井県にある敦賀原子力発電所の敷地の地下を走る亀裂を巡って、日本原子力発電が行っている調査について、国の原子力安全・保安院は、調査の途中でも進み具合を報告させたうえでホームページで公開するという異例の対応をとることになりました。

去年3月の震災で、断層の活動が以前より活発になったことから、原子力安全・保安院は全国の8つの原発について、これまで考慮しなかった、互いに5キロ以上離れた活断層が連動する可能性があるとして、影響を調べて評価を見直すよう電力会社に求めています。

このうち、福井県にある敦賀原発では、2号機の近くの地中にある「破砕帯」と呼ばれる亀裂が活断層の可能性があるなどと専門家から指摘され、日本原子力発電は先月から現地調査などを行っています。

保安院は、22日の専門家の会議で、調査の途中でも、現地で調べる場所を専門家が視察するほか、日々の作業の進み具合や予定を週に1度程度報告させたうえで、ホームページで公開することを明らかにしました。

保安院は、「こうした対応は異例だが、今後は現地で調査する場合は途中段階での国のチェックを増やす方針で、これまで事業者任せだったやり方を改めて、国民の不安を解消したい」としています。

このほか、22日の会議では、福井県の若狭湾で400年ほど前に起きた大地震に伴う津波について、関西電力などが「津波の痕跡はない」という結果を報告したことに対し、専門家から「幅広い視点での調査が必要だ」という指摘が相次ぎ、調査のやり方を再検討することになりました。

さらに、青森県にある東通原発の敷地内の「破砕帯」と呼ばれる亀裂について、専門家から「『活断層』ではないと言うには追加の調査が必要だ」という指摘を受け、東北電力は調査計画を示しました。

計画では、これまでの調査結果の内容を充実させるため、新たにボーリングやレーダーによる地中の調査を行い、早ければことし11月に結果をまとめるとしています。
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ジャーナリズムの冬眠 by 上杉 隆
Vol.115

上杉隆の東京脱力メールマガジン          

    『 ニュースの深層 ジャーナリズムの冬眠 』       
「ニュースの深層」(朝日ニュースター)の最後の出演が終わった。

2006年からの6年間、ニュースキャスターとして多くのゲストをスタジオに迎えることができたのはジャーナリストとして極めて幸せだった。チャンスを与えて続けてくれた岡崎哲也報道制作局長(元朝日新聞政治部記者)と朝日ニュースターには改めて感謝したい。

第1回目のゲストは鈴木宗男氏だった。まだバッシングの最中にあり、刑事被告人としてテレビ出演すら許されなかった時期である。当初から鈴木氏の無罪を訴えていたのは政治ジャーナリストの藤本順一氏くらい、酷い状況の中にいた鈴木氏をあえて第1回目のゲストに招いたのだ。

生放送の始まる直前、私に気を遣ってか、「上杉さん、大丈夫かい?」という何度も尋ねる鈴木氏。彼に向かって私はこう伝えた。

「宗男さん、遠慮せずになんでも話してください。責任は全部こっちが取りますから──」

余計なことを言ったかもしれないと思ったのは生放送が始まって直後のことだった。鈴木氏は3人の外務省の役人の実名を挙げると、料亭やモスクワでのスキャンダルを公共の放送で暴露し始めたのだ。

「今夜、名前の挙がった外務省の御三方、反論があれば来週以降、この場を提供します。スタジオに来て反論なさってください」

こうやって冷汗のうちに終わったはずの初回放送だが、話はそこでは終わらなかった。翌日には週刊文春から取材が入り、2ページにわたる「外務省スキャンダル」の記事が掲載されたのだった。

初回にして局側(親会社/朝日新聞)に睨まれることになった私だが、逆に決心がついた。

「まさか、一か月で降板はないだろう。少なくとも3か月か、あるいは6か月の2クール、それくらいは使い続けなければ、逆に局側のマイナスになるはずだ。ならば、降板させられるまで徹底して、既存メディアには登場できないようなゲスト、メディアに出たことのないゲストを呼んで生放送のスタジオで発言してもらおう。それで降ろされても本望だ」

こう考えて、実際にその後、忠実にそれを実行し始めたのだ。ただ、まさかそれが6か月ではなく6年も続くとは想像だにしなかったが。

当時「NHK番組改変問題」で朝日新聞と激しく対立していた中川昭一農林水産大臣を招いたのもその流れからだった。当初、「ニュースの深層」は朝日新聞の本社ビルから中継していた。そこに中川氏が来るということもあって、朝日新聞ではちょっとした騒ぎになっていたようだ。

当日、朝日新聞の幹部から、発言や質問に対して事前に圧力等がかからないよう、私はギリギリの時刻にスタジオ入りした。そして、生放送の始まった途端、こっそりと用意していた当該記事の載った朝日新聞をいきなり画面に向かって広げて、中川氏に「この記事の通り、NHKに圧力をかけたのですか?」と質したのだ。

放送後に聞いた話では、その様子を社内で見ていた当時の朝日新聞編集局幹部は「上杉の野郎、ふざけやがって」と怒りをあらわにしたという。

なぜなら、中川氏は疑惑を全否定、その記事を書いた朝日新聞記者に対して、この場(朝日新聞内のスタジオ)に来て反論するよう迫り、私も「どうぞ番組を見ているであろう本田記者、今週でも来週でも反論の場所を用意しますので、出演してください。お待ちしています」と同調したからだろう。

このように、私の担当する火曜日の深層は毎回のように騒動が続いた。そして同じ2006年の春、今度は有田芳生氏(現参議院議員)をゲストに呼んで「統一教会」の問題を語ってもらった時、最大の騒動が勃発した。

山崎拓自民党幹事長(当時)のある疑惑について、有田氏に語ってもらっている最中から、局あてに山崎氏本人から抗議の電話がかかってきたのだ。私はいつもと同じように「反論があったらぜひ放送に出てください」と生放送中に呼びかけた。だが、山崎氏の要求は訂正放送と番組再放送の中止だった。

結論からいえば、局側は山崎氏側からの提案を飲んだ。私はそうした圧力に屈する姿勢に賛同できず、自らの降板も辞さない考えを伝え、個人的に山崎氏の国会事務所、さらには本人の携帯電話を鳴らし、「反論」のための番組を用意するからそこに出演していただくか、あるいは「圧力」を取り下げるよう直接伝えたのだ。

だが、電話で話した山崎氏は「いや、そこまで言っとらん」として、番組への反論を自ら放棄した。そして局にもそうしたことは「求めていない」と言い切ったのだ。

2006年、日本の政界は小泉純一郎首相のもと、自民党が衆議院で300議席を超えるという最盛期を迎えていた。その中で、与党の幹事長の力が小さくないことは、元国会議員秘書の立場からも十分理解していた。私はもしかして番組自体が終了するのではないかと覚悟した。

その後も、様々な政治家にゲストとして登場してもらった。首相経験者でいえば野田佳彦氏(現首相)や鳩山由紀夫氏や中曽根康弘氏、官房長官経験者では仙谷由人氏や枝野幸男氏、中川秀直氏や塩崎恭久氏など。現職大臣は先述の中川昭一氏を含め、本当に数えきれないほど。そして既存メディアから排除されていた小沢一郎氏や鈴木宗男氏も一年に一回のペースでお招きした。

6年間の番組出演を通じて思うことは、国会や選挙区などで反対意見や批判に
常に晒されている政治家の方が、言論で口を糊しているメディアの人間よりもずっとディベートに強いということだった。きっといつも批判に晒されていることから耐性が上がっただろう。

それにしても、朝日ニュースターの終焉によって、日本にようやく根づいたフェアなジャーナリズムの空間のひとつがメディア側の都合で消滅するのは重ね重ね残念だ。

ニュースの深層のキャスターとして過ごした6年間は、私にとってかけがえのない貴重な時間であったが、同時に番組に出演した多くの人々が、現在日本の政治や言論界の中枢で活躍している姿をみると、言論空間全体にとっても悪い番組ではなかったのだと納得している。

ツイッターでの同時進行も、Ustreamでの同時生中継も、実は「ニュースの深層」が最初である。そのことを誇っているのではない。そうした挑戦的な番組が失われることで、再び日本の言論空間が硬直することを恐れているのだ。

後継の同番組は生放送ではなく収録によるものだという。最初から障害はあろうが、新しいキャスターたちにはぜひとも自由な言論への挑戦を忘れずに一日でも長く続けてほしい。そして、制作側ではなく視聴者に目を向けた番組に育てあげてほしい。僭越ながら、前任のキャスターのひとりとしてエールを贈る。

また一方で、私自身も、「ニュースの深層」の精神を体現したような新番組を立ち上げ、彼らの番組に挑みたいと考えている。フェアな言論空間創出のためには多様性が不可欠であり、そのためには誰もが行動すべきだと信じている。

私は今後もその一員でありたいと願っている。

本有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、reader_yuryo@mag2.com
までお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行元:上杉隆
■Twitter:http://twitter.com/#!/uesugitakashi
■Blog:http://www.uesugitakashi.com/
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20120622 ふるさとは奪われた~原発事故 双葉町の選択

NHK・震災ドキュメント2012福島県双葉町は、原発事故の後「より安全な場所へ」と、1400人の町民と町役場が一緒に、埼玉県加須市の廃校に避難した。1年以上たっても、戻れるめどはたたず、全国最後の一次避難所となった校舎。職員室が町役場、校長室には井戸川町長が住み込み、約200人の住民が各教室で暮らす。町民は福島県内と県外に二分して、ばらばらに暮らす状態となった。これからどう生きていくのか、決断を迫られている町民の姿を見つめた。
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2012年06月22日(金)

 
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太陽光発電契約が10万件を越えた 中国電力
太陽光発電契約が10万件超えシェアする
2012/6/21 中国新聞

 中国電力は20日、電力購入契約による太陽光発電パネルの設置件数が、5月末時点で10万件を超えたと明らかにした。7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まるため、中電は「今後も増える」とみている。

 5月末時点の契約件数は10万733件で、3月末から約4千件の増加。契約容量は41万4千キロワットに上る。太陽光発電の余剰電力買い取り制度がスタートした2009年11月以降、急増が続く。

 国などの補助金の広がりや太陽光パネルの値下がりを受け、設備を取り付ける家庭が増えている。自然エネルギーへの関心の高まりも背景にあるとみられる。
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原子力委員会は従来通り、国家のカネが流れるように仕組む。にじむ核燃再処理維持  
にじむ核燃再処理維持 原発依存度3案報告書
2012年6月22日 東京新聞朝刊

今後の核燃料サイクル政策の選択肢を検討してきた原子力委員会は二十一日、二〇三〇年時点で総発電量に占める原発の割合(依存度)に応じた選択肢の報告書をまとめた。依存度を0%、15%、20~25%の三つに分け、使用済み核燃料や再処理工場、高速増殖原型炉「もんじゅ」の扱いをどうすべきかを記した。

どれがいいかは書かなかったが、核燃料は再処理と地中に埋める直接処分を併存させる方式が望ましいとの意向をにじませている。

 原子力委は近く、政府エネルギー・環境会議(議長・古川元久国家戦略担当相)に報告書を提出。同会議は八月にも新たなエネルギー政策をまとめる。

 報告書は、原発依存度が0%(脱原発)を選ぶ場合、残された使用済み核燃料は全て直接処分し、再処理工場(青森県六ケ所村)は廃止、もんじゅの開発は中止し、高速増殖炉関連は基礎研究程度にとどめるのが適切だとした。

 依存度が15、20~25%の場合は、使用済み核燃料が継続的に発生することになるため、どちらも再処理工場は稼働させる形に。処理しきれない核燃料が残るため、再処理と直接処分の併存が適切とした。再処理で取り出したプルトニウムの使い道として、高速増殖炉実現に向けた努力を続けるのが適切とした。その一環で、もんじゅは一定期間動かす、としている。

 また、20~25%の場合は、併存のほか、高速増殖炉の開発を積極的に進め、核燃料は全て再処理することもメリットが多いと指摘した。

 どの選択肢がいいか直接的な意見は示さなかった。ただ、将来、政策が見直されてもいいよう備えることを推奨したり、急激な政策変更は再処理工場を受け入れた自治体との信頼を崩すことへの懸念を示したりしている。その点で、使用済み核燃料は併存方式を採るのが望ましいと受け取れる。

 併存方式なら、再処理工場は残り、もんじゅも基本的には存続する。政策変更に伴う混乱は避けられる。ただし、東京電力福島第一原発事故を受けた核燃料サイクル政策の見直し議論は、これまでの政策とほとんど変わらないことになる。
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[在日米軍問題を再燃させるオスプレイ ] by 田中 司
前段から

 米軍が沖縄の普天間基地に配備を計画している垂直離着陸輸送機MV22「オスプレイ」は、開発と配備の経緯から見て、典型的な「軍産複合体」型の米軍装備だ。オスプレイが属する機種「ティルトローター機」は、プロペラ(回転翼)の角度を変えることで、ヘリコプターとして垂直に離発着できると同時に、飛行機として滑空できる。

そのため、滑走路が限定された有事の状況下で米軍の兵士や物資を素早く移動でき、米軍の中でも特に海兵隊の任務にうってつけの輸送機と考えられて、1950年代から開発が続けられたが、技術的な困難があり、なかなか実用化しなかった。(Bell Boeing V-22 Osprey From Wikipedia)

 事態を変えたのは、米政府財政が悪化してもかまわず、軍産複合体が儲かる防衛費の大盤振る舞いを行った81年からの共和党レーガン政権の登場だった。79年のイラン革命の後処理において、イラン側と密約してテヘラン米大使館にとらわれた人質解放に動き、当選を果たしたレーガンは、人質救出作戦がヘリの墜落で失敗したことを受け、米軍がもっと機動性のあるヘリを開発する必要があるという理屈につなげ、巨額の予算を投じてティルトローター機の開発を加速し、89年にオスプレイの初飛行が行われ、94年から生産が開始された。オスプレイの開発費は総額560億ドルで、米タイム誌がまとめた「高価な米軍機トップ10」の第8位に入っている。(Top 10 Most Expensive Military Planes - Photo Essays - TIME)

 1機あたりの費用も、現在普天間で米海兵隊が使っているCH46ヘリが600万ドル、より高性能なCH53Eでさえ2400万ドルなのに対し、オスプレイは6200万ドルもする。(Boeing Vertol CH-46 Sea Knight From Wikipedia)

 オスプレイは巨額な開発費をかけたのに、安全面で欠点が多く、90年代に事故が頻発し、開発が1年半にわたり止まったりした。89年のパパブッシュ政権(チェイニー国防長官)は、財政赤字削減策の一環としてオスプレイの開発を中止しようとした。だが、オスプレイの製造は全米40州の部品工場で分散して行われる体制で、それらの州に雇用や税収を提供している。開発費と製造費が高額であるだけに経済効果が大きく、各州選出の議員がオスプレイの開発を続けることを可決し、米政府の決定をくつがえした。高価な軍の装備の製造を全米に分散し、各州の議員が開発中止に猛反対するように仕向けるのが、昔からの軍産複合体の典型的な動きだ。

米政府は今また財政赤字の削減に取り組んでおり、2010年に米政界が超党派で決めた財政削減策の中に、オスプレイの開発中止が盛り込まれている。だが、この削減策がそのまま実現するとは限らない。

 チェイニーはオスプレイを開発中止に追い込もうとする試みを、合計で4回もやっている。これは、彼が軍の下請け会社「ハリバートン」の経営者として軍産複合体の中枢にいるはずの人であることを考えると興味深い。チェイニーと親密な関係にあるラムズフェルド元国防長官が、普天間の辺野古移転に反対していたことと合わせ、軍産複合体が一枚岩でない複雑な戦略(軍需の儲けvs隠れ多極主義とか)をもっていることがうかがえる。

以下全文は こちら
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『東電事故報告書を検証してみた 』 by 上杉 隆
Vol.128
上杉隆の東京脱力メールマガジン          

      『東電事故報告書を検証してみた 』       

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨夜(6月20日)、東京電力事故調査委員会の最終報告書が公表された。

別紙を除いて352ページ。決して少なくない分量だが、問題は量ではなくその中身だ。あの3月、散々ひどい対応を見せつけられたジャーナリスト(当時)のひとりとしては多くは期待していない。

組織防衛と責任逃れに終始し、少なくとも私には、あの3月、東電上層部が真摯に情報公開に応じようとする姿勢をみせたという記憶は一度もなかった。

当時、一緒に会見に参加していた木野龍逸さんや七尾功さんの意見はまだ聞いていないが、きっと同じようなものだろう。また、あと少しだけ日隅一雄さんが生きていれば、この報告書の感想を聞けたと思うとそれが何より残念でならない。

一年以上前(2011年4月17日)、最初の事故工程表の発表された日、ざっと目を通しただけで「これは工程表ではなく、願望表です」と喝破した日隅さんならば、きっと今回の報告書にも適切な評価を下すことができたはずだ。

ちなみに私自身は、昨年の4月には事実上、東電会見から離脱している。だから、その後の会見に参加し続けている木野さんやおしどりのマコ・ケンさんがするかもしれない評価には到底及ばないと最初から宣言しよう。

しかし、繰り返すが、あの3月、あのうんざりするような記者会見に参加し続けた者としては、冒頭に記した予断を排しながら、なんらかの評価・反応をするのが義務であり、ひとりのジャーナリスト(元)としての責任だと考えている。

とはいえ、今回は発表直後ということもあり、そのすべてを検証することはできない。ということで、まずは概要について、私なりの評価を加えたいと思う。

報告書の概要版はA4版で38ページ、17項目から構成される。ざっと流し読みした段階だが、すでに納得のいかない点がいくつかある。そうした疑問点をまずは指摘していこう。(〈 〉内が引用、末尾に概要報告書ページ数を記載)

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120620j0301.pdf

〈その後,史上稀に見る大きな津波により,福島第一では,多くの電源盤が被水・浸水するとともに,6号機を除いて非常用D/Gが停止し,全交流電源を喪失,交流電源を用いる全ての冷却機能が失われた〉(P1)

確かに報告書では貞観地震には触れられているものの、〈史上稀に見る大きな津波〉で片づけていいものか。次に引用するように、そもそも津波の高さではなく、震源域の広さに論点をずらし、冒頭から相変わらずの責任逃れを行っているところが残念だ。

〈なお,今回の地震は,地震本部の見解に基づく地震でも,貞観地震でもなく,より広範囲を震源域とする巨大な地震であったことが判明している〉(P5)

また、福島第一原発の当初の建設予定地が海抜30メートル以上の高台であったのに、冷却用の海水を取水しやすいようにわざわざ台地を削って建造した事実には触れられていないし、震災前までに伝えられていた大津波の警告を放置していた不作為については事実上、無回答である。

〈平成20年10月,産業技術総合研究所(当時)佐竹氏から貞観津波に関する投稿準備中の論文の提供を受け,未確定ながら示されていた波源モデル案を用いた試し計算を実施。

・その後,吉田部長は,貞観津波の正確な情報を得ることを主たる目的に,福島県沿岸の津波堆積物調査を決定するとともに,地震本部の見解と同様に貞観津波も土木学会へ審議を依頼することとし,後日武藤副本部長,武黒本部長に報告。

・平成21年6月に土木学会へ審議を依頼。

・津波堆積物調査の結果,福島県南部では津波堆積物を確認できず。調査結果と試し計算に使用した波源モデル案で整合しない点があることが判明したことから,貞観津波の波源確定のためには,さらなる調査・研究が必要と考えた〉
(P5)

さらには福島第一原発を襲った津波(13.1メートル)よりも波高の高かった東北電力女川原発(波高13.8メートル)の方が安全を保つことができたことへの比較検証もない。

相変わらず、すべてを津波のせいにしようとしている。そうした東電の姿勢はあの3月以来、少しも変わっていないのか。


(原子力発電設備の設計にあたっては,人は間違えることがあり,機械は故障することがあるということを前提に,機器の単一故障を想定した事故に対して,多重性や多様性及び独立性を持たせた非常系の冷却設備等を設置〉(p6)

果たして、東京電力は知らなかったのだろうか。〈人は間違えることがあり、機械は故障することがある〉ことを──。

なぜ改めて書く必要があるのだろうと思ったら、東京電力にとっては今回の報告書で初めて到達した知見だということを知って二度驚いてしまった。

だいたい、非常用の冷却設備に〈多重性や多様性及び独立性〉を持たせていなかったことは、4重、5重の安全管理を行っていると宣言していたあの3月の説明と矛盾しているではないか。

〈3月11日の夕刻に本館 1 階にプレスルームを設置し,原子力発電所の状況及び400万軒以上の停電状況に関する当社プレスリリース文を来社した記者に配布,内容説明,質疑応答(以下,「記者レク」)を実施。

・原子力災害に発展し,状況の理解・説明が難解であったことから,原子力に関するプレスリリースは,技術担当者が記者レクの場で適宜説明。

・新たな事象が生じる都度,時間帯に関係なく発表・記者レクを実施〉(P10)

このくだりは確かに事実だ。だが、問題はその情報公開の中身と姿勢だ。とてもではないが、あの三月の記者会見を経験した者としては、東電が十分な情報を提供していたとは思えない。

それは東電自身も認識しているようだ。

〈当社は情報公開への取り組みとして,今回の事故でも,正確な情報を速やかに公表するよう努めてきた。しかしながら,中には情報公開に時間を要した事例や,情報に誤りがあった事例もあり,社外から様々なご指摘を受けている〉(P10)

あのうんざりするような3月、文字通り24時間体制で臨んだ東電会見、その間、フリーランスの記者たちと繰り返し行った質問の数々──。それをわずか3行でこのように済まされると本当に虚しくなる。

だいたい〈情報に誤りがあった事例もあり〉としれっと書いているところが恐ろしい。その間、散々、間違いを指摘してきた者としては、いま、この瞬間に「報告書」自体を焚書したくもなる。

とはいえ、しばらくは我慢しよう。きっとあの世でいまの私よりも怒りを爆発させているに違いない日隅さんを想像すれば、簡単にクールダウンできるはずだ。

〈今回の事故で特徴的な指摘は,以下の通り

情報公開に時間を要したのではないかとの指摘

全電源喪失に伴い,確認できるプラントデータが限定的となり,入手にも時間を要したことが主な要因。また,原子力災害時にどのような情報をより迅速に伝えていくのかについて具体的な定めがなかったこと等の要因も重なった〉
(P10)

「システムのせいにするな、意志の問題だ」と叫んでもいいだろうか。作業員や社員、住民の安全を考えるのならば、そんな定めなど「くそくらえ」と思うのが人間というものだ。

断じて言おう。あの3月、東電上層部は自己保身に走るばかりで有用な情報を出し渋り続けた。

たとえば、事故処理に不可欠な工程表の公開もそうだった。日隅さんと七尾さんが繰り返し、繰り返し、本当に繰り返し公開を迫って、ようやく事故から約一か月後の4月17日に公開したのではないか。

工程表の公開には、電源も、情報入手経路の確保も、具体的な定めも不要なはずだ。これが象徴的であり、万事である。

〈 情報を隠しているのではないかとの指摘

情報を隠そうとした事実や意図はなかったものの,データ公開時の説明不足,リソース上の限界などにより,情報公開に消極的とも受け取られる事例が散見されたのも事実である〉

さすがに東電事故調査委員会としても情報公開の遅れは〈消極的〉にも認めざるを得なかったのだろう。そして、こうした官僚機構特有の、結果としての消極的な情報隠蔽は実際、数々あったのである。

〈 炉心溶融を認めず/事態を矮小化しようとしたとの指摘

言葉の定義自体が共通認識となっていない「炉心溶融(メルトダウン)」の用語ではなく,得られたデータから判断できる範囲で正確に炉心の状況を伝えることに努めていた。このことがかえって事象を小さく見せようとしているとの指摘につながった可能性もあり,説明の仕方等に検討・工夫が必要。なお,炉心溶融を否定し続けてきたという事実はなかった〉(p11)。

果たして、この報告書は新聞記者の書いたものか。あるいは内閣官房の役人の書いたものか。政府や記者クラブメディアとまったく同じ言い訳に終始してい
る。

〈説明の仕方等に検討・工夫が必要〉ということが問題ではない。枝野幸男官房長官の会見同様、それは枝葉末節、本末転倒の詭弁である。問題は、事故直後、解任された中村審議官が言ったように、炉心溶融の可能性について東電が告知することができなかったということである。

昨年の三月来、私がずっと言い続けていることはこれだ。繰り返し言うことになるが、炉心溶融の進行状況は燃料棒の量さえわかれば、ある程度、物理的に計算・推測のできるものなのだ。

そもそも、いったい誰が正確な炉心の状況を伝えてくれと頼んだのだ。少なくとも筆者が政府・東電に言い続けていたのは考えうる最良と最悪のシナリオを提示してくれと言ったにすぎない。

だいたい、溶融の始まった格納容器内のメルトダウンの状況を正確に確認できる人類は存在しない。いや、もしかしてできるかもしれない。またデマだと言
われないように訂正しておこう。格納容器内の燃料棒の溶融状況は確認できる。ただし、それは命と引き換えの作業になるのだが。

〈 経営陣による説明の不足

社会の皆さまへ多大なご迷惑とご心配をお掛けしている企業のトップとして,記者会見などを通じたお詫びやご説明が不十分であった〉

お詫びや説明が不十分どころか、私が記者会見で指摘するまで、清水社長は雲隠れし、勝俣会長も姿を現さなかったではないか。

東京電力の医務室に「入院」した清水社長、事故当時、大手マスコミ幹部ともに中国に接待旅行に行き、あの震災後の混乱の中、チャーター機を使って密かに羽田空港に帰国した勝俣会長を〈説明が不足〉の一言で片づけていいのか。

ここまで報告書を読んできて(11ページ)、本当に心からバカらしくなってきた。なにしろ、報告書では経営陣の不作為などが一切触れられていないのだ。

夜が明けてきた。まったくもって時間の無駄のようだ。

今メルマガ冒頭、私は東電報告書の検証は義務であり、責任であると述べた。だが、それは間違いであったようだ。

この東電事故報告書は次のURLで見られる。興味があればどうぞ各自確認していただきたい。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1205628_1834.html

私はむしろ、今後、発表される予定の国会事故調査委員会の事故報告書に期待しようと思う。その替わり、東電事故報告書の検証についてはあの世の日隅さんにお任せしようと思う。


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官僚群と官公庁組合sのロボット野田さんはもう一般くにたみの側に戻れない。
民主 離党届の動きで党分裂不可避か
6月22日 4時6分 NHKニュース

 民主党の小沢元代表は、消費税率引き上げ法案の衆議院での採決で反対したうえで、離党することも検討する考えを示しました。

小沢氏も出席して21日に開かれた会合にはおよそ50人の議員が参加し、これらの議員の間では新党結成も視野に離党届を準備する動きも広がっており、党の分裂は避けられないという見方が強まっています。

国会は、会期末の21日、衆議院本会議で会期を9月8日まで79日間延長することが、民主党などの賛成多数で議決されました。
そして民主党は、消費税率引き上げ法案などを審議する衆議院の特別委員会の理事会で、来週26日に締めくくりの質疑と採決を行いたいという考えを示しました。

民主党は、委員会で法案を可決したあと、その日のうちに、衆議院本会議で採決する方針で、自民・公明両党もこれを受け入れるとしていることから、法案は、来週26日の衆議院本会議で採決が行われる方向となっており、可決される見通しです。

こうしたなか、民主党の小沢元代表は、21日に輿石幹事長と会談し、衆議院本会議での採決への対応について、「増税先行を認めることはできない」と述べ、反対する意向を伝えました。

そして小沢氏は、みずからに近い衆議院議員およそ50人との会合で、「次善の策として、民主党の外に出ることも考えておかなければならない」と述べ、法案に反対したうえで、新党の結成もにらんで、民主党を離党することも検討する考えを示しました。

小沢氏に近い議員の中には、法案に賛成する考えを示す議員もいますが、21日の会合に出席した議員からは、「法案に反対したうえで、直ちに離党して、新党を結成すべきだ」という声も出ており、離党届を準備する動きも広がっています。

これに対し、輿石幹事長は、「小沢氏の法案についての考えが変わらなくても、今後も一緒にやっていこうということだ」と述べ、採決への対応にかかわらず、党の結束に努める考えを示しました。

執行部側は、離党者が53人以上に上れば、衆議院で与党が過半数を失い、政権運営にも深刻な影響を与えることになるとして、法案に反対したり、離党したりする動きを抑えるため、働きかけを強めるとともに、厳しい処分は見送ることも検討しています。

ただ野田総理大臣に近い政権幹部からは、「採決で反対した議員は当然、除籍だ」という意見や「小沢氏らの意向は固く、説得にかかわらず離党するだろう」という見方も出ており、党の分裂は避けられないという見方が強まっています。
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2012年06月21日(木)
当事者東電の事故調査書が公にされた
東電社内事故調が報告書  「原因は想定外の津波」
2012/06/20 17:36 【共同通信】

 東京電力の福島第1原発事故調査委員会(社内事故調)は20日、事故対応の状況や放射性物質の飛散状況の分析結果などを盛り込んだ最終報告書を公表。事故原因については「想定した高さを上回る津波の発生」とし、従来の主張を繰り返した。

 調査には外部の専門家による検証委員会も設けられていたが、東電は「調査過程で意見を聞いた」として、報告書には検証内容を具体的に盛り込まず、調査の客観性、妥当性に疑問を残した。

☆当事者は原因を自然災害という。ベントの配管図面を探し、バルブを開ける訓練を一回もしたことがないのも想定する必要がなかったからということらしい。普通の世間ではそれを人災というのだが。

全てはいかに刑事訴訟を無罪で逃げ切るかしか東電経営者の頭にはない。

『津波で肉親を失い、原発事故で故郷を奪われても絆を失わず、お互いに支え合いいたわり合う美しい日本人。その一方で責任を逃れ、利権をあさり、権力にしがみつく醜い日本人。

 そして誰もが美しい日本人の側に立ち、醜い日本人を糾弾する。
 
だがこのわかりやすすぎる構図は、なんの問題も解決しない。

私たちはこれまで何十年も同じ議論を繰り返してきて、あげくの果てが現在なのだ。』

橘 怜(たちばな あきら) 著   (日本人) 幻冬社刊
「かっこにっぽんじん」 2ページ

☆この本は読み始めたばかりだが、凡百の日本人論が全て他人の著作の孫引きに思えるような、著者独特のものの見方で書かれている。

 立花隆が売り出した時以上にこの著者にユニークさを感じる。
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自己弁護に被災者憤り  東電事故報告書
福島原発事故東電最終報告 自己弁護に被災者憤り
2012年06月21日木曜日 河北新報社

 大掛かりな自己弁護の場だったのか。東京電力が20日に報告書をまとめた福島第1原発事故の社内調査。事故原因は巨大津波にかぶせ、国の対策指示もなかったと言い張る。責任回避とも受け取れる姿勢に、古里を放射能に汚された福島県の被災者は怒りを向けた。

 「正当性を主張しているだけ。国や自然災害のせいにし、とんでもない話だ」。原発事故で避難区域に指定された福島県浪江町の馬場有町長は不快感を示した。役場機能は福島県二本松市に移り、町民は45都道府県に避難している。

 町は原発でトラブルが発生したら連絡を受ける協定を東電と結んでいたが、事故当日、町に連絡はなかった。

 報告書は「連絡を試みたが、結果として連絡が取れなかった」と釈明。「オフサイトセンターが機能しなかった」「当社からの連絡方法を決めておくだけでは限界がある」と、責任転嫁の印象を与える記述もある。

 馬場町長は「ファクス、電話が通じないなら歩いてでも連絡に来るべきだ」と切り捨てた。

 二本松市の仮設住宅に避難する同町の無職渡部幸江さん(71)は原発の立地する双葉、大熊両町には連絡があったことを挙げ、「なぜ浪江だけに知らせなかったのか。謝罪も補償もない。報告書でも反省がなく、許せない」と憤る。

 報告書は資料と合わせて約1100ページ。概要版も70ページと分厚い。

 「賠償請求の分厚い説明書と同じ。長々と書き連ね、本質をぼかして逃げ道をつくる。いかにも東電流だ」と語るのは、旧警戒区域の田村市都路地区でペンションを経営していた呑田理美子さん(70)。営業再開できる日が来るのを信じ、約30キロ離れた避難先から開店準備に毎日通う。

 「報告書はわれわれが事故以来、厳しい生活環境で暮らさなければならなくなったことに触れておらず、大事故を起こした自覚がない」。井戸川克隆双葉町長は仮役場のある埼玉県加須市でそう批判した。

◎「なぜ」の発想皆無/甘い想定への検証不十分

 東京電力が20日に公表した社内事故調査委員会の最終報告書は、津波想定の甘さを事故の原因と認定したが、甘い想定で原発を動かし続けた理由や背景にはほとんど触れなかった。事故に至った経緯を十分に検証しないまま調査を終えては、福島県民をはじめ国民の理解を得られない。

 事故後の情報提供の在り方をめぐる問題でも、報告書は安全協定を結ぶ福島県浪江町に通報しなかったことに関し、「通信手段が不調で連絡が取れなかった」と説明する。だが、連絡役の社員を2日間派遣しなかった理由の言及はなかった。

 報告書は「想定を超える津波は発想できなかった。津波への備えが至らず事故を防げなかった」と認めたが、「なぜ、発想できなかったか」には踏み込んでいない。

 東電は、津波を含めた原発の安全対策は国の指針や基準に沿っていたとの立場で、「そのときどきの状況でできることはやった」と強調する。

 原子炉等規制法のなど下、「原発の運転は箸の上げ下ろしまで国に報告する」(東電関係者)といった実態はあったにせよ、国の安全審査指針などの策定には、東電を中心に電力会社が深く関与してきた。
 原発の安全確保に事業者の論理を持ち込んでおきながら、事故で明らかになった安全対策の不備をすべて国に責任転嫁しているように映る。

 事故前の安全対策と事故後の対応がどういう判断でなされたか。その背景にはどんな考えがあったのか。十分な分析をしない最終報告書は東電が依然、失敗の本質を理解していないことを浮き彫りにした。(解説=報道部・末永智弘)
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新資源メタンハイドレート  アメリカの石油資本が日本政府を介して邪魔だて?
2012.06.20 日本海メタンハイドレート 続報 ロングバージョン!
【青山繁晴】インサイドSHOCK 日本海でメタンハイドレート調査 2012.6.6
 
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目立たないように隠れて変更 『原子力の憲法』
「原子力の憲法」こっそり変更  
2012年6月21日 07時04分 (東京新聞)

 二十日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力の憲法」ともいわれる原子力基本法の基本方針が変更された。基本方針の変更は三十四年ぶり。法案は衆院を通過するまで国会のホームページに掲載されておらず、国民の目に触れない形で、ほとんど議論もなく重大な変更が行われていた。

 設置法案は、民主党と自民、公明両党の修正協議を経て今月十五日、衆院環境委員長名で提出された。

 基本法の変更は、末尾にある付則の一二条に盛り込まれた。原子力の研究や利用を「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に」とした基本法二条に一項を追加。原子力利用の「安全確保」は「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として」行うとした。

 追加された「安全保障に資する」の部分は閣議決定された政府の法案にはなかったが、修正協議で自民党が入れるように主張。民主党が受け入れた。各党関係者によると、異論はなかったという。

 修正協議前に衆院に提出された自公案にも同様の表現があり、先月末の本会議で公明の江田康幸議員は「原子炉等規制法には、輸送時の核物質の防護に関する規定がある。核燃料の技術は軍事転用が可能で、(国際原子力機関=IAEAの)保障措置(査察)に関する規定もある。これらはわが国の安全保障にかかわるものなので、究極の目的として(基本法に)明記した」と答弁。あくまでも核防護の観点から追加したと説明している。

 一方、自公案作成の中心となった塩崎恭久衆院議員は「核の技術を持っているという安全保障上の意味はある」と指摘。「日本を守るため、原子力の技術を安全保障からも理解しないといけない。(反対は)見たくないものを見ない人たちの議論だ」と話した。

 日本初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹らが創設した知識人の集まり「世界平和アピール七人委員会」は十九日、「実質的な軍事利用に道を開く可能性を否定できない」「国益を損ない、禍根を残す」とする緊急アピールを発表した。

<原子力基本法> 原子力の研究と開発、利用の基本方針を掲げた法律。中曽根康弘元首相らが中心となって法案を作成し、1955(昭和30)年12月、自民、社会両党の共同提案で成立した。科学者の国会といわれる日本学術会議が主張した「公開・民主・自主」の3原則が盛り込まれている。原子力船むつの放射線漏れ事故(74年)を受け、原子力安全委員会を創設した78年の改正で、基本方針に「安全の確保を旨として」の文言が追加された。
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野田・前原の松下政経塾塾生と袂をわかつのは60人規模という見方
「造反」民主議員、60人規模に 小沢系中心
2012年6月20日 21時52分 東京新聞(共同通信)

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決で、「賛成できない」と反対、欠席など造反の意向を持っている民主党議員が、小沢一郎元代表グループなど約60人に上ることが20日、共同通信の取材で分かった。多くは「離党予備軍」との見方で、態度未定の議員もおり、さらに増える可能性もある。

 自民、公明両党の賛成が見込まれるため衆院可決は確実な情勢だが、54人以上が造反、離党すれば、与党は衆院半数(239)を割り込み、野田佳彦首相にとっては政権基盤が揺らぐ。小沢氏は「造反票」の上積みを目指している。
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橋下さんのブレーンには中央官僚に負けない知能犯がいる
橋下市長、罰則駄目なら懲戒免職 市職員の政治活動規制
2012年6月20日 21時21分 東京新聞(共同通信)

 橋下徹大阪市長は20日、市職員の政治活動に罰則を設ける条例は地方公務員法違反との政府見解を受け、次善の策として7月市議会に提出予定の政治活動規制条例案に懲戒免職規定を盛り込む方針を明らかにした。

 市役所で記者団に「(職員に)違反行為があれば懲戒免職にする。どんどん地方公務員の地位から排除していく」と述べた。条例案への罰則規定盛り込みは、政府見解を踏まえて19日に断念する意向を表明していた。

 市長はこの政府見解が、1950年に成立した地方公務員法の提案理由説明を引用していることに着目。これを逆手にとって利用する意向だ。
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2016年5月1日日曜日

福島原発事故が起きた翌年、2012年06月16日から06月20日の「阿智胡地亭の非日乗」の記事

2012年06月20日(水)
日本が核兵器を所有することを目指す一文を潜り込ましてある改正案
原子力基本法の基本方針に

「安全保障に資する」と加える改正案の撤回を求める


2012年6月19日

世界平和アピール七人委員会
武者小路公秀 土山秀夫 大石芳野
池田香代子 小沼通二 池内了 辻井喬

衆議院本会議は、先週の6月15日に「原子力規制委員会設置法案」を可決した。この法案は、政府が国会に提出していた「原子力規制庁設置関連法案」に対立して自民・公明両党が提出していたものであり、この日に政府案が取り下げられて、自民・公明両党に民主党も参加した3党案として、衆議院に提出され、即日可決され、直ちに参議院に送られて、この日のうちに趣旨説明が行われたと報じられている。

新聞報道によれば、265ページに及ぶこの法案を、みんなの党が受け取ったのは、この日の午前10時であり、質問を考える時間も与えられなかったといわれている。

世界平和アピール七人委員会は、この法案の中に、説明なく「我が国の安全保障に資する」という文言が加えられたことについて、ここに緊急アピールを発表する。

国会議事録はまだ公開されていないが、自民党の資料によれば、「原子力規制委員会設置法案」の第1条には、「この法律は、・・・原子力規制委員会を設置し、・・・国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的とする。」と書かれている。

我が国の原子力関連の個別の法律は、すべて日本国憲法のもとにある原子力基本法の枠の中で作られている。周知のとおり、原子力基本法の基本方針(第2条)は「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。」となっていて、歴代政府は、日本国憲法に抵触しない原子力の軍事利用ができないのは、この法律に抵触するからだとしてきた。

しかし、「我が国の安全保障に資する」という文言は、わが国の独立に脅威が及ばぬように、軍事を含む手段を講じて安全な状態を保障することに貢献すると読む以外ない。このことに気が付いたためと思われるが、今回衆議院を通過した「原子力規制委員会設置法案」の附則第11条は、原子力基本法の一部改正にあてられている。

それによると、原子力基本法の基本方針に、第2条2を追加し、「2 前項の安全の確保については、確立された国際的な基準を踏まえ、国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として、行うものとする」と改定するというのである。

「我が国の安全保障に資することを目的として、安全の確保を行う」という文言は何を意味するのであろうか。具体的になにを行おうとするのか全く理解できない。


国内外からのたびかさなる批判に耳を傾けることなく、使用済み核燃料から、採算が取れないプルトニウムを大量に製造・保有し、ウラン濃縮技術を保持し、高度なロケット技術を持つ日本の政治家と官僚の中に、核兵器製造能力を維持することを公然と唱えるものがいること、核兵器廃絶への世界の潮流に反して、日本政府が米国に対して拡大抑止(核兵器の傘)の維持を求め続けていることを思い浮かべれば、原子力基本法第2条の基本方針の第1項と第2項の間に、矛盾を持ち込んで実質的な軍事利用に道を開くという可能性を否定できない。

国会決議によって、平和利用に限り、公開・民主・自主の下で進められてきた日本の宇宙研究・開発・利用が、宇宙基本法の目的に、「わが国の安全保障に資すること」を含めることによって、軍事利用の道を開いたことを忘れることもできない。


さらに、「基本法」は憲法と個別法の間にあって、個別法より優先した位置づけがされていることを考えれば、個別法の附則によって基本法の基本方針を、討議せずに変更することはゆるされない。

世界平和アピール七人委員会は、原子力基本法と原子力規制委員会設置法に、何らの説明なく「我が国の安全保障に資する」という表現を含めようとする計画は、国内外から批判を受け、国益を損ない、禍根を残すものと考え、可決にむけて審議中の参議院において直ちに中止することを求める。

連絡先:世界平和アピール七人委員会事務局長 小沼通二

メール: mkonuma254@m4.dion.ne.jp

ファクス: 045-891-8386

URL: http://worldpeace7.jp
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閣議記録の公開を検討 岡田副総理
岡田氏、閣議記録公開を検討 有識者会議新設へ
2012年6月19日 19時45分 東京新聞(共同)

 岡田克也副総理は19日午後の記者会見で、閣議や閣僚懇談会の発言内容に関し、情報公開を検討するため有識者会議を新設する方針を明らかにした。「閣議は議事録や議事概要を作成していないが、果たしてそれでいいのか。後世に意思決定の経緯が分かるようにするのは非常に重要だ」と述べた。

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働を判断した野田佳彦首相と関係閣僚の会合など、閣僚らで構成する他の関係会議も検討対象とする。

 岡田氏は一定期間を置いた後の公開が望ましいとの見解を示し、その理由を「自由に議論される必要がある」と説明した。

 一方、藤村修官房長官は慎重姿勢。

☆公務の会議は全て議事録が取られ、いずれ公開するのは民主主義国家運営の基本ルール。当事者である官房長官がウンという訳はない。
 しかし官僚にとって不都合な記録公開は必ず実現しなければならない。
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沖縄県の全首長が反対 オスプレイ沖縄配備
全首長が配備反対 オスプレイで41市町村本紙調査
2012年6月20日 琉球新報

ことし8月にも米軍普天間飛行場への配備が予定されている、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて琉球新報は19日、県内41市町村長と市町村議会議長を対象に配備の是非などを聞いたアンケートを実施し、全てから回答を得た。

その結果、全市町村長が配備に「反対」と回答。県民大会開催は39市町村長と全議長が賛同、2村長だけ「どちらともいえない」と答えた。配備計画や事故の説明をめぐる日米両政府の対応については全市町村長が「不適切」とし、両政府の対応に対する批判や不満のコメントをした。

 同機種の配備に対し、全県的な反対の意思があらためて示された。県民大会開催に向けた動きが今後、加速するとみられる。

 県民大会開催に39市町村長が賛同。志喜屋文康恩納村長と下地昌明多良間村長は「どちらともいえない」と答えた。理由はそれぞれ「中身が分からない中で回答できない」「離島市町村で参加できる状況になく、身近な問題でもない」とした。

 配備に反対し計画の撤回や見直しを求める議会決議は既に県内40市町村議会が可決しており、残る伊是名村議会も20日に可決する見通しで、全市町村議会の反対決議が出そろう。

 アンケートは電話や面談で実施。市町村長にはオスプレイ配備と県民大会開催への賛否、日米両政府の配備計画や事故に対する説明が適切かどうかを質問し、議長には県民大会への賛否のみを聞いた。
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検事による虚偽の捜査報告書問題 小川前法相が国会で追及
【私説・論説室から】
「暗黒捜査」ではないのか
2012年6月20日 東京新聞

 検事による虚偽の捜査報告書問題について、小川敏夫前法相が十九日の参院法務委員会で法務省を徹底追及した。刑事局長は捜査中を理由に事実確認を拒んだが、身内に甘い処分を決めるようでは、とても検察立て直しどころではない。

 問題の報告書はインターネットで流出している。私も入手して読んでみたが、ひどいものだ。全部がデタラメと言っていい。

 たとえば冒頭で「あなたは被告人の立場だから取り調べに応じる義務はないと伝えた」と記している。ところが、調べられた石川知裕衆院議員(小沢一郎民主党元代表の元秘書)の録音記録によれば、調べた田代政弘検事は石川氏に隠し録音していないかどうか尋ねただけだった。

 その後で一月の取り調べ状況のやりとりなどが記載されているが、これも録音記録には一切、出てこない。架空の記述である。

 それだけではない。当時の東京地検特捜部長に宛てた副部長名による別の報告書も虚偽部分を引用している。報道によれば、この報告書を書いたのは実は特捜部長自身だったという。

 前法相は質疑で田代報告書自体も田代検事以外の別人によって手が加えられていた可能性を示唆した。

 これでは二重、三重のデタラメではないか。「暗黒捜査」の怖さを感じる。法務・検察当局はどう始末をつけるつもりなのか。厳正な捜査に基づく法的処分が必要だ。 (長谷川幸洋)
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買うあてのない電力代を原価に算入している東電
他社原発から受電ゼロなのに 東電購入費1000億円
2012年6月20日 07時00分 東京新聞

 東京電力が、東北電力と日本原子力発電(原電)の原子力発電所から購入する電力量が今後三年間はゼロとなる見込みなのに、年間一千二億円の購入電力費用を家庭向け電気料金の値上げ原価に入れていることが分かった。十九日開かれた東電の値上げの是非を検討している内閣府の消費者委員会で、東電が示した。委員からは「到底納得できない。減額の努力をするべきだ」との異論が相次いだ。

 東電は、東北電力の東通原発1号機(青森県)と女川原発3号機(宮城県)、原電の東海第二発電所(茨城県)から、電力を購入する長期契約を結んでいる。契約期間は原発の運転開始から終了まで。

 前回、料金原価を算定した二〇〇八年度は、二社から約百六億キロワット時の電力を購入し、約一千億円を支払った。今回の原価算定期間となる一二年度から一四年度では、購入している三原発の再稼働の見込みはないとしているが、年平均の購入電力料は〇八年度より、約二億六千万円増えた。

 東電によると、原価算定期間中の運転を見込んでいない原発でも、電力を受け取る東電側は維持運営や安全対策に必要な費用の一部を負担する契約になっているという。購入する電力量がゼロでも料金が増えた理由について、東電は「東日本大震災による安全対策費などが、かさんだため」と説明した。

 委員からは「受電していないのに一千億円を支払うことに、長期契約だから『ああそうですか』とはならない。消費者に丁寧に説明するべきだ」「費用の内訳がないと、納得できない。原電などにもコスト削減を要望するべきではないか」といった厳しい意見が相次いだ。

 この問題は東電の値上げを審査している経済産業省の審議会「電気料金審査専門委員会」でも、委員から「契約内容を公開するべきだ」との声が上がっている。

 消費者委員会はこれまで三回にわたり、東電と経産省から聞き取りをした。委員長の河上正二・東大大学院教授は取りまとめ案として、公的資金の投入企業として、人件費や福利厚生費のさらなる削減▽燃料費の負担増を原価にすべて反映させる仕組みの見直し-などの点を指摘した。
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大手新聞は小沢派の造反記事は抑え気味
小沢氏ら造反も視野 民主が3党合意了承
 (2012/06/20) 岩手日報

 民主党は19日、消費税増税関連法案をめぐる自民、公明両党との3党合意を了承した。全議員を対象に開いた政策調査会の合同会議で前原誠司政調会長は「私に一任してもらう」と宣言し、質疑を打ち切った。その後の政調役員会で了承を確認した。小沢一郎元代表に近い増税反対派らは猛反発。野田佳彦首相は国会会期末の21日に衆院採決・可決する日程を目指しているが、小沢氏らは造反する構えで、規模が焦点だ。

 【東京支社】民主党の合同会議で前原誠司政調会長が消費税増税関連法案の修正合意について一任を取り付けたことを受け、県選出国会議員は「このような終わり方は禍根を残す」と痛烈に批判した。同法案に反対する小沢一郎元代表の支持グループは、採決での造反も視野に野田佳彦首相への揺さぶりを強める構えだ。

☆大手メディアへは報道規制がかかっているのか、あるいは自己規制か噴火しそうな造反の報道は少ない。御用新聞に載らなくても地方紙は新聞の使命を果たしている。

以下の記事はFunnyだが、真実を突いている。

「小沢系」造反議員と
AKB48指原莉乃さんにおける「処分」の考察


一部引用・・

総選挙が頻繁にあるAKBのほうがファンの期待に真剣に応えている

「小沢系」の議員を巡って政局に関心が集まることは、霞ヶ関の官僚集団にとっても好都合だ。小沢系が注目を集めなくなって、民主党と自民党が手分けして、官僚と慣れ合っているかのごとき様子ばかりがよく見えるよりはいい。

 かくして、事前打ち合わせのあるプロレスにも、ヒール(悪役)と多少の流血が必要であるように、「小沢系」の存在は大いに役立っているではないだろうか。二度にわたった野田・小沢・輿石の三者会談で、法案の行方とその後のストーリーについて、お互いに確認していないとは想像しがたい。

 いい大人が二度も集まって、建前の自説を主張し合って時間を潰していた、などということがあるはずがない。プロレスラーがお互いの命と生活を守りながら戦って見せるように、周到に打ち合わせしたにちがいない。

 AKB48の歌と踊りのような動きの一体感はないが、むさくるしい政治家たちの劇も予定調和の脚本付きで上演される「商売」であり、彼らは仲間なのだ。

 ただし、「総選挙」が頻繁にあるぶんだけ、AKB48の方がファンの期待には真剣に応えているように見える。

全文はこちら
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横須賀基地の隠匿文書が公になった
海自たちかぜ隊員自殺訴訟:隠した文書「ある」と国、原告側が提出命令申し立て
2012年6月19日 神奈川新聞

 海上自衛隊横須賀基地の護衛艦「たちかぜ」所属だった男性隊員の自殺は、元先輩隊員のいじめが原因として、遺族が国などに損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が18日、東京高裁(鈴木健太裁判長)であった。国側は、情報開示請求の対象文書であるにもかかわらず、理由を示さず開示してこなかった文書について、初めて存在を認めた。

 存在が明らかになった文書は、原告側が開示請求をしていた計8点のうち7点。そのうち、艦長が、男性隊員の自殺直後に遺族が護衛艦を訪れた時の様子をまとめ、上級司令部に報告した文書については「行政文書」として保管していることを認めた。

 また、自殺した男性隊員を恐喝していたとする元先輩隊員への聞き取りメモや、自宅待機を命じられた元先輩隊員と、別の乗員との電話でのやりとりをまとめたメモなど他6点については「個人メモ」もしくは「手控えメモ」として残されていることを明かした。

 文書については、元国側指定代理人の海自3等海佐(45)が「いじめの実態を示す文書を隠している」と告発した陳述書によって、指摘されていた。

 原告側は「実態解明に必要」と主張し、証拠として文書の提出を求めたが、被告側が応じなかったため、同日、原告側は高裁に対して、提出命令を口頭で申し立てた。高裁は次回期日までに、申し立てを認めるかどうかを判断する。また、陳述書を提出した3佐の証人申請は、次回期日に採否を判断するとした。

 原告側代理人の岡田尚弁護士(67)は「真実を明らかにするためには重要なもので、提出されないのはおかしい」と話した。 
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国民の安全より既得権者を守る  原子力安全行政
2012年6月14日 田中秀征
国民の安全より既得権者を守る
原子力安全行政へ最後の警告
 

原発事故による災害には他の災害と比べて顕著な3つの特徴がある。

 それは、被害が①局地的なものではないことと、②一時的なものではないこと。そして③人間の判断や対応によっては阻止できる可能性がある。

 放射性物質は風に乗って世界を覆い、波に乗って7つの海を汚染する。それどころか、幾万年もの後世の人々にも災害をもたらす危険性もある。

 要するに、大地震や大津波の発生は防ぐことができなくても、原発事故による災害はわれわれの判断によって相当程度防ぐことができるのだ。

 私は、今回の福島第一原発の事故は“人災”だと心得ている。人災とは、言うまでもなく、人間の努力によっては未然に防ぐことができた災害である。今回の事故は明らかにその1つだ。

「なぜ原発事故が起きたか」より
「事故後の政権対応」が重視される不思議
 さてこのところ、民間事故調、政府事故調、国会事故調などの報告が相次いでいるが、その調査、検証の重点が、「原発事故後の政権の対応」に傾き過ぎている印象を受けるのは私だけではないだろう。肝心の「なぜ原発事故が起きたか」をもっと徹底的に検証する必要がある。そうでなければ、早晩再び原発事故を招くことにもなりかねない。

 原発事故を招いた原因は、①われわれが安全性より経済性を重視してきたこと、②安全性の追求や確保に関わる行政の体制に致命的な欠陥があったという点にある。

 こう考えると、野田佳彦首相の大飯原発再稼働の拙速な判断は、大きな間違いと言わざるを得ない。

「安全性」より「経済性」優先
事故から何も学ばぬ対応
 まず第一に、首相は、この期に及んでもなお経済性を安全性に優先させている印象を受ける。

 首相は6月8日の記者会見で「原発を止めたままでは日本社会は立ち行かない」、「国民生活を守るために」再稼働が必要だと言明した。このような発言は、事故前の関係者の発言と何ら変わらないではないか。

 しかし、電力不足や発電コストなどは重要問題であることは認めるが、それらはこの際の再稼働の理由にはならない。

 なぜなら、そんなわれわれの原発に対する経済偏重の姿勢が今回の事故を招いた根本的な原因だからだ。野田首相のような対応では、事故から何も学んでいないことになる。

 原発が停止すると経済や生活に大きな負担がのしかかることは、誰でも言われなくても判っている。それでも世論調査では節電に「がまんする」と言う人が7、8割に達するのだ。それは、政権の安全性に対する認識や努力が強く疑われているからである。

国民の間で日に日に募る
原子力安全行政への不信感
 また、政権の原子力安全行政に対する不信感も根強くある。

 野田首相が消費税増税に夢中になるあまりか、この4月に発足するはずであった「原子力規制庁」が、未だ設置法さえ成立していないのが現状だ。しかも、修正段階で次々と骨抜きにされている。

 原発安全行政が機能麻痺してきた最大の要因は、官僚が電力会社に天下りしてきたからである。そんな官僚に将来の天下り先への厳しい対応を期待することはできない。監視機関のチェック機能が働かないから安全性への努力を怠ることになったのだ。

 法案では電力会社と役所との人事交流、原発安全行政の独立性の確保なども「厳しさ」から「甘さ」へと修正されているように見える。

 折から、6月5日の東京新聞は、かつての安全行政と電力会社との一体関係をほうふつさせる衝撃的なニュースを伝えた。

 すなわち、長時間の電源喪失対策を安全指針に盛り込むことに反対した東京電力に対し、原子力安全委員会がなんと「その理由を作文してください」と頼み、その情報を隠して開示しなかったというのだ。

 これでは、裁判官が被告人に判決文を書いてくれと頼むのと同じではないか。驚くべき癒着である。

 こんな事実を知ると福島原発の全電源喪失は紛れもなく人災であることがわかる。

 一体、野田政権は何をしているのか。

 暫定的な安全基準に照らし、「政治判断」によって再稼働に走る日本政府を世界は凝視しているだろう。そして、もし他国に事故が発生すれば、既得権者は、日本の甘い対応を範例とするに違いない。また、日本の将来世代も、原発事故に対するこんな甘さを踏襲することになるのを私は恐れる。

 しかし日本が、この上なく厳しく対応すれば、世界や将来世代がそれを範とすることになるはずだ。

 安全性に少しでも不安があれば、「がまんする」ことも辞さない多くの人たちの声に、首相はもっと耳を傾けるべきである。
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「反省すべきは反省」とはなんという言い草。=米放射線測定データ未活用
「反省すべきは反省」=米放射線測定データ未活用-文科相
(2012/06/19-10:21)時事ドットコム

 東京電力福島第1原発事故の直後に、米国が実施した航空機モニタリング(放射線測定)のデータを、提供を受けた文部科学省と経済産業省原子力安全・保安院が住民避難などに活用しなかった問題について、平野博文文科相は19日の閣議後会見で、「政府という観点で活用していなかったのは大変残念。反省すべきは反省すべきだという認識だ」と述べた。

☆この報道でわかるのは、情報を隠匿した事実を文部科学省として認めざるをえなかったというだけのことだ。

福島県民の被曝を少しでも減らそうという責任感がなく、任務放棄したお詫びについては一言も触れていない。

「反省すべきは反省すべきだという認識だ」とはなんという言い草だろう。
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『東電国有化の罠』の書評 by池田信夫
憲法違反の銀行救済策 - 『東電国有化の罠』

池田信夫
2322012年06月10日 14:42

東電国有化の罠 (ちくま新書 965)
著者:町田 徹
販売元:筑摩書房
(2012-06-05)
販売元:Amazon.co.jp
★★★★☆


世間は原発の再稼働で騒いでいるが、最優先の課題は原発事故の被災地復興である。特に避難を強いられた11万人を帰宅させ、その生活を正常化する作業が重要だ。ところが万事スローモーションの野田政権は、東電を「国有化」しただけで、賠償も除染も全体計画さえ出ていない。この原因は、著者も指摘するように、経営の破綻した東電を生かしたまま賠償させる不可能なスキームに政府がこだわっているからだ。

昨年5月の段階で東電の資本剰余金・利益剰余金は2兆5100億円、使用済核燃料再処理などの引当金が1兆7600億円あり、東電を法的整理してこれを取り崩せば、政府の推定する5兆円の賠償の大部分はまかなえる。さらに長期債務が5兆円、社債が4兆5000億円もあり、債権を一部カットすれば、料金値上げや税金投入なしで賠償は十分可能である。

それなのに賠償支援機構という奇妙な制度をつくり、責任が東電にあるのか国にあるのかわからない無責任体制にした犯人は、東電のメーンバンクである三井住友銀行の意を受けて財務省の仕掛けた銀行救済策だ、と本書は指摘する。このあたりの推測は大鹿靖明氏とあまり違わないが、事故調でも明らかにしてほしいものだ。

本書のスクープは、この法案に内閣法制局が反対していたという事実だ。その理由は、事故に責任のない他の電力会社に賠償を分担させるのは財産権の侵害だというものだ。政府の説明では、負担金は「保険料」だということになっているが、事故が起きてから払う保険料などというものはない。これは当ブログでも賠償スキームが出たとき批判したが、結局うやむやのまま「奉加帳方式」の法律が成立した。法制局が違憲だと認めたのだから、他の電力会社が違憲訴訟を起こせば、確実に勝てる。

もっと深刻なのは、今の無責任体制を続けていると、そのうち賠償や廃炉や除染にかかるコストが10兆円以上にふくらんで、現在のスキームで手に負えなくなることだ。これを電気代に転嫁すると数十%の大幅な値上げになり、税金を投入すると財政破綻の原因ともなりかねない。原発を止めて何兆円も浪費している場合ではないのだ。

本書は、よくある「正義の味方」を気取った東電告発ものではなく、政官財の談合でゆがめられた東電国有化の内幕を一次情報に即して明らかにしたものだ。著者も含めて多くの専門家が指摘するように、今からでも遅くないから東電を会社更生法で整理し、法にもとづいて事故処理を進めないと、そのうち処理は行き詰まり、国民負担が莫大な規模になる。
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2012年06月19日(火)
米軍機の実測放射能汚染地図を文部省と経産省の役人が握りつぶした
米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず
2012年6月18日5時0分 朝日新聞

 東京電力福島第一原子力発電所の事故直後の昨年3月17~19日、米エネルギー省が米軍機で空から放射線測定(モニタリング)を行って詳細な「汚染地図」を提供したのに、日本政府はこのデータを公表せず、住民の避難に活用していなかったことがわかった。

放射性物質が大量に放出される中、北西方向に帯状に広がる高濃度地域が一目でわかるデータが死蔵され、大勢の住民が汚染地域を避難先や避難経路に選んだ。

 政府の初動対応では、汚染の広がりを予測する緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)の試算結果の公表遅れが問題となった。同システムの予測値と決定的に違うのは、米エネルギー省のデータが放射能の拡散方向を示す実測値だったことだ。

 米エネルギー省は原発事故直後の昨年3月17~19日、米軍機2機に、地上の放射線量の分布を電子地図に表示する空中測定システム(AMS)と呼ばれる機材を搭載して、福島第一原発から半径約45キロの地域の線量を計測した。

 その結果、福島県の浪江町や飯舘村などを含む福島第一の北西方向に、30キロ超にわたり1時間当たり125マイクロシーベルトを超える高い線量の地域が帯状に広がっていることが判明。この線量は8時間で一般市民の年間被曝(ひばく)線量の限度を超える数値だった。

 外務省によると、測定結果を基に作製された汚染地図は3月18日と20日の計2回、在日米大使館経由で同省に電子メールで提供され、同省が直後にメールを経済産業省原子力安全・保安院と、線量測定の実務を担っていた文部科学省にそれぞれ転送した。

文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長ら複数の関係機関幹部によれば、同省と保安院は、データを公表せず、首相官邸や原子力安全委員会にも伝えなかったという。

☆刑事訴訟された上級官僚たちが、自分たちを救うための備えを始めたので、こういう内部情報が意図的にリークされる。責任を押し付けられる下位者はたまったものではないが・・

いずれにせよ、くにたみの生命を守るためにある官庁が任務を果たさなかった。その事実を知るのは、直接の被曝者も我々も辛い。
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東電は放射能を恐れての避難を認めようとしない。 南相馬市民を適当にあしらう。
群馬へ避難 南相馬の一家 東電「津波原因」賠償拒む
2012年6月18日東京新聞 朝刊

 避難したのは原発事故のためか、津波のためか。「3・11」後の避難費用などの賠償をめぐり、福島県南相馬市の住民一家と東京電力が対立している。一家は津波で自宅が流されて近所に身を寄せ、六日後に放射能を恐れて県外に逃れた。東電は「避難は津波が原因」との見解で、事故と切り離して賠償を拒否。法律家からは「避難と事故の因果関係は明らか。東電は無責任」と批判が出ている。 (中山高志)

 賠償を求めたのは、南相馬市鹿島区の自営業男性(56)の一家計七人。

 男性側の弁護士によると、昨年三月十一日の東日本大震災による津波で男性の自宅は流失。男性と妻、妻の母、長男家族の一家計七人は全員無事で、その日のうちに十キロ先の鹿島区内の親戚宅に避難した。津波直後に起きた福島第一原発事故は日に日に深刻化。放射能が長男家族の幼い二人の孫におよぼす影響を懸念した男性は、県外への避難を決意。三月十七日に約二百キロ離れた群馬県桐生市の別の親戚宅に移った。

 男性は仕事を再開するため二カ月後に妻と南相馬市に戻り、仮設住宅で暮らす。長男家族ら五人は桐生市に残り、二重生活が続く。

 一家は今年二月、避難に要した交通費や慰謝料、収入の減少分など計約三千五百万円の支払いを東電に求めるため、国の原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介を申し立てた。しかし東電側は四月、センターに提出した書面で「津波発生時点で避難生活を強いられる状況にあり、事故で群馬の避難生活を強いられたとみることはできない」と拒否。五月の口頭審理期日でも主張はほとんど変わらなかったという。

 薬害エイズ訴訟を担当し、原発事故賠償問題にも詳しい保田行雄弁護士は「群馬への避難と事故との因果関係は明らかで、東電の対応はあまりに乱暴で無責任」と指摘する。

 南相馬市鹿島区の男性宅と最初に避難した親戚宅は、国が避難準備を指示した旧緊急時避難準備区域の境界線(福島第一原発から三十キロ)のわずかに外側に位置する。ただ、南相馬市が事故直後に三十キロ圏外についても独自に一時避難要請をしたため、東電の賠償対象区域に含まれている。

 男性によると、同様に南相馬市鹿島区で自宅を津波で失って市外に避難した住民の中には、東電に直接、賠償を求めて支払いを受けたケースもあるという。

 東電は男性のケースについて、取材に「事情を踏まえ誠実に対応する」としている。
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大飯原発の綜合インフラは福島原発より脆弱
非常時の危険性は福島第一原発より高いのは明白。
私が大飯原発再稼働に反対するこれだけの理由


 馬淵澄夫

一部引用・・

政府は、安全は確保されていると結論づけているが、世論調査でも明らかなように、ほとんどの国民は依然として不安を抱いている。

 国民の不安は当然である。

 なぜなら、福島第一原発事故の検証は終わっておらず、その原因は何であったのか、事故発生時の政府、東電の対応に問題がなかったのかについて、未だ結論が出ていない。
さらに、本来であればその検証結果に基づいて、原子力安全委員会など専門家集団によって策定されるべき安全基準は、議論すら始まっていない。

 また、保安院がこれまでの安全基準の延長線上で検討した30項目の安全対策に関し、完了している対策はわずかに過ぎない。このことは、想定されているリスクすら解消されておらず、非常事態が起きる可能性が高いことを意味している。

 そして、その非常事態が起きたときに十分な対応できるかという点についても、極めてあいまいだ。

 大飯原発は橋梁やトンネルが連続する貧弱な一本の道路しかない。福島第一原発の場合は直轄国道である一般国道6号が近傍にあり、アクセス道路がきちんと整備されていた。したがって事故時でも様々な救援活動が可能であった。大飯原発は、半島の先端に位置しているという立地条件もあり、福島第一原発と比較しても、大地震発生時に孤立し、外部からの対応が困難となる可能性が高い、リダンダンシーの低い施設でもある。

以下全文はこちら
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静岡県知事と市町村長の大飯原発再稼動をこう見る
大飯再稼働 川勝知事「浜岡は別」
2012年6月17日 中日新聞

 中部電力浜岡原発が立地する静岡県の川勝平太知事は県庁で記者団の取材に応じ、大飯原発の再稼働に「政府は安全性から安定供給に軸足を移し替えたという印象」と指摘。「一昨年の猛暑を基準に15%の需給ギャップというのもおかしい。今回は明らかに政治判断。安全性の観点からみると非常にあやしい」と疑問を投げかけた。

 浜岡原発については「大飯原発の再稼働は何の模範にもならない。同じ経過をたどるとは受け止めていない。安全性を抜きにして安定供給はありえない」と強調した。

 御前崎市の石原茂雄市長は「国と地元が関電管内の住民生活、経済活動を守るために決定に至ったと理解している」とコメント。浜岡の再稼働には「すべては中電が進めている津波対策が完了してから。国のエネルギー政策なども示されず、現時点では議論する段階に至っていない」と従来通りの慎重な立場を示した。

 隣接する菊川市の太田順一市長は「安全性に不安があり、防災対策にも解決すべき問題がある。現状では市民の理解も得られるとは思えない」と浜岡の再稼働に否定的だ。

 掛川市の松井三郎市長は政府に「新エネルギー政策、原子力規制庁、電力需給、使用済み核燃料の最終処分など総合的な説明が欠けている」と注文を付けた。
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自治体の8割が原発の最稼働に慎重 4月の時点で
2012年04月12日 (木)NHK「かぶんブログ」

自治体の8割 運転再開に慎重

運転再開に向けた政府の手続きが進む、福井県にある大飯原子力発電所の30キロ圏内の自治体に、NHKが再開について尋ねたところ、慎重な姿勢を示したのは、地元のおおい町を含めておよそ80%に上りました。

NHKは、関西電力の大飯原発について、半径30キロ圏内の福井県と京都府と滋賀県、それに市と町の14の自治体に、今月9日からアンケートを行い、すべてから回答を得ました。

まず、政府が決定した運転再開の新たな安全基準について尋ねたところ、▽「評価する」と答えたのは、福井県の高浜町など3つの町で、率にして21%、▽「評価しない」、「どちらかといえば評価しない」と答えたのは、滋賀県など4つの自治体で、率にして29%と意見が分かれました。

続いて、新たな基準を満たすと住民の理解を得られるか尋ねたところ、▽「得られる」、「どちらかといえば得られる」は14%にとどまり、▽「得られない」、「どちらかといえば得られない」は36%に上りました。

また運転再開について尋ねたところ、「早く認めたい」は、福井県の美浜町だけで、「認めない」、「今は判断できない」として慎重な姿勢を示したのは、地元おおい町を含む11の自治体で79%に上りました。

一方、福井県は、「政府から正式な説明を受けていない段階では回答できない」とし、ほかの自治体からは、「『必要性』に関する情報が十分に示されていない」、「安全より再開を優先している」などの意見が寄せられました。

大飯原発の30キロ圏内で、再開に慎重な姿勢を示した自治体の割合は、安全基準が示される前に行った先月上旬の調査では72%で、新たな安全基準が自治体の判断に大きな変化をもたらしていないことが分かります。

さらに運転再開について、福島県内を除く全国の原発の立地自治体に尋ねたところ、回答があった28の自治体のうち68%が慎重な姿勢を示し、先月上旬の調査結果の62%から大幅に変わっていません
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たった一人の反乱 ヤツコ米原子力規制委員長が辞めさせられた
ヤツコ米原子力規制委員長が辞任へ 在任中業界や委員と衝突
2012年 5月 22日 10:45 JST ウオール・ストリート・ジャーナル
【
ワシントン】米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長が21日、突然辞任を発表した。同委員長は在任中、原子力業界や他のNRC委員との衝突で多難だった。

 声明には辞任の理由が示されていない。同委員長は「米国民の安全を確保する努力を別の場で続けるのには、今が適切だと判断した」と述べた。


REUTERS
ヤツコNRC委員長

 ホワイトハウスのスティーブンズ報道官によると、ホワイトハウスは早急に新委員長を任命する。ヤツコ委員長は、後任が決まり次第辞任すると述べている。

 同委員長は在任中、原子力の安全性強化を主張し、原子力業界の一部をいら立たせていた。しかし、業界監視団体からは称賛を得ていた。業界は同委員長について、そもそも外部の人間で、安全問題へのアプローチが攻撃的過ぎると批判的だった。これに対し安全監視団体は、それまでのNRC歴代委員長が業界と親密過ぎるとみていた。

また同委員長は他の4人のNRC委員と頻繁に衝突していた。NRCの監察官は同委員長がNRCの同僚をいじめており、NRCの安全任務を脅かしているとの疑いについて調査中だ。

 同委員長はこの疑惑を否認している。同委員長は声明の中で、「在任中、NRCは連邦政府でのキャリアで最も働きやすかった部署の一つだ」と述べた。

 昨年3月の福島第1原発の事故をきっかけに、同委員長と残りの委員4人との対立が深まり、新規の原子炉建設の認可をめぐる意見が合致しなかった。同委員長は福島の事故を受けて、NRCが将来設ける安全強化策にも従うと原発事業者が約束することを建設認可の条件とすべきだと主張した。

 NRCは今年に入ってこれに関する採決を取り、事業者サザン・カンパニーによる原子炉建設を4対1で認めた。建設認可は米国で数十年ぶり。反対票を投じたのはヤツコ委員長だけだった。

 辞任声明の中で、ヤツコ委員長は同僚に感謝の意を表し、NRCの最近の業績を列挙した。その中には東部海岸の地震や中西部の洪水後の原発一時閉鎖がある。

 業界団体の米原子力エネルギー協会(NEI)のマービン・ファテル会長は、「われわれと同委員長は互いに共有する目標をどう達成するのが最善かをめぐって厳しく対立してきた」と述べた上で、「そのような状況であっても、彼とわれわれの間には常に対話の道が維持されていたし、彼は問題を丁寧に話し合う姿勢を示していた。これは称賛できる」と述べた。

 NRCによるサザン・カンパニー原子炉認可に反対する団体を率いて訴訟しているダイアン・カラン弁護士は、ヤツコ委員長が「安全性に関する真の提唱者だ」と述べ、たった1人で反対することが多かったとしても、委員会から彼の意見が聞けなくなるのは惜しいと述べた。

同弁護士は「裁判所というものはNRCに従う傾向がある」と述べ、「『これが法の求めるところだ』と積極的に主張するNRC委員が少なくとも1人いることが不可欠だ」と語った。

 ヤツコ委員長は2005年にブッシュ前大統領によってNRC委員に、09年にオバマ大統領によって委員長に任命された。

 NRCを監視する上院委員会に属す共和党トップのジェームズ・インホフ上院議員(オクラホマ州)は、ヤツコ委員長の辞任が「正しい」と指摘し、「辞任により、NRCはヤツコ氏の不適切な行動という障害なしに、安全の任務に集中することが可能になる」と述べた。

 これに対し、かつてヤツコ氏をスタッフとして雇っていた民主党のエド・マーキー下院議員(マサチューセッツ州)は、ヤツコ氏が「厳格な安全規制に反対する原子力業界の最も頑強な連中との戦いをリードした」と指摘し、「NRCの安全担当スタッフが推奨する安全面の改善策をたった一人で支持していた」と称賛した。

 ヤツコ氏は議会スタッフ時代、マーキー議員のほか、同じく民主党のハリー・リード上院議員(ネバダ州)にも仕えた。リード議員は長年、地元ネバダ州にある核廃棄物処分場の建設計画中止を優先課題にしていた。

 ヤツコ氏はNRC委員長に就任後、この処分場をめぐるNRC作業を中止した。これをきっかけに、議会内で敵をつくり、同氏を批判する人々の疑惑を招いた。2011年の監査官のリポートは、ヤッコ委員長が合法的に委員の過半数票を集め、建設プログラムへの資金を撤回したとしながらも、他の委員の支持取り付けのため、情報を選択的にして委員たちに提供しない情報があったと述べた。

 福島第1原発事故が発生した昨年3月以降、これに対して米国がどう対応するかをめぐり同委員長と他の4人の委員との関係が悪化した。ヤツコ委員長は、新しい規制について厳しい期限を設け、NRCの専門スタッフからの勧告を事実上すべて採用するようNRCを説得しようとした。他の委員はスタッフの勧告を検討する時間的余裕を求め、スタッフの勧告と逸脱することも辞さない態度だった。

 こうした中で昨年10月、NRC委員4人が当時のホワイトハウスのデーリー首席補佐官(当時)に異例の書簡を送り、「ヤツコ委員長がNRCの上級スタッフを脅したり、いじめたりしており、冷え切った職場環境になっている」などと訴え、話題になった。

 その後開催された議会の公聴会で、委員4人のうちの1人であるウィリアム・マグウッド委員は、ヤツコ氏が女性スタッフを口汚くののしったことがあると暴露した。ヤツコ氏はいじめの事実はないと否定し、NRCをより透明性のある機関にしようと努力しただけだと反論していた。
記者: Ryan Tracy
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原子力発電から出る排泄物の処理は解決できずに垂れ流し
核のごみ 地層処分ムリ 日本学術会議でも解決見えず
2012年6月18日 07時04分 東京新聞

 原発から出る核廃棄物の処分場はいまだに受け入れ先が白紙だ。原子力委員会の依頼で、日本学術会議(会長・大西隆東大大学院教授)が解決の糸口を探るため二年前に議論を開始。

だが今月上旬に出した結論は、地下深くに埋める現行の処分方針では安全性の確保も受け入れ先を見つけるのも難しく、方針転換が必要との内容で、一から考え直すことを提起した。近く報告書をまとめるが、将来に負の遺産をつけ回す原発の最大の問題点があらためて浮かんだ。 (榊原智康)

 毎時一五〇〇シーベルト(一五〇万ミリシーベルト)と人がわずか二十秒で死に至る放射線を放つ高レベル放射性廃棄物は、処分がやっかいだ。国は二〇〇〇年に関連法を制定し、廃棄物をガラスで固め、地下三百メートル以上の地層に埋める「地層処分」方式を採用した。しかし、処分場の受け入れ先はまったくめどが立っていない。

 何とか打開策を見いだそうとした原子力委は一〇年、学術会議に知恵を出してもらうよう頼んだ。

 「研究者の国会」とも呼ばれる日本学術会議は、人文、社会、自然科学などの研究団体から選ばれた会員でつくる。今回の「核のごみ」問題では、原子力工学や地質学、歴史、社会、経済などさまざまな分野の研究者で検討委を組織し、議論を続けてきた。

 核のごみの放射線レベルが十分に下がるまでには約十万年という想像もできないような時間がかかる。

 日本はもともと地震や火山活動が活発なことに加え、議論を始めた後、東日本大震災が発生し地殻変動も活発化している。

 検討委は、そんな現実の中で、十万年間安全だと説明しても住民の理解は得られないとみて、地層処分からの方針転換を議論。五十~数百年にわたって暫定的に貯蔵し、その間に抜本的な解決策を探る、と先送りの案も浮上した。

 「将来世代にごみを送り続けるのは現代人のエゴだ」「未来の人類の知恵にすがらなければ、最終的な決定ができないとわれわれの限界を認めなければならない」

 今月七日の検討委でもさまざまな意見が出た。結局、一致したのは、地層処分では住民理解は進まず、行き詰まりは解消されない-ということだった。

 検討委は八月下旬にも報告書をまとめ、原子力委に提出する予定。検討委員長の今田高俊東京工業大教授(社会システム論)は「脱原発を進めても核のごみ問題の議論は避けられない。われわれの検討結果が、国民的な議論を呼び起こすことを期待している」と話している。
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20120617 ETV特集「核燃料サイクル“迷走”の軌跡」
NHK ETV特集より。使用済み燃料から取り出したプルトニウムを再び燃料とする「核燃料サイクル」は、資源小国の悩みと、原発のゴミ問題を一石二鳥で解決してくれる夢のプロジェクトのはずだった。しかしスタートから60年近くたった今も、実用化に至っていない。国と電力会社の亀裂。日本の核武装に対する海外の懸念。そして技術の壁。開発初期から関わった官僚や研究者の証言から、迷走の軌跡をたどる。
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2012年06月18日(月)
結論ありき  「安全神話」の復活
大飯再稼働 経済優先見えぬ反省 結論ありき「神話」復活
2012年06月17日日曜日 河北新報

まるで何事もなかったかのように、原発が再び動きだす。政府は16日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決定した。結論ありきで安全よりも電力供給や経済性を優先させたような姿勢からは、福島第1原発事故の反省はうかがえない。

 事故の原因究明は終わっておらず、政府の言う「安全」は暫定的な基準に立脚しているにすぎない。免震重要棟の設置など、再稼働に間に合わない対策も少なくない。過酷事故を想定した防災計画の見直しや避難訓練など、住民を守る具体策も不透明だ。

 野田佳彦首相は8日、「福島のような地震・津波が起きても事故は防止できる」と断言した。

 事故から学ぶべきは「安全神話」は虚構、つまり想定外の事故は常に起こり得るということだ。再稼働のために、新たな安全神話を生み出したのでは元も子もない。

 この夏の電力不足は1年以上前から想定できたはずだが、再稼働以外の道を真剣に考えたのか疑わしい。それでも「夏を乗り切るため」と言うならまだ分かる。しかし、野田首相は原発がなければ「産業空洞化が加速し、雇用の場が失われる」とありきたりの必要論を切々と説いた。

 東北などでは、原発なしで今夏を乗り切れる可能性が高い。原発不要論にくぎを刺すための脅しでしかない。将来的に原発をどうするかは、政府のエネルギー・環境会議などで議論中だが、菅直人前首相の「脱原発依存」宣言から1年足らずでの変貌ぶりは、政権の本気度を疑わせる。

 原発に地域振興を委ねてきた立地自治体が、原発を放棄するのは容易ではない。それでも立ち止まって考え直す契機と位置付け、大阪市などが求めた「同意」や安全協定締結を足掛かりに、周辺自治体の在り方も徹底的に議論すべきだ。結論ありきの再稼働は思考停止をもたらしかねない。

 いまだ約16万人の福島県民がふるさとを追われ、避難生活を余儀なくされている。原子力災害は進行中だ。「福島」を昔話にしてはならない。(解説=東京支社・石川威一郎)


【「原子力ロビーの勝利」と独】大飯原発再稼働へ 海外の反応


◎再稼働は当然との見方 米政府や産業界

 【ワシントン共同】関西電力大飯原発3、4号機の再稼働決定について、米国の政府や原子力関係者の間では「電力の3割を原子力に頼ってきた日本が突然原発をやめるのは無理で、再開は当然」という見方が大勢だ。

 日本の原発再稼働問題について、米政府は公式発言を控えてきたものの「高い化石燃料に頼るのは正しいやり方ではない」「原発停止が続けば、米国の原発政策に影響が出かねない」との意見があった。

 このためエネルギー省や米原子力規制委員会(NRC)の幹部がたびたび日本を訪問。4月末の日米首脳会談でも、原発の安全な運用に取り組む二国間委員会の設置を決めるなど間接的に日本の原発再開を支援してきた。

 米国は東京電力福島第1原発事故後も原発推進の姿勢を崩しておらず、ことし2月にNRCは34年ぶりの原発着工を認可したばかりだ。

 一方、専門家の間では再稼働に慎重な声もある。米環境シンクタンク「アースポリシー研究所」のマシュー・ローニー研究員は「今年の夏を乗り切るために再稼働は仕方ない判断かもしれない。だが短期間に限り、長期的にはもっと風力や太陽光発電を増やすべきだ」と話している。

 ◎複雑な思いで見守る 天然ガス輸出拡大のロシア

 【モスクワ共同】ロシアは日本の原発停止をビジネスチャンスとみて、天然ガスの対日輸出拡大を推進してきただけに、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働決定を複雑な思いで見守っている。

 日本の原発が復調に向かえば、こうした特需は消える。一方でロシアは国策として原発プラント輸出も積極的に展開しているため、世界的な脱原発機運が収まった方が都合の良い面もある。

 ただ、東京電力福島第1原発事故後、ロシアでは「なぜか分からないが、日本人は地震の危険がある地域に原発を建設した」(プーチン大統領)などと日本の原発立地に疑問の声が上がっており、事故再発の懸念が消えたわけではない。

 ◎「原子力ロビーの勝利」  脱原発の独、強い関心

 【ベルリン共同】東京電力福島第1原発事故後、「想定外の事態が連鎖すれば、同様の事故が起こり得る」(メルケル首相)と判断し2022年末までの脱原発を決めたドイツ。日本の原発政策への関心は高く、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働決定を前に、反原発を党是とする野党90年連合・緑の党が日本に脱原発を求める署名運動を展開した。

 同党のベルベル・ヘーン議員は「原発への依存をやめ、再生可能エネルギーにシフトしていくことは可能だ。日本にとって大きなビジネスチャンスにもなる」と指摘。同党は13日に約2800人分の署名をベルリンの日本大使館に届けた。

 5月5日に北海道電力泊原発3号機が定期検査入りし、日本国内の原発すべてが止まった際もドイツメディアは大きく扱った。

 ドイツでは福島原発事故前、17基の原発が稼働していた。政府は事故後、1980年までに建設された旧式の原発7基を含む計8基を停止。現在稼働しているのは9基になっている。

 ◎「拙速」批判強まると予想  韓国、日本の世論注視

 【ソウル共同】韓国の主要メディアは、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を認めた日本政府の決定に対し、東京電力福島第1原発事故の検証がまだ終わっていない段階だと指摘し「拙速に決定したとの批判が強まると予想される」(KBSテレビ)と伝えた。

 韓国の世論は福島原発事故による放射性物質の拡散に敏感だ。汚染水の海洋放出への批判も根強く、日本の原発再稼働を懸念する声がある。

 一方、韓国は発電量の32%を原発で賄っている上、近年の電力需要の急増で電力供給に余裕がない状況。このため、電力不足対策を理由に再稼働に踏み切った日本政府の決断と、日本の世論の反応を注視している。

 ◎ゼロ稼働で悪影響と報道 中国メディア

 【北京共同】中国の通信社、中国新聞社は16日、日本メディアを引用して日本政府が関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を決定したことを報じ、これまでの「稼働原発ゼロ」が電力不足や石油の大量輸入、地域の雇用への悪影響を招いたなどと伝えた。

 中国政府は東京電力福島第1原発の事故後、国内の新規原発承認手続きを凍結。原発の安全確保のため「原子力安全計画」をこのほど策定し、承認再開に向けた準備を進めている。

 こうした政府の方針を背景に、中国メディアは最近、日本での電力不足の影響の大きさを報道。国営通信新華社もこれまで、日本の関西広域連合が大飯原発再稼働を「やむを得ず」受け入れたなどと伝えたが、中国でも原発の安全性に対する不安が広がっていることから、報道は全般的に抑制的になっている。

 (2012年6月16日、共同通信)

☆原発事故があったとき即日、すべての在日アメリカ人に福島原発から80キロ圏外に脱出するよう指令を出したアメリカ本国。

国家は自国民の生命を確保するという当然の手本を、アメリカは日本人に見せてくれた。

もし大飯原発はじめどこかで地震がおこりメルトダウンが起きても、アメリカは3.11の時と同様、在日アメリカ人に日本退避を命じればすむが・・

どこにも逃げ場がないわがくにたみは、野田さんに責任をとってもらっても、外部被ばくも内部被ばくも進行するばかりだ。

それにしても、あっては困るが大飯でもし原発事故が起きた時、野田さんはおそらくもう首相でもなく、国会議員でもないかもしれない。

そういう人間が「私の責任で決める」と言う精神構造がわからない。
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広島の原爆、 熱線の強さがわかる衣服がでてきた
原爆 熱線の強さ示す衣服見つかる
6月17日 9時10分 NHKニュース

広島に投下された原子爆弾の熱線によって、模様の部分だけが焼けた衣服の一部が東京都内の陸上自衛隊の施設で見つかり、このほど修復が終わりました。

原爆の熱線の強さを示す貴重な資料として注目されています。

見つかったのは、広島で被爆した人が着ていた衣服の一部です。
布の大きさは縦18センチ、横15センチで、至るところにひし形の小さな穴が空いています。

穴の部分には、もともと黒い色でひし形の模様が描かれていて、原爆の熱線によってここだけが焼けたものとみられています。

原爆の投下直後に現地に派遣された旧陸軍の調査団が持ち帰ったものとみられ、東京・世田谷にある陸上自衛隊衛生学校の史料室が移転した際に見つかり、このほど傷んでいた部分の修復が終わりました。
広島市の平和記念資料館は「原爆の熱線の強さを示す貴重な資料だ」と話しています。

陸上自衛隊衛生学校は研究の目的で見学を希望する人に対し、この衣服を公開しています(問い合わせ先:陸上自衛隊衛生学校03-3411-0151)
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大飯原発の定期検査は来秋以降らしい
大飯3・4号機、来夏も稼動へ…定検は来秋以降
読売新聞 6月17日(日)10時12分配信

 関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の運転期間が来年9月まで確保されることがわかった。

 関電が原則13か月ごとに義務づけられている定期検査の起点となる営業運転開始日が2基とも8月となる見通しとなったためだ。

 大飯原発が再稼働すれば関電管内の電力不足はほぼ解消されることから、来夏は大幅な節電準備を回避できる可能性がある。

 関電は16日、経済産業省原子力安全・保安院に、再稼働後に原子炉が正常に動いているかを確認する最終検査を3号機は8月3日、4号機は8月23日に行うように届け出た。

 営業運転への移行は、最終検査開始から1~2日後となるケースが多く、13か月後となる次の定期検査入りはいずれも来年9月以降になる見通しだ。

☆さすが読売新聞!原子力ムラ広告宣伝部の役割をきっちり果たして
いる。

こういう記事を載せろよな、と読売新聞にネタを渡すお役人さま、状況判断が少しづつずれてきていませんか?

超大国がバックについていて、彼らの要望通りやっているんだから、ずれても構わない!なるほどそうかもしれませんね。
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政府がやっても除染の効果には限界がある  平野復興相
復興相“現在の除染技術は限界も”
6月17日 20時34分 NHKニュース

 平野復興大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、全域が避難区域に設定されている福島県浪江町の馬場町長と会談し、放射性物質を取り除く除染について、今の技術では全ての地域で生活に安全な放射線量まで下げるのは難しく、新しい技術の研究を進めたいという考えを示しました。

平野復興大臣は、福島県二本松市を訪れ、原発事故によって全域が避難区域に設定され、2万人余りのすべての住民が県内外に避難している浪江町の馬場町長と会談しました。

会談で、平野大臣は、放射性物質を取り除く除染について、国が放射線量が高い地域で実施しているモデル事業の結果を報告しました。そして、「同じ方法で、何回、除染作業を実施しても、一定以上の効果は得られない」と述べ、今の技術では、すべての地域で生活に安全な放射線量まで下げるのは難しいという認識を伝えました。

これに対し、馬場町長は「新しい技術を取り入れて、しっかりやってほしい」と要望しました。

平野大臣は記者団に対し、「政府側が、除染を実施すると、すぐでも年間1ミリシーベルトまで下げられると、誤解を与えているのではないかと思い、モデル事業の結果を報告した。長期的に1ミリシーベルト以下を目指す方針に変わりはなく、新しい除染技術の研究を進めていきたい」と述べました。
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企業の役員の個人名を新聞に出させる検察
役員ら7人を在宅起訴=ベアリングカルテル―東京地検
2012年 6月 14日 18:46 JST ウオールストリートジャーナル日本

 自動車や工作機械の部品に使われるベアリングをめぐる価格カルテル事件で、東京地検特捜部は14日、独禁法違反(不当な取引制限)罪で、日本精工(東京都品川区)、NTN(大阪市)、不二越(富山市)の大手ベアリングメーカー3社を起訴し、当時の各社の担当役員ら7人を在宅起訴した。

 公正取引委員会が同日午前、検事総長に刑事告発していた。特捜部の家宅捜索を受けていたジェイテクト(名古屋市)もカルテルに関与していたが、公取委の調査前に課徴金減免制度に基づき自主申告したため、立件は見送られた。

 起訴されたのは、高川恵介・日本精工執行役常務(60)▽桑原克己・同(57)▽西山曜史・同社産業機械営業統括部長(60)▽本間正志・NTN取締役(63)▽岩本克彦・同社産業機械事業本部副本部長兼東京支店長(60)▽荻野肇一・不二越取締役(58)▽村井道男・同社軸受企画部副部長(53)(いずれも肩書は2010年当時)。

 起訴状によると、3社の役員らは10年5〜8月、会合を開くなどして、工業機械用のベアリングを8〜10%値上げすると販売先に申し入れることで、原材料である鋼材の価格上昇分を価格に転嫁することで合意。また、日本精工とNTNの役員らは同年7月、電話で協議するなどして、自動車用を1キロ約20円値上げすることで合意したとされる。

 関係者によると、日本精工と不二越はカルテルへの関与を認めているが、NTNは「カルテルには参加していない」と否認している。

☆現在は起訴された段階で まだ有罪か無罪かはこれから裁判で決まる。このように個人名を出して記事を書く大手メディアは、既に市中引き回しの刑に手を貸している。

一般市民の個人名をこの段階で出すなら、公務で仕事をしているすべての事件の担当警察署の担当警察官や地検の検事の名前を報道するべきだ。公務員の名前を報道で伏せるのは日本だけで、いかに日本の大手メディアが御用新聞化しているかの証拠だ。
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2012年06月18日(月)
埼玉女が近江商人の戦略を引き継いでいる。  滋賀県の嘉田知事
「停電で関電や国が脅し」 嘉田知事「不適切」と謝罪
【 2012年06月16日 09時01分 】京都新聞

 滋賀県の嘉田由紀子知事は15日、東京都内で13日に行った講演で、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に対し、関西広域連合が慎重姿勢から一部容認に転換したとされる理由として、「関西電力や国、企業から『停電になったらどうするのか』と脅された」と述べたことに、「不適切な発言でおわびする」と謝罪した。

 嘉田知事は13日、日本外国特派員協会で講演し、再稼働に対する姿勢を変化させた理由について、「『(再稼働しなければ)電力不足の時に企業や生活が立ちゆかなくなる』と、関電や国、企業からずいぶんと警告され、かなり脅かされた。おまえは責任が取れるのかと」と述べた。

 大津市内で15日に開いた県内各界との節電対策会議の冒頭あいさつで、嘉田知事は「計画停電にかなり恐れを抱いていた結果、あの表現になった」と釈明して謝罪した。会議後の取材に対し、「(会議出席者の)関電や経済界から意見を聞く前に、おわびしようと思った」と説明した。

 嘉田知事はこれまで、記者団の取材やテレビ出演で、国や関電を批判する同様の趣旨の発言を重ねていた。

☆この記事の限りでは嘉田知事は発言を撤回していない。
原子力ムラの攻撃があったことはもう十分に皆に知らせたから
「不適切だった」ということで謝罪の形をとっても、もう本来の目的は達したあとだ。

こういう人を戦略家というのだろうか?

嘉田由紀子知事
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信州・霧ケ峰のクリンソウが見頃に
霧ケ峰のクリンソウが見頃に 梅雨空の下、高原に彩り添える (2012年6月14日) 信濃毎日新聞

梅雨空の下で鮮やかな花を咲かせるクリンソウ
 諏訪市郊外の霧ケ峰の旧御射山神社周辺で、クリンソウが見頃を迎えている。13日昼は時折日が差すものの、どんよりとした曇り空の下、赤い花が高原に彩りを添え、散策する人たちの目を楽しませていた。

 辺りは白いサンリンソウも咲き、林からはハルゼミやカッコウ、草原ではキジの鳴き声が響く。仲間3人と訪れ、花を眺めながら昼食を取った同市豊田の市川松雄さん(66)は「クリンソウは初めて見ました。花の付き方が変わっているし、群生していてきれい」と満足そうに話した。

 県霧ケ峰自然保護センターによると、開花時期や花の数は例年並み。まだつぼみが付いていない株も多く、例年通り順調にいけば、7月上旬まで花を楽しめそうという。
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社会保障と税の一体改革関連法案、 国民不在のメンツ争い
はあるもののいずれも消費税増税に前向きだ。最近の世論調査では、反対もしくは慎重な意見が過半数を占める。その世論を代弁する政党が締め出される形で、消費税増税が事実上決まった。

 三党協議は八日に始まった。増税だけでなく年金、子育てなど広範な政策課題が議論のテーマだったが、大半の時間は政策論ではなく、各党のメンツ争いに割かれた。

 例えば年金制度については、法案の書きぶりを、自民党案の「現行制度を基本に必要な見直しを実施」から「財政の現況、見通しなどを踏まえ…」と変えるのに二日間を費やした。「現行制度を基本」とすると自公政権時代から続く制度を追認することになる。それに民主党が難色を示したためだが、そのような話は、国民生活には全く関係ない。

 その一方で低所得者対策など、生活に直結する政策の協議は脇に追いやられた。

 三党協議が合意にいたったのは、消費税増税にこだわる野田佳彦首相が、合意を目指すように執行部に指示し続けてきたのが最大要因だ。代償として民主党はマニフェストで掲げた政策で次々に譲歩していった。

 その結果、衆院選の時に国民に直接約束した政策は総崩れとなり、マニフェストに載っていない消費税増税は実現に向かうという、異常な展開になった。

 首相は一体改革の修正協議を実現して「決められない政治からの脱却」を目指すと繰り返し強調してきた。だが、三党が達した合意は、多くの国民には「決断」ではなく「増税勢力による談合」に映るだけではないか。 (城島建治)

☆ほくそ笑んで陰で舌をだして笑っている財務省幹部の顔が浮かぶ。

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2012年06月17日(日)
福島県富岡町長 国策に協力してきた町の住民が悲惨な生活
富岡町長「5年は帰宅促さず」

06月16日 10時20分 NHKニュース

 富岡町の遠藤勝也町長は15日、避難区域の見直しをめぐって復興庁の平野大臣と会談し、区域が異なることで損害賠償に差が生じないよう、早期の帰宅を目指す区域であっても、住民には少なくとも5年間は帰宅を促さない考えを伝えました。

現在、警戒区域に指定されている富岡町は放射線量の高さ応じて3つの区域に再編成される見通しで、見直しをめぐって遠藤町長が復興庁の平野大臣と会談しました。

富岡町は、区域が異なることで住民への損害賠償に差が出る場合には、政府の見直し案を受け入れない方針で、これに対し政府は、自治体の判断で5年以上戻らない場合、いずれの区域も土地や建物は同じように賠償するとしています。

会談で遠藤町長は、住民の早期の帰宅を目指す区域であっても、生活できる環境を整えるにはさらに時間がかかるとして、少なくとも5年間は住民に帰宅を促さない考えを伝えました。

この場合、区域の違いによって賠償に差は生じない見込みです。
ただ、政府が示している土地や建物の賠償額の算定基準は不十分だとして、基準を改めるよう求めたということです。

遠藤町長は「賠償の問題はまだまだこれからで、国策に協力してきた町の住民が悲惨な生活を強いられていることを国は忘れてはならない」と話していました。
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福島原発2号機原子炉真上で高放射線量測定
2号機原子炉真上で高放射線量測定
6月15日 5時15分 NHKニュース

 東京電力福島第一原子力発電所で最も多くの放射性物質が放出したとみられる2号機で、ロボットを使って原子炉建屋内部を調べた結果、原子炉の真上付近で1時間当たり880ミリシーベルトという高い放射線量が測定されました。映像を分析した結果、大きな損傷などは見つからず、放射性物質がどこから漏れたのかは確認できなかったということです。

2号機では、福島第一原発で最も多くの放射性物質が「最後のとりで」とされる格納容器から外に放出したとみられていますが、放出の原因や経路は明らかにされていません。
このため東京電力は、13日、2号機の原子炉建屋の中にロボットを入れて内部の状況をカメラ6台で撮影したうえで放射線量を測定しました。

その結果、原子炉の真上付近に当たる建屋の5階で、1時間当たり880ミリシーベルトという高い放射線量が測定されました。

この場所は、格納容器から直線距離で4.5メートル離れたところで、東京電力は事故でメルトダウンが起きて放射性物質が格納容器から出る際の通り道になったとみています。

東京電力によりますと、映像を分析した結果、大きな損傷などは見つからず、放射性物質がどこから漏れたのかは確認できなかったということです。

東京電力は「内部は放射線量が高く頻繁に入れる場所ではない。損傷した場所を特定するにはかなりの時間がかかる」と話しています。
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大飯原発は国際基準「5層の防護」のうち3層目まで
大飯原発「5層の防護」3層目まで 国際基準 程遠く
2012年6月16日 東京新聞夕刊


 大飯原発3、4号機の再稼働が決まった。野田首相らはしきりに安全性が確保されたと強調するが、国際的な安全基準の一部しか満たしていないのが現状だ。このまま再稼働に踏み切れば、国際基準から逸脱した形になる。

 国際原子力機関(IAEA)は、原発の安全性を保つため「五層の防護」という考え方を示している。

 五層の防護とは、故障や誤作動を防ぎ、地震や津波などに襲われても炉心溶融のような重大事故にならないよう備えをするのが一~三層目。事故が起きてしまった場合、いかに事故の被害を最小限に食い止め、住民を被ばくから守るかの備えをするのが四、五層目となる。

 大飯原発はどうか。非常用電源の多様化や建屋が浸水しにくいなどの安全向上策はある程度はできたが、それは三層目までのこと。事故が起きた後に重要となる四、五層目の対応は空手形というのが現状だ。

 ベント(排気)時に放射性物質の放出を最小限にするフィルターの設置、事故収束に当たる作業員を放射線から守る免震施設の整備などが四層目に当たり、適切に住民を避難させたり、内部被ばくを防ぐヨウ素剤を配ったりするのが五層目。

 しかし、四層目が達成されそうなのは三年後で、五層目はいつになるか、めども立っていない。

 原発外で対策拠点となるオフサイトセンターは、いまだに見直し作業の最中。モニタリングポストなど広域に放射線量を監視する体制も整っておらず、福井県の避難計画も近隣の他府県との連携を考えない硬直化した内容のままだ。

 首相らは「福島のような津波と地震が襲っても事故は防げる」と胸を張るが、国際基準に照らせば、重要な対策がすっぽり抜け落ちている。 (福田真悟)
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もんじゅ故障「メーカーを過信」、それで済む話だから馴れ合い
もんじゅ故障「メーカーを過信」 原子力機構、保安院に報告
(2012年6月16日午前7時03分)福井新聞

 日本原子力研究開発機構は15日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で燃料交換用の炉内中継装置が原子炉容器内に落下したトラブルについて、根本原因の分析結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告した。装置をつり上げる器具の設計段階で潜在的なリスクを検討する視点に欠け、メーカーを過度に信頼していたとの組織的な要因を挙げた。

 報告書では「もんじゅは、設計段階と同じようにメーカーに頼り、自分たちで課題を発見し、解決する姿勢が不足していた」と認めた。

 改善策として、設計管理の充実や設計の妥当性を審査する能力の向上が必要とし、専門チームを設置するなど複数の関門でチェックするほか、専門家ら第三者の目を入れて確認するとした。

 2010年8月に起きた炉内中継装置の落下原因をめぐり、原子力機構は今年3月、装置をつり上げる器具に問題があったとする報告書を提出した。しかし、保安院は4月、設計段階から安全確認が不十分だったとして根本的な原因を報告するよう指示していた。

 同機構は、新たに製造して原子炉容器内に据え付けた炉内中継装置の燃料受け渡し機能の確認試験を19日から行い、21日に保安院の使用前検査を受ける予定。
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野田首相は日本が法治国家であることを壊わす
原発再稼働 これが法治国家なのか
06月15日(金)信濃毎日新聞社説

 関西電力大飯原発の再稼働が秒読みに入った。このままだと安全性をめぐる抜本対策は先送りしたままの暫定的な運転となる。

 野田佳彦首相は「国民の生活を守るため」と強調するが、福島第1原発事故をどこまで深く受け止めているのだろうか。

 野田政権に欠けているのは、ものごとの手順だ。事故の総括を行い、それを踏まえて論議を深め、新たな安全基準をつくる。こうした過程を欠いた再稼働では国民の信頼は得られない。

   <福島の被害を原点に>

 昨年の原発事故は、チェルノブイリと同じ最悪の「レベル7」だった。人類史に記録されるべき大事故は、日本社会を根底から揺さぶりつづけている。

 野田政権が新しいエネルギー政策を打ち立てるに当たっては、事故がもたらした衝撃にまず目を向けなければならない。

 第一は、福島県が受けた傷の深さである。

 原発に近い自治体など11市町村が避難指示区域とされ、基本的に人が住めない状況にある。区域内の人口は8万6千人に上る。

 天災であれば直ちに復興に取り組むことができるが、原発事故は除染を徹底しなければならない。元通りの暮らしに戻るまで何年かかるか分からない地域もある。広範囲に及ぶ故郷喪失の影響は計り知れず、産業だけでなく人々の心にも暗い影を落としている。

 被災自治体の首長らが大飯原発の再稼働に疑問を呈するのは当然だろう。野田政権は、県民が被った傷の深さに思いをはせ、将来のエネルギー政策を検討しなければならないはずだ。

   <根拠を欠いた手続き>

 首相は8日、大飯原発再稼働を決断した理由を国民に語りかけた。被災者の気持ちは「よく、よく理解できる」としながらも、「国政を預かる者として人々の暮らしを守るという責務を放棄するわけにはいかない」と述べている。

 人々の暮らしを台無しにしたのは、政府と東京電力である。それなのに「暮らしを守る責務」を強調するのはふに落ちない。

 福島の被害はひとまず置き、大飯原発を動かして関西圏の暮らしを守る―。首相は、こう言っているに等しい。これが「責務」なのか、首をかしげざるを得ない。

 事故の第二の衝撃は、政府の原子力行政と危機管理能力に対する信頼が根もとから崩れさったことである。

 首相が原発を再稼働させるというのであれば、信頼の土台を再構築しなければならない。

 なぜ事故が起きたのか、政府はなぜ住民を十分に守ることができなかったのか、丁寧に検証する。それを踏まえ、再発防止に向けた抜本対策を講じ、新たなエネルギー政策を国民参加のもとでつくっていくことである。

 現実はどうか。事故の検証は、民間、東電、国会、政府による事故調査委員会が、それぞれ取り組んできた。民間と東電の事故調は報告をまとめているが、残りはこれからである。

 一方で政府は、(1)大飯原発再稼働(2)原子力の安全規制をめぐる新たな仕組みづくり(3)中長期のエネルギー政策の策定―の作業に取り組んでいる。

 このうち最も急いだのが、(1)大飯原発再稼働である。ストレステストの1次評価や政府が急きょ示した安全基準をクリアし、関西圏の理解や立地自治体の合意も得た―と政府は説明するだろう。

 だが、地震のときに必要な免震重要棟やフィルター付きベント装置の設置などは済んでいない。政府は関西電力に工程表を提出させ、その審査でよしとしている。

 そもそも、(2)の新たな安全規制の仕組みづくりは、民主、自民、公明の3党が基本合意した段階である。再稼働までの政府の手続きが、事故を踏まえた新たな法的根拠を欠いていることは明らかだ。

   <国民的議論とは何か>

 首相は「政府の安全判断の基準は暫定的なものであり、新たな体制が発足した時点で安全規制を見直していく」と述べている。首相自身が、とりあえずの見切り発車であることを認めたといえる。

 大事故が起きたというのに、政府の判断で原発を動かすというのは信じ難い。これで法治国家といえるのだろうか。

 (3)の中長期のエネルギー政策の決め方にも注意が要る。

 首相は「国民的な議論を行いながら、8月をめどに国民が安心できるエネルギーの構成、ベストミックスというものを打ち出していきたい」と述べている。

 首相の言う「国民的議論」は欠かせないプロセスだが、どんな形で国民の声を聞くつもりなのだろうか。(2)の安全規制のように、3党協議で進めるようなことになれば、国民的議論どころか国会軽視と言わざるを得ない。

 「脱原発」とか「脱原発依存」といった言葉が先行している。中身を煮つめるには、国民参加の場が必要だ。首相には有権者に信を問う覚悟で臨んでもらいたい。
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青山繁晴は戦後日本をこう認識する
☆最初の部分は例のごとく自慢話が続きますが我慢して聞いていると、戦後の日本の67年間をどう捉えるかなどおもしろい内容を聞くことができます。

青山繁晴/メタンハイグレード 日本海の調査 

 
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北方4島はアメリカのソ連に対する贈呈品?
 北方4島は米国がソ連に“戦利品”として与えた2012.06.14   大前研一

 プーチン氏が大統領に返り咲いたロシアと日本の間には、遅々として進まない北方領土問題が横たわる。大前研一氏はこの北方領土について、日本人の間に「2つの誤解」が存在するという。以下、大前氏の解説である。

 * * *
 1つは、ソ連が日ソ中立条約を一方的に破棄し、宣戦布告なしに北方領土に侵攻して占領した、というものだ。

 たしかにソ連は1945年8月8日に日ソ中立条約の破棄を宣言したが、同条約に破棄や失効に関する規定はなかった。宣戦布告は「日本がポツダム宣言を拒否したため連合国の参戦要請を受けた」として条約破棄と同時に在モスクワの日本大使館に行なったと主張している。

 そしてソ連軍は8月9日午前零時に戦闘を開始、11日には日露戦争で日本が奪った南サハリン(南樺太)に攻め込んだ。しかし、千島列島(クリル諸島)の択捉島と国後島、色丹島、歯舞群島を占領したのは、日本が無条件降伏して大本営が正当防衛以外の即時停戦命令を出した15日以降のことである。

 しかも、ソ連がドイツ降伏後3か月以内に日ソ中立条約を破棄して対日参戦する見返りに、サハリン南部をソ連に返還すること、千島列島をソ連に引き渡すことは、1945年2月に行なわれたアメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領、イギリスのウィンストン・チャーチル首相、ソ連のヨシフ・スターリン書記長によるヤルタ会談の協定(ヤルタ秘密協定)で決まっていた。

 それに従ってソ連は、ドイツが無条件降伏した5月8日の約3か月後、日本に宣戦布告したのである。

 また、終戦直後にスターリンは、ルーズベルトの後を継いだハリー・S・トルーマン大統領に、北海道を南北に分割して北半分をよこせと要求している。しかし、日本をドイツのようにしたくないと思っていたトルーマンはこれを拒否した。

 つまり、北方4島はソ連が侵略したのではなく、アメリカが“戦利品”としてソ連に与えたわけで、日本は4島を失った引き換えに北海道の南北分割を避けられたとも言える。これは当時のアメリカの公文書に残っている明確な事実だ。

 もう1つの誤解、というか日本国民があまり知らない事実は、日本政府が「4島一括返還」を要求することになったいきさつである。実は4島一括返還は日本政府が自ら言い出したのではなく、1956年8月、アメリカのジョン・フォスター・ダレス国務長官が日本の重光葵外相とロンドンで会談した際に求めたものだ。

 当時、日本政府は北方領土問題について歯舞、色丹の2島返還による妥結を模索していたが、アメリカとしては米ソ冷戦が深まる中で日本とソ連が接近すること、とくに平和条約を結んで国交を回復することは防がねばならなかった。そこでダレスはソ連が絶対に呑めない国後、択捉も含めた4島一括返還を要求するよう重光に迫り、2島返還で妥結するなら沖縄の返還はない、と指摘して日本政府に圧力をかけたのである。

 それ以降、日本の外務省は北方4島は日本固有の領土、4島一括返還以外はあり得ない、という頑迷固陋な態度を取るようになった。つまり、4島一括返還はアメリカの差し金であり、沖縄返還とのバーターだったのである。
2012年6月17日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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沖縄米軍が沖縄県警の交番使用するのは不適切??
交番使用は不適切 警察庁、米軍示談問題で指摘
2012年6月16日 琉球新報

 【東京】警察庁の岩瀬充明生活安全局長は15日の衆院安全保障委員会で、金武町の米兵による器物損壊事件に絡み、米軍担当者が被害者を交番に呼び出し示談を強要した件について「交番が使われたことは適切とはいえない。県警、石川警察署から米軍側に示談交渉場所として使用しないよう申し入れたと承知している」と述べ、交番使用が不適切だったと指摘した。

 森本敏防衛相は、同事件が公務外の事案であることから当事者間で示談交渉し解決されるものだとの認識を示した。

その上で「学校から強い申し入れを受け、米軍に対し事件の再発防止とともに、担当者の言動に誤解を招くような状況があったのであれば、極めて遺憾であるということを申し入れるよう強い指示をした」と述べた。

 社民党の照屋寛徳氏への答弁。

☆海兵隊法務部の曹長は言った、「これまでずっとOKだったのにWhy?」

沖縄駐在の外務省、防衛省の役人がこの事実を知らなかったとは思えない。代々の申し送りは「見て見ぬふりが一番。県民にがまんしてもらえばいい。相手はアメリカさんだから。」
2012年6月17日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ここまで監視カメラは設置されていたのか!
カメラ映像次々 異例の公開捜査 監視社会を危惧
2012年6月16日 東京新聞


 十七年にわたって逃走していた高橋克也容疑者(54)を追い詰めたのは、警視庁による異例の「公開捜査」だった。川崎市内の潜伏先が判明して以降、防犯カメラに写った本人の姿や筆跡、購入したキャリーバッグの画像など計十数枚を公開し、千七百件を超す情報が寄せられた。識者からは「情報化時代に合った手法」との評価がある一方、市民を動員した監視社会の強化や、当局によるメディア操作を危惧する声も根強い。

 「国民の皆さまからの多大なご支援、ご協力に深く感謝申し上げます」。逮捕を受け十五日午後、警視庁の吉田尚正刑事部長が会見で謝意を表した。警視庁幹部がカメラの前に立つのは異例だ。

 十三日には、捜査一課ナンバー2の理事官がテレビに生出演。出頭を呼び掛けるパフォーマンスまで行い、視聴者を巻き込んだ「劇場型」の捜査が鮮明になった。

 高橋容疑者は、逃走中に個室ビデオ店でテレビをチェックしていたといい、「キャリーバッグを鶴見駅のコインロッカーに入れたが、バッグの画像が公開されたので出せなくなり、追加料金を払った」と供述。公開捜査で包囲網が狭まり、プレッシャーを受けていたことがうかがえる。

 犯罪社会学が専門の小宮信夫立正大教授は「公開捜査」について「情報化時代の当然の捜査だ。日本の警察はこれまで刑事の聞き込みや勘に頼る捜査が中心で、一般人は捜査の邪魔にならないよう蚊帳の外に置いていた」と指摘。公開捜査は米国ではよく行われるといい、IT時代に合った手法だとする。

 ジャーナリストの大谷昭宏さんは「結果的に市民の目で高橋容疑者を封じ込め、逃走できる状況をつくらなかった。警察よりも市民が捕まえた感じが強い。警察もメディアの使い方がうまくなった」とする。

 一方で、防犯カメラが至る所に張り巡らされ、映像の分析も素早くできる現状を国民が知る機会になったとの見方も。「市民がどれほど多くの防犯カメラにさらされているかが分かった。プライバシーの問題も含め、防犯カメラを誰がチェック、管理するかの議論になれば」と負の側面に目を向ける。

 また、防犯カメラとプライバシー保護の問題に詳しい清水勉弁護士は「標的が追い詰められ、いつ出てくるのかを、国民に楽しませている感覚だった」と分析。「この感覚を利用してカメラへの支持を求めるのは本末転倒だ」と指摘した。

 この日、インターネットのツイッターや掲示板にも「監視社会が進むこの流れは不気味に思うよ」など、今回の捜査の在り方に疑問を示す書き込みが見られた。
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生活保護「扶養義務」の強化懸念
生活保護「扶養義務」の強化懸念 「困窮者の命に関わる」
=2012/06/15付 西日本新聞朝刊=

 拡大する困窮層を支援するのは国か家族か-。お笑い芸人の母親の生活保護受給が発覚したことを受け、親族による扶養義務を強化しようとする動きに、生活困窮者の間で不安が広がっている。小宮山洋子厚生労働相は、扶養義務の運用厳格化の考えを表明したが、専門家からは「家族の助けを強調し過ぎると最後のセーフティーネットの申請を諦め、追いつめられる人が増えかねない」と危ぶむ声も聞かれる。

 「保護申請するにしても娘に恥をかかせたくないから、娘の夫にだけは知られたくない」。弁護士などでつくる「生活保護支援九州ネットワーク」(事務局・北九州市)による緊急電話相談に9日、60代男性が不安な思いを打ち明けた。

 妻と2人暮らしで、年金とパートによる収入は保護基準を約2千円上回る月額約10万9千円。「娘に無理をさせるくらいなら、死んだ方がましだ」。自治体が扶養の可否を親族に問い合わせる「扶養照会」が厳しくなれば、保護申請を諦めざるをえないという。

 同じように、扶養照会の運用強化は、ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者など、加害者側に居場所や経済状況を知られたくない人にとって保護申請のハードルを高くすると、同ネットワークはみる。

 半日間で、「今言われている法改正の詳細が知りたい」など58件の相談があった。対応した同ネットワーク事務局長の高木佳世子弁護士は「受給者や生活に困っている人だけでなく、親族にも不安が広がっている」と指摘する。

   ◇   ◇

 そもそも「扶養義務者」とは誰を指すのか。

 民法は夫婦の相互扶助と、直系親族・兄弟姉妹に扶養義務を課すと定める。民法上は、強い義務を負うのは夫婦間と未成熟の子に対する親のみ。今回の芸人のように、成人した子の老親への義務は「余裕があれば援助」にとどまる。

 自治体関係者によると、生活保護法の規定では扶養義務者が扶養を行っていない場合、自治体は保護費を減額することができるが、実際には調査や手続きの手間の問題などから、実施されないケースも多いという。

 生活保護世帯が3万世帯を超える福岡市保護課の鹿毛(かげ)尚美(なおみ)課長は「困窮している人は申請前から親族とのあつれきを抱えている場合が多いし、親子や兄弟姉妹だからといって一律に扶養義務を果たせるとは限らない」と指摘する。

   ◇   ◇

 核家族化の一方、景気低迷の中で雇用不安や収入減で結婚できない人が増加。家族による助け合いの精神も希薄になっているとされる。

 市民団体「生活保護問題対策全国会議」の代表幹事を務める尾藤広喜弁護士(京都市)は「家族による私的扶助に限界があるから、公的扶助制度が整備された歴史的経緯がある。再び私的扶助に戻そうとするのは時代に逆行している」と警鐘を鳴らす。

 厚労省は、親族が扶養困難なら証明義務を課す法改正も検討する。だが、尾藤弁護士によると、現状でも親族の扶養が期待できない状況でも「親族がいる」というだけで受給を認められなかったり、親族に迷惑が及ぶことを恐れて自ら申請しない例も多いという。

 尾藤弁護士は「生活保護は最後のセーフティーネット。扶養義務が徹底されれば、餓死者や自殺者の増加が心配だ」と危機感を強める。

■生活保護

 今年3月時点の生活保護受給者は全国で210万人を超え、9カ月連続で最多を更新。受給者の増加に伴い、本年度の生活保護費予算は約3兆7千億円に上る。不正受給額も2010年度には、10年前の3倍の約130億円となったほか、高齢者の一部では基礎年金より生活保護費が高いという逆転現象が起き、国民の不公平感が高まっている。保護費の膨張を抑えるため、政府は給付水準の引き下げを視野に入れているほか、自民党は10%の引き下げを求めている。
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2012年06月16日(土)
あまりにも見事な官僚と新聞テレビの連携プレー、 高橋容疑者逮捕芝居

余りにもタイミングの良すぎるオウム真理教・高橋容疑者の逮捕

五十嵐仁
262012年06月15日 11:29

 やっぱり今日捕まりましたね、オウム真理教の高橋克也容疑者です。東京・鎌田の漫画喫茶にいたところ、よく似た男がいるとの通報によって警察が身柄を確保し、指紋を照合して本人と確認されたそうです。

 3党による税と社会保障の一体改革についての密室協議の期限とされているこの日に、多分、捕まるのではないかと思っていました。大飯原発の再稼働に向けて、大飯町長がゴーサインを出した直後でもありますし……。

 6月9日付けのブログ「秒読みに入った大飯原発の再稼働」で、私は次のように書きました。
 
 この再稼働決定の発表を目だ立たなくする秘策が密かに練られているという噂があります。まさか、オウム真理教の高橋克也の逮捕とぶつけるために泳がしている、などということはないでしょうね。

 これから数日間は、この高橋容疑者の逮捕の報道で持ちきりということになるでしょう。すでに、NHKとTBSは特別番組を組んで速報していました。

 私のブログでの記述は大飯原発の再稼働問題についてのものですが、結果的に、一体改革についての合意への動きも「目だ立たなくする」ことになるでしょう。大飯原発の再稼働についての最終判断を行う関係閣僚会議も明日にでも開かれるそうですから、まさに「煙幕」としては格好のタイミングになりました。

 これは、果たして偶然なのでしょうか。この絶妙のタイミングは、余りにも政権・与党にとって都合が良すぎます。

 原発再稼働や消費増税など国民が反対する愚策の強行に「ぶつけるために泳がしている」のではないかという「噂」は、必ずしも「げすの勘ぐり」ではなかったようです。このような「秘策」を駆使してまでも、原発の再稼働や消費増税を強行したいということなのでしょうか。

引用元

☆物々しい捕り物を繰り広げて、新聞の一面とテレビニュースのトップを占拠したオウム真理教・高橋容疑者の逮捕劇。

大飯原発再稼動の動きや、消費税がアップする法案が通るめどがたった記事は全て2番目に報道された。

これまで17年逃亡を続けた高橋容疑者がいまさら何が出来るというのだろう。

本社在東京、記者クラブ加入の大手新聞・テレビの経営者や社員に「その職業が持つ使命感」はないのだろうか。

今回の一連の彼らの行動を見ると、大手メディアは官x財x政の幇間-タイコ持ちそのものだ。飯さへ喰えればご主人様に尻尾を振る大手新聞テレビはもういらない。
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日本で初めて県の漁連が原発再稼動反対の決議
玄海原発:長崎県漁連、再稼働反対の特別決議
毎日新聞 2012年06月14日 19時25分

 長崎県漁連(川端勲会長)は14日、長崎市で総会を開き、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働反対の特別決議を可決した。「十分な説明と安全体制が確立されない限り反対する」としている。全漁連(東京)によると、原発再稼働を巡る特別決議は都道府県単位では初めて。

 玄海原発に最も近い新松浦漁協(松浦市)組合長の川上茂男理事は「放射能漏れに対する風評被害が一番の不安。県漁連として玄海原発の再稼働反対でまとまった。具体的には今後、理事会で検討したい」と語った。

 特別決議は、4月に玄海原発の再稼働反対を決めた県北漁協長会が提案。県内70漁協の代表でつくる理事会が5月、全会一致で再稼働反対を確認していた。

☆福島、茨城、千葉の魚介類の市場に置ける位置を見ると、長崎県の漁民は他人事ではない。それでもこれまでならボス連中が反対を押さえたと思うが、漁師も新しい世代の意見が通るようになった?
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福井県議会、おおい町長、知事 再稼動GOへ。
知事、16日首相に再稼働同意表明 県議会一任、おおい町長も報告
(2012年6月14日午後8時01分)福井新聞

福井県おおい町の時岡忍町長は14日、町会全員協議会で関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に同意すると表明するとともに、県庁で西川一誠知事に報告した。

県会も同日全協を開き、最大会派の自民党県政会、第2会派の民主・みらいなど主要会派が最終判断を知事に委ねた。知事は16日、野田佳彦首相に直接会い、再稼働への同意を表明する見通し。首相は同日中にも関係3閣僚との会合を開き、再稼働を正式決定する。

 時岡町長は全協で「長年消費地への電力供給を担い、国のエネルギー政策に協力してきた町としての責任を果たすべきだ」と強調。同意の理由として(1)首相が記者会見で国民に原発の必要性を訴えた(2)県原子力安全専門委員会が安全性を確認(3)町会が再稼働容認を決断(4)政府が特別な安全監視体制を打ち出した(5)消費地に対する電力供給責任―を挙げた。

 県庁で知事と会談した時岡町長は「町として再稼働容認を決定した。町の意向を斟酌(しんしゃく)し、県として判断するようお願いする」と述べた。西川知事は「町と県会の意見、これまでの国の対応を総合的に勘案した上で県として最終判断したい」と答えた。

 会談後、町長は記者団に「大きな震災後の再稼働にいろいろな意見がある中、安全を確認して容認の判断ができたことはそれなりの意義がある」と述べた。

 一方、県会全協では、自民党県政会が「安全運転を大前提に、今後も国策である原子力政策に協力していくことが福井県の責務」などと再稼働を事実上容認。「本県の歴史的背景、これまでの国の対応を踏まえ、適切に判断し対応するよう切望する」とし、同意する意向の知事判断を後押しした形だ。

 民主・みらいは、原子力規制委員会の早期設置や高経年化対策の強化、原子力防災対策の充実などを提言。嶺南の経済・雇用対策も求めた上で、再稼働については「慎重の上にも慎重に検討するようお願いする」と賛否を明確にしなかった。

 公明党の石橋壮一郎議員と希望ふくいの山田庄司議員はそれぞれ知事一任を表明。一方、共産党の佐藤正雄議員と無所属の細川かをり議員は、安全、防災対策が不十分などとして反対した。

 終了後、田中敏幸議長は「知事に総括的に判断してもらう。再稼働問題については一任する」と述べた。県会として複数回、全協を開いて国や関電から説明を受けた経緯に触れ、安全対策で「福島の知見は今の時点では網羅されていると判断している」と述べた。

 再稼働の作業を始めてからフル出力まで1基につき約3週間かかるため、首相が週内に再稼働を判断した場合、2基がフル稼働するのは7月下旬になる見通し。

☆福井県の農協、漁協の人たちは原発給付金の恩恵に殆ど預からないが、大飯原発の再稼動で、今後市場で福井県産の農産物、魚介がどう扱われるか心配が尽きない。
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田代検事を窮地に立たせた検察上層部の不正義のシナリオ
虚偽報告書作成問題、日経記事から窺われる検察の危機的状況

郷原信郎
2012年06月10日 08:07

6月8日の日経朝刊の『「元特捜部長」供述維持を』と題する記事の中で、田代検事作成の虚偽捜査報告書問題に関する検察の調査結果について述べている。その中で注目すべきは、これまで、新聞各紙が田代検事の「嫌疑不十分」による不起訴の見通しを報じる記事の中で理由としていた「記憶の混同」という言葉が全く出てこないことだ。

昨年12月の小沢公判で田代検事の証人尋問の際に問題にされたのは、「『ヤクザの手下が親分を守るためにウソをつくのと同じようなことをしたら、選挙民を裏切ることになりますよ。』と言われたことで、堪えきれなくなって、小沢先生に報告し、了承も得ましたって話した」との記載が、石川議員が隠し撮りした録音記録には全くないことであった。

田代検事は、その点の報告書の記載が客観的に虚偽であることを認め、石川氏の勾留中の取調べでのやり取りと「記憶が混同した」と弁解した。当初は、この「記憶の混同」の弁解が信用できるかどうかが問題とされたが、2月の小沢公判での検察官調査の証拠請求却下決定で、裁判所は「記憶の混同が生じたとの説明はにわかに信用できない」と述べて、田代検事の弁解を一蹴した。

しかし、その後、この事件について、市民団体の告発を受けて行われていた虚偽公文書作成罪等による捜査と最高検による調査では、田代検事は「記憶の混同」の弁解を維持し、その弁解が崩せないので、虚偽文書作成の「犯意」が立証できないので「嫌疑不十分」で不起訴にせざるを得ないと、新聞各紙は報道してきた。

ところが、その後、田代検事作成の報告書と取調べの録音記録の現物がネットで公開されたことで、それまで問題にされていたような「局所的な問題」ではなく、報告書の内容全体が、実際の取調べ状況とは全く異なっており、凡そ「記憶の混同」などという弁解が通る余地はないことが明らかになった。 

そのことは、私も、様々な場で指摘してきたが、先日、小川前法相の退任会見での「指揮権発言」の中でも、『報告書全体が虚偽であり「記憶の混同」の弁解は到底通らない』との指摘を行っている。

こうした状況の中で、検察当局も、さすがに「記憶の混同」の弁解を崩せないことを理由とする不起訴は無理だと判断し、理由を変更しようとしてることが、今回の日経記事につながったのかもしれない。

日経の記事に書かれているのは、『主任検事が、田代検事に、石川議員とのやり取りを「分かりやすく作成するように」と指示し、田代検事は質問と回答が交互に並ぶ形式で報告書を作成した』『田代検事には報告書が検察審に提出されるとの認識がなかった』ということであり、それらを理由に田代検事の不起訴という結論を導こうとしているように思える」(記事に書かれているのは、最高検の調査結果であるが、告発されている刑事事件の不起訴理由も、その調査結果と同様の事実関係を前提にするものと思われる)。

そこから推測できる不起訴理由は、①田代報告書の記載内容が「一問一答形式」になっているのは主任検事に指示された「書き方」の問題であり、それは実際の取調べのやり取りと同じではないが、書こうとしている趣旨は、実際の取調べと同様の趣旨、②田代検事には、その報告書は部内で使われるだけで、検察審査会に提出されるとの認識がなかったので、虚偽文書の「行使の目的」がない、というところであろう。

しかし、このような理由で犯罪の成立を否定することは困難であろう。

①は、確かに、報告書と実際のやり取りが一字一句同じでなければならないというわけではないという説明にはなっても、報告書の内容と実際の取調べの状況の違いの説明には到底なり得ない。報告書では、「取調べの冒頭」で、田代検事が、被告人の立場にあるので取調べに応じる義務がないことを説明したことになっているが、録音記録によれば、取調べの冒頭は、録音機を持っていないかどうかの確認をしつこく行ない、取調べが拒否できることなど全く告げていない。

また、報告書では、田代検事が、「これまで供述してて調書にしたことは間違いないか」と確認したところ、石川氏の方が、従来の供述内容には間違いないが、「小沢先生が私から説明を受けたことを否定しているのに、自分がそれを認める供述をすると小沢先生の説明を否定することになる。」と言って逡巡している様子が記載されているが、実際には、田代検事の側が、「従前の供述を維持していれば、検察審査会の審査員は、小沢氏が絶対権力者だということに疑問を持つので、起訴議決は出ない。」というようなことを言って、供述を維持するよう、石川氏にしつこく働きかけている。

まさに捜査報告書に記載されている取調べの状況そのものが実際の取り調べ状況とは全く違うのであり、①の不起訴理由は到底成り立ちえない。

②についても、検察官名義の捜査報告書の形式からして、田代検事が、報告書は検察部内用のもので裁判の証拠として使われたり、検察審査会に提出されるものではないと認識していたとは考えにくいが(部内だけで使うものであれば、検察官の署名・押印は不要、報告資料としてのペーパーで十分なはず)、仮に、そのような認識であったとしても、そのような形式の文書を作成して上司に提出する行為は「虚偽文書を真実の文書として他人に認識させ,または認識させうる状態におく」という(虚偽公文書の)「行使」に当たることを否定する余地はない。部内にとどまると認識していたとしても、犯罪の成否の問題ではなく、情状の問題に過ぎない。

結局のところ、①、②ののような理由は、犯罪の成立が立証できないという「嫌疑不十分」の理由にはなり得ない。せいぜい、犯罪は認められるが情状面を評価して起訴は不要だとする「起訴猶予」の理由に無理無理持っていく余地があるかも知れないという程度であろう(その場合も、「起訴猶予」に対して、世の中の納得が得られるとは到底思えない。検察審査会で検察の不起訴処分が覆されるのは確実であろう)。

そして、ここへ来て、検察にとっては一層重大な問題となっていると思われるのは、田代検事の偽証の問題である。

東京地裁の証拠請求却下決定で、「田代検事が公判で供述する説明内容にも、深刻な疑いを生じさせるものと言わざるえ終えない」と述べて、偽証の疑いを強く示唆している。検察当局が田代検事の「記憶の混同」の弁解を維持することにこだわるのは、ここに最大の原因があるように思える。

「記憶の混同」の弁解が崩れると、小沢公判での証人尋問で、報告書が虚偽であることを認めた上で「記憶の混同」と説明した田代検事の証言について偽証罪が成立することが否定できなくなってしまう。それは、田代検事の罪状として虚偽公文書作成に偽証が加わることにとどまらない。小沢公判で田代検事がどのように証言するのかについて、検察の組織内で、証人尋問前に検討が行われ、少なくとも、特捜部や東京地検幹部の了承の下に法廷で「記憶の混同」と説明することが了承されたはずだ。

それが偽証ということになると、広範囲の検察幹部が偽証について責任を問われることになる。これは、現在の検察組織にとって致命的な事態だ。

日経新聞の記事から窺われるのは、陸山会事件での虚偽報告書作成問題で検察が重大な危機にさらされている現状である。

笠間総長は、この事態をどう打開しようとしているのであろうか。滝実新法務大臣は、この事態にどう対処しようとしているのであろうか。

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中国の大気汚染の深刻な影響が日本に来ている
2012年06月10日
中国からの越境大気汚染の深刻な影響 

中国環境保護部の呉暁青・副部長は2012年6月5日の会見で「ある国の大使館」が北京市の大気汚染度を測定し、発表していることについて、中国の法律に違反しているとし、中止を求めた。 国名は明かされていないものの、米大使館は2009年から北京市の大気中の直径2.5ミクロン微小粒子状物質(PM2.5)を測定し、ツイッターで結果を公表しているとの批判は米大使館に向けたものだと思われる。呉暁青・副部長は、「一部の国の在外公館が勝手に空気を観測し、しかもネットで公表するのは、ウィーン外交関係条約に違反している」とし、内政干渉に当たるとの見解を発表した。 さらに、「わが政府の測定がより精確で、より標準的だ」と述べ、大気汚染の測定を止めるよう要求した。


PM2.5は呼吸を介して肺や血液に入りやすいため、健康への危害がもっとも深刻だとされている。しかし、北京市当局の公表数値とはいつも大きな開きがある。重いスモッグが発生したとき、米国側の数値は「重度の汚染」なのに対し、北京市当局は「軽度の汚染」と公表している。

中国人民大学の毛寿龍・教授はかつて自身のミニブログ・微博で、「国際法では、米大使館とその上空は米の領土と領空となる。だから、その観測と公表は中国への内政干渉に当てはまらない。我々が米国大使館のこれらの行為を批判することこそ、まさに米国への内政干渉である」と批判した。 ある市民が微博で次のようにつぶやいた。「中央テレビは世界の天気と大気汚染状況を報じている。わが政府の高官の言い分に沿うならば、全世界の内政を干渉していることになる」参照記事

この影響は数年前から日本の西海岸で確認されていて、中国の環境汚染は日本にも深刻な影響を与え続けている。毎日新聞 2011年2月18日のコピー記事には「九州を中心とした西日本一帯で今月上旬、「もや」状の大気のかすみが確認された。国立環境研究所などは中国からの大気汚染物質の流入が原因と分析している。中国からの越境大気汚染は10年ほど前から確認されはじめ、排出源が少ないはずの離島でも光化学スモッグが観測されるなど、その影響が目立ち始めている。九州大応用力学研究所(福岡県春日市)の竹村俊彦准教授によると、「かすみ」が見られたのは3~9日で、期間中の西日本各地の最低視程は▽長崎の福江島3キロ▽那覇4キロ▽福岡、広島、大阪5キロ--と、見通しの悪い状態が続いた。 この間、普段は大気1リットル中に5万~20万個の微粒子を、約50万個計測。比較的粒子の大きい黄砂や火山灰などは観測されず、5マイクロメートル以下(1マイクロメートル=0.001ミリメートル)の微粒子が急増したという。竹村准教授は「中国の工場などから排出されたすすや硫酸塩などの大気汚染微粒子が原因と考えられる」と指摘。「越境大気汚染は、風向きが西寄りになる春と秋によく起こる」と説明されている。

引用元
2012年6月16日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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岩手県の牧場で放牧の自粛要請
県、公共牧場24ヵ所利用自粛を要請 牧草の放射性物質検査 
2012年06月15日金曜日  河北新報
 
岩手県は、牧草の放射性物質検査の結果、114カ所の公共牧場のうち10市町の24カ所で基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を上回り、利用自粛を要請したことを明らかにした。

 24カ所を利用する予定だった牛3055頭は他施設への調整が完了した。内訳は、他牧場で放牧するのが433頭、利用自粛となった牧場の牛舎で飼育するのが1137頭、農家が自施設を利用するのが1485頭となっている。

 昨年は旧基準値(乳用牛など300ベクレル、繁殖牛3000ベクレル)を超えた11市町村の27カ所に利用自粛を要請した。
2012年6月16日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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東日本六県が教訓集をまとめた。
「被災早期把握が肝要」 東北地方整備局と6県など教訓集 
2012年06月15日金曜日 河北新報

 東北地方整備局と東北6県、新潟県などでつくる東北圏広域地方計画協議会は、東日本大震災への行政の対応や課題をまとめた教訓集をまとめた。全国の自治体に配布し、東海・東南海・南海の3連動地震など大災害の備えに役立ててもらう。

 同整備局が、協議会に加盟する各県や仙台市、国の出先機関などから集めた約650件の情報を「発災・初動対応期」「応急復旧・被災地応急対応期」「復興期」に分け、29テーマを収録した。

 発災直後、同整備局の防災ヘリ「みちのく」から撮影した仙台空港や東京電力福島第1原発の写真を掲載。「早期に広範な被災状況を正確に把握することが、体制を構築する上で重要」という教訓を明記した。

 東西の交通軸を生かし、被災地と被災規模が小さかった内陸部を結ぶアクセス道路の確保や、東北以外の自治体との広域連携など、発災直後の各行政機関の取り組みにも焦点を当て、紹介した。

 協議会は震災を踏まえ、2009年策定の国土形成計画地方版「東北圏広域地方計画」を見直している。教訓集は、見直し過程で集まった震災対応の実態を広く知ってもらおうと作成した。

 A4判40ページで3000部を作成。整備局は「被災地の対応を記録として伝えることが重要だと考えた。全国で震災の教訓を共有したい」と説明する。
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親が混乱している時をとらえて誘導があった?なども調査必要。 6歳未満初の脳死判定
兵庫の医療関係者らも注視 6歳未満初の脳死判定
2012/06/15 神戸新聞
 
 6歳未満の子どもが初めて法的に脳死と判定されたことを受け、現実となった幼い子の臓器提供や移植に向けた動きを、兵庫県内の救急医や移植経験者、提供者の家族も注視した。

 臓器提供に関わった経験を持つ兵庫医科大の吉永和正教授(63)=地域救急医療学=は「臓器提供を選択する権利は、提供する患者や家族のためにある。医療側としては、そこに他人の意思やプレッシャーを差し挟まないための努力を常に続けている」と強調。「今回も親が子どもにとって最良と考えた結果なら、その思いが尊重できるよう医療は全力を尽くすべきだろう。同時に、重い決断をした家族への心の支援も欠かせない」と話す。

 県臓器移植推進協議会の事務局長、川瀬喬(たかし)さん(74)=神戸市東灘区=は「一つ一つの事例の積み重ねが、移植医療への理解につながる」と指摘。自身も45歳の時、心停止後に提供された腎臓の移植手術を受けたといい、「尊い決断の上に成り立つ医療。一方で移植でしか救えない命がある。もし、自分や家族が脳死状態に陥ったら、どうしたいか。一般の人にもっと関心を持ってほしい」。

 一方、小児神経科医で、6歳の長男の心停止後に腎臓を提供した経験がある男性(63)=篠山市=は「悲しみに暮れる親の気持ちにつけ込んだ“誘導”が周囲になかったか。親は子どもの臓器を提供したことで悲しみが一時的に和らぐのは事実だが、その決断を長く背負っていかなければならない」と話した。(岩崎昂志、鎌田倫子)
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